エアフロメーターって万能ではないでしょう?
garage nakamuraです。
先日のブログでエアフロメーターの話が出たので今回は私のエアフロメーターについての考えを書かせて頂こうかと思います。
画像のエアフロは右から インフィニテーの90mm RB20DETの80mm RB26STDの70mmのエアフロです。
同じ80mmでもよりパワーを求める場合などはRB20DETの物では無くて、Z32のVG30DETのエアフロを使った仕様等も有りましたね。
今現在のようにフルコンやサブコンが一般的でない時分には純正のロムの中身を書き換えて対応していましたが、
ここ最近ではエアフロを取り払ってしまって変わりに圧力センサーやアクセルスロットルを基にした制御が多くなっているように感じています。
勿論、今でも使われている方もいらっしゃるでしょうし、それはそれで結構なことだと思いますよ。
私もロムを触るにあたって避けては通れない部分ですから随分と悩んだ経験も有ります。(^^ゞ
RB26にニスモのエアフロを適合させる場合等、ロガーを取りながらVQマップ(エアフロマップ)を可也変更して合わせてそれから付加軸を変更、マップ変更とやっていました。<結構懐かしいですね。
色々な車で(主にRB26が多かったですが)ロガーを取って行くとエアフロを使っているエンジンの場合、同じブースト、同じ回転数でも出てくる電圧が毎回少しずつ違って出てくるんですね。
エアフロ制御のエンジンの場合はこのエアフロが発生する電圧によって吸い込んだ空気の量を計測するようになっていますからその電圧のズレと言うのはマップの読む場所を左右する訳ですね。<他にも読ませるファクターは有りますが、エアフロが大きなウエイトを占めていると言う事です。
勿論、多少のズレは想定しておいてそれでも同じ空燃費、点火時期になるようにマップの読む部分を合わせるのですが、ほんとに突き詰めたセッティングをしようと考えた場合にはここの部分がどうなんだろう?と考えるように成って来る訳ですね。
高回転高付加の部分でセッティングで読んだ部分と違うところを読みに行ってしまって<例えば設定してある空燃費よりも薄い部分、点火時期の高いノッキングの出やすい部分。
そう言う部分も含めてセッティングを取ると言う事は、なんとなく曖昧な感じがしてスッキリしないですよね。<個人差や考え方の違いは有るでしょうが。(^.^)
長くなりますので今日はこの辺で後日続きを書かせて頂きます。
それではこの辺で..
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