mini cooper パワーチェック! その2
garage nakamuraです。
前回に続いて mini cooper R53のパワーチェックその2です。
エンジンの暖機を済ませて取りあえず1回計測しますか?
と言う事で回して貰ったらブーストが 0.35kg!...(@_@)
ノーマル状態で0.6kg/cm2 程度は上がると聞いていたので、
どこかに不具合が有るはずだとインタークーラーを外してパイプ、ホース等点検したのですが、
う~ん、特別漏れが出ている様な部分も見当たりません。
なにしろmini初心者ですから...^^;
スーパーチャージャーは特別変な音が出ているわけでもないですからパス!
ホースやインタークーラーも ひび割れやクラックはなし!
残るは?
スロットル部に付いてるリリーフバルブくらいしか有りませんね?
もう一度回して貰って、リリーフバルブの動きを見ていると、
赤丸で囲ったバルブのストッパー部分がフラフラ動いて安定しません。
本来は閉まった状態で加給圧が逃げないわけで、
エンジン回転が上がり設定以上に加給が掛かり過ぎた時ための
リリーフバルブの筈なのでこの部分が機能してない感じです。
つまり、加給がスロットルの吸気口に逆戻りしている状態ですね。
ちなみに画像はエンジンが停止している時のものなのですが、
本来はレバーがストッパーに当たっていなければならない部分のようです。
これが駄目なの?と言う事で、長めのラジオペンチで引っ張って、
レバーをストッパーに当てたまま1度 回して貰いました。
そしたら、ブースト計が一瞬だけ1.2kまで上がって
その後1.1kで安定します!
アクセルを踏んでくれてるお友達も
さっきと全然違うね!パワー感も車内の音も別物だよ!と...
じゃあ、このままここを引っ張ってますからもう一度測ってもらっちゃって良いです?
と言う事で、車の前に立って、ラジペンでレバーを押さえたままで、
途中エンジンの振動などでラジペンがプルプルしたのですが、
4速7000rpmまで頑張っちゃいました!笑)
で、計測結果のグラフです。
3本のラインの2本がブーストが上がらなかった時のもので、
上のラインがラジペンで引っ張ってた時のラインです。
6500rpm付近で一瞬ラインが下がっているのは、
エンジンの振動で押さえているレバーが外れそうになったからだと想います。笑)
パワーはグラフのラインに30ps程度足したものになるそうで、
それだと、最初のブーストが上がらない状態で140ps程度...
(やっぱり150psも出てなかったです 笑)
ラジペン攻撃?で上がった方のパワーが178ps位ですから、
40ps近くの差が有る訳ですから当然ですが加給エンジンは
ブーストが大きなウェイトをしめていますね!
これはdynopackの数字ですから、もしローラータイプのシャシーだったら
上記の数字に1.1~1.2位の数字を足のだとか...
それだと普通に言われているパワーなのかなと?
でも、リリーフバルブのレバーを押さえただけでブーストが
1.1kまで上がるものなんでしょうか?
他に比べる物が無いのではっきりした事は判らないのですが、
見た目はスーパーチャージャーのプーリーはノーマルっぽい作りですね。
まあ、これで今現在のエンジンの基礎体力的な部分は把握出来たので、
この後エンジンを開けて色々小細工して変化を楽しみたいと考えています。
次はクイックシフトを取り付けようと目論んでいるのですが、
その前に電動ファンのレジスターが壊れているようで、
低速側のファンが回らないようです...(定番のトラブルのようですね!)
dynoテストの時は高速側が回るように直結してました。
色々楽しめる車かな?と期待しています!(^_^)v
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