トラ6オーバーホール進めてます。
garage nakamuraです。
お預かりしているトラスト6速ドッグミッションのオーバーホールを進めて居ます。
メインギヤはオーナーさんがコツコツと集められたスペアも有りまして、
ドッグ歯の部分も大幅な修正等は無しで行ける様で一安心なのですが、
リバース関係のギヤは2機のミッション共 それなりの痛み具合で...
RB26用のトラ6の場合は皆さん言われていますが、
兎に角弱いです...(-_-;)
バックする際にノーマルミッションの様に扱うと?
直ぐに壊れてしまいますね!
シフトレバーは手で強く押さえたままで、尚且つ動かすスピードは赤ちゃんのハイハイ程度と考えて動かさないと壊れます。
ですから気を付けていれば普通の場合は大丈夫なのですが、
下り坂をバックで発進する時がちょっと難しいですよね?
サイドブレーキを引きながら、シフトレバーを押さえつつ...
やっぱ、ヒール&トウーですかね?笑)
程度の良い方のギヤを何とか修正して使う他は無いので、
シコシコ ガリガリ修正です。
センタープレートのシフトロッドが通る部分のベアリングが すこ~し斜めに入っていたんですね...(それはないだろ~!)
このベアリングは取り外しが面倒なんですよ!(画像の矢印の部分です)
普通のベアリングプーラーを掛けても中が簡単に壊れて圧入部分のカラーだけが残る仕組みです?
しょうがないので適当な部材を当てて溶接で抜き取ります。
そんなこんなで、細かい部分の面取り等を しつこく&しつこく やってます。(^^)v
ミッションのオーバーホールと言うと、駄目なパーツを新品に交換して、
パタパタ組んで行けばそれでOKだからクリアランスだけ間違わなければ簡単でしょ!?
的な感じを抱いて居る方が殆どでしょうね?
でも、新品のパーツだと言っても実際に手にとって しみじみ眺めていると?
ここも(え!ここも?)あそこも(え!あんな所も!?)みたいな部分が見えて来るもんですよ!笑)
やはり最後は人間の 手 なんでしょうね!
実際にやっても変わらない、変化が出ない様な感じがしても?
最後まで手を抜かずにやれば、
それなりに答えてくれるのではないかな?
と考える様にして居ます。
結局 自分との戦い と言う事なんでしょうね!(大げさですが^^;)
それでは、この辺で...
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