サニトラ用エンジン少しずつ進めています。
garage nakamuraです。
サニトラに載せる予定のエンジンなんですが、少しずつですが進めて居ます。
先日削り始めたバルブガイドもやっと出来上がりました!(^^)v
今回は、圧入代も間違わずにちゃんと削れたと想います。^^;
一番右側の物が前回作ったガイドで、アルミ青銅で、その左側に有る物が今回の りん青銅の材料で作ったガイドです。
色の違いが画像で判りますでしょうか?...
え?まだ穴を開けてないだろうよ!って?
そうなんです、まだ開けていないんですよ...
じゃあ、いつ開けるの?
それは、今でしょ!では無くて、このまま穴の開いてない状態でヘッドに圧入して、
その後に自作の治具にセットして、フライスで開けます。
そして、クリアランス調整のリーマ仕上げの予定です。
余り細かく説明すると長くなりますので、割愛しますが(業者から苦情も来るかも?^^;)
加工屋さんなどに依頼するととても高額になる?加工ですから本気じゃ無い人は控えた方が良いかも知れません...^^;
今回のエンジンはパワー的には余り上は望めないと考えて居るのですが、
回転数はせめて8000回転(4速で)位は欲しいと想って居ますし、
何よりもメタルをはじめ、各部の当たり具合を良い物にしたいと課題を課して作って居ます。(^^)v
ガイドとバルブステムもその一つと考えての作業になった訳です。
それから、A型エンジンで良く聞くカム回りの当たり具合と言いますか、
ヒール部分の齧りの対策としてリフタ-部へのオイル量を増やすためにオイルホールの拡大もしました。
コールドスタート時の影響も有るでしょうし、油圧関係の圧力の問題も、又 使うオイルの質の問題も関係してくるでしょうが、
単純に考えてオイル量の問題も大きいと考えて居ます。
ポンプを容量の大きなオプションのポンプに変えるのであれば、
2番4番のカムジャーナルへの給油量を増やしても対応してくれるんじゃないのかな?と考えるのが普通かな?と...
(ちょっとマニアックな話でA型に興味の無い方にはゴメンナサイ)
昔、レースで使っていて壊れて使い物にならなくなって、貰った(頂いた)カムが出て来ました。
これが先日のブログで書いた、ヒール部分が 溶岩の様 な状態になってしまう悪い例です。笑)
あ!これは私が作った作品では無いですよ!
要らないから捨てるんだったら頂戴!と言って貰って置いたカムです。
もしかしたらまだ使えるかも?
とヒール部分を磨いてみたのですが、持っているだけで使う勇気は有りませんでした。^^;
こう言う壊れたエンジンパーツって捨ててしまっては駄目なんですね!
なぜ?どうして?と言う考えを常に持ち続けて加工なり製作していると、
ある日突然 良い対策の 案 が出て来る事が、たま~に有ります。笑)
自分のエンジンを好きな様にいじれると言うのはホントにホントに面白くて、
ず~っと一人で作業していても全然寂しく感じないです。(^^)
これが若い時期だと遊びに行きたくて こう はなら無いんだろうな?と...爆)
それでは、この辺で...
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