こんなになるまで使ってみたい!
garage nakamuraです。
今回は、昨日のブログで載せた画像右側の”LZ”エンジンのコンロッドです。
実際にワークスで使っていた物を中古で譲って頂いて、そのうちの6本をL6に使ったのでこの画像のコンロッドは譲ってもらったそのままで私は何も手を加えてません。
画像の上の方のピストンピンが入る部分をよーく見て下さい。
これ、判りますか?画像が悪いだろ!と言う方、ゴメンナサイです!
黄金色と言いますか、ちょっと金色っぽく焼けていますね?
これは、オイルが焼けて色が付いたものなんですね!
勿論、壊れてこうなったのとは違います。むしろ、まあ、良い焼け具合だそうです!(@_@)
今から、25年以上?前のエンジンですから、コンピューターとかの時代では無く、インジェクションと言っても機械式の高圧で噴射するタイプのクーゲルやルーカスと 言ったインジェクションでスライドバルブでドライブしてたんでしょうね?
当時は今ほど計測機器等も一般的では無かったでしょうし、実車に載せてからはドライバーの感覚が頼りの時代でしょうから、(載せる前はエンジンベンチ等のテストは当然するでしょうが!)
レース後、エンジン屋さん達は、こういう部分を見て、きちんとセッティングが出ていたか?方向性が合っているか?と言うのを判断していたのでしょうね?
それにしても、見る度に想うのですが、どの位の使用状況でこんな”焼け”が
出てくるのか?興味深々で色々妄想してしまいます...
今の時代のエンジンはピストンクーラーの付いてる物が多いので中々こういう状態には成りにくいのでしょうが、出来れば私も自分の組んだエンジンで自分でセッティン グして、こんなに成るまで踏み抜いてみたいですね~!www
本当に調子が良くて、回りすぎて壊れる寸前の”音”は良ーーーい”音”なんだよな~!と言う話を聞いたことが有ります。
私は今までその”音”を1度だけ聞いた憶えが有るのですが、確かに次の瞬間
バルブが曲がって5気筒になりました。(L型6気筒の話ですが、バカ耳の私の話ですから、あてには成りませんが!)
これから先、そう言う”音”が何度聞けるのか、出来れば壊さずに何度も何度も聞いて居たいと想う garage nakamura でした。(^^)v
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