走る前に確認しましょう!
皆さん、こんばんわ!garage nakamuraです。
いやー!寒くなって来ましたね!工場(こうばと読んで下さい)の外のバケツの水も簡単に?凍っています。
ここから、風が吹き始めるとしびれます。走行会等の準備で夜遅くまで作業される方は風邪等ひかない様に気を付けて下さい!
今回は前回までのブログと前後が逆になってしまうのですが、
基本中の基本!
シートポジションについて書かせて頂こうかと思います。
サーキット走行を楽しまれている方は結構な確立でバケットシートを装着されてますね?
サーキットで私が気になるのは、バランス的にこれで乗りやすいのかな?と思う車を結構見かけることです。
みなさん、ポジションはどんな風になってます?
まず、車に乗り込みシートに座って、フットレストに足を置いて、思い切り踏ん張ると、自然とお尻がシートバックに押し付けられますよね?
背中もグッと押し付けた状態でハンドルの12時の位置を握って、その状態でひじは伸びきっていませんか?
いませんよね?ここで、ひじが伸びきっているようだとまずここから伸びきらない位置までシートを前にスライドさせますね。
そんなの当たり前だろう!と言われそうですが、大切なのはここからです。
背中&お尻をシートバックに強く押し付けた状態でハンドルを10時10分でも9時15分の位置でも良いですが、握って下さい。
その状態で、前を向いた時の顔の角度、すなわち顎の位置はどうなっていますか?
ここが大切なんです。
ハンドルやペダルの位置が合っていても、顎が上がってしまう、顔が上を向いてしまう様な格好では上手く体を動かすことが出来ないと思うんです。
これは、ドライビングに限らず、どんなスポーツでも一緒ですね?
バレーボールやバスケットボールでも上を見ながらの(ボールを目で追いかけるということです)姿勢が多いですが、いざ、ボールを処理する時には顎を引いていますよね?
唯一バレーボールのセッターは?という疑問が浮かぶかもしれませんが、あれは、あれで、あれです...笑
気持ち的には引いていると捕らえるべきだと思います。(^^)v
人間の体は顎が上がった状態では、力を上手く引き出すことが出来ないように出来ているんだと思います。
話を戻しますが、ドライバーも車重の一部だからなるべく低いところにセットするのが有利だとは思いますが、
実際コーナーリング中にクリップポイントを目で きちんと確認出来ないほど目線が低いと結局見た目はカッコ良いかも知れませんが、
上手く乗るのが難しい、安定しないことに繋がる場合が多いと思います。
視線はチョッと遠めを見るんだよ!と言う人も居ますが、それはそれで間違いではないと思うのですが、
ボンネットの両端が全然見えず、では自分で自分の幅、大きさ(車のですよ!)を認識出来ないんですね!
人間は動物の中で唯一自分の体を大きくしたり、
小さくしたりすることの出来る動物だと言われています。
(実際に大きくなったり、小さくなったり出来ると言う事では無く、感覚をそういう風に変化させられると言うことです。)
ただ、それも、見えてこそ!なのではないでしょうか?
ウチのお客さんでも、ご自分で取り付けた方のシートに座らせてもらうと、私の場合はまず合いません!
私は、身長173cm位、体重68k位ですから、まあ、中肉中背だと思うんですよ?その私より背が低かったり、体が細かったりしても私が座って遠すぎる場合が殆どです。(角度も上向きすぎ)
で、オーナーに合わせてポジションを変更すると大抵は乗りやすく成りました!と成るんです。(^^)v
俺のは、ばっちり乗りやすいからそんな話は関係ないね!と言ってるあなた!
本当にそうですか?何度かポジションを変えて乗ってみましたか?
つけたままで、何の疑いも無く、ここしか付かないからこれで良いや!と成ってませんか?
簡単な工具が有れば、変更するのも出来ますから、↑の目線、顎の角度が気になる方は、一度確認してみるのも一考だと思います。
やはり、基本は大切な、はじめの一歩だと思います。
今日は、先日のブログで書いたとおり、つくば2000と1000でお客さんが走ります。
細かい時間割が無いので朝、現地に着いてから割り振りする予定です。
この一年間、やってきた事の答えが出るわけですね?
お二人共、段々乗れてきているので私も楽しみです!(^^)v
ご一緒される方々も無事に走行を終えられるように願っています。
結果は、いずれここで書かせて頂こうかと考えています。
それでは、この辺で...