ドッグミッション分解中です。
garage nakamuraです。
前回のブログのRB26用ドッグミッションの続きです。
いきなりバラシ始める前に、組まれている状態でのシフトレバーシャフトの動きや、
シフトセレクターを各シフトフォークに合わせての動き等をケースに組まれていた時の動きを思い出しながらチェックして見ます。
メインシャフトやカウンターシャフト 並びにシフトレバーシャフトもケース部分での保持が無くなりますから、
グラグラになるのですが、それでも注意深くチェックして行くと、スムーズに動く部分や渋い動きやリセットし直さないときちんと動いてくれない部分等、
マニュアルミッションにとって、私が一番に大切にしている シフトフィーリング に関係する不具合が見えて来る場合が有ります。
シフトロッドやシフトフォーク等の滑り具合や当たり具合とかですね!
それに加えて、私が組んだミッションでは無い訳ですから どんな人がどんなレベルで組んだ物なのか?
profiler nakamura (プロファイラー ナカムラ?)の出番ですね!(^^)v
それなりに場数をこなした方が普通に組んだミッションだと感じました。
あまりシフトフィーリング等を重要視する方ではなかったのかな?と...
決してケチを付けている訳では無いので誤解しないで下さいね!
ちゃんと組んで有りましたよ。(^^)
たまたまバラシながらチェックしている時にお客さんが遊びに来てくれていまして そんな話になりました。(コーヒーご馳走様でした!)
以前のRB28エンジンみたいな手抜き&無知は無いけれども、そのままキチンと組んで有るだけかな?
的な話をしていました。
新品の部品をそのまま組んだのでは、ちゃんと組んで有っても駄目なんですか?!
駄目じゃないのよ!
キチンと組んで有るんだから、それで良いんだけれども...
この辺からが難しい部分なんですよ。
時間との問題、それに纏わる工賃の問題、時間が掛かるから他所で組むよりも工賃を多目に貰えるのか?
と言うと、そんな事は無い訳です。(あくまで私の所の話です)
でも、新品だからそのパーツはそのまま組み込んでも問題無いのか?
たとえ問題は無くても、ちょっと手を加えて上げれば?
そのまま組んだ物よりも少しでも調子良く、幾らかでも長くオーナーさんと一緒に走れる。
その一手間が大きいのよ!
でも、実際にその一手間って簡単な様で簡単で無いから難しいいんだよね~(^^)
とそんな話をしながらリヤセクション(センタープレートの後ろ側です)をバラして、
5速&6速関係のドッグ部分をシミジミ眺めていると?
じぇ じぇ じぇ!!(NHKの朝ドラ風に 笑)
取り外す前から有る程度は見えて居ましたが、走行距離のわりには、ドッグ部分が結構痛みが出ていますね...
ドッグミッションて、何でそう呼ばれて居るのか?
どんな動きでシフトチェンジが出来て、どんな風にシフトすれば効率良く動くのか?
よりスムーズに気持ち良くシフト出来て、長持ちさせるにはどんな加工が良いのか?
フロントセクション部分をバラす前に本とはオーナーさんに実際に動かしながら説明したいんですよね!
そうすれば、例え総てを理解出来ないまでも 考えながら乗れるドライバーさん に成って貰えそうな気がして...^^;
組む方も 乗る方も 結局最後は 腕 でしょ!
腕ですよ、腕!
そう考えるから どうやって 腕 を上げようかと もう一人の俺 と毎日々々相談して居るんです。笑)
それでは、この辺で...
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