garage nakamurae | garage-nakamuraのいやはや速い!

K11マーチのマフラー加工

garage nakamuraです。


K11のマフラーを加工してみました。

まあ、加工と言うほどの事では無いのですが...(^^ゞ


以前乗っていた1300のマーチに付けていたマフラーなのですが、

↑のマーチを購入した時に フジツボ のフロントパイプから50mmの太さで出来ている物だったのですが、

リヤのたいこが腐食して排気漏れしていたのでこれでは車検に通らないと言う事でリヤピース部分だけトラストの車検対応品を購入して取り付けてそのまま約6万キロ程度乗っていました。


購入した時点ではノーマルにボルトオンで作られているので取り付けフランジ部分は30パイ程度なのでフジツボ製に合わせて加工しておきました。

車検で引っかかるかな?と思ったのですが、全然OKでした。笑(陸自で取ったんですよ)


画像を見てもらうと判るかと思うのですが、50mmで入ったパイプがタイコの中は50mmのままなのですが出口で60ミリその後すぐに100ミリ以上に メガホン 的に広がって作られています。


これだと 抜け は良いのですが音がこもってしまって室内で同乗者と話をするのも大変です。笑


3000rpmを越えた辺りから顕著に こもって 来るようで高速に乗った時などは余り心地良く無いので手軽に何とか出来ないか?と思いまして、

60mmのスチールパイプと50mmのステンパイプでインナーサイレンサー的な?物を作って差し込んでみたら3000rpm以上の部分が可也押さえられるようになりました。(スチールがみすぼらしいですが自分の車なので...(^^ゞ)


で、今回はもうちょっと音を小さくしたいと思って追加工です。

今までの50mmの前に42,7mmと38mmのステンパイプをそれぞれ広げて溶接で付けました。

テールパイプからサイレンサーに入って行く角度が画像のような角度になっているので合わせないと装着出来ません。


この方法なら性能的な部分は無視ですが、音量的には何とでもなりますね。

廃材を利用しての消音作戦?なのですが、どの程度静かになるか?楽しみです。


今乗っているeマネージで高燃費作戦?をしている1000ccのマーチに付けるのですが、先日エアクリーナーをむき出しタイプの物に交換したのですが燃費的にはほとんど変わらないようです。


変わった事と言えば純正のマフラーの音よりもエアクリーナーの吸い込み音の方が大きい事くらいでしょうか...www

これで排気の抜けが良くなって燃費も吹けも良くなってくれると嬉しいですね!


マフラー作れないの?と思われそうですが、一応ちゃんと作れますよ!

余り表には出て来ないようなノウハウ的な物も持っているつもりでは居るのですが、自分の車ばかり触っていると待って頂いているお客さんに怒られちゃいますから手軽に出来ることばかりで進めています。(^.^)


マフラーって太くて抜けが良ければとか、真っ直ぐで抜けが良ければそれでOKと言うものでは無いですよね?

音も大事な要素の一つですが、パワーが出るマフラーは結局は良い音になって来る物だと感じていますから余り音だけに拘ってしまうのも満足出来ない物になってしまう場合も有ります。


まだまだ可能性を秘めたパーツの一つだと感じて色々と勉強しているところです。


それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - K11マーチのマフラー加工 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - K11マーチのマフラー加工 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

LSD組み方忘れてる...

garage nakamuraです。

前回のブログで書いた33GTRデフ加工しているのですがLSDの組み方忘れています...

あ!誤解の無いように書きますが、LSDが組めないのとは違いますよ!

通常のオーバーホール等の組み方は普通に出来ますよ(^^ゞ


そう言う意味ではなくて、GTR等に使われている日産純正のR200と言われているデフに入っているLSDはトルク配分(デフの効き方ですね)がかなりの範囲で調整出来るようになっています。


オーバーホールキットとか言う設定では無くて、純正部品を組み合わせてガチガチに効くようにも、

勿論ノーマル並みにマイルドにも効き方を調整出来ると言う事です。


今は色々なメーカーからポン換えのLSDが販売されて居ますからあえて純正のLSDを使ってという人は少ないのかも知れませんが以前はそう言う物が無かったので色々と考えて組み換えて使って居ました。


ドラッグがほとんどだったのでこの純正デフでイニシャルトルク18キロ!なんてほとんどデフロック状態の組み方もしました。

直ぐに効きが悪くなっちゃうだろう?と言う方も居ますかね?<耐久性もばっちりでしたよ!(^^)v


サーキットを走りたいからとスポットで来たお客さんも居たのですが、

どんな風にも出来ますよ!と説明したら、じゃあ12キロで組んでください!と半信半疑で依頼した人も居ました。笑

勿論、きちんと言われたトルクで組み上げました。(^^)v


エンジンやミッション、デフも含めて物にはそれなり組み方、作り方が有るとは思うのですが、中には通常と違うやり方と言うのが存在するんですね。

普通に作っていたら、組んでいたらそれは普通にしか成らないんです。<何が普通かは個人差が有りますが...


ちょっと出来るようになると、出来上がった物の性能が悪いと部品のせいや加工した人のせいにしたがる人が多い世の中ですが、

不満や文句を言う前によ~く自分を振り返って見るのも自分の為には良い事だと感じています。


あれ?何の話でしたっけ?<デフの話だろ!

そうそう、デフでしたwww


以前はどんな風にでも味付け出来た↑のデフなのですが、暫くぶりに始めてみたら組み方をすっかり忘れて居ます...

当時は可也のめり込んでやっていたので簡単に出来るようになったのですが、メモを取ってなかったんですね。


海よりも深く?反省しながら何とか思い出そうとして今必死になって組み換えてはトルク計測を繰り返しています。www


ちなみにデフの効き具合を表すのにイニシャルトルクが有りますが、それが総てでは無いですよね?

イニシャルトルクが低い割にはロック率が良いとか立ち上がりが早いとかが存在すると思います。


↑のデフを使うオーナーさんはサーキットでこの手のデフを使うのは初めてなので強めが良いとは言われて居るのですがどの位に調整するか?

組み方と一緒にそちらでも悩んでいるところです。(^^ゞ


それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - LSD組み方忘れてる... この記事をクリップ!Livedoorクリップ - LSD組み方忘れてる... Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

燃料ポンプが壊れていました...

garage nakamuraです。

先日の33GTRのトラブルの件なのですが、燃料ポンプが壊れていました。


燃料フィルターを交換して念の為に燃料ラインもインジェクター部分のチューブ燃料レギュレーターを外してエアブローしたのですが

エンジンが始動せずだったので、

もう一度のタンクの蓋を外して満タンに近いガソリンをポリタンク2本に抜き出してポンプを取り出して発見しました。


燃料フィルターも確かに可也汚れてはいましたし、その部分との因果関係は後述しますがまずは画像を見て頂きたいと思います。

アップで写っている部分の真ん中に穴が有りますが穴の 所に黒いゴムが見えますよね?

これはこの丸い部分に入っているダイヤフラム<と言う名前で良いと思うのですが...

が、破けてしまっています。


ここの部分は、ポンプが電源ONで動き出してガソリンを送り出すのですが、ある程度の圧力以上に成るとこの穴からガソリンを逃がすようになっています。

インタンクのポンプですからここからガソリンがリリースされても問題ないわけですね。


このポンプは純正形状のノーマルからポン替えのポンプなのですが、燃料ラインやフィルターがもし詰まってしまった場合に圧力が上がりすぎてしまって、燃料ポンプや燃料ラインに過度な圧力が掛かるのを防ぐためにここから圧を逃がしているわけです。


確かこのポンプはリリーフ圧が5K/cm2 か5.5K/cm2だったと記憶しているのですが、何かの拍子にそれ以上に圧が上がってしまったのだと思われます。


そこで本来であれば、ここの穴からリリースしている訳ですから、それで済むはずなのですが、その圧を受け止めているダイヤフラムが破けてしまった為にガソリンがここからジャジャ漏れしてしまい、燃料ラインの圧力が上がらずにエンジンが始動しなく成っていたと思われます。


ノーマルよりも吐出量の多いポンプですからそう考えるのが一番妥当かな?と受け止めては居るのですが、

初めての経験です。


このポンプだけがたまたまハズレだったのか?

それともここのバルブが開いてしまうと総てのポンプが同じような症状になるのか?


ちょっと疑問です...


オーナーさんと連絡を取って説明はしたのですが、

ノーマル形状のポンプで容量アップ品はこれしかないのでもう一度同じ物を取り付けて様子を見ましょうと言うことになりました。


メーカーさんの方にもお伺いはしてあるのですが、まだ返事は来ていません。


今度は長く頑張ってくれると良いのですが...


それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 燃料ポンプが壊れていました... この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 燃料ポンプが壊れていました... Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

ガソリンフィルターがこんなに汚れているとは!

garage nakamuraです。

RB26のガソリンフィルターから吐き出された汚れですがこんなに汚れているとは思いもしませんでした!

サーキットを走っているたかっちさんの33GTRが先日29日、

台風が来ていた時にうちに向かいながら圏央道を走っていたら、突然エンジンが止まってしまってそのまま再始動しません...と電話が入りました。


雨でしたし、別段飛ばしていた訳でも無く突然ガス欠のようにす~っと止まったと聞いたので、

電気関係のトラブルかと思ってパワトラ、クラク角センサーを工具と共に車に積み込み向かいました。


約1時間ほど掛かって現場に着いてまずパワトラ交換、セルを回すと一瞬初爆は有るもののエンジンは始動しません。

それでは!と言うことで今度はクラセンを交換してみるもの状況は変わらず...


燃料ポンプはバッテリー直で駆動しているのですが、スイッチのON&OFFにちゃんと連動しています。

イグニッションコイルは持って行かなかったのですが、コイルが一度に6個総て壊れてしまうと言うのはまず有り得ないですし、

それだと止まる前にブスブスやガクガクと言った症状が出るはずですからそれはちょっと考え難いです。


ただ一つ気になったのがガソリンポンプの音がなんとなく軽い音になっているかも?<雨風の音と通り過ぎる車の音で良く聞こえませんが...

フューエルチューブ手前のホースをつまんで見ても余り硬く(燃圧がきっちり掛かっている)無いような?<微妙な硬さです。


とりあえず、出口料金所まで少しだったので牽引で行っちゃいました。^^;

駐車場に車を置いて貰う様に確認を取って、うちに工具と部品を取りに戻ったのですが、

台風の影響で雨&風がどんどん強く成って行きます。


あの駐車場でポンプ関係をばらして点検や交換ではちょっと厳しいかな?と言うことで、

知り合いの板金屋サンからローダーを貸して頂きUターンで取りに行き、ずぶ濡れになりながらやっとの思いでうちに持って来ました。


翌日は別件で車に触れずに31日に修理&原因究明です。

燃料ポンプは最近取り替えたばかりなのですが、まずはポンプから点検と言う事で、

トランクを開けて33GTRから採用になったあの補強プレートを外していきます。


ガソリンがほぼ満タン状態でしたのでポンプは外さずにホースを繋いでポリタンクに吐き出しさせてみるとちゃんと動いています?


ガソリンフィルターだったらエンジンがいきなりストンと止まる前にちょっとは前ふりが有る筈なんだよな~?

と考えながらもタンク側からエアーで吹いてみて、フューエルチューブ側にタオルを当てて置いてブシュブシュ吹いてみたら

なんとま~!今まで見た事も無いような真っ黒な汚れが付いているでは有りませんか!<中々出ませんでした。


やっぱり燃料ホースを指でつまんでみた時に何となく硬さが足りない(圧が掛かりきっていない)と感じたのは気のせいでは無かったようです。


長くなりましたのでこの続は又後日と言う事で...^^;

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - ガソリンフィルターがこんなに汚れているとは! この記事をクリップ!Livedoorクリップ - ガソリンフィルターがこんなに汚れているとは! Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

ROMライターが懐かしすぎます?

garage nakamuraです。

暫くぶりにROMライターを触りました。笑

今ほどサードパーティーのコンピューターの選択肢が無かった頃に

FJ20のDR30パルサーのGTI-R用のECUを変換ハーネスで動かすキットが販売されていまして、

エアフロがZ32インジェクターがニスモの550CCに変更されている車のセッティングをやらせて頂いたのですが、

リセッティングと言う事でコンピューターだけ預かって来てデータを書き込んで居るところです。<簡単な部分なので現車合わせは要らない部分です。


ほんとに暫くぶりで懐かしすぎて色々と忘れています。^^;

この車を預かって現車合わせしている時は季節は秋頃だったのですが、

確かその時も台風が来ていて雨の合間を縫ってテストコースで踏んだ覚えが有ります。<時間が無くて止む無くデスヨ!


このパソコンもずーっと壊れずに頑張ってくれています。

確か家族4人で秋葉原まで行って中古を買って来たんですが、その当時はパソコンも中古でも高かったですね~!(^.^)


兎に角基本的なこと意外はROMの中身も判らない時代でしたから毎日毎日パソコンとにらめっこでした。


ある程度は理解も出来て来て、思ったとおりにセッティングも出来る様には成って来たのですが、

どうしてそうなるのか?なぜここを読むのか?加速時の割り込み噴射はどこで吹いているのか?時間はどれ位?水温補正を変更したらどれ位変化するのか?

なぜ変化するのか?有る温度、又は有る程度以上の負荷が掛かった時に何故此処へ飛ぶのか?

ジャンプ命令?、?、?


当時の私は手掛ける車の殆どが日産車だったのでコンピューターユニットは日立製だったんですね。

そこで日立から解説書を取り寄せて命令系統の勉強をしようとしたり、アセンブルされたコンピューター言語を逆アセンブルすれば解析出来ると聞いてやってみたり...


結局自分が納得出来るまで理解出来なくても車が調子良く走れればそれはそれでしょうがないのかな?と感じ始めて居る時にmotecと出会うんですね。


もう、楽しくて楽しくてしょうがないと言う感じでした!(^.^)


純正のコンピューターが駄目だと言っている訳では無いので誤解しないで下さいね。

ただ、お客さんに聞かれた時にきちんと説明出来ない=自分も納得出来ない<こっちの方が大きいかも。笑


今現在、色々な問題が車関係だけを取り上げてみても沢山有りますが、やっぱり良い時代なんだな~と思いますし、そう感じて居たいと思います。


それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - ROMライターが懐かしすぎます? この記事をクリップ!Livedoorクリップ - ROMライターが懐かしすぎます? Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

FJ20ヘッド修正面研です。

garage nakamuraです。


ここの所、ヘッドの面研が多いですが今回はFJ20エンジンのヘッド修正面研です。

それはそうと、5月も末に成ると言うのに随分と寒いですね~!

先日の15日頃は1日サーキットに居たら首筋がヒリヒリするほど日焼けしたんですけどね。<これは焼入れとは言わないですね...^^;


話は戻りまして、今回のFJ20のヘッドはいつもお世話になっている先輩の車屋さんからの依頼で修正面研です。

画像を見て頂くとお分かりに成るかと思うのですが、画像の上側が排気バルブ側ですね。

その排気バルブの上側の左側の部分がが変わっています。

虫食い状態になっているのですが、業界用語で<ほんとか?<しける と言っています。

よく煎餅がしけるとか言いますよね?あのしけるです。

軽く溶け出す前兆と言う感じでしょうか?アルミの表面がスポンジ状になってしまっています。


はは~ん、ノックだな?と思われるでしょうか?...

私の見解はちょっと違うんですね。<まったく無いとは言い切れませんが!

普通ノッキングの場合はインテーク側が先に出始めます。

このヘッドの場合はインテーク側はまったくと言って良いほどノックキングの症状は見られません。


現在はノッキングの出方も可也理解されて来て通常の場合は混合されたガスがプラグからの火で(電気ですね)燃え始めるわけですが、

インテークよりもエキゾーストの方が温度が高くなっていますからまずエキゾースト側から先に燃え始めるようです。

燃焼室という決められた空間の中で燃え出す訳ですが、燃えたガスは膨張して行って徐々にインテーク側にも移って行きます。

その時に中々燃えずにどんどん端に追いやられたガスがプラグから燃え広がった火とは関係無しに燃え出す現象がノッキングとなっていますから、

今回のFJ20のヘッドの場合は理屈が合いません。


では何故こうなってしまったのか?

原因はオーバーヒートの様です。

サーキットを走って居たそうですが、気が付いた時にはラジエーターの水が残り少ないほどになっていたとか?

FJ20って結構丈夫なエンジンだったのでこれ位で済みましたがもしRB26だったらもっとひどいダメージだったでしょうね!<全損に近いかも?


で、修正面研なのですがこのヘッドは今までも面研はある程度やって有る様でインテークのバルブシートまで肉が余り残っていません...

計測したところ歪みはほんの少しで済んでいるようです。

ヘッドガスケットが載る部分が綺麗になっていればガスケット抜けも心配要らないしと言うことで最小の面研量でバルブシートには食い込まずに済みました。


バルブシートも削るようになってしまうとカッターの歯が欠けたりして又やり直しになってしまったりと結構面倒なので

今回は削る前から超硬の交換式のチップに変えて始めていました。<今まではハイス鋼のバイトでした。


削り終えて見てみるとしけた部分が3分の一以下に成っています。

ヘッドガスケットのシール面にも乗らずに逃げられそうです。

インテークのバルブシートまではあと0.1ミリも有りませんから今回はこれで勘弁してやりましょう!(*^_^*)


これからの季節、サーキット等では水温&油温も冬場とは比べ物にならないほど上がりますから注意が必要ですね!



水温&油温は暑くなってもドライバーは熱くならずに楽しんで貰いたいものです<上手い!座布団1枚!!


失礼致しました。m(__)m

それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - FJ20ヘッド修正面研です。 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - FJ20ヘッド修正面研です。 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

カッターヘッド熱処理!

garage nakamuraです。

前回アップしたカッターヘッドを熱処理してみました。

画像を見て頂いて判るでしょうか?


真ん中の針金で吊るしてあるのがカッターヘッドです。

取り出す時に楽に直ぐに取り出せる様に投入前に通しておきました。


肉眼で見るのとはちょっと違って見えるかとは思うのですが、

真っ赤に焼けていますね?


皆さんも焼き入れや熱処理と言う言葉は聞いた事が有るかと思うのですが、

この熱処理と言うのはとても奥が深くて鋼が温度によって色々と組織変化するようです。


今は可也の部分でその謎が解明されているようですが、それでも総てが解明されている訳では無くて、なぜそうなるのか?

専門家の方でも判っていない部分が有るようです。


鋼は熱処理をして初めてその鋼が持つ本来の持ち味が出せると成っていますが、それには色々と決まりが有って、

私が今回やった焼入れも画像のように真っ赤になっていないと入らないようです。


鋼は熱を加えて行くと膨張して行くのですが、その膨張がある温度の辺りから突然収縮に変わる部分が有るそうです。

その温度が大体750℃辺りになっていてこの温度の点をA1変態点と言ってこの温度以上に上がらないとこの後いくら急激に冷やしても焼きは入らないようです。(A3変態点と言うのがもっと高い温度に有ります)



膨張していた物が突然収縮に変わるので変態と言いますが、決して裸の上にコートを羽織って女性の前に行って”えへへ”と言って、ぱーっとコートを広げる人では無いですよ!(^^ゞ


タバコの火が大体650度前後ですから<種類によって若干差が有るようですが

今回の焼けた色を見ると焼きが入る温度になっていると仮定して引き上げるところです。

ちなみに火の入れ物は七輪です<サンマを焼かずに今回はカッターヘッドですが...

で、中に入っているのは木炭です。

これは鋼を焼いている段階で炭素が抜けてしまうのを防ぐ目的と、焼けた鋼の表面に炭素がしみ込んで?少しでも硬くなるようにと考えてやっています。


この後、水に入れて急冷したカッターヘッドがこちらの画像です。


随分と汚くなってしまって写っていますが、シャフト部分はちょっとペーパーを当てれば綺麗になります。

シャフト部分は曲がらずに焼きが入ったのですが、心配していた通り大きく切り込んだ溝の部分から曲がってしまいました...



焼入れは完了したのですが、この後に焼き戻しと言う作業が待っているんです。

焼きを入れた鋼は硬いけれでも「もろい」性質を持っているのでこれを焼入れよりも低い温度で再加熱して焼入れで持ってしまった鋼のストレスを取り除いてやると言えば良いのでしょうかね?

この時に気を付けなければ成らないのは300℃に加熱してしまうと300℃脆性(ぜいせい)と言って逆に「もろく」なってしまう性質を持っているようです。

なぜそうなってしまうのか?と言う部分も未だに解明されていないと聞いています。<私が勉強した頃はと言うことで現在はどうでしょう?


今回私は100℃のお湯戻しと言うのをやったのですが、先にも書いたとおりに曲がりが出てしまって局部あぶりをしてもプレスで押してみても上手く曲がりが直せないでいます...


シャフトを旋盤で加えて再研磨を考えて居るのですが、どうも無理っぽいですね!<私の腕では!(^^ゞ

これは又もう一度作ってみるしか無いかな~と考えて居るところです。


まだまだ勉強が足らないと痛感する今日この頃です。


それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - カッターヘッド熱処理! この記事をクリップ!Livedoorクリップ - カッターヘッド熱処理! Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

カッターヘッド製作

garage nakamuraです。

バルブのシートカットに使うカッターヘッドを作ってみました。

私が使っているシートカッターは、ミラとかミラーと呼ばれていて内燃機加工関係の所では一番ポピュラーな物だと思います。

電動の物と手動の物と有るのですが、私の使っているのは手動の方です。

本とは電動の物が欲しいのですが、とても私の経済状況では買えないです...^^;


最近はこのミラ製ばかりでは無くサーディー(フランスかな?)等のシートカッターを導入している所も有るようですが、

機械本体の画像を見るだけでもとても買えそうに無いので値段も調べて居ません。笑


使い方も<使う人の腕ですね!

も有るのでしょうが、特に私が使っているミラの手動の物は使い方が難しいです。

センターを出して削り始めるまでは比較的簡単なのですが、深く削りこんで行くうちに本体の剛性が無いからでしょうか?微妙にズレが出てきてしまいます。

ですから、ちょっとでも切れ味が悪くなるようならば直ぐに追い込むのを止めてセンターが狂っていないか?再検査しないと綺麗な当たりが出なくなってしまいます。


もうちょっと簡単に正確に追い込めないかとず~っと考えていて以前に一度カッターヘッドだけを作ったのですが、やっとの思いで作ってみたら見事に失敗でした。^^;

このヘッドだけでも以前聞いた時には8万円とか10万円とか聞いていたのでとても簡単には買えませんね!


別に今使っているヘッドが駄目になっているのでは無くて、別の機械に付けて使いたいと思っているので、

もし新品を買っても加工してしまいますから勿体無いですし、何とか作れそうなんですね。


材料代だけなら全然安いですから余っていた材料で作ってみたのが↑の画像です。

今回はサイズ(寸法)はOKです。

材質がS45Cと言う一般的に使われている材料である程度の硬さは有るのでそのまま使おうかと思ったのですが、

シートカッターに使われている物は熱処理がして有るんですね。


少しは熱処理の勉強をしたのでここは一つやってみましょう!と言う事で始めたのですが、後悔先に立たずを経験する羽目になってしまいました。

続くです...(-_-;)

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - カッターヘッド製作 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - カッターヘッド製作 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

33GTRーFRでサーキット走行その3

garage nakamuraです。

33GTRFRでのサーキット走行3回目のブログです。




昨日15日は つくば1000 に1日居ました。

33GTRのたかっちさんが走行会に参加されるのでお供ともう一つ、

今まで2駆で走っていたのを4駆に戻すためにサーキットでフロントプロペラシャフトを元に戻しました。


この日は合計で4回走行が有って、1回目は午前9時55分からだったのですが、

2回目の走行まで時間も有りましたから先日の走行時は雨だったので1回目は2駆のまま走ってみましょうと言う事で話がまとまりました。


車は先日のままで何も手を加えていませんでしたが、お天気だったせいも有り随分走りやすかった様です。

ただ、やはりリヤデフのノンスリトルクが足らない様で、特に立ち上がりでのホイルスピンが収まりが悪い様でタイムも自己ベストよりも2秒近く悪いようです...


まあ、気温や路面状況等も含めたコンデションもタイムを狙えるような時期では無いですし、練習のつもりでの参加でしたからタイムそのものの話では無いのですが。(^^ゞ


1回目は2駆のままで走って2回目に以前のSTDの4駆に戻しての走行を始めたのですが、やはり立ち上がりで早めにアクセルを全開に出来る分タイムも上がるようです。

1回目の時よりも0.8秒位タイムアップしました。<ベストタイムだけでは無しに平均して速く楽に乗れるようですね。


午後からは気温も午前中にも増して上がって来ましたから、今年もそろそろ水温&油温の対策が必要になって来ました。

この車はオイルクーラーはHKSの物が付いているのですが、助手席側のフロントに取り説どうりに付けて有ります。

インナーフェンダーもカットして金網を張って有るのですが、いかんせん、エアーが入ってこないんですね!


ブースト1キロ、シフト回転7000rpmで水温92度油温118度まで上がっていました。

ちょっとぎりぎりですね...


水温85度油温110度位で走行出来れば、まずトラブルは出難い様にセッティングは取ってあるのですが、この先に事を考えてまずはオイル温度対策を夏本番までにやりましょうと話をしていました。


アクティブデフの件も有りますし、時間が出来たらドア周りのスポット増しも予約して貰って居るのでドライバーも含めてまだまだ伸び盛りと言う事にしておいて下さい。笑


あ!ちなみにこの日のベストタイムは自己ベストから0.6秒落ちの42秒06?でした。


オーナーさんは練習用にユーノス購入しようかな?と本気で考えて居るようです。

サーキット走行を楽しんで居ますね!


腕が上がって貰えれば付き添いの私も楽しいのですが!^^;


それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 33GTRーFRでサーキット走行その3 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 33GTRーFRでサーキット走行その3 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

33GTRーFRでサーキット走行その2

garage nakamuraです。

昨日の続きで33GTRをFRにしてサーキット走行第2弾です。(^.^)


1回目の走行は雨の量も多くドライバーもちょっと戸惑ってしまい思うようにアクセルも開けられず、

ストレスが溜まるような状態だったのですが、2回目の走行時間の時には雨も殆ど止んで路面も乾き出して来た為にちょっと期待が膨らんで来ました。笑


コースインして2.3ラップ目からはグリップも上がってきたらしく1回目の時よりもアクセルも踏み込めるようです。<タイヤはず~っとラジアルを使っています。

1回目の走行の時は雨も強かったせいも有りストレートでも直ぐにホイルスピンするので殆どアクセルを全開にしていない様で<ビビリスイッチON状態ですね。

走行後に私が ”無理することは無いけれど、ストレートは一瞬でも良いからアクセル全開にしてちょーだい” と伝えて有りました。


雨なんですから滑るのは当然なんです。

それはドライバーも勿論判っているんですね。

ターボエンジンですからたとえアクセル全開でなくてもブーストが上がって来ればグワッとトルクが出て来るのでホイルスピンは抑えるのは難しいです。

それはしょうがないです。


ただ、ホイルスピンを抑えるためにハーフスロットルで乗っているのと、リヤが滑るのが怖くなってしまってアクセルを開けられないのはまったく別物です!

乗らされているんじゃなくて、乗っているんだ!自分がコントロールしているんだ!と言う意識が無いと上達は望めないです。

この辺は、考え方は人それぞれですから反論のある方もいらっしゃるでしょうが、実際に上手い人を見て見れば判りますよね?


上手い人は速い<速い人が上手いのとはちょっと違います...

この辺の話をもう一度確認して有ったのでドライバーも踏んでいます。


おおー、良い感じで踏んでるね~!となり始めた頃、異変が出始めました。

この33GTRはVスペックなのですが、Vスペックはデフが油圧制御なんですね。

ロックトルクが全然出ていなくて立ち上がりでリヤの片綸からだけ白煙が上がります?

普通のオープンデフの様な感じです。<少しは効いているようですが...


今まで気が付かなかったんですが33GTRのアクティブデフってロック率が非常に弱いんですね。

見ている限りではトルク2キロとかでしょうか?


私の勉強不足でした...

機械式のデフならば簡単なのですがアクティブデフは触った事が無かったのでこんな状態だとは知りませんでした。


アクティブ用のECUが付いているのでそれが触れるものかちょっと調べなければ成りませんね。

何も得る物が無かったのかと言うとそうでもなくて、ドライバーはそれなりに勉強になったようでしたが、

私はスッキリしない感じのままで悶々としています。笑


又変化が有りましたら書かせて頂きます。

それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 33GTRーFRでサーキット走行その2 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 33GTRーFRでサーキット走行その2 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

garage-nakamuraのいやはや速い! TOP » garage nakamurae

料理教室合コン