サニートラック | garage-nakamuraのいやはや速い!

A型エンジン用ラダーフレーム!!

garage nakamuraです。

先日からボチボチ進めているA型エンジン用ラダーフレームが少しずつ形になって来ました。

 

私的にはSPLパーツと言う事で etc

 

と書いていたのは、実はA型エンジン用のラダーフレームでした。(^^)v

まあ、先日からの画像を見て頂ければ、判る方にはお判りだったとは想いますが...

 

 

実はラダーフレームに関しては、今回のA型エンジン用は2機種目になります。

今を去る事、17年?18年?前にL型エンジン用に作ったのが最初でした。

 

 

わ~たし の記憶が正しければ?

 

その当時は今の様にネットも普及して居ませんでしたから、情報は雑誌か口コミしか有りませんでしたが、

L型用ラダーフレームと言うのは販売されて居なかったと記憶しています。

 

RB26を初めてバラシテから、やっぱりクランクキャップは繋げたい!

しかも、ブロックとオイルパンでラダーフレームをサンドイッチしたい!!

 

脳みそから らっきょう の様な?を掻きながら考えて考えてやっと考えが纏まり出した頃に、

通ってくれていたお客さんで、その手の製作関係の繋がりが有ると言う事で、

材料指定で製作して貰いました。

 

3枚だけと言う事で作って貰って、結果が良ければ、量産して販売しようか?と考えたのですが、

結局、未だに使わずに こうば でシーズニングさせて有ります...(ーー;)(寝かせて有るとも言います 笑)

私自身のL型エンジンが用意出来なかったと言うのが一番の問題点だったんですね!^^;

 

世には出ていませんが、最初のオリジナルパーツでした。(^^)v

 

時はいつの間にか流れて...

今回A型用と言う事で第二段のラダービーム製作となりました。

 

 

数年前にA型に乗るお客さんに、

L型用が有るんだったらA型用も作ってよ~!

と言われた事が有ったんですが、

 

ブロックとオイルパンでサンドイッチするのが ハーフスカート タイプA型エンジンでは無理だから駄目!

と断った覚えが有るのですが、

やっぱりやってみる価値は有るかな?と今回の製作になりました。

 

 

誤解されると嫌なので追記になってしまいますが、

誰にも教わっていないですよ!

総て私が 黙々 と 悶々 と溜め込んだ?無い知恵の結晶です。笑)

 

 

L型のラダーフレームは図面(漫画絵)だけで製作は機械加工屋さんにお任せでしたが、

今回は私が全部やっています。

 

だから、時間も掛かるし、綺麗な物になるかも怪しいところなのですが、

 

それでも良いんです!

 

自分で考えて自分で作って、あ~でも無い、こ~でも無い と過ごす時間がとても楽しい 今日この頃です。

お客さんの仕事はちゃんとやってますよ!爆)

 

 

 

それでは、この辺で...

質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。

 管理人にメール の欄からアドレスを変更して頂ければ私に届きます。

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A型用SPLパーツ着々と?

garage nakamuraです。

先日のブログで書いた A型用のパーツなのですが、私的にはSPLパーツと言う事で着々と進める予定が中々進みません...(ーー;)

 

自分のですから しょうがないのですが、間が開くと?

段取りが悪いので(頭が悪いとも言いますが^^;)馴染むまで時間が掛かります。笑)

 

上の状態から ケガキ線 の数が増えました。^^;

 

いやいや、もうちょっと進んで居ます。

 

 

こんな感じでフライスにセットして、平行?XとY?を出して削り出す準備をして居る所です。

 

白いマーカーペンで書いてある部分がこれから削って行く部分なのですが、

使う部分よりも削る部分の方が多い位になっちゃいますね!

 

 

何で開けて行こうか?

押さえが弱いので大きなエンドミルだとワークが動いて平行も狂っちゃいますからどうしようかと、

最初にドリルでドンドン穴を開けて行って、それからエンドミルで抜いて行こうかと考えたのですが、

プロの方の話を聞いたら、やっぱりエンドミルの方が良く想えて来て予定変更です。

 

10mm位の切れの良いエンドミルズボズボ行っちゃってます!笑)

 

余り遅い時間だと 近所迷惑にもなりますし、やってる人間も 根が続かないので...^^;

4箇所抜かなきゃ成らないのですが、まだ1箇所です。

 

一度に楽しんでしまうより 少しずつ なが~く 楽しんで居ると想い込む様にしています。(^^)v

 

それでは、この辺で...

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サニトラのA型エンジン ここから本番です!

garage nakamuraです。

私のサニトラA型エンジンなのですが、外注の加工等は殆ど済みましたので、

後は私の進め方次第となって来ました!(^^)

 

ヘッドのバルブガイドは入れたままで、その後は手をつけていません...

まずは腰下部分ブロックの方から仕上げる予定で少しずつですが進めて居ます?

 

実は今回 自分のA型エンジンを作るに当たって、ず~っと以前から考えて居た加工と言いますか、

追加で付けたい(作りたい)パーツが有ったんです。

ですから、ここからが本番ですね!

 

 

上手く出来たらブログにアップしますね!と以前書いたのですが、

まだ形になっていないので、画像を見て貰いながら想像して下さい。笑)

 

取りあえず、クランクキャップを加工するのでキャップの取り付け面高さを測っている所です。

左右の高さ、それと5箇所有るキャップ取り付け面の誤差的な数字も把握して置きたかったので...

 

本とは全部揃って居るのが理想ですし、そう有るべきなのでしょうが、30年も40年も前の精度ですからしょうがないと言えばしょうがないんでしょうね?

個体差も有るでしょうしね。(ーー;)

 

で、今度はキャップボルト取り付けピッチを計測している所です。

特別な計測機器と言われる様な高精度の物は必要無いですよ!^^;

ノギス程度のメモリで十分間に合いますね。

 

あ!メタルハウジングの溝は追加工で私がやりましたが、機械加工でもなんでも無くて、

ポート研磨に使うリュ-ター掘り込んだ溝です。

どうです?ワイルドでしょ!?(^^)v

 

 

ボルトピッチ等の計測数字を元に、

購入した材料に ケガキを入れ出した画像です。

 

総てが実測で、実際に私がやれそうな?加工ばかりで進めているので、考えてばかりで...^^;

 

もしかしたら、もうすでにやられている方もいらっしゃるかも?しれませんが、

ネット等には出ていないでしょうね?(余り調べても居ないですが)

 

以前から不思議と言っては大袈裟かも知れませんが、

何で誰も作らないんだろ?と想って居たんです。

皆さんクランクが暴れないんでしょうか?

 

レースの場合は、レギュレーション的な問題が有ればそれは別ですが、

ストリートでは制限無しですから全然OKでしょう!?

 

まだ、出来上がって居ないので大きな事は言えないですし、出来上がっても言う気は無いですが(笑)

もし、上手く効果が出てくれたならば?

 

高回転で カーン!!と言う 済んだ音 に成る予定です。(^^)v

 

後日 続編をお届け出来る様に 頑張って進めて居ます!

 

それでは、この辺で...

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A型用 クランク等 熱処理

garage nakamuraです。

 

A型用の クランク等 が熱処理から上がりました。

先日 持込でお願いして有った サニトラに使う予定のA型のクランククランクスプロケ&カムチェーンスプロケを受け取りに熱処理屋さんに行って来ました。

 

家の近くに有ると言うのは便利ですね!(^^)v

 

予め出来上がりの予定日は聞いて有りましたので、ワクワクしながらの訪問でした。

社長さんが出て来てくれて色々と説明して頂きながらクランクと 御対面 です。笑)

 

私が持ち込んだ時のダンボール箱に入れて貰ってあったのですが、

チラッと見えるジャーナルの色が、とっても 素敵 に見えてしまいます!(^^)

 

クランクシャフトの方は形状が複雑なので、硬度計での計測はしていないのですが、

熱処理としてはちゃんと入ったと想います。

 

スプロケットの方は計測したのですが、可也硬く成りましたね~!

HV(ビッカース)で880位 入っていますよ!(HRC ロックウェル換算で66.6位です!)

 

あ!そうですか!そんなに!?

熱処理前は、普通のヤスリで簡単に面取り出来たんですけどね。

 

そんな会話をして頂きながら、

あの~今回の熱処理の件をブログでアップしたいのですが良いですか?

との問いに、

それは、大丈夫ですよ!と言って頂いたのですが、

 

では、社長さんの会社名も大丈夫ですか?

と尋ねた所、

 

今回のクランクの熱処理の結果が良ければ、出して頂いてもOKなのですが、

まず使って貰って、それからと言う事でお願いします!

 

と言う事なので、会社名等の話は後日と言う事で御了承下さい。^^;

 

処理の温度と時間をお聞きしたところ、

温度は510度で時間は8時間です!

と言う事でした。

 

このクランクは、以前タフトライド処理をされていると言う事なので、その温度よりも少し低い温度で処理しました。

ですから、曲がりに関しても可也抑えられていると想います。

 

そうなんです!

タフトライドは曲がりが出ないとか、曲がっても少しとか一般的に言われていますが、

実際にはこのA型クランクを処理したときも 振れで100分の20位(曲がりは半分です)6気筒のクランンクの場合は100分の30位振れてしまいます。

注)上の数字は私が実際に経験した数字ですが、他の人の結果は判りません。条件や処理場所に拠って違いが出る場合も有ると想います)

 

その点も踏まえて温度をや時間を調整して頂いた様で、とても嬉しくなりました!(^^)v

 

早速 持ち帰り クランクの曲がりチェックをしてみると?

処理前と処理後で、振れが100分の2の違いが有りました。

曲がりで言うと、100分の1の曲がりですから、とても良い結果と言って良いのではないでしょうかね!

 

私自身の事前の予想では、曲がり直しは絶対必要になると考えて居ましたから...

 

どれ位の深さまで処理が入っているかについては、

色々な検査をしないとはっきりした数字は言えないと言う事でした。

 

基本的な数字はある程度判りますが、どの位の硬度までを処理が入った対象にするかによっても違ってくる

と説明を受けて、なるほどな~ と納得です。

 

今回の処理はガスを使った窒化系の処理なのですが、

タフトライド(イソナイト)と硬化層の条件などは似ている処理になるそうです。

但し、処理表面の粗さはこちらの処理の方が断然綺麗と言いますか、肌荒れの様な面にはなっていないですね!

 

ジャーナルラッピングはまだ済ませて居ないのですが、

曲がり計測の為に4番ジャーナルをウエスで軽く擦っただけで直ぐにツルツルの面になって来ます。(^^)v

 

早く使ってみたい気持ちでウズウズしているのですが!^^;

 

熱処理に興味の無い方には退屈なブログになってしまって ゴメンナサイ でした。

 

 

それでは、この辺で...

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A型のカムシャフト硬度は?

garage nakamuraです。

私のサニトラに使う予定のノーマル加工カムヒール部分の硬度(硬さですね)を知る事が出来ました!

 

先日、A型クランクカムシャフト、それにロッカーシャフトカム&クランクスプロケットを持って熱処理屋さんにお伺いして来ました。

 

たまたまネットでホームページを拝見して、住所を見たら うちから車で30分~40分と言う好条件です。(^^)

何度かメールでやり取りをして頂いて、ご都合などをお聞きしてお伺いして来ました。

 

社名をブログで公表して良いものかどうか?

確認するのを忘れてしまいましたので、今回は控えさせて頂きますね。

 

前振り無しの持ち込みにも関わらず、社長さんが快く対応してくれまして、

色々とお話を聞かせて頂きました。(__)

 

クランクに関しては、ノーマル状態の物を一度タフトライド加工(現在はイソナイト?)してある旨をお伝えして、

処理をお願いして来ました。

カムとクランクのスプロヶも同じ処理でやって貰う事になっています。

 

そこで、カムシャフトなのですが、

 

カムシャフトの現在の硬度はどれ位ですか?との問いに

 

私は ちょっと判りませんが良くタフトとかリュ-ブライト等と聞くことが有りますので、

処理して頂いた方が耐磨耗性に効くのかな?と想いまして...

 

そうですか、では カムシャフトとロッカーシャフトの硬度をちょっと測って診ましょう!

と計測して頂きました。

 

私は今まで計測した事も無いですから、興味深々です!^^;

 

結果は、カムシャフトのヒール近辺で、HRC(ロックウェル)57.8!

ロッカーシャフトがHRC49有りました。

どちらも熱処理等は掛けていない物です。

 

あ!余りピンと来ないかもしれませんが、

私の曖昧な記憶ですと、物にも拠るでしょうが、日本刀の部分でHRC60程度と聞いた事が有ります。

 

ハンドドリルでホームセンター等で売られているドリルビットで穴を拡大する様な場合はHRC50を超えると厳しくなって来て、

HRC55を超えるとHSSとかのドリルビットでは全然削れなくなってしまう様な記憶です。

 

カムシャフトロッカーシャフトクランクと同じ様な処理をお願いするつもりで居たのですが、

 

これだけの硬度が有るのならば、このまま使われた方が良いかも知れませんね!

熱処理によって、表面硬度が下がる場合も有りますので、私だったら処理しないで使用すると想います。

 

とのアドバイスを頂きました。

ロッカーシャフトは画像の反対側はキズが無いので今回はそちら側を使います。笑)

 

社長さん御自身も可也の車好きとの事で、現在乗られている車の画像も拝見したのですが、

私などとても乗れない様な素敵な車をお持ちでした!(^^)v

 

今回、お話を聞かせて頂いた中で、印象に残ったのは、

A型等(RB系も一緒でしょうが)多くのクランクシャフトに採用されているジャーナルに採用されている高周波焼き入れは、

硬度的な話ではタフトライド等のチッカ処理系よりも高い数字になるので、高硬度を求めるので有れば、そのままの方が良いでしょう!

と言う事でした。

 

材料の問題等も有りますから、一概に言えないのですが、

今回 私のクランクを先日RB28用のクランクを磨いたコンパウンドと同じコンパウンドで磨いても 光具合が違うのが気になって居たのですが、

それは、ジャーナルの硬度が違うのでしょう!と言う話で納得出来ました。

 

硬さを求めてジャーナルピカピカにして使いたいとは考えて居るのですが、

硬度が高すぎて、許容以上の力が掛かった時に、折れてしまっては損害が大きすぎますし...(ーー;)

 

ちなみに、ノーマルの高周波の掛かったクランクをそのままタフト加工すると?

焼き戻し処理と同じ様な結果になり硬度は下がりますが、その分 粘りが出て折れ難くなるのは有るでしょうね。

と言われて居ました。

 

磨耗に関しては硬度の高さが有利で、粘りに対しては若干硬度は下がっても有利になると言う、

どの辺に妥協点を持って行くのが良いのか?

答えは、良い材料で適切な熱処理と言う事なんでしょうけど、

 

考えて居ると又眠れなくなってしまうので...^^;

 

それでは、この辺で...

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掃除が面倒ですね!気分転換にタップ加工で!

garage nakamuraです。

RB28に使うオイルパンの掃除中です。

 

距離的には少ない走行だったのですが、やはり汚れも有りますし、

5番コンロッドのメタルが削れて至りでゴミ等も出ていますから綺麗に洗わない訳にはいきませんね!

 

いつも想うのですが、RB26のオイルパンは重いのは勿論なのですが、

フロントデフが付いて居る関係で持ち難いですよね?...

腕が肩が、腰が痛い時等は、ついつい自分に言い訳をして別の事をやりたくなってしまいます。^^;

 

今回はこのオイルパン、掃除をしてそのまま付けるのでは無くて、

ヘッドからのオイル戻りのラインを追加したり、油温計のセンサーを付ける為のボスを溶接する作業が有りますので、

溶接前に綺麗にして置かないといけないんですね。

 

 

画像に写っている丸い溶接跡は、以前ノーマルエンジンをオイル切れでブローさせた時にコンロッドが暴れてオイルパンに亀裂が入ってしまっていたのを補修した跡です。

RB28エンジンの方にもオイルパンは付いてはいたのですが、デフが入っていなかったので、ノーマルエンジンのオイルパンを加工して使っています。

 

トラストの容量アップのオイルパンキットが付いていたのですが、オイルストレーナーが付いていなかったので、

私の方でノーマルストレーナーを延長加工した物で間に合わせて居ます。(^^)v

 

古い液体ガスケットをスクレーパーワイヤーブラシでシコシコしながら掃除しているところです。

はっきり言って全然楽しく無いです...(ーー;)

 

もし、従業員が居たら?

間違い無く 私はやらないでしょうね!(^^)

一人でやらせて頂いて居ますから、やらない訳にはいかないのですが、こう言う部分こそ気を引き締めてやら無いと駄目なんだよな~!

と、NHKのプロフェッショナルを見ていて想いました。笑)

 

計測も含めてエンジンを組むと言う事は面倒くさい事との戦いなのだと?<ちょっと大袈裟ですが!^^;

 

気を紛らわす為に、A型ヘッドタップ加工も終わらせました。

今回使うヘッドはB110の当時のヘッドですので、インマニの付く部分に水穴が4個開いているヘッドです。

 

ピンを作って、打ち込んでも良かったのですが、アルミ部分も腐食が有りますから、

今回は8分の1テーパーネジを使う事にしてドリルで下穴をちょっと広げてタップ加工しているところです。

普通にテーパーネジのままのタップ加工ですと、テーパーネジが沈みきれなくて出っ張ってしまうんですよね!

 

 

そこで、ちょっと太い目タップで沈み具合を確認しながら切り足してやると?

 

丁度沈みきった辺りで締め付けが出来る様になっているので、

これならマニホールドを付ける邪魔にもなりません。

 

それから、今度のエンジンも当然 Motec で動かす予定ですので、水温センサーを付ける為のネジを切らなければなりませんので、

排気側の一番ポートの横の空いている所にタップを立てているところです。

 

 

下穴が無い部分にタップを立てる場合は、画像の様に 直定規 を当てて、角度を見ながら切り込んで行くと真っ直ぐにネジ穴が開けられます。

 

昔、ボール盤さえ持っていなくて、ハンドドリルで下穴を開けてタップが曲がって入ってしまったり、

途中でタップが折れて、取れなくて取れなくて 悔しくて泣きそうになったり...笑)

 

そんな不器用な人間が 今 エンジンを組んで居るんですから、人生って 不思議です。(^^)v

 

それでは、この辺で...

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A型エンジンオイル戻り加工等

garage nakamuraです。

自分用のA型エンジンブロックエンジンオイルの戻り部分の加工等しました。

 

ここのところ自分用のA型エンジンのネタが続いてしまって恐縮です。^^;

別に小出しにしている訳ではないのですよ!

一度にアップするには文章が長くなり過ぎてしまいまして...

 

A型エンジンの場合は、ブローバイの抜く場所がヘッドブロック別々になっています。

ヘッドはタペットカバーに1箇所とブロックは後方の排気ポート下方の所ですね。

 

燃焼ガスの吹き抜けがブローバイガスとなって抜けて行くのですが、

A型エンジンの場合はヘッドとブロックの繋がり部分に空気の通り道になる部分がプッシュロッド穴以外に無くて、

一応オイル戻りになって居ますが、穴の位置も大きさもまったく気にされた作りにはなっていないです...ズレズレです。

 

まあ、別に加工しなくてもヘッドカバーからオイルが溢れ出してしまうとか、ヘッドカバーのブローバイ取り出しパイプから噴出してしまうとかは無いのですが、

クランクケース側にオイルが幾らかでも早く、多く落ちて行った方が良いかな?程度の問題でヘッドガスケットに合わせて掘り込みました。

 

ちなみにブロック側の出口手前にはL型等に使われている金網を折りたたんで四角にしたオイルスリンガー(オイル落しですね)が付いて居るのですが、これを取り外した事が有るのですが、

8500RPM以上回転を上げると?

オイルが噴出して来た経験が有ります。笑)

 

A型エンジンの丈夫さの一つはやはりブロックに起因しているのかな?と感じますね!

OHVと言うカムシャフト配置ですからブロックにカムホルダーを作る訳ですが、

リフタ-穴からプッシュロッドと通常のカムシャフトがヘッドに付いているエンジンよりも肉付きも多く、

リブ等も多くなりますから、結果としてそれがブロックの 剛性 にも 強度 にも両方に寄与されているのかな?と感じます。

 

 

クランクのキャップが何とも弱弱しいのですが、その点を除けばやっぱり強いブロックが有るからこそのエンジンなのかなと?...

 

この穴に合わせてヘッドのプッシュロッドの穴も拡大研磨して仕上げる予定です。

 

それからカムチェーンのテンショナーもついでに加工しました。

センターに穴を開けて、6ミリのタップでネジ切りしまして裏側から長めのボルトを入れて、テンショナーの戻り量を制限する様にする物です。

 

 

取りあえずナットとボルトを入れて確認したのですが?(ボルトは間に合わせです)

これでは、調整後ナットを締め込んで固定するのにメガネもスパナも掛かりませんね!

 

もうちょっと広げて削ってロック出来る様にしました。(^^)v

 

 

少しずつですが、楽しみつつ進めて居ます。

 

それでは、この辺で...

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A型ヘッド バルブガイド セットしました。

garage nakamuraです。

サニトラに使う予定のA型ヘッドへ バルブガイドをセットしました。

 

RBエンジンも進めては居るんですよ!

居るのですが、全部が全部ブログで画像付きで公開出切る訳では無いのでゴメンナサイです。(__)

 

プロ、アマ問わずに感の良い方ならば画像を見れば、

何を考え加工しているのか、大体想像が付きますよね?

 

私はわざわざ うち に来てくれてるお客さんの為に 無い頭を絞って?少しでも うち でしかやれない様な車&エンジン作りをしたいと想って居ますので、

ぞうぞ、ご理解下さい。(^^)(とは言っても大した事は出来ないのですが...(ーー;))

 

どこでやっても同じなら、わざわざ うち に来る必要はなくなってしまいますから...^^;

 

という訳で(どんな訳?)先日 作って置いたサニトラ用のバルブガイドをヘッドにセットする為にコンロで暖気運転?している所です。

 

一通り仕事が終わってからの自分用の作業なので、時間的に遅い時間になってしまうので、

夜中に余り大きな音を出す訳には行かないのですが、

こう言う時にバルブ数が少ないと(IN&EXで8本ですから!笑)あっと言う間に終わりますからいいですね!(^^)v

 

ヘッドも小さいですし、形状も複雑では無いので、RBエンジン等の様にコンロが2個必要と言う事もないですしね。

温度が大体120度前後に成るのを待って、急いでセットしました。

セット中は忙しいので画像は撮れません...

 

つば付きのバルブガイドにした部分のアップです。

先日ブログアップした通り ガイドに穴は開けていません。

 

この後、フライスにセットしてそれからドリル加工、そしてリーマ加工でバルブステムとのクリアランスを出して行く予定です。

 

本とは予め穴を開けて置いて、セットしてから若干のクリアランス調整リーマ加工の方が簡単ですし、

時間も掛からないのですが、今回は自分のエンジンですし、失敗しても平気?ですから

バルブとのクリアランスもちょっと詰めて取ってみたいと考えて居ます。

 

この先の加工が精度が要求される作業になるので、余り気温が上がる前に済ませて置きたいのですが、

フライス盤の置いてある こうば が、隣の家との距離が近いので、これまた夜中には回せないので日程の段取りが...^^;

 

画像は悪いのですが、こう言うアングルで撮れている 雰囲気 が好きです。(^^)v

 

この後、リーマ加工まで終わらせてバルブガイドとバルブシートのセンターが大幅にズレていたら?(やってみないと判らないのですが)

バルブシートも入れ替えになっちゃうんですね...(ーー;)

 

それだと又時間が掛かってしまうのですが、

折角作り始めた久々の自分用のエンジンですから真面目に作ろうと考えて居ます。(^^)

 

それでは、この辺で...

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A型クランク リヤブッシュ穴加工 上がって来ました。

garage nakamuraです。

サニトラに使用予定のA型クランクリヤブッシュの穴加工が上がって来ました。

 

RBやSR他にL型エンジン等に使われているミッションのメインドライブが刺さる所に入るブッシュ穴なのですが、

A型エンジン用のブッシュよりも一回り大きいブッシュが入って居て、

そのブッシュが入るように加工屋さんで加工して貰いました。

 

 

購入して有るSRエンジン用のドッグミッションを付ける為の準備なのですが、

エンジンは少しずつ進めて居るものの、ミッションの方は全然手付かずで...^^;

 

ちなみにクランクに入っているブッシュは、粉末合金とか焼結合金とか呼ばれている物で、

まったく給油しないでも焼き付かない様な材質になっていますね?

油分を蓄えている材質で、ライターで炙ると青白い炎が出て来てメラメラします!笑)

 

硬さ的には柔らかい材質ですから、有る程度距離的に進んで来ますと内径も結構広がって来てしまいます。

広がったたり変磨耗した状態ですとメンドラの振れも出て来ますから、シフトフィーリングの悪化やミッションの寿命にも関係してくると感じて居ます。

 

有る程度激しい乗り方、使い方をされる方はクラッチ交換等の作業の際はそんなに高い部品ではないので交換すると良いでしょう。

 

信用出来る加工屋さんにお願いしたので(サイズは私が指定しまして)寸法的には問題無いとは想いますが、

取りあえずチェックはして置くように心掛けて居ます。

 

昔、ろくな計測道具も持って居なかった頃にまったく別の加工屋さんにお願いした加工が、

ちゃんとした寸法に加工出来ていない事が有りました。(あるショップを通して)

 

大丈夫かな?ちょっと難しいかな?と感じたのですが、プロが加工したのだから自分の計測が悪いんだろう?

と組み上げたエンジンでエンジンベンチを掛けに行った事が有ったんです。

 

結果は、エンジンに火が入るまでも無く水漏れです...(ーー;)

 

ベンチのお金も掛かるし、他にも色々出費がかさみますから加工依頼したショップさんとも当然揉めますね?

 

私はお金は払いませんよ!と突っぱねたのですが、

 

相手は そうは行きませんから払って下さい!

 

私も相手も譲らずで結局はベンチでお世話になった所に相手が連絡を取ったから確認しろと...

私からみたら神様みたいな人と話をさせて頂いて、その時に言われました。

 

中村さんは、その加工が上手く出来ていないと感じていたんでしょう?

 

はい、そうです。でも大丈夫だと言われて渡されたのでその気になって組んでベンチに持って行きました。

 

我々の世界では良く聞く話なんですよ。

だから、加工から上がって来た物は必ず検査 計測するんです。

 

その結果、もし依頼した寸法に出来ていなかったら?

その旨説明して加工をやり直して貰うのが筋なんです。

駄目かな?と想いながらもそのまま組んでしまって、結果 駄目だからと言うのは言い訳には成らないと想いますよ!

 

的な話を聞かせて貰いました。

その当時は この世界はそういう世界なんだ?と感じて居たのですが、

やっぱり計測器具は無くちゃ話にもならないんだな!と言う事で少しずつですが買い足して来ました。

(その後、お金はちゃんと払いましたよ!(^^))

 

今、こうして想い出しながら書いて居ると、懐かしさと同時に あの時の一件が自分を成長させてくれたんだな?と感じて居ます。

 

結局、責任は自分自身、エンジンを組んだ人間に有ると言う事、

 

その責任を人に押し付ける様な人間になっては駄目だと 神様 に教えて頂けた事が今は財産になって居ると感じて居ます。

 

あれ?ごっつい横道に...

クランクもこの後 もう一度 熱処理に行って貰って、男前のクランクになって帰って来て貰う予定になって居ます。(^^)v

 

それでは、この辺で...

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サニトラ A型用カムスプロケ加工

garage nakamuraです。

サニトラに使う予定のA型エンジン用カムスプロケ加工をしました。

 

今までもオプション7穴カムスプロケを使って居たのですが、

良く考えたら今使っている物だけでスペアーは無いんです。

購入すると言っても もう無いんでしたよね?

 

歯面を見ると、結構な磨耗もしていますし、気が付いた時にと言いますか、

スプロケが有るうちに作って置かないとイザと言う時に(どんな時?笑)不便かな?

と言う事で、コピー品を作っているところです。(1個だけですが...^^;)

 

旋盤で治具を削ってスプロケのセンター穴でボルトでロックしてフライスで穴あけの位置決め中です。

 

本とはフライス用の回転テーブルが有れば、センター出し~穴の位置まで計測してデータとして残して置けるのでしょうが、

テーブルも持って居ないですし...

 

取りあえずカムのノックピンが入る穴の位置さえ決まっていれば、何とか成りそうなのでドリルの歯の付いていない方をチャックに銜えて位置を決めてから穴を開けて行きます。

 

ノーマルの穴が一つ開いていますから、6個の穴を開けて、その後 外周の歯面のそばに合いマークを刻んで行けばOKですね。

(右側が加工品です)

その後、バイブペンで123ABCのマークを彫りこんで出来上がりました。(ノーマル合いマークは0番です)

 

今はスライドスプロケが主流なんでしょうが、確かに簡単に設定出来て便利ですよね!

ただ、私の場合はノーマルのまあまあ程度の良いノーマルスプロケが手元に有りましたし、

使い方さえ判って居れば簡単に設定出来ますし、絶対緩みませんから安心かと?(緩むプレートが無いとも言いますが!^^;)

 

今回 加工したスプロケと今まで使っていたスプロケの歯面を、よ~く見比べてみると、

今まで使っていたスプロケ(オプション)が結構磨耗しているんです。

距離的には多分1万キロも使っていないんじゃ無いかと想うのですが?

 

やはり高回転まで使うと寿命は短くなりますね。

 

カムチェーンとの絡みも有るので、一概には言えないのですが、熱処理してみても良いのかな?

と考えて居ます。

 

クランクもブッシュ穴加工が出来上がって来ていますし、

熱処理屋さんに持ち込む準備をしているのですが、その時に一緒に持って行って相談してみようと考えて居ます。

 

段々時間に追われて来て、自分のエンジンに使う時間が取れ難くなって居るので、

そんなに色々手を加えなくても良いかな?と もう一人の俺 が囁くのですが、

 

耳栓をして聞かない事にしています!(^^)

 

それでは、この辺で...

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