33GTRデフ | garage-nakamuraのいやはや速い!

33GTRのデフ入手しました。

garage nakamuraです。


お客さんの33GTR の加工用のデフを入手しました。

Vスペックなのでデフが油圧制御のアクティブデフと呼ばれている物です。




サーキットで使用するにはちょっとロック率が弱いと言うことで先日から何とか成らないものかと調べては居たのですが、

余り良い方法が見つかりません。


モーターで圧力を掛けてロック率を上げている訳ですから方法が無い訳では無いと思うのですが、

お客さんと話をしていて、サーキットを走り始めたきっかけがタイムを出す事では無くて、

ドライビングが上手くなりたいと言う目的ですから、それならば機械式のデフの方がその目的に合わせやすいでしょうと言う事になりまして

33GTRの中古のデフを探してみたらたまたま先輩の所に使わないのが有るからと言う事で譲って貰いました。


サーキットを走り始めたなら勿論 誰でもタイムは気になる部分でしょう?

私も否定はしません。


兎に角タイムアップを考えて車を仕上げて行くと思います。

でも、そのタイムアップの為に色々と犠牲になって行く物、知らず知らずとは言いませんが、その場の勢いで車を作り込んでしまうといつの間にか町乗り出来ない車になってしまっていると言う方も結構居るのではないでしょうか?...


サーキットが直ぐ近くの人ならば夏場エアコンが無くても我慢も出来るでしょうが、1時間も2時間も掛けてサーキットに行く人の場合は、

朝は早めの時間だからまだ良いでしょうが、帰りの時間帯の事を考えると辛いものが有りますよね?


確かにエアコンのコンデンサーを外してしまえば、ラジエターの冷えも良くなりますから、水温の心配も少なくなります。

重量の面から言っても少しでも軽い方が有利になってくる訳ですから車の動きに関しては、早く走る為には有利になって来るのも事実です。


でも、そう言う風に車を仕上げて行ったつもりが段々と町乗りには向かない、乗り難い車になってしまったと言う人も居るのでは?...


サーキット専用車にしてしまって、ローダーに乗せて持ち込めればそれはそれで良いと思うのですが、なかなか誰でも出来る事では無いですし、

レンタカーを借りるにしてもそれなりに経費が掛かる訳ですから走る回数を減らしたり、時期を限定したりして調整するようになる訳ですね。


その結果、どうなるかと言いますと、自分の車で有りながら乗りなれていない、慣れるまで時間の掛かる車になってしまう訳です...


車は出来上がったけれども思ったようなタイムアップは出来ない。


自分の描いていたドライビングが出来ない。


何より上手く車と付き合えないと言う現実が待っていると思うんです。笑


ドライビングテクニックがある一定以上のレベルまで向上するまでは程度問題も有りますが、いつでも気軽に乗り出せる車にしておくという事が後々とても大切な事になって来ると考えてお客さんと話をさせて頂いて居ます。


自分の体の一部となって居る様な車の方が 腕 は上がると考えて居ます。

タイムアップには車の作り込みも大切な一部分ですが、

一番大切なチューニングはドライバーだと信じて疑わない私が居ます。(^.^)


それでは、この辺で...

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