RB26ヘッド カム逃げ加工
garage nakamuraです。
RB26のノーマルカムからリフトの高いカムに交換する際に必要になるカム逃げ加工をしました。
今現在オーバーホールしているRB28に載る予定のヘッドなのですが、
先日ブログに書いた通り、バルブリフターの穴のカム逃げ加工が削りすぎて居た為に使用不可になっていましたから別なヘッドで作り直しです。
リューターやベルトサンダーで削っても削れない事は無いのですが、一つの穴につき2箇所削る訳ですから、
24バルブですと、合計で48箇所削る事に成りますから、時間が掛かると言うよりも48箇所同じ寸法で削るのは結構疲れます...
で、綺麗に削れたからと言っても、パワーに直結する部分では有りませんから、フライスで削った方が良いでしょう!
という事で、以前にセットする冶具を作って有りました。(^^)v
ノーマルのヘッドと言っても個体差が多少は有りますから、使うヘッドとカムに合わせて実際にクリアランスを取りながら削っています。
リフターの動きの為にはなるべく接触面が残っていたほうが良い部分ですね。
ノーマルの状態でザグリ加工が施されてはいますが、実際にカムの幅だけ逃げれば良い訳ですし、
前述のとおり、接触面はなるべく残したい部分なのでカム山のセンターを出してから追い込んで居ます。
私のフライスは当然?普通の手回しのフライスですから、
1箇所ずつセンター出しをして行くので、削っている時間よりもセンター出しにとられる時間の方が多いです...
取りあえず片側のそのまた片側だけ終わった画像です。^^;
この後、反対側を加工して、内側の加工をする際は、冶具を取り替えて同じ形、同じ深さで加工する事になります。
今回使われていたカムは HKSのSTEP2 のカムだったのですが、以前の STEP2 とはリフト量が違っているんですね?
以前のカムはノーマルのリフター穴加工は殆ど無しで使えた様な記憶が有ります。
もうちょっと先になりますが、カムプロフィールも取り直して考えないといけないようです。
バルブスプリングのセット長や荷重も考えて作って行かないとなりませんからもうちょっと時間が掛かりそうですが、
まずはポート研磨を始めたいですね!
ポート研磨もしばらくご無沙汰していますから、どれ位持つか?
何がって?
いや、私の根気がどれ位の時間持続出来るか?
自分自身へのテストも兼ねてちょっと楽しみなんです。(^.^)
全然やる気が出てこなかったらどうしましょ?笑)
それでは、この辺で...
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