RB26 | garage-nakamuraのいやはや速い!

RB26燃焼室加工開始

garage nakamuraです。

先日ポート研磨がほぼ終わったRB26ヘッド燃焼室の加工を始めて居ます。

ポートの加工をあれだけやって置いて、燃焼室はノーマルのままと言う訳には行きませんね?^_^;


ポートの形状についてもチューナーさんそれぞれに想いや考えが存在するように、

燃焼室についても又それぞれに色々な考えが有ると想います...


私の場合も自分なりにホントにも~嫌になる位考えました。

考えがまとまらずに何回朝を迎えた事か?...^_^;


はっきり言って、未だに これだ! と断言出来るほどノウハウは溜まっていないと感じています。

それは、これだ!と言う形が一概に一つとは限らないと感じているからですね。


エンジンのパーツにしても色々な物が出回っていますし、補記類に関してはそれこそ組み合わせ数は無限とは言いませんが、

可也のバリエーションが考えられる現状だと想います。


どんな使い方、乗り方をするのか?サーキットの周回なのか?ドラッグなのか?

ブーストはどれ位掛けるのか?等でも圧縮比をはじめ、燃焼室の形状なども違ってくるのは当然だと想うんですよ。


その辺の所を考えながら加工しなければと想いながらも、この暑さで頭が上手く回転しません?^_^;


私の場合は画像の様に使用するブロックにヘッドを仮組みしてクランク側からケガキを入れて、それを元に削り込んで行く様な段取りです。

ヘッドガスケットに合わせてケガイてしまうと?

ヘッドやブロックの僅かな個体差等も有りますから、ズレが出てしまう場合も有りますね?


この画像と







この画像では横方向のスキッシュ部分の大きさが違いますよね?


少しと言えば少しの違いなのですが、そんな気持ちで取り組んで居たら、まず良いエンジンは組めないんじゃないかな?と感じています。


エンジンの設計をするにあたり、一番の要(かなめ)の部分が燃焼室だと言われる人も居ます。

最終的にガソリンと空気を混ぜて(ポートの段階でも混ざっては居ますが、最終的にと言うことです)文字どうり燃やしてパワーを生み出すのが燃焼室ですね。


効率良く沢山のガス(空気とガソリン)を吸い込めて、なるべく短い時間に出来るだけ沢山のガソリンを残す事無く燃やして強い圧力でピストンを押し下げる!

燃やしてピストンを押し下げた後は、新気の進入を妨げる事無く、効率良く排気バルブからポートに抜けてetc.etc...


たった直径90mmにも満たない(RB26の場合です)この場所でとても大切な仕事をする訳ですから、

考えれ考えるほど難しい部分なんですね~(^.^)


ただ、画像でも ズレ が確認出来たと想うのですが、最近流行の機械加工の場合はどうしているのでしょうか?

ボアピッチや図面でセンターを出して、それに合わせて加工するんですかね?

ブロックのシリンダーは可也の確立で ズレ は有ると想うのですが?...


う~ん、やっぱり私は手加工で ガリガリ シコシコ やる事にします。笑)


それでは、この辺で...

質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。

管理人にメール の欄からアドレスを変更して頂ければ私に届きます。

(迷惑メールが多いのでご協力お願い致します)

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RB26ポート研磨ほぼ終了です。

garage nakamuraです。

RB26のポート研磨が大体終わりました。

お盆中も親戚のお付き合い関係以外はちょこちょこ合間を見つけて仕事していました。まあ、暑くてちょっとグダグダでしたが、^^;


取りあえずこんな感じです。

210番のペーパーで研磨後の画像です。


この後、スポンジ系の研磨剤でもうちょっと磨く予定で居ますが、画像の状態から大きく変化は無いと想います。


オーナーさんが遊びに来てくれたので、見て貰ってOKも貰えました!(^.^)

一箇所失敗している部分が有るのですが、それもちゃんと見て貰いましたよ...<真面目ですから?笑)

バルブガイドは斜めに削り落としているのとは違います。

ちょっと見難いのですが、バルブステムが当たる部分は水平に落としてあります。

ガイドの割れ防止、ステムの片減り対策でも有るのですが、次回のオーバーホールまでエンジンが無事で残ったらブロンズ系のガイドに変更予定です。笑)

長めのガイドの方が良いのは判っているのですが...





入り口の部分の形状がネット等で見られるポートとは違うと想います。


なんでインジェクターで吹いたガスが当たる所を削っちゃうの?

霧状に成らなくて、燃え難く成っちゃうでしょう?失火したりして...


と考える人もいらっしゃるでしょう?


それは、ノーマルインジェクターをそのまま使う前提で有って、インジェクターを交換したり、ノズル先端の加工等でV字型に噴射するインジェクターを取り付けた場合はどうでしょうか?


あの窪みはただの乱流を作る場所になってしまうと想うんですね。

乱流が出来ると言うことは、そこの部分の断面積が狭くなったと取る事も出来るんじゃないかと?

日産で言う所のADポート(エアロダイナミックポート)の邪魔なのではないかと感じて画像の様な形状変更をしています。


私は流体力学等の専門家では無いですから難しい事は判りませんが、まあ感じるまま?に削って居ます。(^^)

実際、これまでも何機かこの形状で削って動かしていますが、ちゃんと吹けて居ますからOKじゃないかと...



よく言われているのが、インテークは鏡面じゃなくても性能は変わらないとか、鏡面だと逆に吸入効率が落ちるだとか聞きますよね?

はっきり言って、良く判りません。

フローメーター?勿論、持ってません!^^;


人によっては、シャーシやダイノでパワーチェックをしたけれど、まったく変化は無いから変わらない!

と声高に言われて居る人もいらっしゃいますね...

それは、その方のデータですからそれで良いとは想うのですが、

私は私のデータでは無いので判りません...


例えば番100番のペーパーで仕上げたポートと鏡面のポートを比べる場合に同一のヘッドでは無理ですよね?

削りを加えた段階でポートの面積、体積が変わっちゃうでしょう?

別のヘッドを使ったのでは持味も違っちゃうでしょう?

(あくまで厳密に言えばと言う事です)


で、補記類が一緒では(例えばインジェクター等)ポートの壁面だけの話になってしまいますよね?

粗目と鏡面の話なんだから、それで良いんだよ!

と突っ込まれそうですが、パワーを出す為、トルクを稼ぐ為のポート加工なのですから、そう言う調べ方では本末転倒だと感じてしまうんですよ。


例えば、このインジェクターだと100番の粗目仕上げで好結果だけれども、別のインジェクターだと鏡面の方が結果が良いとかね?


中には鏡面ポートは粗目のポートよりも流量が激減するとか言われる人も居ますが、そういう人に限ってポート研磨をやった事が無かったりしませんか?

ただの聞きかじりの 頭でっかちさん かな?と感じてしまいます。

自分で空気に成って、ポートを流れてから言ったり、書いたりしたらどうだい?と言いたくなりますね!<出来る事では無いから言わないですが。^^;


パワー計測の機械を持っていないから言う訳ではないのですが、同じパワー&トルクだから同じエンジン、同じ補記類の性能と言い切ってしまうのは?

この辺も意見の分かれる部分だと感じています。

実際に車に積んで走行してみないと判らないと言うのが本当のところなんじゃないかな?と、ず~っと以前から感じています。


それでは、この辺で...

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RB26インテークポート研磨もう少しです...

garage nakamuraです。

RB26インテーク側のポート研磨も最終段階に来ました、もう少しです汗)


排気側は仕上げのペーパー掛けが残っているだけで、その工程では形状は変わりませんから、インテークが終わってから終わらせる予定です。


一人でやらせて貰って居ますから、他の仕事も不意に頼まれたり、家の仕事、近所のお付き合いも有りますから中々時間が読めません...


日中の暑さも相まって、夜の静かになった時間に、じっくり落ち着いてカリカリ&コリコリと削って居ます。^^;

ただ、いくら時間が有っても集中してやれる時間が限られてしまうんですね?

仕事だからなるべく早く仕上げた方がお客さんの為にも自分の為にも良いのは判って居るんですよ。


でも、やる気の無い状態で削っても良い物は出来ないと感じています。<と、言い訳しておきます。(^^)


よく、作業時間の早さを自慢する人が居ますが、私はそういう方とは話が会いません。

クラッチ交換が1時間とか、エンジン載せ替えが何時間で出来た!とか言っていますが、ボルトやナットに潤滑剤ひとつ塗らずにエアー工具等で気にせずバンバン組んでいけばそりゃ早いですよね?


タイム イズ マネー とは良く言いますが、言葉どうりに取るのでは無くて、逆に考えればその作業にどれだけ時間を掛けられるか?

と言う部分も大切かなと?


時間を掛けて、工賃を一杯貰いたいと言うのとは違うんですよ!その辺の誤解が有る方はうちには居ませんが!^^;


おっと、横道ですね!


インテークポート加工の途中画像です。

以前にもちょっと書きましたが、RB26のポートは考えれば考えるほどターボエンジン用なんだろうな?と感じながら加工しています。


実際に加工されて居る方で、私と考えが似ている方は感じると想うのですが、削りたいけど削れない部分が有りませんか?

バルブガイドのボスの反対側辺りが気になるのですが、そこを削ってしまうと?

入り口からの流れが気になるし、そこから先のスロート部分(バルブシートの手前部分ですね)との繋がりも気になりますよね?


まあ、私だけかもしれませんが、今回もその辺の部分を考えながら慎重に進めました。


これは荒削りが終わって、100番のペーパーで形を整え出した画像です。

この段階で6気筒分のポートの形を綺麗に揃えておかないと後からどんなに光らせても?

見る人が見れば 腕 が判っちゃうんですね?...

(形状とかは又別問題です)

時間が掛かってもここからが自分との戦いなんです。<大袈裟ですが!^^;


そんなに時間が掛かるんだったら、機械加工が良いと想うでしょ?

レーシングエンジンとして設計されたヘッドならばそれで削れると想うんですよ。


でも、RB26のヘッドはちょっと無理じゃないのか?と汗を流してせっせと削って居ます。

ポートの先に見える  をめざして!





それでは、この辺で...

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RB26ポート研磨 排気側です。

garage nakamuraです。

RB26ポート研磨排気側が8割ほど終わりました。

以前のブログで書いたとおり排気側を先に進めて、無事?に削れてからインテーク側に移りたかったので、

ポート研磨も久しぶりでしたし、水穴の位置も気になるヘッドでしたので、ちょっと慎重に色々な部分の厚みも気にしながらマイペースでやらせて貰っていました。(^_^;)


大体8割程度終わりまして、これから先はペーパーの番手を大きくして行って(細かくして行って)粗目を取って行く様な感じです。

私はポート研磨の際に、と呼ばれる物は使用していません。


アルミ板薄い鉄板等を作って、それに合わせて研磨している方もいらっしゃる様ですが、私はノギスコンパス、たまには小さく削ったバルブを使う事は有りますが殆どノギスコンパス(内パス)だけで寸法を合わせて居ます。


水穴の微妙に違うヘッド等も有りますから、型に頼ってしまうとかえって危険な場合も有るのと、新しい形状等も取り入れる場合も有りますから無くても良いかな?と...

時には あれ~、ここはどうやって削るんだっけ?と忘れて居る場合も有るし、迷う時も有るんですよ。<たまにですが!(^.^)


そう言う時にはフランジ面から削るのでは無くて、バルブ側バルブシートリング側からじーっと眺めて瞑想します。<嘘です。(^^)

シートリング側から見ていると?

あ!ここを削りたいとか、ここを抜けて貰いたいと言う部分に気が付く場合が有るんです。


この画像はリューターでの研磨が終わって100番のペーパーで形を整えている途中のものです。



なるべくリューターで削った段階で凸凹が無い様な、極端な言い方をすればペーパー仕上げをしなくてもそのまま使える位に気を付けて削る様に心がけて居ます。

その為にも以前のブログに書いた電動のリューターが良いんですね!

低回転でもトルクが有るので、気になる部分にゆっくりチョコ、チョコと当てて行けます。


ある程度数をこなして行くとこれじゃないと削れない!と言う手に馴染んだ工具と言う物が出てくると思います。

私の場合エアーリューターじゃなくて、電動のリューターが合っているようです。


ポート研磨を始めて形が出来上がって来てから、ここ数日涼しくなっての気温差なのか?

それとも、集中し過ぎなのか?体がだるいです...<頭痛も少し...


誰の真似でもなく、自分で考えて自分で削ったポートで想った様な、いや、想った以上の良い音のするエンジンになってくれると嬉しいんですね!

勿論、ポートだけの話では無いのですが、やっぱり私はポート形状がそのエンジンのポテンシャルを決めて居る様な気がします。

RBってNAでパワーが出難いですよね?


何でだと思います?

いつかその辺の話も出来たら良いな~と考えています。


それでは、この辺で...

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RB26ヘッドポート研磨始めました。

garage nakamuraです。

RB28エンジンに使うRB26ヘッドポート研磨を始めました。

カムの逃げ加工が済みましたので、それでは!と言う感じで始めたのですが...


ここ数日、ジメジメしてて暑いですね?

切り粉が首筋等に付くと?チクチク、ジメジメで心が折れそうになります。^^;


オーナーさんが土曜日には遊びに来てくれるので、それまでにはある程度形にしておこうと頑張ってはみたのですが、

排気側だけの荒削り段階でした。^^;


本とはインテーク側を1本か2本仕上げ前の段階位にして置きたかったのですが、

やはり排気側を先に仕上げるつもりで進めています。


以前にRB26のヘッドで1機だけ排気ポートに穴を開けた事が有ります。

そのヘッドだけ特別な削り方をした訳では無いのですが、何故かペーパーでの仕上げに入ろうかな?

と言う段階で磨いて居る時の感触と言いますか、が変わって来ます...


RBに限らず私が今までポート研磨で穴を開けて来たヘッドはペーパー掛けが始まってそろそろ仕上げかな?

と言う時に出て来ます。

もう、萎え萎えです...


RBのヘッドを やっつけた時も 同じ様な時点でしたし、そのヘッドは33GTRヘッドだったんですね。


今回のヘッドはオーテックステージアに乗っていたヘッドなのですが、時期的に言うと同じ頃かな?

と感じましたので、急遽今までの 何が何でもパワーアップ!作戦から パワーも出るけどフィーリングアップ大作戦!と課題を変えて削ることにしました。笑)


はっきりした事は判らないのですが、RB26のヘッドも時期によって若干水穴の具合も変わっているのかなと?...


以前からとても疑問に感じていた事が有ります。

エンジンをチューニングとかパワーアップと言うと、ポート研磨って必ず付いて回りますよね?

私は以前のブログにも書きましたが、ポート研磨って凄くエンジン性能に関係している部分だと捉えています。


よく、聞くのがターボエンジンだから空気を無理やり押し込むんだからポートなんか適当でよいんだよ!とか


加給するんだからポート研磨はいらないんだよ!とか色々言っている人が居ますね?それもプロの人が!


そんな事は無いんですよ!

例えば、ブースト1k/cm2だとしたら?

ポート研磨でNAエンジン10PS上がるとしたら、ターボエンジンなら20PS上がらなかったらまともなポート研磨では無い!

と言うことに成ると思います。


だって、ブーストが1k/cm2掛かっていると言う事はNAエンジンの2倍密度の酸素が入っていると言うことですよね?

その他の部分でもパワーに直結する部分と言うのは、NAエンジンの倍以上の変化が出る、効果が有る、と経験しています。


それから、ポート研磨 と文字にしてしまえば、たった5文字ですね?

1本のリュ-ターしか揃えないで、初めてポート研磨をやった人が加工してもポート研磨

何年何十年も毎日毎日エンジンの事を考えながら、試行錯誤を繰り返してやっと身に付けた人が加工した場合もポート研磨


これって、文字や言葉は同じでも 出来上がった物は 別物ですよね?


ネットでポート研磨の画像を見ていても、これは!?と言うのは滅多に出会いません!

当然ですね?

皆、表には出て来ないと言いますか、出したく無いですよ!

技術ってそう言うもんだと思います。


それでは、この辺で...

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RB26ヘッド カム逃げ加工

garage nakamuraです。

RB26のノーマルカムからリフトの高いカムに交換する際に必要になるカム逃げ加工をしました。


今現在オーバーホールしているRB28に載る予定のヘッドなのですが、

先日ブログに書いた通り、バルブリフターの穴のカム逃げ加工が削りすぎて居た為に使用不可になっていましたから別なヘッドで作り直しです。


リューターやベルトサンダーで削っても削れない事は無いのですが、一つの穴につき2箇所削る訳ですから、

24バルブですと、合計で48箇所削る事に成りますから、時間が掛かると言うよりも48箇所同じ寸法で削るのは結構疲れます...

で、綺麗に削れたからと言っても、パワーに直結する部分では有りませんから、フライスで削った方が良いでしょう!

という事で、以前にセットする冶具を作って有りました。(^^)v


ノーマルのヘッドと言っても個体差が多少は有りますから、使うヘッドとカムに合わせて実際にクリアランスを取りながら削っています。

リフターの動きの為にはなるべく接触面が残っていたほうが良い部分ですね。


ノーマルの状態でザグリ加工が施されてはいますが、実際にカムの幅だけ逃げれば良い訳ですし、

前述のとおり、接触面はなるべく残したい部分なのでカム山のセンターを出してから追い込んで居ます。


私のフライスは当然?普通の手回しのフライスですから、

1箇所ずつセンター出しをして行くので、削っている時間よりもセンター出しにとられる時間の方が多いです...

取りあえず片側のそのまた片側だけ終わった画像です。^^;


この後、反対側を加工して、内側の加工をする際は、冶具を取り替えて同じ形、同じ深さで加工する事になります。


今回使われていたカムは HKSのSTEP2  のカムだったのですが、以前の STEP2 とはリフト量が違っているんですね?

以前のカムはノーマルのリフター穴加工は殆ど無しで使えた様な記憶が有ります。


もうちょっと先になりますが、カムプロフィールも取り直して考えないといけないようです。

バルブスプリングのセット長荷重も考えて作って行かないとなりませんからもうちょっと時間が掛かりそうですが、

まずはポート研磨を始めたいですね!


ポート研磨もしばらくご無沙汰していますから、どれ位持つか?

何がって?

いや、私の根気がどれ位の時間持続出来るか?

自分自身へのテストも兼ねてちょっと楽しみなんです。(^.^)


全然やる気が出てこなかったらどうしましょ?笑)


それでは、この辺で...

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RB26ブロック上面のメクラ栓抜きです。

garage nakamuraです。

前回のRB26ブロックメクラ栓抜きの話なのですが、今回はブロック上面メクラ栓の抜き方です。

皆さんご存知だとは思うのですが、RB26のブロックにはヘッドへ通じているオイルギャラリーが有ります。<どのエンジンでも有りますが。


前側後ろ側2箇所のオイルラインが有るのですが、実際に使われているのは前側の一つだけで、

後ろ側のラインは穴の開いていないメクラ栓でシールドされています。


良くメタル製のヘッドガスケットに交換の際に、ヘッドガスケットに付属でノーマルよりも一回り穴径の小さいメクラが付いて来ますね。

それをノーマルのメクラ栓の上からハンマー等で打ち込んで2重にしてメクラ栓をセットして使う場合が多いようです。

最初にメタルヘッドガスケットにセットして販売したのは東名パワードさんが最初だったんじゃなかったでしたっけ?


私は後ろ側の穴の開いていないメクラ栓を純正部品で購入して旋盤でドリル加工して使った事が多かったです。

殆どの場合は、ノーマルのメクラ栓を抜いて、新たに入れなおして使っていましたね。



RB26の場合は、特にドラッグスタートの際に、回転数を上げたままで少しの時間キープした時に、

ノーマルの穴径のメクラ栓ですと、オイル流量が多すぎるようで、排気側のタペットカバー内にオイルが流れすぎてしまって(RBの場合エンジンが排気側に傾いていますから)その時にクラッチミートすると?


ブロックからオイルパンに落ち切れないでいるオイルがスタートGドバッ!とタペットカバー後ろ側のブローバイ取り出し口から溢れてしまう時が有りました。


上手いドライバーは少しの時間でクラッチミート出来ますが、タイミングが上手く合わせられずに長い時間高回転でキープしているとこの現象が顕著に出ていました。

やっぱりドライバーの技量は必要になってきますね!


さて、メクラ栓の抜き方なのですが、基本的にはメインギャラリーと余り変わりません。^^;


ただ、こちらはサイズが小さいのでドリルサイズ細めのサイズになります。

センターにポンチを打って、3.3ミリ付近のサイズのドリルで穴を開けて、タップは4ミリのタップでネジを切って行きます。


そこにやはり4ミリのボルトをねじ山が完全に入るまで入れて、前回のようなパイプでボルトを締めこんで行ってもOKなのですが、


小さいサイズなので私は小さめのスライディングハンマーでパコパコやって抜いています。


余りに小さいので画像には撮れませんでしたが、メタル関係のトラブルが出たブロックの場合は、穴が開いている方も開いていない方も

ちゃんとゴミが入り込んでいますよ!?




ここは、もうオイルエレメントを通過して、この後はヘッドに上がってカムシャフト周りの潤滑に行く訳ですから、ここにゴミが有ると防ぎようが無い部分です。


エンジンにはこの様な部分が何箇所も有る訳ですから、ブローしたエンジンでもそうじゃないエンジンでも、

ボーリングホーニングでも鉄粉が出ますから外して抜いて、きちんと洗浄して組み付けたい部分です。


加工をする際にテープ等でマスキングしてあるからと言っても限度が有りますから隙間には必ずゴミが入り込んでいると思って1台1台面倒でも加工するようにしています。

一見地味な作業なんですが、大切な作業の一つなんですよ!(^.^)


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RB26ブロックのメクラ栓抜きです。

garage nakamuraです。


RB26ブロックに数箇所あるメクラ栓を抜きました。

加工に出していたブロックが帰って来ましたので、いよいよブロックの加工を始める事となりました。<大げさですが...^^;


実際にプロとして作業されている方から見たら、

そんな事当たり前だろ!


と言われそうですが、私のブログを読んで下さっている方と言うのは、そういう部分も含めて知らない方もいらっしゃる訳ですから、

その辺も含めて読んで頂けると幸いです。(^.^)<まあ、プロの方から見れば、私のブログなど興味無いかも知れませんが...


まずはオイルのメインギャラリーのメクラからですが、画像はメクラ栓の真ん中にポンチ凹みを作って在ります。<ノーマルは凹みは無いです。

で、ここに8ミリのピッチ1.25ミリのタップを立てるのですが、その為に6.8ミリのドリルで下穴を開けます。






無事に貫通穴が開いてハンドタップでネジを切っている所です。

あまり一度に力を入れ過ぎてタップを折ってしまうと?

後処理が大変なので、ゆっくりと曲がりに注意しながら気を抜かずに少しずつ切って行きます。<折った経験有りです。^^;



無事にタップ掛けが済んだら、適当な内径のパイプを用意して(画像は使い古しのピストンピンです)メクラ栓の上に被せて先ほど開けたネジ穴に8ミリのピッチ1.25ミリのボルトを締めこんで行きます。


画像はメクラ栓がちゃんと抜けて来ているか?確認している所ですね。

きちんと抜けている時の、ヌヌヌと言いますか、手に伝わって来る感触がちょっと気持ち良いです。笑)


はい、無事に抜けました!<当たり前か?^^;


このメクラ栓がRB26のブロックの場合はフロントリヤに1個ずつ入っています。

2つとも同じ大きさ形の物です。


この先端の形を良く見て貰うと?

先端が細くなっていますね?

RB26ブローエンジンの恐怖?

と言う、お題で書いたゴミやメタルかす等がここの細くなっている部分に入り込んでしまうと例えば反対側から洗浄液やエアーを吹き付けても中々洗い流せないと書いた部分なのです。


メインのオイルギャラリーですから、オイルポンプからオイルと一緒に送られてしまったゴミはどうしても溜まり易いですよね?

ですから、エンジンを作り直す時はこう言う部分も気を付けて加工しなくちゃいけないんですね!


RB26のブロックにはヘッドが乗る部分にも小さなメクラ栓とヘッドへオイルを供給しているプラグが有るのですが、

そちらは次回のブログで書かせて頂きますね!


それでは、この辺で...

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RB26ブローエンジンの恐怖?

garage nakamuraです。

現在オーバーホール作業を進めているRB26改RB28のブローエンジンに使うヘッドの画像です。


先日のブログでアップしたこれまたブロック部分のブローしたヘッドバルブリフター穴のアップ画像です。


とり合えず加工前に綺麗にして気分を盛り上げる為に(笑)洗浄液にドブ漬けで外見はそれなりに綺麗になったんです。

なったんですが、リフター穴の中程に開いているオイルラインを見て下さい...


一見すると砂の様にも見えるゴミが有りますね?

これはクランクまわりから出たメタル関係の破片と言いますか、メタルが流れて粉々に成ったものがオイルポンプで送られて来たゴミですね。

カムジャーナルの受けのハウジング部分は余り傷が付かずに済んでいるのが幸いです。


ここの部分は加工が総て終われば改めて洗浄しますが、の様なゴミオイルラインの隅々まで回り込んで居ます。

洗浄ガンでエアーで圧力を掛けながら白ガス等で洗いますが、それで総てのゴミが取れると思いますか?


当然取れるでしょ?取れるまで何時間も洗うんだから!

と言う方もいらっしゃるでしょう...


答えはNOでしょうね?


ヘッドには何箇所かメクラ栓が入っています。

これはメーカーでの製造段階で設計図に添って機械加工でオイルライン等を開けますが、

その工程が終わればメクラ栓を打ち込んでオイルが漏れ出さない様にする訳ですね。


数や形こそ違えど、どのエンジンでも必ずそう言う部分が有ります。

そこで、そのメクラ栓の形なのですが、圧入する先端の形状は若干テーパー先細い形になっています。(私が見てきた物は!)

すると、例えば10ミリの太さのオイルラインに先の方が9ミリ位に先細りになったメクラ栓が入って行く訳ですね?<例えばですよ!


勘の良い方なら判ったと思うのですが、そのテーパーになっている先端の部分には隙間が出来る訳です。

大きなメタルゴミ等で有れば挟まりませんが、これが例えば0,05ミリ位の大きさだと簡単に潜り込んでしまいますね?

0,05ミリ位の大きさと言うのが、厄介なんですよ!


これに気が付かず一見綺麗に洗えた様に勘違いしてエンジンを組み上げてしまうと、

エンジンが動いている時に何かの拍子でオイルラインの中に流れ込んでしまったら?と考えると怖いですよね?<中には怖くない人も居るでしょうが!(ーー;)


こう言う理由からブローエンジンは敬遠されるのです...

画像のリフター穴右側に見える様なメクラ栓も総て抜いて徹底的に洗浄します。


そう言う工程をせずに知らずにエンジンを組んでしまうと?

何だか判らずに調子が出ないとか、短命なエンジンになってしまうんですね。


メクラ栓を抜くにも工具やノウハウが必要になって来ますし、圧力の掛かったオイルが流れる部分ですから新しくメクラ栓をセットするのもバリ等が中に入り込まないように神経を使う部分なんですね。


エンジンを作り直す際に総て新品パーツで作れるならばそれに越した事は無いですが、

手をいれる事によって

使える物に成るのであれば何とか使ってあげたいですね?


そう言う気持ちでエンジンともお客さんとも接しています。


まあ、中には理解しようとしない人も居ますけどね!^^;


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RB26ブローヘッド加工中です。

garage nakamuraです。


先日洗浄が終わったRB26のブローしたヘッドを加工しています。

このヘッドはまったくのノーマルなので、まずはポート研磨をしますから!

とオーナーさんには話をして有ったのですが、良く考えたら?

バルブガイドをノーマルのまま使う予定ですのでポート研磨する際に邪魔になるんですね。


バルブガイドも一緒に材質変更する場合は先にガイドも抜いておいてから削るので削り易いのですが...

ポート研磨と一緒に削れば良いんじゃないの?

と言う方もいらっしゃるでしょうが、ガイドが硬いのでリューターの刃が痛むから嫌なんです!笑)


折角、フライス盤も持っている訳ですから使いましょう!と言う事でセットして色々と寸法出しをしている所です。

ガイドを削るだけでは無くて、他にも手を加えておいた方が後からポート研磨するにも都合が良い部分も有るのでそちらも用意をして居ます。


最近良く見かけるのは燃焼室をNC加工してサークルフルサークルと呼ばれる形に加工して有るヘッドが有りますね?

全ての燃焼室が均一に綺麗に加工してあって、かっこ良いですね!

私もNCフライスを持っていたならやるでしょうね。


ポートも入り口から出口までとはいかないまでも、有る程度は削れるようになって来ているようです。

均一な形状で良い物が出来るでしょう!


でも、それって殆ど同じ形ですよね?

だとしたら、何処で他店との違いを出すのでしょう?...


ポートにしても燃焼室にしても他のショップさんと同じでは何となく気が済まないと言いますか、

それなら私みたいな人間は要らなくなってしまう様で寂しい気分になってしまいます。笑)

まあ、それは冗談ですが、

そう言う部分まで加工屋さんに頼ってエンジンを作っていたのでは、ポート加工燃焼室の削り方形状自分自身での創意工夫が無くなって来てしまうんじゃ無いでしょうか?


何がしたくてこの仕事に就いたのか?

ただただ車が好きで色々な車に触れて、パーツを取り付け出来るから!と言うだけでは何時かは情熱も冷めてしまうでしょう?


やるからには他の人が組んだエンジンよりもパワーの有る良い音のするエンジンを組みたい!

同じパーツを使ってもどこか抜け出ているエンジンを作りたい!


何処をどうすれば?どれ位加工すれば?材質は?熱処理は?etc.etc.etc


ず~っとそんな事ばかり考えて来て、特別な成果は出ていないですが、少しずつ少しずつですが、何か掴めて来れば良いかな?

と自分自身に言い聞かせて居ます。


それでは、この辺で...

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