トラスト6速 小細工色々の その2です。
garage nakamuraです。
前回のトラスト6速 小細工色々の続編です。笑)
ミッション本体のギヤの組み込みは、今回 ベアリングの圧入等が無いので楽に組めます。(^^)
この手のミッションはプレスを使わないので分解も組み込みもスムーズで良いですね!
GTR用のミッションは重いですから、腰の調子が悪い時などは随分辛かった想い出が有ります。
龍ヶ崎 飛行場でドラッグが行われていた当時は時間的に 待った無し でしたから...^^;
上の画像はリバースギヤのシフトフォークをストロークを増やす為にフライスにセットして削っている所です。
削ると言ってもほんの少しですがギヤの噛み合いの深さから考えると?
それなりに効果は有るんじゃないかなと考えて居ます。(^^)v
(ここだけでは無いのですが、画像が無いので...)
それから、カウンターシャフト(レイシャフト)の後ろにロックナットが付くのですが、
ベアリングが入って固定される部分にロックナットが接触していました。
大きく当たっては居なかったのですが、ミッションケースの個体差で当たりが強かったりすると?
カウンター側のギヤが 遊びに行ってしまって 大変な事になってしまいますね!笑)
ちょっと削るだけで良いんですけどね...
前回のブログでも書いた通り、今回はミッションオイルクーラーも付ける予定ですので、
それに合わせてオイルの取り出しと戻りの為のアダプターも追加で付けなければなりません。
それから、以前にも書きましたオイルの給油口の追加ですね!
私の所ではオイルをちょっと多目に入れる様にしているので、ノーマルの位置だと車を結構な角度まで傾ける必要が有るので、
リフトで上げた状態では全部のオイルを入れられないんです...
いったん下ろして、斜めにジャッキアップし直すのも面倒ですからケース単体の時にボスを追加で溶接しています。
今回オイルの戻し(クーラーで冷やしたオイルです)を何処に戻そうかと車体側のクリアランスと相談したのですが、
ちょっとクリアランス的に厳しくてもシフトフィーリングが少しでも良くなる様にと願いを込めて決めました。
ちょっとピンと来ないですかね?
後日 ホースを取り回した画像もアップする予定で居ますので...(何時になるか判りませんが)^^;
真ん中付近に写っているセンサーは油温計測用のセンサーです。
オイルポンプは電動の物を使うので、ここでオイルの温度を計測してその温度によってモーターの ON&OFF をMotec で制御します。
便利でしょ!(^^)v
細かい加工等は書き切れないですし、載せ切れないですが、普通に組んだら?
普通にしか成らないですよね?
いくら慎重に組んでも、ただ組むだけではそれなりだと想います。
総てに関して行き届いて居るとは言えないかも知れませんが、
細かい部分、面倒くさい部分に手を入れて組み上げて、
それが調子が良い時の嬉しさが たまらないですね!(^^)
それでは、この辺で...
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