RBエンジン関係 | garage-nakamuraのいやはや速い!

ミッションオイル増量加工です。

garage nakamuraです。


今回は、ミッションオイルを増量出来る様に加工した画像です。

オイルを多く入れる際に、楽に入れられる加工と言う事ですね。


前回まで GTRの3速ギヤはなぜ割れるのか? で書いたのですが、

割れる、割れないとは直接関係は無いのですが<間接的には関係すると思いますが...


FS50W30A型 のミッションで過激?な加速をする車ですと規定のオイル量ではギヤ鳴りしたりするトラブルが出たりしました。

整備書では4.1リッター程となっていますが、車体が水平の状態ですと中々入らないですよね?

実際、他店でオイル交換された方でうちに来られて入っていたオイルを抜いた時に、ちょっと少なめでは?

と感じる場合なども有りました。


私の所でもジャッキアップでちょっと傾けてオイル入れ口を高くして注油しています。

ただ、それでも良いのですが、他の整備と一緒に都合でリフトに上げたのにミッションオイルを入れる為にリフトから降ろして、

又斜めにジャッキアップと言うのも手間が掛かりますし、斜めにジャッキアップと言うのも何となく怖いです。(-_-;)


クロスミッションを組み込む際とかオーバーホールの時とかに画像の加工をするとミッションのオイル交換が凄く楽になるんですね!

画像で判りますかね?<見ずらくてスミマセン。”^_^”


ノーマルの給油口の上に旋盤で作ったアルミのボスを溶接して有ります。

ミッションをばらした時ならミッションケースの裏側からも溶接出来ますから都合が良いですね。


15年位前ですかね?初めて加工したのが...

これで水平でもフロント側だけでもジャッキアップで、車体を斜めにしなくても簡単にオイルが入れられます!


うちからオイルを購入してもらって、お客さんがご自分で交換される方もいらっしゃいますのでそう言う時は可也手間が省けますし、斜めにジャッキアップするよりも安全に注油出来ます。


町乗り等で余り過激に走らない人には必要ない物ですが、ドラッグやサーキット走行等をされる方の場合は、

GTRだと規定のオイル量ではちょっと少ないのでは?と私は感じています。


これには異論も有るでしょうが、それなりに走って来られた方ならミッショントラブルは何度か経験されているでしょう?

そんな訳で、うちでは規定量よりもちょっと多めに入れるようにしています。


機械物ですし、形有る物いつかは崩れる と言いますから、絶対壊れない等と言う事は有りませんが、

トラブルは可也出難くなりましたし、寿命も延びると感じています。


ほんの少しの事なのですが、そのほんの少しの事が、後々大きく響いて来ると言うのは車にも言える事ですね。


勿論、人生にもね!(^_^.)


それでは、この辺で...


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GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか?その3

garage nakamuraです。


今回は、GTRの3速ギヤはなぜ割れるのか?のその3で書かせて貰いますね。

前回前々回 のブログで、タービンのレスポンスが良い、又、ダンパーの突き上げの強い車に3速ギヤが割れるトラブルが出やすいと書きました。


では、何故上記のようなGTRに出やすいのか?


ここではドラッグ走行的な走りを例にしてみますね。

通常、GTRで速く走ろうと考えた場合にエンジン回転は8000rpm位まで回すと思います。

(パワー的には7500rpm位で頭打ちが始まると思いますが、きちんと性能の出ているRB26ならば、8000rpmまでは割りとスムーズに回転が上がって行くと思います)

1速、2速と8000rpmまで引っ張って3速に入れますが、この時ある程度慣れた人(シフトをスムーズに素早く)ならば、

エンジンの回転落ちは2000rpm以下で収まると思いますが如何ですか?


2000rpm下がって3速に入り、クラッチが繋がった所が6000rpmとします。

当然3速でもアクセルはベタ踏み、全開ですね!

この6000rpmの時のエンジンの状態と言いますか、パワーの出方は例えノーマルエンジンで有ってもセラミックタービンの立ち上がりの良さも相まって、トルク&パワー共に最高に近い出力が出ている部分ですね?


強化クラッチを入れている訳ですから、そのパワーは滑らずにダイレクトに3速ギヤに掛かります!

ミッションからトランファーを経由しながらもプロペラシャフトでデフに伝わります。

そのデフがリヤのタイヤを回す訳ですが、タイヤがグリップする分をダンパー(バネも有りますがこの際省きますね!)が受け止めてグッという感じでリヤが沈み込むのですが...


ここで、ダンパーの初期の縮み出しの硬い物、変速ショックが ドンッ!と言う感じのダンパーを付けている車の場合は、

力の逃げ場所が無くなってしまいます。

ここで、一番弱い3速ギヤが割れてしまうんですね...


画像ではちょっと見難いのですが、上段右から1速 2速 3速ギヤと並んで居ますが、3速ギヤから歯の厚みが薄く成り出すギヤ比なんですね。

それでは!と言う事で、サードパーティー製の社外製のクロスミッション等に乗せ替え(組み換え)となってしまいますね。


こう言うダンパー特性が悪いと言っている訳では無いので誤解の無い様にお願いしたいのですが、

リヤの沈み込みもロスと言えばロスになる訳ですが、だからと言ってシフトアップの度に変速ショックを受け止めているパーツ側から見ると

寿命も短くなりますね!と言うのが私の考えです。


それから、変速ショックだけで無く、サーキット走行でゼブラに乗って立ち上がりの際等、

ある程度アクセルを踏んでいる様な状態でデフの効きの強い車の場合等も可也シフトアップに近い状況になると感じます。


ノーマルエンジン、ノーマルタービンで書きましたが、それなりに手を入れて有るエンジンやタービンですとノーマルエンジン以上のレスポンスやパワーが有る訳ですから、尚更厳しくなって来ますね!


如何でしたか?

ダンパー特性が駆動系と言わず、エンジンも含めた車全体に及ぼす影響って可也大きい割合を占めているとは思いませんか?


それでは、この辺で...


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GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか?その2

garage nakamuraです。


昨日の GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか? のその2です。


タービンのレスポンスが、まず第一ですね!と書きましたがこれは当然ですね。

2速から3速にシフトアップして中々ブーストが上がって来ないようではガツンと言うショックが来ない訳ですから、

なるべく急激にブーストが上がる、レスポンスの良いタービンが必要になって来ます。


これには純正のセラミックタービンの回りの軽さが効いてくるわけですが、

だからと言って、セラミックタービンでブースト1.2キロ位でドラッグ的な走りをしている車が皆、3速ギヤが割れるか?と言うとそう言う事でも無いんですね。


何でかな~?と考えていると、一つの事実が有る事に気が付きました。

それは、足回りのダンパーの特性に大きく左右されているのでは?と言う事だったのです。


その当時、売れに売れているダンパーメーカーが有りました。<メーカー名は伏せますね。^^;

直巻き荒巻と呼ばれているダンパーの直巻きの方ですね。


私の知り合いの所でも壊れた時の話を聞くと、このメーカーのダンパーを入れていたと聞く事が可也多かったです。


RB26ですからエンジンにも手を入れてパワーも700馬力や800馬力と成って来ると、

ミッションもノーマルでは無くて、その当時流行っていた トラストの6速等も導入しますが、あれも良く壊れていましたね!

それも話を聞くとそのメーカーの直巻きダンパーを使っていたと...


私の所で壊れた車も同じメーカーの直巻きです。

うちに来られる前にお客さんが付けて居た場合が殆どです。


何の事か判りますか?

そうです、突き上げですね!

ダンパーの縮み側の減衰が高いと段差等を乗り越えた時に ドンッ! と言う感じで突き上げ感が大きいショックって有りますよね?

あのショックが可也のダメージになっているのかな?考えました。


事実、シフトアップ時にグッ!と言う感じでショックを受け止めてくれるダンパーを使っている車の場合は、

うちでは壊れた経験が有りません。<3速ギヤが割れ無いと言う事です。


GTRの場合はトラクションの掛かりが良いですから2速から3速に上手い具合にスパッと入って、

ブーストが勢い良く上がって行って強化クラッチで繋がって行くと考えると3速ギヤに一気にパワーが掛かってきますね?

その時に、ダンパーの突き上げが強いと...


ショックハンマーやインパクトレンチでボルトやナットを緩める状況と言った方が判りやすいでしょうか?

あれって、ガツン と力が掛かるから緩みやすいのですから、原理は似ているかなと感じています。


次回は、ここの部分をもう少し突っ込んで書かせて貰いますね。


それでは、この辺で...


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GTRの3速ギヤは、なぜ割れるのか?

garage nakamuraです。


RB26搭載のGTRでノーマルミッションの3速ギヤが割れると言う経験をされた方って結構いらっしゃるのではないでしょうか?

32GTR、33GTRに標準で搭載されている FS5W30A型 と呼ばれている5速タイプのギヤボックスの事で、

34GTRから搭載のゲトラグミッションでは余り聞きませんが...


私も一度だけ経験が有ります。

セッティングの時に良い感じで1速、2速と加速して行って3速に入れてクラッチを繋いだ瞬間に バ~ン!!ガラガラ~♪ ♪ ♪

シフトアップで壊れる(割れる)場合って大体こう言う感じだと思います。^^;


踏んで居ない時やエンブレの時に3速ギヤが壊れると言うのは余り聞きませんし、そういう場合は乗り方に問題が有るのかも知れませんが、上記の場合は、上手く乗れた時に起きるようです...悲


私の所でも私以外にお客さん自身が乗って壊れた事も有るので、(他所の話も聞きましたし)その当時、色々と原因を考えてみました。


割れた時の状況を色々と検証して行くと、それまで見えなかった部分が見えて来る場合も有るんですね!

たまに聞くのが、エンジンがパワーが有るから3速ギヤが砕けた!とか、吹っ飛んだ!と言っている人が居ますが

あれってどうなんでしょう?


私の場合も含めて私の所で3速ギヤが壊れた車の殆どはノーマルのセラミックタービンでした。

勿論、クラッチは純正では無くて、トリプルが殆どです。

その他マフラーやインタークーラー、パイピング、エアクリーナーと言った所は交換して有りますが、インタークーラーに関しては純正のままと言う車も有りました。


エンジンはヘッドガスケットも変えていない車も有りましたし、カムもノーマルのバルタイだけ変更した程度の物ですからパワー的にはそんなに出ていないと思います。

さすがにブースト1キロでは出ませんでしたが、1.2キロで走ると出る車が有りました。


原因を探っていくうちに有る程度見えて来たのですが、

それは一つの原因では無くて、いくつかの条件が重なった時に引き起こされて居ると言う事に繋がって行きました。


まず第一にタービンのレスポンスですね!

純正のセラミックタービンは容量的には大きいとは言えませんが、それでもブースト1.2キロだと400PSは軽く超えますね?

軽い分、回りが速いと言う事は、その分ブーストの掛かり、上がりも速いと言う事に繋がります。


まだまだ続くのですが、ちょっと時間が無くなってしまいましたので今回はこの辺で失礼致します。

続きは私の考えを包み隠さず書かせて頂きます。(^.^)


それでは、この辺で...


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ドライブシャフトのロックナット固着...

garage nakamuraです。


33GTRのリヤデフを交換するために入庫して頂いたのですが ドライブシャフトロックナット が固着しているようで緩めるのに随分時間が掛かりました。

この車両はVスペックなので、リヤのデフが油圧式の為、ロック率が低く色々と何か良い方法が無いか調べたのですが、

結局機械式のLSDに交換してしまいましょう!と言う事で乗せ変えの準備を済ませて車を入庫して貰いました。


デフを油圧式から機械式に変更するにあたりまして、ドライブシャフトのデフ側フランジが合わないので機械式デフ用の中古ドライブシャフトも探しておいて、グリスも入れ替えて用意して有りました。


ドライブシャフトが合わないという事で、最初は新品を購入しましょうか?と言う話になったのですが、

値段を聞いてビックリです!


機械式のデフ用の物で1本、なんと約¥10万円!!と言う事は、2本で¥20万になっちゃいますね!!

それではと言う事で、デフ側のフランジ部分だけ購入して組み替えて使いましょうと値段を聞いたら、

こちらは1本¥19000円位でした。


ところが今度は納期が1ヶ月位掛かるとの事...

駆動部分ですから出来れば新品部品で組み上げたいですが、それほどトラブルが出る部分でも無いので取り敢えず今回は程度の良い中古部品で質の良いグリスに交換して組み付ける事にオーナーさんと話が纏まりました。


無事にデフも降りて、ホイール側のロックナットを外そうとしたのですが、これがどうにも緩みません!

36ミリのボックスに1メートル以上のブレーカーバーを使って緩めて居るのですが、

今までの経験から言ってもこんなに緩まないのは、まず有りませんでした。


RB26のクランクプーリーの締め付けトルクが47キロになって居ますが(整備書で)そんなレベルでは無いです!

トラック等の大型車両に使うインパクトレンチならば問題無いのでしょうが、生憎うちには有りませんし、

元々私は余りインパクトレンチに頼るような整備は好きでは無いので...


バーナーで熱を加えたりもしたのですが、 ビクともしないので、それでは!と言う事で、

必殺たがね攻撃 です。(^_^.)


助手席側は割と楽に緩んでくれたのですが、運転席側がどうにも緩みません!

気が付くと、何だこれ?忍者が使う手裏剣か?と言うほどに!^^;


結局これでも緩みそうに無い雰囲気?だったので、細丸のリューターで削って削ってナットに割りを入れる様な感じで溝を掘りました。

外してみるとねじ山は痛んで居るとかかじっているとかでは無い様で、ドライブシャフトは無事に使えそうです。<スペアーですね。


この車は生産後16年の走行16万キロで今まで1度も緩めたりしていない部分でした。

組み付けの時にほんの少しの良質の潤滑剤でも塗って有ると違うんですけれどもね!


大ハンマーを何度も振り下ろしていたせいで、筋肉痛になってしまいました。^^;

調子良く走って機械式ノンスリの面白さを実感してもらう為にも早く仕上げなければ!


それでは、この辺で...

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ブーストコントローラー等取り付けしました。

garage nakamuraです。


先日のRB28のオーテックステージアにブーストコントローラー等を取り付けていました。

お盆中は数件のお盆参りと女房の実家に行ったくらいで何処にも出かけませんでした。

静かに厳かに過ごせて居たという感じでした。


昼間は暑いし、お客さんがいらっしゃったりで、中々 こうば の方に居るわけにもいかないのですが、

夜になればこっちのものですね?(*^^)v


ブーストコントローラーを取り付けるのに、今までは運転席側のストラットの横、ガソリンフィルターのそばに付けていたのですが、

どうもしっくりこないし、ガソリンホースとも干渉しそうで、オイルフィルター交換の際も邪魔になりますから、熱的にも厳しくない画像の場所に取り付けました。


中々空いている場所が無いですから皆さん苦労されている部分なんですね。

ステンの板材を切った張ったでステーを作って、何とか熱的にも厳しく無い所に持って行けました。


私は他所様が作った車を見る機会等に気にして見る部分にこう言う所が有ります。

意外と気にせずに取り付けている方も居ますが、こう言う部分を見ると、作業をした人の気持ちが見えて来る事って有るんですよ?


プライベートの方が気軽に急いで付けた場合等もはっきり判りますね!

早く動かしたい気持ちがバレバレです...(^_^)


ターボエンジンの場合は、ブーストの管理は可也重要になって来ますし、エンジン保護の為にも配管、配線を含めて気を抜けない作業になって来ます。


私はあまり使わないのですが、某ステッピングモーターのコントローラーが有りますよね?

あのモーター部分って、取り付けの方向が取り説に指示されているのですが、意外と無視で取り付けて有る車が多いですよね?

使われている方は確認してみると良いかと思います。(水抜き用の穴が開いていますね!)


あ!別に今回私が付けた所が最高だとか言う自画自賛の話では無いですから誤解しないで下さいね!

もっと良い場所が有るかも知れませんが、今回はこの場所に付けましたと言う事です。(^.^)



それから今回初めてこんな物も作ってみました。

パワトラを止めるステーです。




良く考えたら今までは直接止めていただけで、何事も無かったのでそのままだったのですが、

タペットカバーをオーナーさんが  のこもった結晶塗装をしてくれたので、直接止めただけでは申し訳ない様な気がしてしまって...^^;


このパーツは電子部品ですから熱や振動はなるべく避けたい部品なんですね。

メーカーが標準で付けて居る場所ですからそれで良いと言われればそれまでなのですが、

出来ればエンジンでは無くて、もっと別の場所に取り付けたいのですが、中々良い場所が無いです。


性能よりも寿命に関係してくる部分かな?とは思うのですが配線加工等もやらなければいけなくなりますから時間的な問題等も含めて難しいですね。


やりたいことは山ほど有るんですが、中々すべてを形にするには克服しなければならない問題が多くて考えて居るだけで時間が過ぎて行ってしまいます。


100点満点の状態で車を動かすのって凄く難しい事なんだと感じている今日この頃です。<この頃かい?^^;


それでは、この辺で...


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オーバーヒート注意ですね。

garage nakamuraです。


先程 オーテックステージアのお客さんから、オーバーヒートの様な症状の電話が有りまして、少しの間注意して見てて下さいと話しをしました。

この車は以前 インマニガスケット交換 で登場して貰った車なのですが、あの修理以降は何事も無く乗れていました。


今日からお盆休みと言う事で、朝からお盆参りをして居たそうなのですが、お昼位から高速に乗って3000rpm~3500rpm付近で走っていて高速を降りたら渋滞にはまったそうです...<3000rpmの時点で法定速度超えてますよね!^^;


その後の渋滞(軽くGO-STOPの繰り返し)で何となくエンジンが重くなって来たようで、マフラーから黒鉛が出て調子が悪いのですがとの電話でした。


エアコンは勿論掛けっぱなしですから、条件的には一番 オーバーヒート に適した条件ですね!(-_-;)


今までも何度と無く説明はしていたのですが、そこまで水温が上がる条件が揃わなかったんでしょうが、

今日はちょっと気温が高すぎだったようです。<渋滞時 外気温が37℃と出ていたそうです!


この車は、motec で制御していますので、水温補正も私なりの条件で設定して有ります。

水温が95℃以上になると徐々に燃調が濃くなる様に設定して有りまして、1000℃を超えると結構な 濃さ になるようになっていますからエンジンも回りが重くなりますし、アイドリングで黒煙も出ます。

注)水温1000℃って...100℃の間違いです。m(__)m


そうやって、ドライバーに オーバーヒートを知らせる ように設定して有ります。

伝えては有ったのですが、今回初めてここまでの症状になったそうで心配だったようです。


電話をくれた時には2時過ぎだったのですが、これからお昼ご飯を食べるので、その間エンジンを止めて置きます。

と言う事でしたので、その間に水温が下がれば又元どうりに調子良くなるはずです。(^^)v


ノーマルのコンピューター制御の場合はオーバーヒートでも走れるように設定してある場合が殆どだと思います。

エンジンが止まるまで走ってしまったら大抵の場合はエンジンにダメージが残ります...


水温が上がりやすい車は純正の水温計が非常にアバウトに設定されて居ます。

正確に温度を表示してしまうとドライバーが怖がってしまいますから!^^;


これから連休で出かける方もいらっしゃるでしょうが、上に書いた条件等でオーバーヒートが起こりやすくなりますから、

ちょっと注意して乗ってあげると無駄なトラブルを避ける事が出来ると思いますので心掛けてみて下さい。


それでは、この辺で...

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オーテックステージアRB28エンジン始動。

garage nakamuraです。

オーテックステージアにRB28(HKSの28キットです)を載せた車のエンジンに火が入りました(始動しました)

うちで組んだエンジンでは無いのですが、タービン周りやそれに合わせた補記類等は総て私が受け持ちまして、

コンピューターは今回はトラストの eマネージアルティメイト でセッティングして行きます。


セッティングよりも適合の方がカッコ良いとか書いている人が居ますが、私はセッティングの方が言い方も書き方も好きですね。

人それぞれですからそれはそれで構わないですが、コンピューターやECUと言っていて、適合ですか?<ここで漢字かい?

まあ、人と同じじゃ嫌な人も居るでしょうからそれはそれで...<大切なのは中身と言いますか、腕ですからね!(^.^)


それで、今回のRB28の場合は、ちょっと大き目のシングルタービンでエアフロも外してしまうので画像の圧力センサーを別途購入して圧力式の俗に言う Dジェトロ方式にして動かす様に進めていました。



我が家のマーチに取り付けてセッティングには慣れているつもりでしたが、エアフロ補正マップでは無くて、

エアフロ出力マップを使いますから、ちょっと勝手が違いますね。<実際に eマネージ でやった人ならと言う事で(^.^)


センサーの出力特性ももう少し実験して追い込んで行く必要が有るようです。

エンジンが新品エンジンですので、まずは始動とアイドリングだけですから(慣らしが必要ですから)とにかく実際にどんな感じになるか始動してみましょうと...


この車の以前のノーマルエンジンはピストンがトラブルで(おそらくノックだと思われます)オイルを大量に消費するようになってしまい、

そのまま、乗っていてブロックに大穴を開けてしまって腰下全損でした。<ヘッドは奇跡的にバルブが曲がったくらいで使えそうです。


今回はフロントパイプ変更でマフラーはそのまま使えますが、ブローした時にサイレンサーの中にオイルが流れてしまってグラスウールに染み込んで居るのを忘れて居ました。^^;


エンジンを始動して熱が上がって来ると、マフラーから見事な白煙が...


あれ~、エンジンかい?と思ったものの、うちで使っているオイルと燃えた時の匂いが違いますからハット気が付きました。<ほっと一安心です。(^.^)


煙が こうば の中に入って来るのを少しでも少なくするのと、ハイカムが入ったエンジン音を気にしてサイレンサーを突っ込んで居ますがそれでも見事に燃え残りのオイルが煙となって出て来ています。


いくら私が組んだエンジンでは無いと言っても折角載せたエンジンが調子悪くては、良い気持ちには成れませんが、

今の所はアイドリングも落ち着いていますし、変な音も出ていませんから、オーナーさんも見に来てニコニコしていました。


困った顔や、悲しそうな顔を見るよりも、嬉しそうなニコニコ顔を見る方が断然良いですよね!

ほぼフルチューンと呼べるようなエンジンでの eマネージ の能力はどれほどの物なのか?

慣らしも有りますから全開はまだ先になりそうですが、じっくりと取り組みたいと感じています。

それでは、この辺で...

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クランクの熱処理深さは?

garage nakamuraです。


画像はクランクシャフト の熱処理での硬化層の深さが判る様に撮ったのですが判りますかね?

画像が悪くて見えね~よ!と言う方がいらっしゃるでしょうからちょっと説明させて頂きますね。^^;


このクランクは、RB26の純正品です。

7番ジ ャーナルから切断したものです。


フライホイールを加工したりする時に便利な様に旋盤にくわえる時に7番ジャーナルを残して切断して、

切断面を整える為にフライホイール側からくわえて端面を削って有ります。


ほぼ真上からの撮影になっていますが、大きい外周がフライホイールが付く部分ですね。

で、その内側の部分が今回のお題の部分です。


外側から数ミリの部分とその内側(中心に向かって)色が変わっていますね?

外側の方がって居て、その内側はっぽく見えて居ると思いますがどうですか?


旋盤の超硬バイトで削ると、本当に硬い部分が画像の様に光って削れる場合が有ります。


内側のちょっと白っぽい部分は硬さ的には外側よりもらかくなっていると想像出来ますし、

実際に削ってみてもそう言う手応えになります。


このって居る部分が熱処理で焼入れをしたクランクジャーナルの硬化層部分です。


この熱処理された硬い硬化層の部分とその内側の柔らかい(硬化層部分よりはと言う意味です)部分でクランクシャフトが成り立っています。


表面の硬い部分はブロックやコンロッドのメタル関係と直接接する部分ですから(間にオイルが入りますが)硬く変形せずに又、磨耗も少なく成る様に、硬く変形しにくい様に硬度を上げて有る訳ですね。


しかし、クランク全体がまったく変形しない様に総て硬くしてしまうと?...


はい、そうですね!折れやすくなってしまいますね!

ただ硬いと言うのは、裏を返せば もろい と言う事に成る場合も有ります。

それを緩和する為に

ジャーナル部分等は変形しない様に硬度を上げて作っておいて、それでもクランクシャフトには曲げやねじり等、とても大きな力が掛かりますから、たわんでその力を逃がすように柔らかい部分も残して有る訳です。


変形しない様に 剛性(ごうせい)を持たせて作っては有りますが、先程も書いた通り、強大な力が掛かりますからある程度の変形はします。

その変形を元の形に戻そうとする力が 強度 になって居る訳ですね。


変形し難さが 剛性 で、元の形に戻ろうとする力が 強度 という感じで捉えて貰って良いと思います。

ここの部分大切な事なので今日何度も言っときます!<一度だけですが...^^;


エンジンを含めパーツの話の際によく 剛性 と言う言葉が出ますが、剛性だけでは無くて、強度の部分も忘れてはいけないと感じています。


最後にもう一度、画像を よ~く見て貰いたいのですが、 層の深さが微妙に違って居る事に気が付きましたか?

上側と下側を比べると良く判りますよね?微妙に光って居る部分(硬化層)の厚みが違いますね!


当たりハズレかと聞かれれば、これはハズレですね!(^.^)


それでは、この辺で...

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冷却水は大丈夫ですか?

garage nakamuraです。

今回は冷却水の事を書いてみたいと思いますが、皆さんの車の冷却(ラジエターの水です)は大丈夫ですか?


普通はラジエターの冷却水には LLC(ロングライフクーラント) と呼ばれている車用の、

冷却の他に錆止め効果等の性能が有る原液を薄めて入れていると思います。


この時期の暑さでサーキット等を走行する場合は、場合によってはLLCではなくて、冷却能力の優れていると謳われている冷却水を使われている方も居るでしょう。


この手の製品に関しては、各社で性能が違ってきますから一まとめに評価する事は出来ませんのでここでは割愛させて頂きますが、

通常のLLCを使われて居る方でサーキット走行等のスポーツ走行をされている車の場合、冷却水は大丈夫ですか?


大丈夫ですか?と言うのは、水の量がきちんと入っていますか?と言う事では無くて、

例えばサーキット等を走行した場合にこの時期ですと寒い時期よりも水温が上がり気味になりますが、

クーリング走行した場合や、走り終えてアイドリング状態で車を止めている時にすぐにサーモの設定温度付近まで水温が下がって来るでしょうか?と言う事です。


走り終えて駐車場等に戻って来て、ボンネットを開けてアイドリング状態で置いておけば、

ある程度、気温が高くても徐々に水温は下がって来るはずです。(この場合、リヤエンジンの車はラジエターが有るフード&カバーです)


それが、90℃位で水温計の針が止まってしまってそこから中々下がって来ないようですと、

LLC がへたってしまっている可能性が高いです。


これは時期的な気温の違いも有りますが、それでもきちんと性能の出ている LLC ならば多少の時間の違いは有っても下がります。


車の違いやエンジンの仕様、並びに付けている冷却系の部品によって千差万別ですから一概に言い切るわけには行きませんが、

冷却系の性能ギリギリで使用している車ほど LLC のへたりが早いように感じています。


先日の33GTRの場合等は、この時期ですと つくば1000 を2回も走ると可也へたって来るようです!


水温が92℃過ぎに成って来たらクーリングをして貰う様に伝えて有りますが、段々クーリングも頻繁にしなければならなくなって来ますし、

下がるまでの時間も多く必要になって来ます。


冷却水の温度が上がってしまうのはエンジンが発熱しているのですからしょうがないと言いますか、当たり前なんですね。

エンジンは一種の熱交換機ですから...


ただ、がった水温をなるべく早く設定温度に戻してあげる能力がこの時期は特に必要だと感じています。


そう言えば、中々水温が戻らないか?と感じた方は LLC の交換時期などを見直して見ると良いかも知れませんね!


それでは、この辺で...

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