A型用ラダーフレーム8割完成?
garage nakamuraです。
製作中のA型用のラダーフレームなのですが、8割位?完成しました。(^^)
オイル ストレーナーの反対側がコンロッドの逃げがキツクなってしまって...
これは駄目かな?
寸法を取り直して もう一枚材料注文かな?
と途中で不安になったのですが、オイルパンを被せたりしながら検討しても
今のサイズから大きくなるのは難しいとの結論で構わず進めてしまいました。
結局 側面はそれなりの肉厚になってしまったのですが、
繋がっては居ますから、まあ 無いよりは良いだろうと言う事で細かい部分はサンダーやリュウターで削って行きながらオイルパンとも相談しました!笑)
そう言えば?オイルストレーナーの逃げはどれ位だっけ?
と現物現合わせで確認してみると、ノーマル形状のままで取り付け出来るまで追い込んでしまうと繋がりが途切れてしまいます...
私の使っているストレーナーは、古いタイプの物で、
最近?(と言ってもA型は生産が終わっているんでしょうが)の物は、
吸い口部分が小さくて、補強まで入っているんですね!
値段的にも安いと言う話なので、取り替えようかと考えて居たのですが、
今回 逃げ加工をしてしまいましたし、この後 ラダーフレームに補強ステーを留められる様にする予定なので今回はこのまま古いストレーナーで行きます。(^^)v
この後、ラダーの裏表両面を研削盤で引いて貰って、その後 熱処理に出してそれで一応完成と言う段取りの予定です。
安い材料で頼んだので、材料の表面に 黒皮 と言って、製造段階の時の表面の汚い部分が付いて居ます。
これはそのままだと熱処理の段階では邪魔になるらしいです。
先日クランクの熱処理でお世話になった社長さんの所で、
ショットブラストで取れますから一緒に加工しますか?
と言って頂いたのですが、たまたま知り合いが
研削盤を持っていますから簡単に出来ますよ!
と言うので、お願いする事になって居ます。(__)
初めは熱処理無しで組んで診て、その後熱処理をして違いを診ようかと考えて居たのですが、
鋼と呼ばれる物は 生 で使う物では無くて、熱処理して初めてその性能や可能性が発揮される物だと?
それに、そんなに時間を掛けられるほど、私自身に時間が残って居ないかも知れないので...^^;
最近、エンジンに対する考えと言いますか、作り方 使い方 に付いて少し違った想いが出て来たんです。
別に最近になって急にと言う訳では無いのですが、
パワー、パワー 高回転、高回転 と言うのでは無くて もうちょっと別の視点も持つべきだし、持たなければいけないのではないかな?
レースに使うエンジンだから 最高 なのでは無くて、あれはレースと言う限られた寿命の中での性能の話で有って、
ストリートにはストリートでの条件が、考え様によってはレースよりも厳しい条件での使い方や寿命の持って行き方が大切なのでは?と...
性能を下げると言うのとは違いますよ!
むしろ その逆で、レースで使うよりも少しパワーは下がっても、何倍もの距離を走った後でも性能の低下が少ない、
壊れ難い、耐久性の有るエンジンがストリートで使うにには 結局 最強なのでは?
その為にも、幾通りかの 破壊のパターン の把握も今まで以上に考えて行かなければ駄目じゃないかと、
一人で夜中に考えて居る今日この頃です。(^^)
それでは、この辺で...
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