久しぶりの L型エンジン でした。
garage nakamuraです。
ほんとに久しぶりに L型6発エンジンを触りました。
何年前に作ったエンジンだったか?...
L28ベースで私が組み上げたエンジンでクランクはそのままのストロークで
俗に言う 3リッターのエンジンです。
カムは今風の物とは違いますが、80度の9mmちょい?のリフトの物にイスキーのスプリング&リテーナー等、
プレーリーのピストンでブロック&ヘッドに合わせてリセスを彫って、etc etc etc ...
予算的な問題でビックバルブは入れられませんでしたが、L28のSTDバルブでもちゃんと走ると想いますよ!
とオーナーさんと話した想い出が有ります。
この世界に入るきっかけもL型エンジンのベンチテストが大きく影響してますし、
当時は もうホンとにL型が好きで好きで出来れば結婚したいと想ってたくらいです!笑)
キャブレターの調整も必死になって取り組みました。
必死と言うのは大袈裟だろ~?と言われるでしょうけど
兎に角 覚えたくて覚えたくて、どんな状態でも ピタッと下から上まで綺麗に吹けるようにしたくて、
飯も喉を通らないほど 没頭してました...
で、やればやるほど、判って来れば判ってくるほど キャブレターにそこまで求めてはいけないんだな~?
と考えるようになって来たんですね。(私の場合は)
当時は32GTRが出始めて一気にロムチューンと言われる物が流行り出した頃で、
他の販売されていた車もキャブの車は数える位しか無くなって来た頃です。(古い話です 笑)
でも、自分なりに散々やったからこそ、理解出来た部分が多いですからやっといて良かったんだと実感してます!(^^)v
この車もオーナーさんの持込でOERの50が付いています。
アウターベンチュリーが43ミリの物を45ミリに拡大して有ります。
私ならまずやらない加工です!
大きい方がパワーが出るよ!と言うのは間違いの部分も有ると想います
特にキャブの場合は...(-_-;)
アイドリングや低回転で負圧が出ないとガソリンを うまく 吸い出せないでしょう?
シフトアップでウマく流速が上がらないと次のギヤに繋がった時にパンチが出ないでしょう?
仮にシャーシでそこそこパワーが出ても、走ると遅い!
何でだべ?あんなにパワー出てんのに!?となっちゃうんですね!(^^)
別にキャブが駄目だと言ってるのではないので誤解しないで下さいね!
エンジンがちゃんとしてて、キャブも基本的なセットがきちんと出ていれば、
そんなに こまめにスクリュー調整もジェット変更も必要無いと想います。
実際 今回のエンジンも1年以上(2年位かな?)エンジン掛けてない状態だったんですけど、
新鮮なガソリンを入れただけで普通にエンジンが始動してちゃんとアイドリングしました!(^^)v
ただ、暫く動かさないで置いといたエンジンを始動する際には気を付けなければならない部分も有ると想います。
次回は 私の作った 秘密兵器 も交えて書かせて頂きますね!
まあ、そんな大層な物ではないのですが...(汗)
それでは、この辺で...
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