RB28進めて居ます。
garage nakamuraです。
オーバーホール中のRB28エンジンなのですが、色々と進めて居ます。
先日ブロックの加工を第一段階終わらせて、乾燥するまでちょっと時間が必要なので別の部分を色々と考えながらやっています。
私の所では最近は随分と暖かくなって来まして、夜の作業が楽になりましたね。
昼間も気持ちの良い気候になって来ました!
ただ、今年は風の強い日が多いように感じます。
黄砂やPM2.5が問題になって居ますし、それはそれで問題なのですが、
エンジンパーツの洗浄や保管にも気を使います。
折角 綺麗に洗浄して並べても嵐のような強風が吹いたのでは、
いくら戸締りをして置いても何処からともなく細かい砂埃等が入り込んでしまいますから考え物です...
オイルポンプも分解して状態を確認しました。
このエンジンにはトラストの大容量のオイルポンプが付いていまして、そのおかげでノーマルよりも油圧が高く、流れている量も多かった為に大きなダメージにならずに済んで居たと以前のブログで書いたと想います。
ただ、子メタルの5番が流れる寸前でしたから多少のメタルかすは流れている筈ですし、ギヤの当たり等も点検の対象ですから迷わず分解です。
シール剤がオイルの流れる部分にしか塗ってないんですね?
私とは違う考え方なんだなと...
ギヤの当たりその物は特別悪い訳では無いのですが、やはり面取り加工等はやってないですね。
上手く画像に撮れないのでアップしませんが、ケースがアルミですからほんの少しでもサーっと面取りして上げるとケースに対しても優しくなるんですよ!(^^)
今回はピストンピンをDLC加工に出しましょう!とオーナーさんと話しが纏まって居たので、
そのついでにオイルポンプのレギュレターバルブもDLC加工に出す事にしました。
オイルポンプの圧を逃がす部分なのですが、ポンプ本体のアルミ部分に多少のカジリが見られたので、
上手く動いてくれる様にと願いを込めてね!^^;
で、このDLCなのですが、処理面はツルツルになって居た方が良いらしいのですよ!
ピストンピンと一緒に旋盤に冶具を取り付けて磨いておきました。
画像では余り綺麗に磨かれている様には映っていないのですが、実物はもうちょっと綺麗になって居るんですよ...^^;
最近なのですが、磨き に関して色々と試行錯誤しています。
クランクのジャーナル等ですが、ピカールや青棒で磨く方が多いのでしょうね?
中にはメタル等も...
でも、それだと一見綺麗になっている様に見えても 実は 傷だらけ にしているのと同じ事なんだという方も居るようです。
実際、ピカピカに磨いたクランクジャーナルで組んでも次回のオーバーホールで開けた時にピカピカのまま出て来るって事は?
その辺も頭に入れて、今年は F1フィニッシュ を目指して居るのですが、
自分のエンジンじゃないと出来ないテスト部分も有るので、早くサニトラのエンジンを組みたいと考えている今日この頃です。笑)
それでは、この辺で...
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