セッティング | garage-nakamuraのいやはや速い!

それじゃあセッティングは出ないよ!?...

garage nakamuraです。

 

それじゃあセッティングは出ないよ!?...

 

前回のブログで前ふりしていた?  

私がMotecのセッティングで はまって 居た原因がはっきり判った時に出た言葉です。

車種やエンジン名は伏せますが、まさかこんな事が原因だったの!?と言うくらい呆れた話です。

 

その車はサーキット走行がメインの車だったので、

町乗りでのセッティングは同乗でちゃんと走るように取れてはいたのですが、

やはり過酷と言う部分では町乗りの比ではありませんから、実際にサーキットに行って取りましょうと言う事で進めて居ました。

 

私がお預かりして、私がステアリングを握ってセッティングした状態でサーキットを走って貰っても

セッティングミスで壊れないとは想うんですよ。

ですが、この車の場合はどうしてか?何故か?私が乗ってセッティングする気になれなかったんですね...

 

オーナーさんに慣れて貰うのと、乗れる様になって貰いたかったと言うのが一番の理由なのですが、

それ以外に、どんな乗り方をするのか判らない部分が有ったので...(胸騒ぎですね?)

 

オーナーさんは、別のショップで作った知り合い等はセッティングで預けて、

戻って来てからは普通にサーキットを走って居るのに、何で自分の場合は自分が乗らなきゃいけないんだろう?と感じて居た様です。

 

付けて貰って居たMotecはロガ-やラムダ付きの物では無いですから、

サーキットでセッティングする時は私のラムダ付きのMotecとA/F計、パソコンを持って

サーキットでセッティングです。

 

私がMotecをお勧めした際に、ちゃんと走れる様になるまで責任を持ってセッティングします。

勿論、セッティング料金は作った時の1回だけで後は要りません。

と言う約束です。

 

前の晩に余り寝て無くても、どんなに疲れて居ても、相当の用事が無い限りは行って居ましたよ。

町乗りのセッティングでは全然問題無く出ていたセッティングなのですが、

何故かサーキットの朝一からの走行で不具合が出ます...

 

3速6000rpm過ぎ位からノックメーターの危険ゾーンに入ってしまいます。

ロガ-データを吸い上げて確認すると?

ドライバーの言うとおり、そのタイミングでアクセルを抜いてシフトアップしています...

 

早朝で空気の入り方が良すぎるのかな?<と言う事はガスが薄い?

点火はノックが出る様な数字は入れて居ないし...

そんなこんなで1回目の走行が終わり2回目、3回目と濃い目のガスにして行くのですが、

段々とエンジンの回りが重くなり、最後はストール寸前の状態に...

 

で、これはやっぱり濃すぎる筈だ!と絞り始めると?

ドンドン調子が良くなって来ます!<そりゃそうだ!

 

そうこうしているうちに走行会が終わってしまい、

なんとなく最後は走れたけど、一番タイムの出やすい朝一の時間帯にはまともに走れず 

と言う状態が約2年!

 

私自身 情けないやら、オーナーさんに申し訳ないやら...

 

でも、毎回感じていたのは、朝一で走り始めて、ノック、ノックと変更して行って、

最後の頃にまともに走れる様になった(一旦濃くして、その後又薄い方向に戻して行ったと言う事です)データが似ているデータになって居ます?

 

セッティングに関してですが 再現性 と言う事が非常に大切だと感じています。

一度 ちゃんとセッティングが出たエンジンの場合は、特にパワーバンドの範囲で有れば、

補記類の異常が無ければ(ガソリンポンプや点火回り等ですね!)ちゃんと吹ける筈です。

 

それが信頼性であり、私の場合Motecなんですね!

幾らなんでも2年も掛かって(サーキット走行なので毎日ではないですが)いまだセッティングが出ないなんて自分で自分が情けなくて...(勿論、他の車両ではこんな事は無いですよ!(^^))

 

ある日、オーナーさんと段取りを付けてテストコースで徹底的に決めましょう!と始めました。

やはり、何の問題も無く進んで行きます...

 

ほんの少し、雨がぱらつき出して来たので、それでは最後にもう1回だけ踏んで終わりにしましょう。

と踏んだその時に、やっと発見出来ました!!

 

私はパソコンの画面を見ながらだったのですが、100%踏んでる筈のアクセルが僅かに戻って来た瞬間、

ノックメーターが光出しました!

 

ノックメーターが反応してからアクセル緩めたのでは無くて、

アクセルを緩めだしてからノックメーターが反応して居たんです!

 

ノックメーター信号はMotecには入れて居ませんでした。

微弱電流なので2又に分けるのが反応面等でどうかな?と疑問だったので...

 

話を戻して、その時にオーナーさんに聞いたんですね、

今、アクセル少し戻して居たよね?

 

え、どうだろ?

 

いやいや、一杯戻して居ないけど、8割とか7割とか曲線的に戻して居たよ。

 

あ、そうですか...(あ、そうですかって...(-_-;)

 

急いでロガ-を吸い上げて確認してみると?

間違い有りませんでした、6000rpm付近のトルクがグーっと上がって来る辺りからアナログ的にアクセルがフラフラしています。

スロットルセンサーが異常なのかな?と想って確認するものの異常無しです。

 

それまでのノック、ノックと言って居てセッティングが出なかった原因は総てこのアクセル操作が原因でした。

 

ちょっと説明させて頂きますね。

ターボエンジンでDジェトロ制御の場合は、例えばRB26等のマルチスロットルが付いているエンジンですと、

 

注)例としてRB26を挙げましたが、一つのスロットルでも中に何個かのバタフライが組み込まれているタイプはマルチスロットルと同じ事です。

 

これからトルクがグッと盛り上がって来る様な回転域でハーフアクセル&負荷が抜けて来ると?

吸気の逆流が始まってしまう時が有ります。

ツインタービンのサージング現象と同じ症状と考えて頂いて良いと想います。

 

症状としては、失火している様なバババとか、ガガガと書けば良いのでしょうか?

ブースト計の動きは当然メーターの針を目で追えない様なバラバラの動きをします。

 

エンジン回転はそれなりに上がって居る

それに合わせてタービンも空気を送っていますね?

 

でも、それまで全開で踏んで居たアクセルを緩めて行く訳ですから、加速に伴って掛かって居た負荷が抜けて行く...

結果、エンジンはそれ程の酸素を必要としなくなり、吸い込んだ空気が溢れて?スロットルに逆流してしまう。

 

だからRB26は純正ではDジェトロでは無くて、誰でも乗れる?エアフロメーターなんだと想って居ます。

 

決してハーフアクセルではセッティングが取れないと言って居るのでは無いのですよ!

例えば つくば2000 のダンロップブリッジ先等はハーフになる場合も有りますよね?

でも、ちゃんと吹けてますよね?

それは、負荷が掛かっているからですね...

 

この辺の説明を今ここに書いている以上に よ~く オーナーさんに説明はしたのですが、

何処まで理解しているかは疑問だったので、

 

兎に角、怖いんだったらアクセルは抜く!踏むんだったら踏む!中途半端な再現性の無い(同じ様なアクセリング)アクセルの踏み方ではセッティングは出ないから、

エアフロにでもする他無いですよ!と説明しました。

 

その後、サーキットでリセッティングは無しで壊れる事無く走って居ました。

 

でも、一番の原因は、自分自身でアクセルを緩めて動かしている事に気が付いて居ないのが不思議ですよね?

よーするに、怖いんですよ!

まーそれはそれで、痛がりと怖がりは他人には理解出来ない部分ですからしょうがないと言えばしょうがないのですが...

 

朝一の走行は怖くて怖くて、2回目、3回目と段々スピードに慣れて来て、

で、最後は燃調も濃くしたものを又絞って、1回目の時と似たような状態に...

ね、辻褄が合いますよね!

 

私の知り合いの所でも、恐らくこれと同じ様な ビビリ踏み で何機もエンジンを壊したと想われる人が居ました。

私の場合も私がセッティングを総て請け負って、ノックメーターも付けずに(付けていても)

セッティングは出ているからガンガン踏んで良いよ!

な~んて渡していたら?

一体どれだけエンジンを壊されて居たかと想うと、とんでも無いですよね!

 

意外と居るかも知れませんよ?

ちゃんとセッティングが出ている筈なのに何故かエンジンを壊してしまう人が!(-_-;)

 

お蔭様で、今はこう言うお客さんは居ないですし もし現れても直ぐに見抜けるかな?と想って居ます。(^^)v

 

余り背伸びをせずに、自分自身が 

今の自分の実力なり技量をきちんと認識して真摯に向き合うと言う事も大切な事だと感じています。

サーキットでは誤魔化しが効かない と言うのは本当ですよ!笑)

 

出来ないから諦めろと言う事では無いのですよ!

出来ないなら どうすれば?何をやれば?と深呼吸しながら考える事も必要なのでは?

と言う事です。

 

私自身も身に合わない 

やりたい事ばかりで どうすれば?と、考えてばかりです...^^;

 

追記)

Motecのセッティングと言う検索でご訪問して下さる方が多いので ちょっと書かせて頂きますね。

 の様なハーフスロットル時にバラツキが出る場合Motecはセッティングが取れないの!?

と考える方もいらっしゃるかと想うのですが、そんな事はありません。

 

実際にRB26でちょっと大き目のタービンを取り付けたエンジン等でもMotecの補正マップで

セッティングをとった事が有ります。

勿論、ちゃんと取れましたよ。

 

ただ、直線でフルブーストになった途端、アクセル開度が6割~8割とかで、

再現性の無い(やろうとしても出来ない)アクセリングではセッティングは取れないと言う意味です。

実際 そんなセッティングは必要ないですよね?

 

どんな優れたECU(コンピューター)でも動かすのが人間である以上 その人の技量も関係してくると考えています。

 

 

それでは、この辺で...

質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。

管理人にメール の欄からアドレスを変更して頂ければ私に届きます。

(迷惑メールが多いのでご協力お願い致します)

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ROMライターが懐かしすぎます?

garage nakamuraです。

暫くぶりにROMライターを触りました。笑

今ほどサードパーティーのコンピューターの選択肢が無かった頃に

FJ20のDR30パルサーのGTI-R用のECUを変換ハーネスで動かすキットが販売されていまして、

エアフロがZ32インジェクターがニスモの550CCに変更されている車のセッティングをやらせて頂いたのですが、

リセッティングと言う事でコンピューターだけ預かって来てデータを書き込んで居るところです。<簡単な部分なので現車合わせは要らない部分です。


ほんとに暫くぶりで懐かしすぎて色々と忘れています。^^;

この車を預かって現車合わせしている時は季節は秋頃だったのですが、

確かその時も台風が来ていて雨の合間を縫ってテストコースで踏んだ覚えが有ります。<時間が無くて止む無くデスヨ!


このパソコンもずーっと壊れずに頑張ってくれています。

確か家族4人で秋葉原まで行って中古を買って来たんですが、その当時はパソコンも中古でも高かったですね~!(^.^)


兎に角基本的なこと意外はROMの中身も判らない時代でしたから毎日毎日パソコンとにらめっこでした。


ある程度は理解も出来て来て、思ったとおりにセッティングも出来る様には成って来たのですが、

どうしてそうなるのか?なぜここを読むのか?加速時の割り込み噴射はどこで吹いているのか?時間はどれ位?水温補正を変更したらどれ位変化するのか?

なぜ変化するのか?有る温度、又は有る程度以上の負荷が掛かった時に何故此処へ飛ぶのか?

ジャンプ命令?、?、?


当時の私は手掛ける車の殆どが日産車だったのでコンピューターユニットは日立製だったんですね。

そこで日立から解説書を取り寄せて命令系統の勉強をしようとしたり、アセンブルされたコンピューター言語を逆アセンブルすれば解析出来ると聞いてやってみたり...


結局自分が納得出来るまで理解出来なくても車が調子良く走れればそれはそれでしょうがないのかな?と感じ始めて居る時にmotecと出会うんですね。


もう、楽しくて楽しくてしょうがないと言う感じでした!(^.^)


純正のコンピューターが駄目だと言っている訳では無いので誤解しないで下さいね。

ただ、お客さんに聞かれた時にきちんと説明出来ない=自分も納得出来ない<こっちの方が大きいかも。笑


今現在、色々な問題が車関係だけを取り上げてみても沢山有りますが、やっぱり良い時代なんだな~と思いますし、そう感じて居たいと思います。


それでは、この辺で...

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上手く乗れると火が出ます?

garage nakamuraです。

今回の画像は33GTRの たかっちさん が上手く乗れてる時にマフラーから火が出ている画像です。笑


先日お気に入りの画像を頂いたので了解を取ってアップさせてもらいました。


この車はmotecm800が付いているのでこう言う事も簡単に出来るんですね。


あ!わざと火が出るようにやっているのでは無いのでその点は誤解しないで下さい。

この車のエンジンはガスケット関係がメタル製になっているだけでピストン等もノーマルですからブーストが低いと言っても(普段は1キロです)なるべく温度は上げたくないので、エンジンにある程度負荷が掛かった状態からアクセルをOFFった時(戻した時)に冷却も兼ねて後噴射でガスを噴かせて居ます。


ノーマルでもなっているだろうよ!と言う方もいらっしゃるでしょう?    そうですね、確かになっています。<後噴射しています。

ただ、この車の場合はノーマルコンピューターよりもちょっと多目に尚且つ条件を絞ってと言う事です。


この辺の考え方についてはセッティングする人によって考え方は色々だと思いますが...^^;


それで、毎回アクセルをOFFった時に火が出るのか?と言うとそうでは無くて、上手く乗れた時だけと言う条件が付きます。

コーナー手前の部分で上手くアクセルを踏めてマフラーがある程度温度を持っている時だけ↑の画像のように上手く踏めた 証拠 が出るんですね!(^^)v

上手くエンジンを使ってあげると言う事は外気温燃焼温度の  を大きくすると言う事も言えると感じています。


上手くコーナーが抜けられなくて本来アクセル全開にするべき所で踏み切れて居ない時などは出ない様になっています。

まあ、最初からそう言うセッティングにしたという訳では無くて火が出たのは副産物ですが...<冷却は最初から計算ずくですが。


コースインしている車が多いと  で 乗れ具合 を聞き分けるのも難しいですから目でも確認出来て私的には重宝しています。

こんな事を書くと、ガソリンもったいないだろうよ!とかの反論の方も居るでしょうが、高回転高負荷部分だけですよ。

まあ、サーキットを走るのに余り燃費を気にする人も居ないでしょうし、そんな人はサーキットを走らないでしょうがね?


火が出ない時はちょっと白っぽい煙のように見えるか、ちょっと黒っぽく黒煙を噴いている様に見えるのですがそれはしょうがないと感じています。

ですが、加速中に黒煙を出しながら走るのは私的にはちょっと我慢出来ない部分が有りますのでその辺は気にしながらセッティングさせて頂いて居ます。


毎周、毎周画像の様な火を噴きながら走れるようになって貰えるとセッティングしている身としては嬉しくなりますね!


それでは、この辺で...

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プラグと話そう?

こんばんわ!garage nakamuraです。

私の考えるプラグの見方について書かせてもらいたいと思います。

皆さんは、プラグのメンテはどの様にしているでしょうか?



ご自分でチェック&交換される人、行きつけのショップにお任せでメンテしてもらっている方と色々だとは思いますが、外したプラグをしみじみと眺めたことは有りますか?


まあ、大体の場合は、電極部分を見て、キツネ色だとOKで、黒っぽいとガスが濃い目、又、ちょっと強目の白い焼け方だと薄めで、(画像の様な焼け具合)

その時に電極部分にポチポチ的なツブが有ると、ノッキング気味なのかな?

と言うかんじではないでしょうか?


それはそれで間違いではないと思うのですが、その辺は、セッティングする方の考えもさまざまですからここではあえて書きませんが、


プラグの焼けを見る時に考えなければならないのは、どのポイントで見たか?と言うことだと思います。

高回転での焼けを見るのに、アイドリングを長く取ってから見たのでは、本当の高回転部分の焼けは見れないですよね?


ただ、タービンがメタルタイプだと走行後、直ぐにエンジンを止めるわけにも行かないですから、難しい部分も有るのですが...


私は、普段の一般道での走りでは、画像の様なプラグの焼けが良いと思っています。


以前、マーチで燃費が良かった話を書いたと思うのですが、その時は、画像のプラグよりも色が付かない様な状態でした。

低付加域では、パワーは必要無いと言うのが私の考えです。

こんなことを書くと、低速域で薄い設定だと、走っていてパワーが感じられなくて面白くないだろう?と言う方もいらっしゃるでしょうね?

低速から、トルクモリモリの方が走りやすいだろうと...


確かにその通りなのですが、加速したけりゃギヤを落として回転をちょっとあげてやれば済むことなんですね!


その辺のところの考え方が、私は他の人とちょっと変わっているんだと思います。


ここで書き出してしまうと長くなりすぎてしまいますし、変な反感を買ってしまうのもいやなのでこれで終わりにしますが、

私のお客さんには、きちんと納得してもらえる様に説明してセッティングさせて貰っています。

長く乗ってもらっていると、後々大きく差が出てくる部分なんですよ!(^^)v


前置きが長くなりましたが、(←前置きかい!)


皆さんはプラグの寿命はどの様にみていますか?


走行距離やサーキットの走行回数、あるいは、かぶらせてしまったから、なんとなく始動性や走行フィーリングが悪くなったからと、これも人によってさまざまだと思います。


電極の磨耗も一つの目安になっていますし、その電極部分に、チップが付いているタイプなどは、そのチップが無くなってしまっていたらまあ寿命ですよね?


でも、チップ無しの電極の場合は、磨耗して電極間が広くなっていてもそのギャップを調整してあげればまだまだ使える場合も有りますよ!(この場合、ロータリーは除きます)


私の場合の寿命と見る一番の部分は、画像に写っているのですが、見えますかね?

中心電極(プラグの真ん中の部分です)のガイシの部分を、よーく見て下さい。

たてに何本もすじ状の跡が見えますね?ちょっと黒っぽく写っている部分です。

これは、ここを電気が流れた跡なのです。確か、フラッシュバック 現象と言ったような?...


コイルなり、プラグコードから高い電圧が流れて、中心電極から、外側電極へ火花が飛んで、その時にプラグの周りに漂っている圧縮されたガスに火を付けるのがプラグの役目ですよね?


その時に、きちんと 絶縁 されていないと、外側のU字型、L型の電極に飛んでいくはずの電気が先程の ガイシ の部分に流れて行ってしまうのです。



その結果が、エンジンフィーリングの悪化や失火に繋がってしまうんですね!


この状態になると、ちょっと掃除をした程度では復帰は中々見込めません。


ただ、新しいプラグで、かぶらせてしまってカーボンで真っ黒になっている場合などは、そのカーボンを綺麗に取ってあげると復帰する場合も有ります。

カーボンは電気を良く流すんですね!ですから、カーボンはエンジンには要らないものなのです。(深いな~と思う方は、座布団1枚です!(^^)v)


それから、電極間のクリアランスの話なのですが、(調整できないものは省きます)広めが良いとか、狭目が良いとかこれも意見が分かれるところだと思うのですが、

皆さんは如何ですか?


広めの方がガスにさらされる部分が多いから、火が着きやすいからと言うのももっともなのですが、高回転&高付加の燃焼室の中を想像して頂くと?


新品プラグに取り替えて、その際に広くして使うと調子良く成った様な気がしますが、いつも新品を付けて走れるわけでは無いですし、連続して走っている時のバッテリーの充電状態や、点火装置の熱誰?^_^;の問題など、プラグの仕事は大変です。(ほんとか?)


同じ状態のプラグで広くした状態と狭くした場合の比較をじっくり検証してみると面白いかもしれませんよ!


私ですか?私は狭目が好きですが、プラグによって、数字は変えていますので一概に何ミリと言うのはここでは控えさせて貰いますね。

ただ、0,8mm以上と言うのは無いですよ...


最後に私のお宝プラグの画像です。


アメリカのドラッグエンジンのプラグみたいでしょ?

RB26で作った作品なのですが、こんなことしてるとエンジン壊します。(^^♪

あ!でもこの時は、壊れていませんよ!アイドリングも全然普通でした。開けてびっくりでしたが...


それでは、この辺で...

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どうなってんだか...

garage nakamuraです。
今日はこれからワールドカップ日本戦ですね?

もう殆どの人は睡眠中でしょうし、中には早めに寝て3時頃起きようか?なんて人もいるのでしょうか?

私は、ついさっき上がったばかりで部屋に居たら犬が吠えているので車の点検に行って来ました。

今まで20年位 こうば をやっていて こうば の中に泥棒に入られたことは一度も無いのですが、
外に置いておいた消音用のマフラーがいつの間にか無くなっていた事が一度だけ有ります。

先日は知り合いの所でも工具類などごっそりやられたようですが、ほんとに頭にきますね?

私は住まいと こうば がくっ付いているので、その点は大丈夫でしょうし、もし、入られても見つけたら擦り傷位では済まないのは保障付です!(^^)v

昨日と言いますか、一昨日ですね。

FCのセッティングに行って来ました。

いつもは私一人でテストコースでやるのですが、オーナーさんの住まいも近いですし、
オーナーさんが自分で乗った方が良いのかな?とも思っていたので、一緒に出掛けました。

どうせなら高速の方が踏めるでしょ?と言うことで向かったのですが、途中でブーストを合わせようと踏んでみたら、2速で軽く踏み出してホイルスピン!!

あれ?こんなに?なんで?と思ったら、ブースト1.25k!!

おかしいな~?sbcはオフだよね?コンビニによってゲートの頭の調整ねじをめ一杯緩めても変化なし...

時間も無いから、ブローオフバルブを前回の様にリリーフバルブに切り替えてとりあえず おんざ高速(これじゃ日本語ですね(~_~;))

とりあえずブースト0,8kでとりましょう!と言うことで何度と無く踏み込んで、オイルチェックやプラグチェックを済ませたのが↑の画像です。

そのまま こうば に帰って来てオイル交換等の為に車を預かったのですが、

私としては、ブーストが安定しないのがどうにもふに落ちません!

何でだろ?どうしてこうも決まらないんだろ?考えているだけで時間ばかりが過ぎていきます...

もう触る所はsbcしかないです...(まさかこれもか?と頭をよぎります)

直接配管をゲートに繋いで暖気が終わってアクセルを入れていったら?

あれま~!ちゃんとゲートが動き出しました~!

お!結構速い?ブーストは0.6kでピッタリ止まる!(でも0.6k...)

これはゲートの頭のボルトで簡単に調整OKですから、これで、原因究明です。

嬉しさと言うより、疲れがどっと出てきました。

一生懸命にやってるつもりなんですがね~

どうしてこんなに滅多に出ないトラブルばかりなのかな~

厄年はとっくに過ぎているのですが...

ちょっと疲れが溜まっているような雰囲気です。

近くの温泉にでも行って来ます。

つくばサーキットから程近い所に有りますので、後でお勧めスポットで紹介しますね!(^^)v


それでは、この辺で...

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インジェクター洗浄

こんばんわ!garage nakamuraです。

先日、友達の所で今度FCに使うインジェクターの洗浄と点検に行ってきました。


ホントは私も欲しいのですが、中々思うようには行かない物で、友達が持っているし、気軽にお願い出来る方なので世間話も交えながらお邪魔して来ました(^_^.)


Motecはインジェクターだけを動かせるテスト機能が有るのでそれでやってみようと思っていたのですが、洗浄は出来ませんから、やっぱり餅は餅屋でお願いしました。



新品の1000ccインジェクターなのですが、やはり予想通り幾らかのばらつきは有りました。



これは、新品状態のまま、5000回転6mm/sec時のものです。

この辺でのチェックが吐出量の差が出やすいようです。


ビーカーが容量的に間に合わないので、15秒で計測しました。

1分間に換算すると結構な量の違いが出てきますね?



この後、洗浄してもらって、もう一度同条件で計測してもらったのですが、画像は忘れました...^_^;
でも、左から3番目のインジェクターが変化が大きかったですね!



新品でも結構な確立で不揃いに成る様ですし、吐出量の大きいインジェクター程その差は顕著に出るはずですから、お金も掛かることですし、どうしようか迷っていたのですが、やっぱりやって大正解でした!(^^)v


実際に付いているのは目視出来ますが、噴射状態となると、中々見る機会は無いですよね?
色々と勉強に成りますね。見てて飽きないです(^^)v


インジェクターの容量についてですが、最近は少しずつ見解が変わってきたようですが、皆さんはどの様に考えていますか?


求めるパワーが決まってインジェクターの容量を決める際に、そのインジェクターの最大吐出量で(100%)間に合うからと決めている方がいらっしゃいますが、それはどうなんでしょう?


今は雑誌も殆ど読まないのですが、以前はよくそう言う記事が出ていましたね?



全噴射と言うことは、吹きっぱなしと言う意味ですよね?
と言うことは、噴射タイミングは無視なわけです。



圧縮上死点を過ぎて排気バルブが開き始め燃焼ガスが出て行って、排気バルブが閉まりきる前にインテークバルブが開き始め(オーバーラップの開始です)
そこからガソリンと空気がシリンダーに吸い込まれ始めてetc(4サイクル)



この状態の中、全噴射と言うのはどう思います?
私は認めません!!笑 (直噴はこの場合は除きます)


このまま書き続けると長くなりすぎますのでこの辺で止めときますが、最大パワーの状態で

(最大トルク発生回転だろう?と言う意見はごもっともなのですが、回転数が高い方が、インジェクターの駆動率は上がるということで!)


有る程度余裕を持たせておくことが、セッティング時もビシッと決まるような気がしますし、決まりやすいと感じています。


今現在はインジェクターの霧化が良い物が好結果を産んでいるようですが、
別の考え方も有るんですよ!

それは、有る程度の大きさの粒のまま燃焼室に入って行った方がトルクが出る場合も有るということなんです。(場合によりけりですから軽く流して下さい)



なぜか?ガソリンと空気がポートの中で綺麗に混ざりすぎると、一つ一つの分子?が大きくなってしまうということに繋がるんですね?



すると、その分、ポート面積が小さくなったのと同じになってしまうと思うんです。

パワーやトルクと言うのは決められた面積の中に如何に多くの空気を詰め込むか、吸い込むかで決まるわけですから、その考えから察すると空気は空気だけで入れたほうがより多く取り込めるわけです。



ただ、それだと空気とガソリンが上手く混ざってくれなくて、結果、良い燃焼が得られない...


結局、一般の車で、エコ、省燃費、低速のドライバビリティーと言う観点から行くと霧化の良いインジェクターと言うことに成っていくんだと思いますが、

それが結局は高回転へ”連れて行ってくれる”事にも繋がっているのか?
というのが最近の私の考えです。



低回転だけ、高回転だけと言う観点では中々問題解決に繋がらない場合は、一度原点に戻って、全体を見回してみるというのも大切なことだと思います。


と、自分に”きつく”言っておきました!(^^)v ...

それでは、この辺で...


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