サニトラエンジン分解その二です。
garage nakamuraです。
前回のサニトラ用のエンジン分解の続きです。
33GTRのロールケージ取り付けも進んでは居るのですが、うちの こうば の中に入れてしまうとドアが全開に出来ないので外へ出して取り付けするのですが、ここ数日は天気が不安定で、急にスポット的に雨が降ったりなので中断を挟みながらに成っています。
そんな時は、サニトラ用の次期エンジンを進めましょう!と言う事で...^^;
オイルパンを取り外しコンロッド&ピストンを抜き取りました。
前回のブロックにピストンが組まれた画像の方が良く判るのですが、ピストンにはWPC加工して有ります。
ただ、このピストンのサイドスカート部分を見ると?
モリブデンがコーティングしたままに成っています。(これは、純正のままです)
通常のWPC加工で全面加工してしまうと、モリブデンの部分も落ちてしまうので、サイド部分だけマスキングして貰ってWPC加工したピストンです。
実はこのピストン、日産のVQエンジンのノーマルピストンです。
ボアサイズ76mmのA14ブロックにちょうど合いそうだったので使ってみることにした物です。
ピストンリングが今風に?厚みが薄いですね?
今はRB26用の社外のピストンリング等も薄い物が多いようですが、私は厚い方がターボエンジンの場合は良いと想って居ます。
こまめにエンジンを開けてメンテナンスできるのなら良いでしょうが、普通の方の場合は一度作ったらそんなにしょっちゅう開けられないですよね?
だから、純正のピストンリング位の厚みが有っても良いと感じて居ます。
良く言われるのが、レスポンスが!とか聞きますが、乗って判る人が何人居るでしょうか?...
ガスのシール性に関しては各社色々なノウハウが有りますから一概に厚い方が良いとは言えないと想うのですが、ストリートで楽しむには耐久性の方が必要かな?と想うのです。
なるべく長く楽しんで乗って貰えるのが結局はお客さんに喜んで貰えるんじゃないかと?
じゃあ、なんで薄いリングのピストンを使ってるの?と成りますかね...
それは、試しに作るエンジンですからシリンダーをボーリングしないで組めるんなら、それが何よりだったんです!笑)
A型エンジンを見慣れた方なら↑の画像を見ると、このコンロッドはなんだい?と成りますかね!
VQのピストンを使うにあたって、ピストンピンがA型のピンよりもだいぶ太くてどう考えても肉厚が足りなかったんです。
おまけにロッド部分がとても細くて、いくらパワーを出さないとは言ってもターボには使えそうになかったもので...
別にブログを引っ張るつもりは無いのですが、このまま書いてるととても長くなってしまいそうなので
今日はこの辺で、後日又続報と言う事でゴメンナサイです。
でも、A型のそれもターボエンジンの記事なんて楽しみにしてくれている方がいらっしゃるのでしょうか?^^;
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