RB26 | garage-nakamuraのいやはや速い!

RB28に使うヘッドなんです...

garage nakamuraです。


先日からのRB28の修理で使うスペアーヘッドの作業を進めています。

今まで使っていたヘッドはちょっと使い物にならない為に、オーナーさんの車に元々載っていたノーマルエンジンのヘッドを使う事に成りました。


実はこのヘッドもブローしたエンジンに付いていた物です。

距離的には3万キロちょっとしか走っていないエンジンだったのですが、

暫く寝かせて置いた後に車検を取って乗り出したら、まもなくブローです...(ーー;)


ブロックの5番が吸入工程の時にコンロッドかシリンダー(ばらばらなのでどちらが先かはっきり判らなくなっていました)が逝ってしまって、

ブロックの両側に大穴が開いて腰下部分が全滅になったにもかかわらず、ヘッドは何とか使えそうに残ってくれました。



私の所では、RB26エンジンが多いのですがその中でもノーマル状態のエンジンの中では間違い無く一番パワーの出ているエンジンでした!

余談ですが、ノーマルタービンでシャーシで490馬力出ているノーマルエンジンが有ったのですが、それよりも良かったです!

距離が進んでオーバーホールの時期が来るのが本とに楽しみのエンジンだったんです...


はっきりした事は判らないのですが、同じRB26でも何種類か有るんですよね?

ブロックの強度とかではなくて、パワーが出ているシリーズと言うかラインと言うか、何台か遭遇しています。(ノーマルの純正状態です)

一体何処がどんな風に違うのか?開けるのが楽しみだったんですね!(大体は見当が付いていますが、確信が欲しかった...笑)


まあ、過ぎてしまったことはしょうがないですし、このヘッドに第二の人生ならぬ、第二の仕事をしてもらう為に分解点検&洗浄して居ます。


インテークバルブの曲がり6番に有るのはバラす前に判って居たのですが、もしかしたらガイドは割れてないの?と不思議に感じていたのですが、

バルブを抜いてシートリング側から見たら?


やっぱり割れて居ました...当然と言えば当然ですね。バルブがこんなに曲がって居るのですから!笑)





今回はこのままノーマルガイドで行く予定で居ます。

大丈夫かって?大丈夫ですよ!

走行距離も少ないですし、磨耗も少ないですし、何よりこれ以上ガイドも割れないでしょう?!(^.^)


あ、ちゃんと揃えますよ他のガイドもね。

エンジン回転は抑えて使う予定で居ますから、ガイド交換は次回のオーバーホールまで取っておきましょうとオーナーさんと話も決まっています。

(オーナーさん割れはまだ見ていないですけど...)


他所様の所はどうなのか判りませんが、それなりのエンジンを作ろうと思ったら、結構な数の加工箇所が有るんですね。

やろうと思えばそれこそキリが無いほどやり方が有ります。

どの辺で線引きするか?なるべくやってあげたいのは山々なのですが、時間も掛かってしまいますから悩ましい限りです。


時間が掛かるとお金も掛かるだろって?

そんな事は無いと思っていますよ。

それに金額はオーナーさんと相談していきなり高額請求なんて事はうちでは一切無いですから!(^^)v


それでは、この辺で...

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改造車、入りま~す!

garage nakamuraです。


改造車、入りま~す!


先日、RB26が載ってる オーテックステージア の車検に行って来たのですが、

ラインに入る直前に検査官の方が無線マイクで言った一言です。笑)


この車は、今回は車検を取る際に一度抹消して、再登録の為に中古新規での検査になります。

画像を見て貰うとお分かりのように、確かにノーマルのエンジンルームとはかけ離れています...


検査ラインに入る前に事前検査でライトやウィンカー等を確認しますが、

ボンネットを開けてエンジンルームを見た途端、一瞬検査官の目つきが変わるのがはっきり判りました!(ーー;)

事前に慎重に整備をして行きましたが、やっぱり緊張しますね...


一応、何事も無くラインに入って行く許可が出たので ホッ!とした所でラインの最終確認の検査官に の連絡です。


フロントパイプ以降は純正の触媒&マフラーなのですが、ウエストゲートも付いていますし(出口は塞いで有りますが)

オイルパンもトラストの要量アップ品が付いています。

ガソリンラインも1本追加でフィルターが後方に付いてますから怪しさ満点ですね!


カムもちょっと高めのカムがセットされていますし、何よりも音がボ~では無くて、ハイカム特有のバンバンバ~ンです...

排ガスも無事に通過出来たのですが、もし私が検査官だったら、やっぱり最終チェックは厳しくするでしょうね。^^;


案の定、最終検査の下回りでは他の車よりも随分と長い時間覗き込まれていた様に感じました。

で、表に出して下さい!音量チェックをします!


え?ノーマルマフラーで?と思ったのですが、言われるままに表に出してチェックして貰いました。

結果は97.5デシベル?(結構ギリギリじゃないのかな?)

事前に先輩から本来の音量チェックの方法はアドバイスして貰っていまして、

その方法とちょっと違う計測方法でしたので、もし不合格だったら 異議申し立て をしようと考えて居たのですが、

無事に合格!

めでたく事前に申し込んでおいた希望ナンバーが付きました。(^_^)v


私は車検の専門家ではないですし、そんなに頻繁に車検も陸自まで行くわけでは有りませんから

終わった時にはそれまでの疲れが ドッと出て来てしまってその日は何もする気が起きませんでした。笑)

(普通の車ではそんな事は無いんですよ!)


この車、現在エンジンの慣らしを進めながら eマネージアルティメイト でセッティングを取っています。

エアフロを取り払ってのDジェトロ化なので使い慣れていない部分も相まって可也慎重に進めています。


タービンが結構でかいんですが、割と低回転からブーストが掛かるようです!

後で良い結果をここで書けるように 頑張って セッティングしてます。!(^^)!


それでは、この辺で...


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GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか?その3

garage nakamuraです。


今回は、GTRの3速ギヤはなぜ割れるのか?のその3で書かせて貰いますね。

前回前々回 のブログで、タービンのレスポンスが良い、又、ダンパーの突き上げの強い車に3速ギヤが割れるトラブルが出やすいと書きました。


では、何故上記のようなGTRに出やすいのか?


ここではドラッグ走行的な走りを例にしてみますね。

通常、GTRで速く走ろうと考えた場合にエンジン回転は8000rpm位まで回すと思います。

(パワー的には7500rpm位で頭打ちが始まると思いますが、きちんと性能の出ているRB26ならば、8000rpmまでは割りとスムーズに回転が上がって行くと思います)

1速、2速と8000rpmまで引っ張って3速に入れますが、この時ある程度慣れた人(シフトをスムーズに素早く)ならば、

エンジンの回転落ちは2000rpm以下で収まると思いますが如何ですか?


2000rpm下がって3速に入り、クラッチが繋がった所が6000rpmとします。

当然3速でもアクセルはベタ踏み、全開ですね!

この6000rpmの時のエンジンの状態と言いますか、パワーの出方は例えノーマルエンジンで有ってもセラミックタービンの立ち上がりの良さも相まって、トルク&パワー共に最高に近い出力が出ている部分ですね?


強化クラッチを入れている訳ですから、そのパワーは滑らずにダイレクトに3速ギヤに掛かります!

ミッションからトランファーを経由しながらもプロペラシャフトでデフに伝わります。

そのデフがリヤのタイヤを回す訳ですが、タイヤがグリップする分をダンパー(バネも有りますがこの際省きますね!)が受け止めてグッという感じでリヤが沈み込むのですが...


ここで、ダンパーの初期の縮み出しの硬い物、変速ショックが ドンッ!と言う感じのダンパーを付けている車の場合は、

力の逃げ場所が無くなってしまいます。

ここで、一番弱い3速ギヤが割れてしまうんですね...


画像ではちょっと見難いのですが、上段右から1速 2速 3速ギヤと並んで居ますが、3速ギヤから歯の厚みが薄く成り出すギヤ比なんですね。

それでは!と言う事で、サードパーティー製の社外製のクロスミッション等に乗せ替え(組み換え)となってしまいますね。


こう言うダンパー特性が悪いと言っている訳では無いので誤解の無い様にお願いしたいのですが、

リヤの沈み込みもロスと言えばロスになる訳ですが、だからと言ってシフトアップの度に変速ショックを受け止めているパーツ側から見ると

寿命も短くなりますね!と言うのが私の考えです。


それから、変速ショックだけで無く、サーキット走行でゼブラに乗って立ち上がりの際等、

ある程度アクセルを踏んでいる様な状態でデフの効きの強い車の場合等も可也シフトアップに近い状況になると感じます。


ノーマルエンジン、ノーマルタービンで書きましたが、それなりに手を入れて有るエンジンやタービンですとノーマルエンジン以上のレスポンスやパワーが有る訳ですから、尚更厳しくなって来ますね!


如何でしたか?

ダンパー特性が駆動系と言わず、エンジンも含めた車全体に及ぼす影響って可也大きい割合を占めているとは思いませんか?


それでは、この辺で...


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GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか?その2

garage nakamuraです。


昨日の GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか? のその2です。


タービンのレスポンスが、まず第一ですね!と書きましたがこれは当然ですね。

2速から3速にシフトアップして中々ブーストが上がって来ないようではガツンと言うショックが来ない訳ですから、

なるべく急激にブーストが上がる、レスポンスの良いタービンが必要になって来ます。


これには純正のセラミックタービンの回りの軽さが効いてくるわけですが、

だからと言って、セラミックタービンでブースト1.2キロ位でドラッグ的な走りをしている車が皆、3速ギヤが割れるか?と言うとそう言う事でも無いんですね。


何でかな~?と考えていると、一つの事実が有る事に気が付きました。

それは、足回りのダンパーの特性に大きく左右されているのでは?と言う事だったのです。


その当時、売れに売れているダンパーメーカーが有りました。<メーカー名は伏せますね。^^;

直巻き荒巻と呼ばれているダンパーの直巻きの方ですね。


私の知り合いの所でも壊れた時の話を聞くと、このメーカーのダンパーを入れていたと聞く事が可也多かったです。


RB26ですからエンジンにも手を入れてパワーも700馬力や800馬力と成って来ると、

ミッションもノーマルでは無くて、その当時流行っていた トラストの6速等も導入しますが、あれも良く壊れていましたね!

それも話を聞くとそのメーカーの直巻きダンパーを使っていたと...


私の所で壊れた車も同じメーカーの直巻きです。

うちに来られる前にお客さんが付けて居た場合が殆どです。


何の事か判りますか?

そうです、突き上げですね!

ダンパーの縮み側の減衰が高いと段差等を乗り越えた時に ドンッ! と言う感じで突き上げ感が大きいショックって有りますよね?

あのショックが可也のダメージになっているのかな?考えました。


事実、シフトアップ時にグッ!と言う感じでショックを受け止めてくれるダンパーを使っている車の場合は、

うちでは壊れた経験が有りません。<3速ギヤが割れ無いと言う事です。


GTRの場合はトラクションの掛かりが良いですから2速から3速に上手い具合にスパッと入って、

ブーストが勢い良く上がって行って強化クラッチで繋がって行くと考えると3速ギヤに一気にパワーが掛かってきますね?

その時に、ダンパーの突き上げが強いと...


ショックハンマーやインパクトレンチでボルトやナットを緩める状況と言った方が判りやすいでしょうか?

あれって、ガツン と力が掛かるから緩みやすいのですから、原理は似ているかなと感じています。


次回は、ここの部分をもう少し突っ込んで書かせて貰いますね。


それでは、この辺で...


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GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか?

garage nakamuraです。


RB26搭載のGTRでノーマルミッションの3速ギヤが割れると言う経験をされた方って結構いらっしゃるのではないでしょうか?

32GTR、33GTRに標準で搭載されている FS5W30A型 と呼ばれている5速タイプのギヤボックスの事で、

34GTRから搭載のゲトラグミッションでは余り聞きませんが...


私も一度だけ経験が有ります。

セッティングの時に良い感じで1速、2速と加速して行って3速に入れてクラッチを繋いだ瞬間に バ~ン!!ガラガラ~♪ ♪ ♪

シフトアップで壊れる(割れる)場合って大体こう言う感じだと思います。^^;


踏んで居ない時やエンブレの時に3速ギヤが壊れると言うのは余り聞きませんし、そういう場合は乗り方に問題が有るのかも知れませんが、上記の場合は、上手く乗れた時に起きるようです...悲


私の所でも私以外にお客さん自身が乗って壊れた事も有るので、(他所の話も聞きましたし)その当時、色々と原因を考えてみました。


割れた時の状況を色々と検証して行くと、それまで見えなかった部分が見えて来る場合も有るんですね!

たまに聞くのが、エンジンがパワーが有るから3速ギヤが砕けた!とか、吹っ飛んだ!と言っている人が居ますが

あれってどうなんでしょう?


私の場合も含めて私の所で3速ギヤが壊れた車の殆どはノーマルのセラミックタービンでした。

勿論、クラッチは純正では無くて、トリプルが殆どです。

その他マフラーやインタークーラー、パイピング、エアクリーナーと言った所は交換して有りますが、インタークーラーに関しては純正のままと言う車も有りました。


エンジンはヘッドガスケットも変えていない車も有りましたし、カムもノーマルのバルタイだけ変更した程度の物ですからパワー的にはそんなに出ていないと思います。

さすがにブースト1キロでは出ませんでしたが、1.2キロで走ると出る車が有りました。


原因を探っていくうちに有る程度見えて来たのですが、

それは一つの原因では無くて、いくつかの条件が重なった時に引き起こされて居ると言う事に繋がって行きました。


まず第一にタービンのレスポンスですね!

純正のセラミックタービンは容量的には大きいとは言えませんが、それでもブースト1.2キロだと400PSは軽く超えますね?

軽い分、回りが速いと言う事は、その分ブーストの掛かり、上がりも速いと言う事に繋がります。


まだまだ続くのですが、ちょっと時間が無くなってしまいましたので今回はこの辺で失礼致します。

続きは私の考えを包み隠さず書かせて頂きます。(^.^)


それでは、この辺で...


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RB26のECUユニット交換

garage nakamuraです。


先日RB26のコントロールユニットが調子悪いと言う事で連絡を貰いまして点検後、ユニットとロム交換をしました。

32GTRには年式によって5種類のコントロールユニットが有ります。


発売時に付いていた物が

R128

R138

R280

R281

R282

とこんな感じだったと記憶しています。<もし間違っていたらすんません。^^;


上記の5種類はそれぞれ互換性が有って、どれをどれに付け替えても普通に動いたと思います。


今回依頼されたのは、最終型の R282 のタイプだったのですが、

普段はほとんど乗らないで車庫の肥やし?にされている車のようです。w


今まではコントロールユニットが壊れると言うのは32GTRの場合は、

純正のロムのハンダ付けの部分を外す時に失敗して基盤を痛めてしまったとか、

ソケットやスクランブル用の基盤をハンダ付けした際、上手く付いて居ない等の原因がほとんどだったのですが、

今回の場合は、当てはまらないようです。


始動時にチェックランプが点滅したりしなかったりで、時々プラグがかぶってしまったりしたようです。

あまり乗らないで居るのも湿気が溜まったりで電子関係の部品にとっても良い事では無いと感じています。


今ではほとんど以来は有りませんが、当時HKSのドラッグが龍ヶ崎で開催されていた頃は随分と触りました。

沢山売れたと言う事では無くて、セッティングで色々とデータを作ったと言う事です。

(有名じゃなかったので売れませんでした...^^;)


この32GTR用のロムで凄いのが有ったんですよ!

意味は若干違うのですが、ミスファイヤリングロムと言って、

停止状態でアクセルを開けていくとエンジン回転が上がって行きますが、

その時にブーストも上がって行ってフルブーストになるんです!


セラミックタービンは簡単に1,2キロまで上げられますし、

ノーマルエンジンに45Sのウエストゲートでも車が停止状態でもゲートが鳴きました!フルブーストです!(^^)v


スタートが  のドラッグレースですからこれは最高の武器でしたね!!


で、スタートすると当然スピードが上がって行きますが、この時2キロ単位で読んでいるマップを切り替えて行けるんです。

スピード信号は1ビット2キロとプログラムされていましたね。ノーマルもそのままです。


ですから、スタートしてからスピードが上がって来て各ギヤでの守備範囲に合わせて回転軸、付加軸も分けて別々にマップが持てるんです。


勿論、点火と燃調と別々にです。


ですから、ほんとに合わせ込もうとしたら、全部で燃料と点火のマップだけで20面以上作れるんですね。

もう頭の中がぐちゃぐちゃですよ...<パンクしそうになります。


乗って総てを判断するなんてとても出来ませんからデータロガーを取り付けて吸い出したデータとにらめっこです。

ご飯なんて食べてる暇が無かったですね。^^;



今となっては懐かしい思い出ですね。


この修理をしたコンピューターは普通の一面だけのロムでしたが、

やっていてふとそんな事を思い出しました。


それでは、この辺で...

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エアフロメーターって万能ではないでしょう?

garage nakamuraです。

先日のブログでエアフロメーターの話が出たので今回は私のエアフロメーターについての考えを書かせて頂こうかと思います。

画像のエアフロは右から インフィニテーの90mm RB20DETの80mm RB26STDの70mmのエアフロです。

同じ80mmでもよりパワーを求める場合などはRB20DETの物では無くて、Z32のVG30DETのエアフロを使った仕様等も有りましたね。


今現在のようにフルコンサブコンが一般的でない時分には純正のロムの中身を書き換えて対応していましたが、

ここ最近ではエアフロを取り払ってしまって変わりに圧力センサーやアクセルスロットルを基にした制御が多くなっているように感じています。

勿論、今でも使われている方もいらっしゃるでしょうし、それはそれで結構なことだと思いますよ。


私もロムを触るにあたって避けては通れない部分ですから随分と悩んだ経験も有ります。(^^ゞ

RB26ニスモのエアフロを適合させる場合等、ロガーを取りながらVQマップ(エアフロマップ)を可也変更して合わせてそれから付加軸を変更、マップ変更とやっていました。<結構懐かしいですね。


色々な車で(主にRB26が多かったですが)ロガーを取って行くとエアフロを使っているエンジンの場合、同じブースト、同じ回転数でも出てくる電圧が毎回少しずつ違って出てくるんですね。

エアフロ制御のエンジンの場合はこのエアフロが発生する電圧によって吸い込んだ空気の量を計測するようになっていますからその電圧のズレと言うのはマップの読む場所を左右する訳ですね。<他にも読ませるファクターは有りますが、エアフロが大きなウエイトを占めていると言う事です。

勿論、多少のズレは想定しておいてそれでも同じ空燃費、点火時期になるようにマップの読む部分を合わせるのですが、ほんとに突き詰めたセッティングをしようと考えた場合にはここの部分がどうなんだろう?と考えるように成って来る訳ですね。

高回転高付加の部分でセッティングで読んだ部分と違うところを読みに行ってしまって<例えば設定してある空燃費よりも薄い部分、点火時期の高いノッキングの出やすい部分。


そう言う部分も含めてセッティングを取ると言う事は、なんとなく曖昧な感じがしてスッキリしないですよね。<個人差や考え方の違いは有るでしょうが。(^.^)


長くなりますので今日はこの辺で後日続きを書かせて頂きます。

それではこの辺で..

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RB26インマニガスケット交換など

garage nakamuraです。

RB26インマニガスケット交換の依頼を受けました。

このエンジンはステージアのオーテックバージョンに搭載されているRB26なのですが、

少し前から2番のインジェクター付近からガソリン漏れした様な痕が有るのですがと、オーナーさんが心配していまして車を見せて貰ったらインジェクターの漏れとは違いますね。

という事で車を預かって現在修理中です。

オーナーさんはこの車で以前に6番のインジェクターからガソリン漏れを経験していたので今回も同様なトラブルかと考えていたようです。


このエンジン走行距離は17万キロを越えています!

3万キロ程の時に中古で購入されて(その当時生産廃止で新車は有りませんでした。)


4万キロの時点でmotecm4を取り付けてそれから約13万キロ走っています。

購入してからブーストは1キロでこれまで一度も変更していません。<純正のソレノイドをmotecで制御しています。

エンジンは勿論タービンもガスケット関係も総てノーマルです。<タイミングベルトは10万キロの時点でノーマル品に交換して有ります。

画像を見て頂くと判ると思うのですが、2番以外の所もガスケットがこんな感じで危なくなっています。<2番は当然切れていました。

今回はこのマニホールドのガスケットとスロットルの6枚のガスケットを社外品のメタル製の物に取り替える事にしました。


エンジンは17万キロ走ったにしてはとても調子良いですね、まだまだ  が有るように感じられます。

オーナーは殆ど毎日乗られていますから変わらないと感じていても多少気が付かない場合なども有るかと思ってたまには私も乗らせて貰うのですが、

なんで?と思うほど  が落ちていないです!<おとなしく乗ってるからだろ?と言う方もいらっしゃるでしょう...<これが違うんですね!(^^)v


マニホールドの画像を見て貰っても判りますよね?


取り外したままで全然掃除もしていないのですよ。

ブーストも掛けずにゆっくり乗っているだけだともうちょっとカーボンが付いていても不思議ではないと思いますし、普通はもうちょっと汚れていても良い筈です。

勿論、オーナーさんの乗り方やメンテナンスも良いのは当然なんですが、これがmotecの良い所なんですよ!

上手く写らないので画像は取ってないのですが、ヘッドのポートの方もカーボンは無いと言っても良いほど綺麗になっています!


ガソリンが燃調が濃いんだろ?と思うでしょ?>ごもっともです。

ですが、そんなに燃料が濃いまま乗っていたらいくらオイル交換を3000キロ程度でやっていても17万キロも乗れて居ないとは思いませんか?

きちんと制御出来ていると言う事はエンジンの振動が少ないという事に繋がると感じています。

振動が少ないという事はエンジンがスムーズに動きやすいのではないでしょうかね?

結果として燃費も良いですし、綺麗に燃えてくれますからカーボンの付着も少ないと良い方向に向いてくれるんではないかと...


オーナーさんは、30万キロ位は乗れますかね?と毎月3000キロ位のペースで乗られています。

ヘッドガスケットがノーマルのアスベスト製のままなのでその点は心配ですがそれ以外は大丈夫でしょう!と私自身も感じています。

本当に30万キロ走ったらエンジンの中身はどんなになっているか是非この目で確かめたいと今からとても楽しみです。(*^^)v


それにしてもRB26のインテーク周りは狭くて入り組んでいて作業がやり難いです...

それでは、この辺で...


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ガソリンポンプ追加の追加工?

garage nakamuraです。


ステージアのガソリンポンプ追加加工の追加加工です。笑


日産のスカイライン系の燃料タンクの 蓋 の部分の画像なのですが、判りますかね?


先日のステージアの場合は、2個のポンプをタンクの中で1本のラインで出してから2本に分けてインジェクターに持って行く予定なのですが、


電源も中で繋いで2個同時に回そうと考えていたのですが、この車はポンプモジュールを使わないで、バッテリー直で動かす予定なので出来ればアイドリング近辺は1個のポンプで動かした方が良いかな?とちょっと考えていました。


私は、500馬力オーバーになってくる車の場合はあのポンプモジュールは使いたくないと考えて居るのですが、皆さんはどうしていらっしゃるのでしょうかね?


SRエンジン搭載車ほどではないのですが、RB26車に付いているモジュールも電圧供給にタイムラグが有るんですね。

大抵は、シフトアップして、アクセルを踏みなおした時に遅れが出ます。

仕様にもよりますが、ブーストがグッと上がって行くところですから、あまりよろしくないですよね?...


今までは、使っていてもそれが原因でエンジンが壊れたと言うことは無いのですが、今からを考えた場合に生産されてからだいぶ時間も経っていますからいつ壊れてもおかしくないですよね?


しかも、ノーマルポンプよりも容量の大きなポンプを使う場合などは、消費電力も当然多くなるわけですから、余計にトラブルの出る確率は上がってくるような気がしてなりませんね...


確かにアイドリング時は、ポンプにバッテリーの電圧をかける必要は無いのでしょうが、ノーマル車ならいざ知らず

チューニング車ですから渋滞等以外は、余りアイドリングでエンジンをかけて置く必要は無いと思うのですね。


エンジンの調子を崩す原因の一つに燃焼室の汚れ、即ち、カーボンの付着が有りますね?

このカーボンは、エンジンがアイドリング状態の時に一番多く付くんじゃないかと私は思っています。

誤解の無いように言っておきますが、きちんと燃調が取れていると言うのが条件ですよ!


普段余り飛ばさない車で高速道路や、サーキットを思い切り走った後って、何となくエンジンが調子良くなっている様に感じる時って無いですか?


もし、そう言う感じがするのでしたら、それは、燃焼室周りのカーボンがある程度取れていて、その結果、バルブの密閉度が上がったり、ピストンリングの動きがカーボンが減ったことにより動きやすくなったと推測出来るわけです。


これから寒くなってくると、冷えてる状態からエンジンをかけた時に、ずーっと、アイドリングさせている人がたまに居ますよね?

ヒーターが聞かないのが嫌なので、と言う人は別にして、エンジンが可愛そうだからと、思ってやられていることは、実は逆効果です。


氷が張るほど寒いのに直ぐに走り出すのも良くないですが、水温系の針が動き出したらとか、40度を超えたらゆっくり走り出した方が、エンジンの事を考えたらよい結果になると思います。


サーキット等でのアフターアイドリングは意味が違いますから誤解しないで下さいね!(ボールベアリングのタービン車でも少しは必要と言う事です)


あらら?追加加工の事を書こうと思っていたら...


見てもらうと外した経験の有る方には判りますよね?

マーカーペンで色を付けた部分の幅が、約10ミリなので、そこに10ミリボルトが入る穴を開けて、ボルトに穴を開けてその穴から配線を通します。

ボルトの頭は、サンダー等で削れば上側からナットを締めれば動かなくなりますから、意外といけるのでは?と...


失敗するとガソリンフロートごと買い替えになりますから、その辺は自己責任でお願いしますね!


それでは、この辺で...

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ポート研磨が原点でした。

garage nakamuraです。

私はエンジンを触り始めた時から ずーっとポート研磨に拘って来ましたし今もそこが原点だと感じています。

もう直ぐ組み込みに入らなきゃ成らない26が有るのですが、
この暑さでは、メタル合わせも合わせ様が無いかな?と思案しています。

エアコン完備のエンジン組み立て部屋なんて有ったらエンジン組んでなくてもいつも居座ってしまうだろうし...笑

画像はしばらく前に加工が終わっていたRB26ポートです。


私のところの STAGEⅡ です。一応 STAGEⅢまで有るのですがその時の気分です。^_^;

み込み前に洗浄するのでそのままで良いかな?と放っておいたらちょっと汚れていました...

ついでだから写真を撮っておこうと思い立って何枚か撮ってみたのですが、中々上手く撮れませんね。

凸凹は殆ど無いのですが、画像では有るように見えます。
私が伝えたいことがちゃんと伝わるか疑問です。(-_-;)


私はエンジンを弄り始めてから、とにかくポートでした。ずーっとポートでした。
毎日毎日ポートのことばかり考えていたような気がします。

どうやって削れば良いのか?どんな形がパワーが出るのか?

人に聞いて答えが有る物じゃ無いと思うようになってからでしょうか?
自分なりの答えが出始めたのは?...

削りながら、次はあそこを削りたい、次はここをならしたい、と思っても最初の頃は全然思ったところに 超硬やサンドペーパー が当たってくれないんですね?

やられた経験のある方ならば判るでしょう?...

私は元来不器用ですから、思ったところをサッと削れるようになるまでに10年位は掛かったでしょうか?

やる度にセンスが無いな~、素質そのものが無いんだな?と落ち込んでいましたね。

ただ、時間だけは有ったのが良かったんでしょうか?

時間を掛けることに勿体無いと思う気持ちは一切感じませんでした。(世間では のろま と言うんでしょうね!)

そんなこんなで、年中削っていたら、いつの間にか、時間を感じなくなる時が有るんですね。

どれ位時間が経っていたのか?一体何をやっていたのか?
私はだ~れ?的な...爆

でも、ちゃんと削れているんです。

あー!これが 無 なのかな?と勝手に思い込んだりもしていましたね。
(完璧、変態です。良い子の皆は決して真似しないで下さい!^_^;)

以前は エアリューター で削っていたのですが、夜中だとコンプレッサーの音が気になるんですよね?

お友達にアメリカ製の電動を買って貰ってからは音も殆ど出ないし、
夜中でも気にせず作業出来たのがとても嬉しかったです。

それに何と言ってもトルクが有るので削りやすいんですね!(^^)v

最近は機械加工でのポート加工が普及し始めて来ているようですね?
確かにバラツキも少なく均一な研磨が出来て素晴らしいと思いますね!

判ってはいても、私は自分の手で削りたいと思う 銕 でした。

それでは、この辺で...


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