ガンダム32GTRリセッティング!
garage nakamuraです。
昨日は、先日車検とタービンオーバーホールをやらせて頂いたガンダム32GTRのMotecのリセッティングをしました。
本とは1週間前の土曜日に予定していたのですが、こうば に到着したら ポツリ&ポツリ と雨が降り出して、その後本降りになってしまい断念しました...
下の回転域やノーマル並のエンジンなら少し位の雨でもやった事も有りますが、この車では例え最弱ブーストでも濡れてる路面では到底踏めません!
日を改めてと言う事で昨日急遽電話が有って決行しました。<ちょっと大袈裟ですが^^;
いや、実は暫く寝かせていた車(エンジン)ってうちでは余り良い結果になっていないんですね。
エンジンを始動していないのだから問題無いと考えて居る方も多いと思いますがそうじゃないんです。
雨風がかからないからと言っても 湿気 が有るでしょう?
そう言う時期にシリンダーやピストンリングが錆びるんです。
それに、エンジンオイルが殆ど金属表面から落ちていますから、最初の始動の時ってエンジンに対して非常に悪い条件なんです。
出来ればプラグを外して、ピストンの頭に(シリンダー)オイルを入れてあげて、セルモーターでは無くて、手で工具を使ってクランクを回してオイルがシリンダーに回ってからセルモーターで油圧を上げてやって、それからプラグを付けてエンジン始動...
中々面倒でしょう?でもそれ位気を使ってあげるのが本当はエンジンの為なんですね!
よく聞くのが、暫くぶりでエンジンを始動したらセル1発で目覚めた!とか喜んで居る人が居ますが、エンジンの磨耗って始動時が一番多いんですね(ーー;)
オイルエレメントが上向きに付いているロータリー等はちょっと乗らないで置くと、エレメントを外した時に中にオイルが全然入っていないでしょ?
そのままセルを回してエンジンが回りだしてオイルポンプからオイルがギャラリーに送られるまで非常に厳しい潤滑状態になるのはご存知ですか?
そんな訳で、ガンダム号もちょっと心配はしていたのですが、無事にリセッティングが済んで、オーバーホールしたタービンも絶好調でした。
タービンの慣らしも済んで居たのですが、ドライバーの慣らし運転がまだですから、
最初はブースト1.2キロから始めてその後1.3キロ~1.4キロで再確認と燃料と点火を見直しです。
ここまでの時点で以前よりもシフトアップ後のブーストの つき が可也良くなっているのが判りますし、
オーナーさんもニコニコです。(^^)v
水温&油温も異常無しで最後は1.5キロで取りました!
実際にはピークで1.5キロをちょっと超えて居たのですが、気持ち良く綺麗に吹けてくれました!
エンジンも何事も無く、走るほど調子が良くなって行く様な感じで期待以上でしたね。(^^)v
お疲れ様でした!と終わった後に私がメーターを止めて置いたゴムバンドを車の中に忘れてしまった旨をオーナーさんがメールで知らせてくれたのですが、
そのメールの中に次の様な文面が有りました。
いや~ 車って楽しいですね!
ニコニコしている顔が目に浮かびます(^.^)
こう言う瞬間がホントに嬉しいんですね!
それでは、この辺で...
質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。
管理人にメール の欄からアドレスを変更して頂ければ私に届きます。
(迷惑メールが多いのでご協力お願い致します)