オーバーヒート注意ですね。
garage nakamuraです。
先程 オーテックステージアのお客さんから、オーバーヒートの様な症状の電話が有りまして、少しの間注意して見てて下さいと話しをしました。
この車は以前 インマニガスケット交換 で登場して貰った車なのですが、あの修理以降は何事も無く乗れていました。
今日からお盆休みと言う事で、朝からお盆参りをして居たそうなのですが、お昼位から高速に乗って3000rpm~3500rpm付近で走っていて高速を降りたら渋滞にはまったそうです...<3000rpmの時点で法定速度超えてますよね!^^;
その後の渋滞(軽くGO-STOPの繰り返し)で何となくエンジンが重くなって来たようで、マフラーから黒鉛が出て調子が悪いのですがとの電話でした。
エアコンは勿論掛けっぱなしですから、条件的には一番 オーバーヒート に適した条件ですね!(-_-;)
今までも何度と無く説明はしていたのですが、そこまで水温が上がる条件が揃わなかったんでしょうが、
今日はちょっと気温が高すぎだったようです。<渋滞時 外気温が37℃と出ていたそうです!
この車は、motec で制御していますので、水温補正も私なりの条件で設定して有ります。
水温が95℃以上になると徐々に燃調が濃くなる様に設定して有りまして、1000℃を超えると結構な 濃さ になるようになっていますからエンジンも回りが重くなりますし、アイドリングで黒煙も出ます。
注)水温1000℃って...100℃の間違いです。m(__)m
そうやって、ドライバーに オーバーヒートを知らせる ように設定して有ります。
伝えては有ったのですが、今回初めてここまでの症状になったそうで心配だったようです。
電話をくれた時には2時過ぎだったのですが、これからお昼ご飯を食べるので、その間エンジンを止めて置きます。
と言う事でしたので、その間に水温が下がれば又元どうりに調子良くなるはずです。(^^)v
ノーマルのコンピューター制御の場合はオーバーヒートでも走れるように設定してある場合が殆どだと思います。
エンジンが止まるまで走ってしまったら大抵の場合はエンジンにダメージが残ります...
水温が上がりやすい車は純正の水温計が非常にアバウトに設定されて居ます。
正確に温度を表示してしまうとドライバーが怖がってしまいますから!^^;
これから連休で出かける方もいらっしゃるでしょうが、上に書いた条件等でオーバーヒートが起こりやすくなりますから、
ちょっと注意して乗ってあげると無駄なトラブルを避ける事が出来ると思いますので心掛けてみて下さい。
それでは、この辺で...