2011年6月03日 のアーカイブ | garage-nakamuraのいやはや速い!

燃料ポンプが壊れていました...

garage nakamuraです。

先日の33GTRのトラブルの件なのですが、燃料ポンプが壊れていました。


燃料フィルターを交換して念の為に燃料ラインもインジェクター部分のチューブ燃料レギュレーターを外してエアブローしたのですが

エンジンが始動せずだったので、

もう一度のタンクの蓋を外して満タンに近いガソリンをポリタンク2本に抜き出してポンプを取り出して発見しました。


燃料フィルターも確かに可也汚れてはいましたし、その部分との因果関係は後述しますがまずは画像を見て頂きたいと思います。

アップで写っている部分の真ん中に穴が有りますが穴の 所に黒いゴムが見えますよね?

これはこの丸い部分に入っているダイヤフラム<と言う名前で良いと思うのですが...

が、破けてしまっています。


ここの部分は、ポンプが電源ONで動き出してガソリンを送り出すのですが、ある程度の圧力以上に成るとこの穴からガソリンを逃がすようになっています。

インタンクのポンプですからここからガソリンがリリースされても問題ないわけですね。


このポンプは純正形状のノーマルからポン替えのポンプなのですが、燃料ラインやフィルターがもし詰まってしまった場合に圧力が上がりすぎてしまって、燃料ポンプや燃料ラインに過度な圧力が掛かるのを防ぐためにここから圧を逃がしているわけです。


確かこのポンプはリリーフ圧が5K/cm2 か5.5K/cm2だったと記憶しているのですが、何かの拍子にそれ以上に圧が上がってしまったのだと思われます。


そこで本来であれば、ここの穴からリリースしている訳ですから、それで済むはずなのですが、その圧を受け止めているダイヤフラムが破けてしまった為にガソリンがここからジャジャ漏れしてしまい、燃料ラインの圧力が上がらずにエンジンが始動しなく成っていたと思われます。


ノーマルよりも吐出量の多いポンプですからそう考えるのが一番妥当かな?と受け止めては居るのですが、

初めての経験です。


このポンプだけがたまたまハズレだったのか?

それともここのバルブが開いてしまうと総てのポンプが同じような症状になるのか?


ちょっと疑問です...


オーナーさんと連絡を取って説明はしたのですが、

ノーマル形状のポンプで容量アップ品はこれしかないのでもう一度同じ物を取り付けて様子を見ましょうと言うことになりました。


メーカーさんの方にもお伺いはしてあるのですが、まだ返事は来ていません。


今度は長く頑張ってくれると良いのですが...


それでは、この辺で...

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