RB26ヘッドポート研磨始めました。
garage nakamuraです。
RB28エンジンに使うRB26ヘッドのポート研磨を始めました。
カムの逃げ加工が済みましたので、それでは!と言う感じで始めたのですが...
ここ数日、ジメジメしてて暑いですね?
切り粉が首筋等に付くと?チクチク、ジメジメで心が折れそうになります。^^;
オーナーさんが土曜日には遊びに来てくれるので、それまでにはある程度形にしておこうと頑張ってはみたのですが、
排気側だけの荒削り段階でした。^^;
本とはインテーク側を1本か2本仕上げ前の段階位にして置きたかったのですが、
やはり排気側を先に仕上げるつもりで進めています。
以前にRB26のヘッドで1機だけ排気ポートに穴を開けた事が有ります。
そのヘッドだけ特別な削り方をした訳では無いのですが、何故かペーパーでの仕上げに入ろうかな?
と言う段階で磨いて居る時の感触と言いますか、音が変わって来ます...
RBに限らず私が今までポート研磨で穴を開けて来たヘッドはペーパー掛けが始まってそろそろ仕上げかな?
と言う時に出て来ます。
もう、萎え萎えです...
RBのヘッドを やっつけた時も 同じ様な時点でしたし、そのヘッドは33GTRのヘッドだったんですね。
今回のヘッドはオーテックステージアに乗っていたヘッドなのですが、時期的に言うと同じ頃かな?
と感じましたので、急遽今までの 何が何でもパワーアップ!作戦から パワーも出るけどフィーリングアップ大作戦!と課題を変えて削ることにしました。笑)
はっきりした事は判らないのですが、RB26のヘッドも時期によって若干水穴の具合も変わっているのかなと?...
以前からとても疑問に感じていた事が有ります。
エンジンをチューニングとかパワーアップと言うと、ポート研磨って必ず付いて回りますよね?
私は以前のブログにも書きましたが、ポート研磨って凄くエンジン性能に関係している部分だと捉えています。
よく、聞くのがターボエンジンだから空気を無理やり押し込むんだからポートなんか適当でよいんだよ!とか
加給するんだからポート研磨はいらないんだよ!とか色々言っている人が居ますね?それもプロの人が!
そんな事は無いんですよ!
例えば、ブースト1k/cm2だとしたら?
ポート研磨でNAエンジンが10PS上がるとしたら、ターボエンジンなら20PS上がらなかったらまともなポート研磨では無い!
と言うことに成ると思います。
だって、ブーストが1k/cm2掛かっていると言う事はNAエンジンの2倍の密度の酸素が入っていると言うことですよね?
その他の部分でもパワーに直結する部分と言うのは、NAエンジンの倍以上の変化が出る、効果が有る、と経験しています。
それから、ポート研磨 と文字にしてしまえば、たった5文字ですね?
1本のリュ-ターしか揃えないで、初めてポート研磨をやった人が加工してもポート研磨
何年も何十年も毎日毎日エンジンの事を考えながら、試行錯誤を繰り返してやっと身に付けた人が加工した場合もポート研磨
これって、文字や言葉は同じでも 出来上がった物は 別物ですよね?
ネットでポート研磨の画像を見ていても、これは!?と言うのは滅多に出会いません!
当然ですね?
皆、表には出て来ないと言いますか、出したく無いですよ!
技術ってそう言うもんだと思います。
それでは、この辺で...
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