サーキット雨の日走行の薦め♪
皆さん、こんばんわ!garage nakamuraです。
今日は昨日の予告どおり、雨の日のサーキット走行について書かせて頂きます。
まず、雨と聞くと、殆どの方は、嫌だなー、怖いなー、という気分に成ると思います。
確かにドライとウェットの走行回数を比べても、普通はドライの方が数多く走られていますから、慣れてないウェットで滑りやすくて、視界も悪くてと考えたら気乗りはしないかもしれませんね?
でも、ここでチョッと考え方を変えて違う視点から見てみると、雨の日はサーキットが空いています。(走行会等でキャンセルが無い場合は別ですが)
ライセンスのファミリー走行等、まるで貸し切り状態です。www
自分のペースで走れるということはそれだけドライビングや車の状態に集中出来るということですね?
それから、車の痛みが少ないです!タイヤの減りもそうですし、ブレーキパッドも、エンジンだって、ドライの時ほど酷使しないで済みますよね?
ただ、一つタイムが出ないと言う事だけじゃないですか?(クラッシュは除きます)
そこで、考え方を変えると良いと思うんです。
雨なんですから、周りの人も当然タイムはそれなりに遅くなって居るはずです。
雨の日にタイムを出そうとして乗るのでは無く、雨に慣れよう、と思って下さい!
ドライの時のブレーキングポイントと比べてどれ位手前から踏み始めたら良いのか、又、その時のペダルを踏むときの強さ、力加減はどれ位か?
立ち上がりでのアクセルの入れ方は、どれ位我慢するのか?どれ位入れると車が暴れだすのか?又、どれ位の暴れ方までなら、自分でコントロールすることが出来るのか?
コーナーリングスピードは、拘ることは無いのです!(これ大事です!)
それこそ、スローインファーストアウトを心掛けながら、少しずつ、少しずつ、
自分なりのペースで上げて行けば良いと思うんです。
ドライの時よりも慎重になって体も硬く成っていますから、以前書いた呼吸法も大切に成って来ますよ(^^)v
ここで、意識してもらいたいのは、なるべくスムーズに滑らかに車を動かそうと心掛けることが重要です。
ある程度、ラップ数も重ねてきて、徐々に路面にも慣れてきましたら、今度はコーナーの立ち上がりだけ、アプローチじゃないですよ!あくまで立ち上がりだけですが、アクセル全開に挑戦して下さい。!
たとえば2速でコーナーを立ち上がり車が真っ直ぐに向いた状態でガバッと全開というのでは無く、ジワーーーと、開けながらという感じです。
あくまでタイヤのグリップ感を確かめながら、すこーし、ホイルスピンしている位が出来たら最高です!(いきなりじゃ無しに少しずつで良いんですよ)
で、2速がリミットに近ずいて、まだ次のコーナーまで距離が有る場合(通常でも3速全開まで踏んでいくようなコースの場合という意味です)は3速にシフトアップして又同じように全開!
なんで、雨の日はタイムも気にせずマイペースで走るのが良いと言っておいて全開なんだよ!?という方も居ますよね?
それは、ウェットの恐怖をやわらげる為には私は1番良い方法だと思っているからなんです!!
コーナーの進入や、コーナーリングスピードを上げようとすると、雨の日はとてもリスクが高く成るんですね!(当然ですが...)
コーナーリング中も怖いですよね?いつ、急に車がスパッと流れ出すか、ドキドキじゃないですか?ですから、で、そういう状態に持っていく手前でまずストレートで体を慣らすんです。
ストレートで2速3速くらいまでなら(次のブレーキングまで十分距離が有るなら)リスクは可也減ってくると思います。
勿論、ブレーキングポイントは十分手前からで良いんですよ!スローインファーストアウトですから(^^)v
これが、2速でも3速でもずーっとハーフスロットルのままだと、逆にストレスがたまってしまって、結局”雨は嫌いだ!”で終わってしまうんですね?
ただし、ご自分の車が、凄いパワーの有る車で3速でもドッカーンと来るような場合はチョッと加減して踏んで下さいね!
それから、なるべく続けてラップするのも必要です。集中力の持続力を上げるためですね!
グリップが低い分、ドライの時のスピードよりも低い時点でスピンもしますから
これもまた、良い経験になるんですね~!
スピンもしないで上手く成った人は居ないでしょうが...
いきなりズルッと来ないで、ジワジワーっと来やすいですから是非経験しておくことをお勧めします。
走っている最中は楽しいなんて思えないでしょうけれど、雨の日に↑に書いたような課題を掲げてみて走り終えた後は、きっと何かが変わってる、変わりつつ有るはずなんです!
それは何だと思いますか?テクニックも確かに上乗せされてはいるのですが、
1番大きな変化は 、”自信が付いてくる”ということなんです!自分自身に対してですよ!相手がどうのこうのということでは無いんです。
あんなに怖かった、嫌だった雨でも自分はここまで走れた、やれた!という自信が大切なんです!
FCの方もも33GTRの方も最初は、いやーな顔で苦笑いしてたのですが、走り終わった後は、割とニコニコしてましたし、その後のドライビングも何かしら変わりましたね。(^^)v
夏場のうだる様な暑さの中でも FC君は積極的に汗びっしょりに成りながら走ってました。^_^;
勿論、見てる私も...www
(車の冷却系は問題ないように対策して有りましたが)
楽しまなくちゃ!楽しくなくちゃ!と良く言いますが、それは、後から出てくる話で有って、スポーツでも何でも、何か技術を身に付けようと練習&訓練してる 時って、時には辛い、苦しい時も有りますよね?
たとえそれが趣味&遊びだとしてもそんなに違わないと思うのは私だけでは無いと思います。
あらら、こんな時間に!
それでは、この辺で...