私がやってるRelay配線。
garage nakamuraです。
今回は、先日のブログで書いたとおり”これであなたもエレクトリックマスター”のリレー編をお送りしたいと思います。
ただ、これが本当に正しい使い方なのかどうかは、私も判りません...
しかし、この使用方法で10年以上やってますが今までトラブルは一度も出ていませんから大丈夫だと勝手に思い込んでいます。(^^)v
夜も更けてまいりましたので、早速説明に入らせて頂きます。
画像を見て頂くと、判ると思うのですが、使用するリレーは4本線の物として図を描きました。
で、通常は上の様な配線になりますね?
右側のリレーのスイッチ(12V)と書いてある線にスイッチを割り込ませて新設した電装品に電源を流すわけです。
これはこれで良いと思うのですが、この方法だと”スイッチ”に結構大きな電流が流れる為に有る程度容量の有る”スイッチ”を使わないといけない訳です。
良くある”20アンペア対応”などと書かれた物です。
でも、値段的にも結構高いですよね?それに長い間使っているとトラブル(おもに焼け焦げ)が出ませんか?
プラスチックの部分が溶けて変形していたり...
これは、結構な熱を持った証拠ですから、考えようによってはちょっと怖い事です。
私は仕事柄、燃料ポンプ等の取り付け、増設が多いので、リレーの溶解等はちょっと勘弁して欲しいと思っているんですね。
そこで、私のやってる配線方法が画像の下の図です。
違いが判りますか?判りますよね?
バッテリーからヒューズを経過してリレー本体に入れるのは同じです。
次に右側の赤丸で囲った所が今まで”スイッチ”を割り込ませていた所。
そして今回の”肝”になる部分が左側の赤丸で囲った部分の”スイッチ”です。
今まで単にボデイーアースしていた部分に”スイッチ”を割り込ませるのです。
なぜここの部分にスイッチを設置するのが良いのか?それは、ここを流れる電流が凄く少ないんです!
例えば電磁ポンプの電源線(12V)に10アンペア位流れていると仮定してもアースに使用している↑のスイッチには1アンペアも流れていないです。
(注 あまり厳密な数字を要求されても自信が無いです...爆)
ですから、ここに使う”スイッチ”は上の図で使うような容量の大きなスイッチを使わなくても2アンペアや3アンペアという小さい容量の物(外観も含めて)で間に合うんです。しかも安い!!(これ重要です^_^;)
”スイッチ”の寸法そのものが小さければ取り付け場所も融通がききますし、
何よりも焼け、や焦げ、等のトラブルも出難いですから安全&安心ですね!(^^)v
”スイッチ”に掛かる負荷が小さいですから長持ちします!多分...
それから、ヒューズの取り付け場所はなるべくバッテリーに近い所が良いと思います。
12Vの線がボデイーに這わせて有る訳ですから、ヒューズが飛べばその先には電気が流れなくなる訳ですから...
ご自分で取り付けされる方は、とにかく慎重にやって下さいね!
自分が配線になったつもりで作業すれば、どこを通してやれば無理な力が掛からないとか、傷が付き難いとか、有る程度想像がつくと思います。
強い決断も必要ですが、やはり最後は優しさがものを言うんじゃないかと想う,
想いたいgarage nakamuraでした。