2011年2月28日 のアーカイブ | garage-nakamuraのいやはや速い!

33GTRキャンバー調整

garage nakamuraです。

先日33GTRでサーキットを走っている たかっちさん のリヤのキャンバー調整をしました。

以前サーキット走行をしていない頃は兎に角タイヤの内減りを気にされる方で

車高も少しは下がっているのだから(車検には通ります)少しはしょうがないですよと説明はしていたのですが、

どうにも納得出来ないようでブッシュ関係の痛み具合も進んで来た頃に足回りのオーバーホールも兼ねてリヤのアッパーアームを調整式の物に交換してノーマルの範囲よりもキャンバー調整が大きく出来るようにして有りました。


サーキットを走り始めると今度はタイヤの外側が早く減り出しますからタイム云々では無くて、実際にタイヤの減り具合を見ながらキャンバー角を増やしていたのですが

最近はそれでも足らなく成って来たようでもう少しねかせますか?と言うことで又ちょっと増やしました。


セカンドカーを持っているので最近はこの車では待ち乗りは余りしないようですが、それでもサーキットまで片道80キロ位有りますし、勿論自走ですから3度以上付けてしまうとどうしても極端に片減りを誘発してしまいますから難しいところですね。


画像はキャンバー調整が済んでこれから各アーム類を本締めするところの画像です。

調整用のアッパーアームを動かしただけでも確かに変更は出来ますがそれだとブッシュ類のたわみが効いてしまってきちんとした数字が出ないですね。

ですから、リヤのアップライトに繋がっている各アーム類が動く程度に緩めて調整後に又締め直しと言う順番になります。


ですから、サーキットでこの作業をすると成ると時間も掛かりますから中々現場でチャッチャと済まそうと言う訳には行きませんからピロ足が有効になって来ますね。

ピロポールで組んだ足ならば止めてある所に関係なく動いてくれますからキャンバー調整などもそこだけ自由に動かせます。

やっぱりピロは良いよな~!等と話をしながら無事に作業を終えました。www


うちではコンピューターアライメント機器の様な高価な物は有りませんから簡易的な計測機で済ませて居ますが、それでも今まで不足無く出来ていると感じています。

誰でも知っているトーイン調整にしてもタイヤが片減りしてたら正確には出ないですよね?<コンピューターアライメントでも同じだと思うのですが...

出来れば新しいタイヤを入れて直ぐに調整した方が正確に出るので気になる方は一度やってみると良いかも知れませんね!

それでは、この辺で...

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