トラスト6速ドッグミッション ケース追加工
garage nakamuraです。
先日オイルの増量加工をした トラスト6速ドッグミッション ケースの追加工をしました。
追加工と言ってもオイル関係の部分ではなくて、レイシャフト(カウンターシャフト)のスラストクリアランスを出す為の加工です。
元々ヘリカルカット(斜めカット)のギヤが付いているトラスト6速が組み込んであったミッションケースの筈なのですが、
レイシャフトを組み立てて、仮組みでクリアランスを確認したら?
シムを薄い物にしてもクリアランスが出ないんですね...
画像のテープが貼ってある方の部分がカウンタードライブギヤの先端部分と干渉していますので(画像は加工が済んだ状態です)
リュ-ターで加工した跡は有ったのですが、追い込みが足らなかった様ですし、
リュ-ターでは届き難い部分ですのでフライスに乗っけて削りました。
スパータイプのギヤとヘリカルタイプのギヤでは厚みが違う作りになっていて、
後期型のヘリカルタイプの方が厚みも有って丈夫に作られているのでしょね!
でもレイシャフトはスパーもヘリカルも同じ物を使うんです。
で、その厚みが増した関係でスラストクリアランスを調整する部分のケースの加工が必要になるようです。
(私はヘリカルタイプは初めてなもので...^^;)
センタープレートは純正品ではなくて、トラスト製の強化品が付いていました。
ジュラルミン製で確か¥8万円位する物ですよね?(*_*;
確かにノーマルのアルミ鋳造品よりも肉の厚みも有り、強そうな感じなのですが、
材料費の高いアルミじゃなくて、45C程度の安い材料でも熱処理さえすれば剛性も強度も上がるし、
値段も、もうちょっと安く出来るんじゃないかな?と考えてしまいますね?...
お前が作れば良いんじゃないの!と言われそうですが?
そ、そ、そんなご無体な!!
(どこにそんなお金が有るのでしょうか...(-_-;))
それでは、この辺で...
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