サニトラ A型用カムスプロケ加工
garage nakamuraです。
サニトラに使う予定のA型エンジン用カムスプロケ加工をしました。
今までもオプションの7穴のカムスプロケを使って居たのですが、
良く考えたら今使っている物だけでスペアーは無いんです。
購入すると言っても もう無いんでしたよね?
歯面を見ると、結構な磨耗もしていますし、気が付いた時にと言いますか、
スプロケが有るうちに作って置かないとイザと言う時に(どんな時?笑)不便かな?
と言う事で、コピー品を作っているところです。(1個だけですが...^^;)
旋盤で治具を削ってスプロケのセンター穴でボルトでロックしてフライスで穴あけの位置決め中です。
本とはフライス用の回転テーブルが有れば、センター出し~穴の位置まで計測してデータとして残して置けるのでしょうが、
テーブルも持って居ないですし...
取りあえずカムのノックピンが入る穴の位置さえ決まっていれば、何とか成りそうなのでドリルの歯の付いていない方をチャックに銜えて位置を決めてから穴を開けて行きます。
ノーマルの穴が一つ開いていますから、6個の穴を開けて、その後 外周の歯面のそばに合いマークを刻んで行けばOKですね。
(右側が加工品です)
その後、バイブペンで123とABCのマークを彫りこんで出来上がりました。(ノーマル合いマークは0番です)
今はスライドスプロケが主流なんでしょうが、確かに簡単に設定出来て便利ですよね!
ただ、私の場合はノーマルのまあまあ程度の良いノーマルスプロケが手元に有りましたし、
使い方さえ判って居れば簡単に設定出来ますし、絶対緩みませんから安心かと?(緩むプレートが無いとも言いますが!^^;)
今回 加工したスプロケと今まで使っていたスプロケの歯面を、よ~く見比べてみると、
今まで使っていたスプロケ(オプション)が結構磨耗しているんです。
距離的には多分1万キロも使っていないんじゃ無いかと想うのですが?
やはり高回転まで使うと寿命は短くなりますね。
カムチェーンとの絡みも有るので、一概には言えないのですが、熱処理してみても良いのかな?
と考えて居ます。
クランクもブッシュ穴加工が出来上がって来ていますし、
熱処理屋さんに持ち込む準備をしているのですが、その時に一緒に持って行って相談してみようと考えて居ます。
段々時間に追われて来て、自分のエンジンに使う時間が取れ難くなって居るので、
そんなに色々手を加えなくても良いかな?と もう一人の俺 が囁くのですが、
耳栓をして聞かない事にしています!(^^)
それでは、この辺で...
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