A型エンジン用バルブガイド製作
garage nakamuraです。
サニトラに載せる予定のA型エンジンのバルブガイドを製作しました。
10日位前になるのですが、凄く風の強い日がありましたよね?
余りの風の強さでエンジンの計測や仮組みも出来ないので、こうばのシャッターも締めっ切りでした...
とにかくほこりっぽくて仕事になりませんね!
折角だから旋盤の置いてあるワークス工場(私が勝手に名付けたこうばです。笑)でA型エンジン用のバルブガイドを作っちゃうか?と
その日のうちに終わらせるつもりで急いで作りました!(^_^)
元のガイド穴がちょっと荒れていたのと、折角だから綺麗な面にして新しいガイドを入れたいと想い
ガイド穴をリーマで0.3ミリオーバーサイズにして、スプリングシート面の部分を少し段差を付けてガイド本体にツバ付き仕様にしてガイドの突き出し寸法もピッタリに揃えようと考えていました。
ヘッドへの圧入部分は12.3ミリですが、オイルシールの付く部分は12ミリじゃないとまずいので最初に圧入分を仕上げてから
オイルシールの入る部分を削っているところです。
チャックの中の方が光っているのが見えますかね?
銜えなおして、センターがずれちゃうんじゃないの?
と思われるかも知れませんが、旋盤のセンターが想いのほか出ているので大丈夫みたいですよ!^^;
今回は、インテークとエキゾースト共に長さは殆ど同じで良いかな?と言う事でせっせと削って順調に進んで居ました。
バルブ数が8本ですから、こう言う場合は楽で良いですよね!笑)
自分用ですからそんなに時間を使っていると他の仕事に支障が出ますから...
取りあえず8本削り出して、その後インテークとエキゾーストに分けてポート内に出る部分のテーパー部を削って出来上がりました!
考えて居たよりも早く出来たし、まあまあの出来かな?
と喜んで居たんですよ、この時までは...
途中の時点でも削りながらマイクロメーターで計りながら作って居たんです。
ガイド穴をシリンダーゲージで測って圧入のクリアランスを足して...
出来上がって、改めて8本総て計測し直してみると?
あれ、ちょっと細いんじゃね?と...
シリンダーゲージの読み違いでした!
0.02ミリ細く作ってしまいました...(-_-;)
駄目です。
このヘッドには使えません(順調に進んだと想って喜んで居たのですが)
まあ、自分用だし、急ぎの依頼の仕事でも無かったのでと負け惜しみを言って置きます。^^;
やっぱり落ち着いてやらなきゃ駄目ですね!
これも勉強だと想って次に繋げる事にします。
心が折れたので、その後はまだ作って居ません...笑)
それでは、この辺で...
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