2012年5月 | garage-nakamuraのいやはや速い!

RB28のヘッド再起不能です...

garage nakamuraです。

オーバーホール中のRB28ヘッド再使用不可な状態で再起不能です...

細かい計測はしていなかったのですが、ヘッドも分解が終わり、オーナーさんにもある程度説明も終わった所で、

私としては、ブロック部分の特にクランクが気掛かりでそちらばかり手を掛けて居ました。


ある程度クランク再使用のめどが立ったので、ヘッドポート追加工等の用意の為に洗浄液にヘッドを浸す用意をしなくちゃな!

と、バラしたヘッドを何気に眺めていました。


実は、バラしながら気になっていた事が有ったんです。

それは、カムキャップバルブリフターと外しながら、当たりが悪いんですね~...(ーー;)

車に載せて実走行で約5000キロ乗った訳ですが、

組まれているヘッドが中古でも(クランクやピストンは新品で火が入る前のエンジンでした)カムシャフトは新品が組まれて居た筈で、それにしてはバルブリフターの側面小傷が多いな?と感じていました。


カムシャフトヒール部分(バルブを押し下げる山の部分です)の面取りと言いますか、角の部分は当然のように手を加えて有りませんでしたから、


リフターのカムの当たり面はそれなりに悪い当たりで、あ~あ、これも磨き決定だな?と覚悟はしていたのですが、

それにしても うち で使っているオイルの割には当たりが悪すぎるな?と...(当然、慣らしの段階から同じオイルを使っています)


どうも気になりつつ、リフター穴を見ていたら?

あれ~!!何だこれは!?

カムをノーマルよりもリフトの有る物に交換する場合、場合によってはカムの逃げ加工をするのですが、

その逃げ加工がちょっと削りすぎて有ります。


画像を見て頂くと判ると思うのですが、リフターの入る穴の中ほどに長穴が見えますよね?

ここはオイルギャラリーになっていて、エンジンが回りだすとオイルポンプから送られたオイルが一杯に回るような仕組みになっています。

インテークもエキゾーストもここのオイルギャラリーに油圧が掛かってリフターの側面に又、右側に見えるカムジャーナルのオイル穴にオイルが噴出して潤滑する仕組みになっている訳です。


ところがカムの逃げ加工の為に削った部分が僅かに削りすぎて居る為にそこからオイルがリーク(漏れ出し)して、

リフターの側面及びカムジャーナルバルブリフターの上面潤滑不足になっていたと思います。


大幅に漏れ出すほどの隙間が有った訳では無く、ギリギリ焼きつかない程度に漏れていたのと、

オイルポンプノーマルよりも容量の大きな物だったので何とか持ち応え気味で頑張って居たと言うのが適当かな?と...


こちらがノーマルの無加工状態のリフター穴部分です。

まったく違いますよね?


わざとオイルがリークするように削った訳では無いでしょうが、ちょっと考えれば理解出来る部分だと思うのですが...

このヘッドはバルブガイドもブロンズ系の物に交換して有りますし、それなりにお金の掛かっているヘッドだと思うのですが、

これでは普通のやり方では修理と言うわけには行きませんから(絶対出来ない訳では無いですが)再使用は無理と諦めですね。


ちょっと残念な結果になってしまいましたが、オーナーさん自前のスペアヘッドが1個あるのでそちらで作り替えになります。

金額が掛かってしまいますから、ガイドはノーマルのまま加工になっちゃいますかね?

ポート加工などが進みましたら又アップしたいと思います。


それでは、この辺で...

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サニトラ今度はウォーターポンプ水漏れです。

garage nakamuraです。

サニトラウォーターポンプからの水漏れが見つかりまして、交換してました。


実はサニトラまだ車検が取れなくて、早く乗りたい!とは考えて居るのですが、

余り急いでもろくな事は無いかな?と少し大人?に成っています。(^.^)


こうば から出したり他の車と入れ替えたりとちょこちょこ動かしてはいるのですが、

水が出る時と出ない時が有るんです。


先日仮ナンバーを借りて試運転した時には少し出た後が有ったのですが、

多分走行中にある程度温度が上がって、尚且つエンジン回転も上がった時だけ漏れ出していたんでしょう?


ラジエターの水も殆ど減らないので車検はそのまま受けてしまおうかと考えて居たのですが、

たまたま明るい時間帯にボンネットの中の点検をしながらエンジンを掛けていたら?

ほんの少しですがポタッ、ポタッと...


車検場では当然昼間ですから、気温が上がって水温もある程度上がってウォーターギャラリー内の圧力も上がって来ると?

どのみち乗り出して直ぐに交換になりますし、中古ですがスペアーが何個か有りましたし、ガスケットの在庫も有るのでやっつけてやりました!(^^)v


今はメーカーの方にも常時在庫ではないのでしょうね?

値段も昔と比べたら上がって居るようです...


出来ればポンプ本体では無くて、ガスケットからの漏れであって欲しいなと思っていたのですが、

外して見たら期待もむなしくポンプ本体でした。笑)


ブローバイのホースも簡易的では有りますが、三叉をアルミパイプで作って取り付けしました。

ストラットタワーの側面が叩いたままで色も塗ってないのが ワイルド でしょう?^^;


明日 仮ナンバー を用意して、先日オーバーホールしたフロントのドラムブレーキの当たり付けと調整をして今週中には車検合格したいです。(^^)v


やる前に書くのも何なのですが、続々と?パーツも集まって来てます。そんなに無いだろ?笑)

ミッションもベースに使う物が先日届きましたし、バラしてパーツ数点をメーカーさんに送らなければ成りません。


進行形のRB28のエンジンが色々と駄目な部分が出て来てしまってヘッドも交換になります...

加工も手直しでは無くて、いちから作る様になるので中々自分の車に掛ける時間が取れなさそうです。(ーー;)


ま、お客さんに喜んで貰って、それからじっくりと進めたいと、ここは大人になって割り切りましょう!

大人じゃ無くて、老人になっちゃうでしょう?と女房に言われますが...^^;


それでは、この辺で...

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RB28のクランク使えそうです。

garage nakamuraです。

現在修理中のRB28フルカウンタークランクなのですが、何とか使えそうかな?と言うところまで来ました。

(両隣のジャーナルと比べて頂くと光具合が判ると思います)

子メタルジャーナル5番なのですが、私なりの考えで修正しました。(^^)v


最初に修正を始めた頃は中々変化が出なくて、やっぱりクランク屋さんに依頼して研磨してもらう他はないかな?

と考えて居たのですが、ニスモのメタルを使いたいと考えて居るのですが、

サイズがアンダーサイズで0.04mm(100分の4mm)の物1種類だけしかないんです...


このクランクの熱処理がおそらく窒化処理ですから(メーカーの方には確認していないですが)

それだと深さ的には10μ位(1μが1000分の1mm)となると、たとえ0.04mmの研磨で済んでも熱処理の入っている深さの残りが心配です...


ジャーナルには縦にスジが何本か入っていますし、仮にそれが消えるまで研磨となると?

間違い無く熱処理の層が無くなってしまう事になってしまいます。


すると、もう1度熱処理をしますが、この手の熱処理は1箇所だけと言う訳には行きませんからクランク全体を処理する事になってしまいます。


するってーと、どうなるか?と言いますと、又 熱による歪み曲がりが出る事が予想されます。

研磨、熱処理、曲がり直し...

手間も費用も掛かりますし、何よりそれで良い物になればOKですが、もし駄目な時のことを考えると、難しいですよね?



そこまでするなら私が出来る限度でやれる所までやってみようと先日からシコシコやってました。

やっと0.01mm程研磨が済んだ所で、磨いてみたら?

筋は消えませんが、山なりになっていた部分の鋭角が消えて子メタル部分としては使えるのでは?と言う所まで漕ぎ着けました。


真円度もテーパー度も途中何度何度も嫌になる位測りながら加工したので大きなズレは無く、

5μ位の範囲に収まって居ます。


昔は何度もやった事だったのですが、RB26の純正クランクを使うようになってからは、

その精度の良さにやる気が起きませんでした。

とても気を使うので疲れるんです...笑)<本とですよ。


オーナーさんが遊びに来てくれて、一通り説明をしながら、

取りあえず使ってみましょうか?<駄目そうなら直ぐにエンジン開けます。

と言う事で話が纏まりました。


暫くぶりに磨いたのですが、サイズ的な部分も含めて思っていたよりも上手く出来たと感じています。


昔、直接、熱処理工場に持ち込んで(A型やL型が殆どでしたが)何本も何本も曲がりを直して磨いて磨いて、又 磨いて...

何でこんなに辛い思いをして俺は何をやってんだ?

業者にお願いしちゃえば何の苦労も無いのに...


でも、今こうやって光っているジャーナルを夜中に一人で見ていると、

何だか嬉しいんですね。

初心忘れるべからず!


改めて頑張らなくちゃ!と想いを固めました。

でも、残りが12箇所有るの?と考えると?(こんなに大変では無く軽いですが)

思わずめまいがしそうです...(ーー;)


それでは、この辺で...

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RB28ヘッド分解点検。

garage nakamuraです。

先日からのRB28ヘッドの分解点検が終わりました。

点検と言っても、洗浄前なので細かい部分の数字はまだ確認出来ていません。


燃焼室の容積とかはカーボンが付いたままですと計測するのも面倒ですし、

今回のヘッドは余り手が入っている物ではないですし、どうせ手直しで燃焼室も形状変更もしないとオーナーさんも気が済まないでしょうから綺麗に洗浄してから気分一新して加工します。(^.^)


このエンジンはセッティングはeマネージアルティメイトで進めていたのですが、

セッティングしながら各ブースト域で燃料→点火と順番に進めている段階で燃調が終わり点火時期を決める際にちょっと考えてしまったんですね?


と言うのは、ノックメーターを付けてセッティングしていたのですが、ノックが出てこないんです...


アルテメイトの読み込んでいる点火タイミングと実際のタイミングのズレも何度も確認したのですが正常のようです。

勿論ノックメーターは壊れている訳では無いので、圧縮比はノーマルよりも下げて作られているんでは?と感じていました。


普通だったらトレースノック的なノックの出方になってもおかしくはない点火時期に上げて行っても全然余裕のようです。

ブースト1.5k/cm2まで燃調が済んだら、それから本格的に追い詰めるつもりでした。


点火時期を追い込んで行くと、パワー、レスポンス共に上がって来ますから取りあえず点火時期はマージンをとったままでオーナーさんにも慣れて貰いましょう!

と言う事だったのですが...


オーナーさん立会いの下、分解を始めていったのですが、

ある程度バラシテ行くと?


おや、この乗り方は?と言う症状が見え始めます。


RB26に関しては(20も25も一緒でしょうが私は経験していないので...)ヘッドをバラして行くと、はっきりと乗り方アクセルの踏み方が判る部分が有るんです。


どちらかと言うと、ゼロヨンやドラッグ的な乗り方、走り方と言えば良いんでしょうかね?

1速、2速、3速とかのギヤ比の低い所でドカン、ドカンと一気にパワーを上げて繋いで行く様な乗り方ですね!


別にそう言う乗り方が駄目と言っている訳ではないのですよ。


そうでは無いのですが、いつもそういう感じの乗り方だと寿命は確実に縮みますから...


その辺の 覚悟?の部分も話し合いながら今後の進め方を検討しました。^^;


エンジンを触りだして間もない頃は、エンジンをバラせば何でも判るんだから!等と言われても?


本とかよ~!そんな訳ね~だろ~?と思っていたんですが、


自分で組んで自分で乗って又バラして...

部品一つ一つをよ~く観察していると?

何となく判ってくるんですね!


逆に言うとそれが判らないと怖くてエンジンは組めませんね?


それでは、この辺で...

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雑誌の取材を受けました。

garage nakamuraです。

ちょっと前になるのですが雑誌の取材を受けました。

ある日の午後、携帯に電話が入りまして、

garage nakamuraさんですか?

実は私 Gワークスの編集の者です。

と言う始まりだったと記憶しています。



ははーん、広告の勧誘だな?でも何で携帯の番号知ってんだろ?

昔、昔に何度か広告のお世話になった事は有りますが、最近はどこから電話を貰っても開口一番、

今は間に合っていますので勘弁して下さい!

こればっかりでした。^^;


ところが、実はMotecの特集をやっていましてナカムラさんの所に取材をお願いしたいのです。

いや~、別に取材して貰える様な部分は何も無いんですよ...


いえ、お話だけでも良いので?

話と言っても特別な話なんてほんと何も無いですよ...


実は、AVOの社長さんからのご紹介なんです。

え?コジマさんからですか?


そうです、如何でしょうか?


Motecを日本に初めて持ち込んで、全国を回って、沢山沢山苦労されて今の日本のMotecが有るんですね。

あの方が居なかったら、私はMotecを扱っていなかったかもしれません!


あまりMotecの事ばかり褒めるとこのブログを読んで頂いている方の中には私が商売っ気に走っている様で、

余り良い気がしない方もいらっしゃるかも?知れませんので若干控えては居るのですが(笑)

Motecと出会えた事が私の車人生の中では一番の収穫だと感じています。


そのmotecでお世話になっている方からの紹介ではお断りする事は出来ませんね。

何も無いですけどそれでも良ければ?と言う事で取材して頂きました。


来店して下さったライターさんはとても気さくな話し易い方で、

勿論、車業界の事やチューニングの事に関しても流石!と言う感じの方でした!

此処に来るにあたってブログを見たのですが、あれでは此処に辿り着けませんね?と笑われて居ました。<ですからメールで...笑)



最近は車雑誌は殆ど見ないのですが、お客さんでGワークスが好きな方がたまに見せてくれたり、記事の事を話してくれたりはしていました。

売れているみたいですよ!と言う言葉どうり確かに為になる記事が多いと思います。


事実、当日もMotecの事で私が知らない事をこのライターさんに教えて頂きました。^^;

(セッティングの部分では無いですが、凄く納得出来ました)


記事の内容は私の部分はほんとに他愛も無い内容になってしまって申し訳ない想いです...


具体的にセットアップやマップを公表して説明すれば記事としては面白いのでしょうけど?

それだと私の所でMotecを取り付けてセッティングする意味が無くなってしまいますので...


名も無い田舎の こうば ですから取り付け台数も少ないですが、それでも皆さん効果を実感してくれていると感じています。

確かに一人だけ別にMotecじゃなくても速さは変わらないんじゃないかな?と言う人もいらっしゃいますが、

それはそれでその方の感じ方ですからしょうがないかな?と思う反面、私の腕が足らないのかな?と反省の部分でも有ると感じています...


画像を取るにあたって、

顔は載らないようにお願いします。

と言うと、何故ですか?とちょっとびっくりされて居ました。(^^)


以前にも書きましたが、私は裏方なので顔が写る必要は無いんですね!

こうば のオーナーが写らないとみたいで、顔は判らない様にしますからと言う事でしぶしぶです。笑)


私なんかが写らなくても良い様に、ちゃんとした記録や作品が沢山有ればそれが一番なんですけどね!

主役はお客さんで良いんですよ!

私は裏方ですから^^;


それでは、この辺で...

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これからの時期は温度が上がりますね?

garage nakamuraです。

これからの時期のサーキット走行では色々な部分の温度が上がって心配になりますね!

昨日はたかっちさんのお供で つくば1000 に行っていたのですが、

先日のオイルクーラーの為のウィンカー加工の効果が知りたくて温度計を持って行きました。


9時、11時、13時、15時の時に20分ずつ走行しました。

9時、11時の時には、水温85℃油温100℃近辺で安定していました。

13時の時はさすがに気温も上がって来て、駐車場の路面温度も52℃オーバーの状況だったので、

水温90℃油温110℃程度まで上がってしまいましたね。


最後の走行の15時の時には少し風が出て、若干冷えたせいもあり午前中の温度程度に戻って来ました。


水温、油温はメーターのピークホールドドライバーの走行中の確認だったのですが、

レーザー温度計では他にも色々と計測して見たのですが、フロントタイヤは90℃前半リヤタイヤは80度中盤の温度でした。


でもこの温度は、コース上でチェッカーが振られてから約1週クーリングして駐車場に戻って来てからの温度ですから実際に走っている時はもっと上がっている状態でしょうね?


パワトラの温度が怖いくらい上がっています...

このパワトラは新車の時から使っているので16万キロ以上使っています!

当たりなんでしょうね!(^^)v



ウィンカーを加工する前の走行で昨日よりも幾分気温が低い時でも油温はかる~く110℃オーバーでしたから、

昨日の気温を考えると最低でも10℃以上は下がっている様で効果は大きかったですね!


ちなみにこの車は、ラジエターとオイルクーラーに5000rpm&ブースト0.5k/cm2以上でウォーターインジェクションをセットして有ります。

制御はMotecなので設定の変更も簡単です。(^^)


コンデション的には厳しい条件ですからタイムは42秒台までしか行きませんでしたが、

オーナーさんは日ごろのストレス発散に満足していたようです。(^^)v


一杯汗をかいて、乾いた汗がTシャツに塩になって浮き出て居ました。

運転レベルをもう一段上げるにはここからは結構難しいかな?と感じています...


ただ、オーナーさんが私の話を聞いてくれるのならば私は諦めませんよ!

ドライビングにしても他のスポーツにしても、或いは仕事にしてもですが、


他の人が身に付けられないレベルに上がるには努力は勿論ですが、

それ以上に 人間性 が重要だと最近特に感じています。

直ぐに人を疑う出来ない時は他人のせいにして自分を可愛がってしまう人って、

結局は自己満足の世界に浸る人になってしまうと思います。



趣味なんだから!自分が楽しければそれでいいんだよ!

って、良く見たり聞いたりしますが、ほんとにそうですか?


そうやって、自分を言い聞かせて居るだけで、ホンとは他人の目を気にしているでしょ?

違うのかな~?と最近感じて居る中村でした。

決して悪い事では無いと思うんですけどね!


それでは、この辺で...

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RB28各部検証中です。

garage nakamuraです。

オーバーホール中のRB28エンジンの各部分を検証中です。


腰下部分、ブロック周りはほぼ終わりました。

と言ってもオーバーホールが終わったと言う事では無くて、メタルクランクのトラブルの1番の原因を含め

ブロックのシリンダー面及び上面のゆがみ具合コンロッドピストンピストンピンの当たり具合やクリアランス等です。


私の こうば ではヘッド周りは殆どの部分を私が加工出来る様に道具や工具を揃えて有るのですが、

シリンダーブロックボーリング&ホーニングそれにクランクのバランス(俗に言うダイナミックバランスですね)は加工屋さんに外注になります。


ホンとはボーリングも出来る様に成りたいと思っていたのですが、ボーリングホーニングの事を知れば知るほどに、

これは私一人でやっている様な仕事ペースではやって行けないし、

投資する資本もとても用意出来るレベルでは無いので今は諦めて居ます...


計測するにあたって、計測物の温度を測って居る所です。

20℃になっていますね!

私のお願いしている加工屋さんでも、1年中室温は20℃で管理しているそうです!


私の場合ですか?

私の場合は、今の時期の夜の12時頃はこの温度になるんですね。

ちょうど時期的に良かったので時間を合わせて測りました。^_^;

エアコンを設置してなんてやっていると?


そんなにエンジンも組まないですし、夏は暑いから冬は寒いから、と年中居座ってしまって仕事に差し支えそうで...笑)

で、シリンダーを計測してみると?

どうもちょっと しっくりこない 部分が有るんですね。

ダミーヘッドは持っていませんが、本物のヘッドを仮組みしてオイルパン側から計測すれば、ダミーヘッドを取り付けるより実機に近いです。

このブロックは加工時に上手く寸法が出ていなかった感じです。


クリアランス的にはOKなのですがそれはブロック上面から半分位までで下方のサイズが上手く出ていないようです。

意図的に下方を広めに?と言う削り方も有るには有りますが、どうもそう言う意味とは違う結果になってしまって居るようです...

(反対に狭いです...)

加工屋さんに相談で、どれ位取りきれるか?実物を見て貰って頑張って貰う予定になっています。(^^)


クランクのピンジャーナルの傷と言うか当たり不良の部分なのですが、こちらも中々手強いです。細心の注意を払いながら少しずつ修正しているのですが、中々思う様に傷が消えると言いますか、納得出来る様な状態になってくれません...


時間に追われてグイグイやってしまうと?

どうしても真円度が狂って来てしまいますから、気分が乗らなくなって来たら?

気分転換に別の事をします!(^^)


どうしても駄目だったら?潔くクランク屋さんに行って貰うかな?と考えて居ます。

出来れば私が直したいのですよ!ホンとはね。

なるべく安く直したいじゃないですか?ね!


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ガンダム号ガソリンポンプ交換

garage nakamuraです。

以前、車検で登場して貰った ガンダムGTRガソリンポンプの交換をしました。

ゴールデンウィ-クの6日に電話で、出先でエンジンが止まってしまったとの事...


話を聞くと燃圧が通常よりも上がらなくて、ポンプのフューズが飛んでしまう症状だと言う事です。

(こういう時に燃圧系が付いていると凄く便利ですね!)


居場所を聞いて簡単な工具と牽引ロープを持って現場に向かいました。

現場に付いて確かに燃圧は上がるもののちょっと低いです...

ポンプの音がちょっと小さい様で、どうやら2個のうちの一つが動かなくなっている様です。


この車は、インジェクターが720ccに変更してあるので33GTRのノーマルのポンプを1個追加でタンクに入れて有りました。

通常ならば1個のポンプが壊れてしまっても低回転、低付加域ならば普通に走れるはずなのですが?...


もしかしたらガソリンフィルターかもしれないとフィルターをバイパスさせてみたのですが、症状は変わらずでしたので、

牽引して こうば に向かおうとしたのですが、生憎のゴールデンウィ-ク中ですから道路の込み具合も考えると自走出来ればその方が安全ですね!


ポンプの電源オンで燃圧が1.6キロしか上がらないのですが、何とかエンジンが始動しました。

負圧0までエンジン回転2000rpm弱までなら何とか走れます。<やっぱりMotecですね!頼りになります!(^^)v


こうば に帰って来て、タンクの中を点検すると?

元々付いていた古いポンプが動いていない様で、後から追加した33GTRのポンプは正常のようです。

何故燃圧が上がらないのか?

よ~く見てみると、ガソリンホースに亀裂が入っていてそこからリークしているようです...


先日車検を取るまでの間、数年間寝かせて置いたせいでホースが劣化していたようです。

やっぱりこまめに動かしていないとゴム関係も劣化してしまって駄目になってしまいますね!


注文しておいたポンプが来ましたので、昨日交換しました。








暫くぶりの作業なのですが、タンクの入り口が狭いのでタンクの中で2個目のポンプの固定や配線接続をするのに時間が掛かりました。

ガソリンは少な目で来てチョーダイ!と言ってあったのですが少な目でも蒸気はプンプンですからタンクの入り口近くの作業で結構ラリッてしまい足元がふら付きますね...^^;


何とか無事に交換も終えて無事に動き出しました。

車検と同時にタービンのオーバーホールも作業して有りまして慣らし中だったのですが、

オーナーさんの仕事が忙しく中々距離も進んでいなかった様ですが、そろそろ終わるようです。


ポンプを新しくした事も有り、全開は暫くぶりになりますから、Motecのリセッティングも兼ねて私が同乗で後で様子を診る事に成っています。


この車はウエストゲートの排気管を足元からちょっと後方まで伸ばして有ります。

ウエストゲートの音が結構デカイので何も聞こえなくなってしまうのと、音でビビリスイッチが入らないようにと...笑)


で、この延長パイプがチタンです!

乗っている分には判らないのですが、外で聞いていると綺麗なちょっと響くそれらしい音?に聞こえます。

暫くぶりに快音を聞いてみたいですね!楽しみです。(^^)v


それでは、この辺で...

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GX5シフトノブ修理しました。

garage nakamuraです。

私のサニトラに積んである110サニーGX5ミッションの壊れたシフトノブを修理しました。

もうとっくに車検を取って乗っていてもおかしくないのですが、実はまだ取れていません...(ーー;)

連休前に行こうかと考えていたら?

急な仕事や用事が立て続きに入ってしまい、まあ今まで待ったんだからもうちょっとの辛抱だし、

ついでにマーチに付けていたA/F計サニトラに移してアイドリング近辺の排ガス対策もバッチリに合わせて居たりしました。(^^)v


このサニトラには以前から5速のミッションが載っています。

ノーマル時は4速なのですが、110サニーのGX5と言う車に載っていた直結5速ミッション積んで有ります。

サニーのTSカーに使われていた(中身のギヤを替えて)母体になったミッションですね。


一般にローバックと呼ばれている通常1速の場所バックポジションになっているミッションです。


昔は割と手に入り易かったんですが、今は結構な額で取引されているようですね!<売っちゃうか?笑)

どこかにシフトノブが有ったはずなんだけど?と探していたら出て来ました!

ちょっとクラックが入っていますが、見ない事にして、裏側を見てみると、こちらもネジ部分が無くなってしまっていますね...










それでは、と言う事で中身のネジ部分を旋盤で削りだして居るところです。






ゴムの部分は残して(ショック緩和の為に)ボンドを塗って圧入して出来上がりです。

右側に写っているのはシフトマークをぴったりの所で止める為のロックナットです。



シフトノブをねじ込んで行って、ちょうど良い所で止まらないで、シフトマークが斜めになってしまうことって有りますよね?

あれって、とても悔しいですよね? これで気持ち良く見えると思います!^^;

ところで、このミッションはシンクロ通称ポルシェシンクロと呼ばれている物が使われています。

今はこのタイプのシンクロは使われなくなってしまいましたが、ちゃんとしているシンクロだととてもシフトフィーリングは良いと思うんですよ!


私は好きなフィーリングなのですが、カッチリしていなくて乗りずらいとか、シフトが入り難い、と言われて居る人が居ますね。


私はポルシェシンクロの方がワーナータイプのシンクロより入りやすいと感じています。


メーカーにも部品の在庫は無いですから、良質のオイルで大事に使いたいと思っています。


あ!大事に使うと言っても大人しく そ~っとシフトしてゆっくり乗ると言うのとは違いますよ!

文字にするととても書ききれないのですが、エンジンにしてもミッションにしても強いてはにしても私が考えるそれなりの使い方と言うものが存在すると思うんです。

飾って置いて眺めるのも一つの楽しみ方だとは思いますが、

走る為に生まれて来た物ですからしっかり動かしてやりたいですよね!


それでは、この辺で...

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RB28エンジントラブル修理その2です。

garage nakamuraです。

前回の続きでRB28エンジントラブル修理のその2です。


ヘッドガスケットからの水漏れの原因は特定出来て、それに合わせた対策も簡単に出来るとほっと一安心だったのですが、

オーナーさんとの話し合いで折角エンジンを降ろしたんだから、点検も兼ねて腰下も分解確認細かい修正もしましょうと決まっていました。


ピストンが入ったままの状態でクランクを回してシリンダーの状態を診ると?

う~ん...ちょっと当たりきつそうな感じです。


ある程度は今までの経緯で想像は出来ていました。

エンジン始動後、距離が進むにつれてエンジンの回り方が軽くなっていったんですね?


私の場合は、慣らしを進めて行っても少しは滑らかに成っては行きますが、こんなに変わるのかい?

という感じで変化が有りました。

組まれた状態や、加工の寸法的な事もまだその時点では判りませんでしたが、(慣らしの段階での話です)

ちょっとキツ目に組まれたエンジンなのかも?とオーナーさんには話をしていました。


それで、慣らしも3000キロと多目に走って貰ったんですが...

オイルパンをはぐって、ピストンを抜いてみると!

子メタルの張りがちょっと弱いです。

恐る恐るメタルを診ると?1番ー6番、2番ー5番と進めて行った時に問題の5番メタルです。


いや~危なかったです!

もうちょっとやっていたら?<まず逝っちゃったでしょう?<寸止めかい?(^_-)

なんでこうなったの?とピストンも首をひねって居ますね?(^.^)





クランクが曲がっているのかな?と確認して見たのですが、曲がりに関してはまったく問題無いようです。

先端のプーリーの付く部分も曲がりは出ていないようです<ほっと一安心ですね!

でも、バランス取りのドリル跡が多いですね?まあ、それはそれで、しょうがないとも感じ取れます。



問題は5番のピンジャーナルです...(ーー;)


まだマイクロは当てて居ないのですが、この傷が消えるまでラッピングとなると、ちょっと厳しいですね。

こういう時に高額な部品を使っていると悩むんですよ。


ノーマルクランクを使っている場合、私なら間違い無く交換のパターンです...

エンジンに対しての考え方取り組み方人それぞれだとは思いますが、

私は腰下、特にクランク周りに関してはエンジンの性能の可也の割合を占めている部分だと考えています。


パワーヘッド8割腰下2割とか言われて居ますが、それは限りなく完璧に近い腰下を作れる人が口にする言葉と感じています。

まだ細かい計測作業は終えていませんが、今回のメタルトラブルに関しても、

考え様によっては、ピストンクリアランスからの影響も考慮しなくては成らないかも知れません。


よ~く観察すれば色々と見えて来る部分て沢山有るんですよ!

エンジンの加工技術組み方、それに乗り手の技量乗り方もしかしたら性格まで?笑)


もっと簡単な加工組み換えで元に戻せるつもりで開けたエンジンですが、

ボーリング以外は一から作る様な雰囲気に成ってしまっています...


オーナーさんの想いを載せるエンジンですから頑張って行きます!!


それでは、この辺で...

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