サニトラ用 A型エンジンも進めなくては...
garage nakamuraです。
サニトラ用のA型エンジンを合間を見つけてちょっとは進めなくては!と少し手を入れました。(^^)
昨年の6月に10年以上の休暇から?車検を取って今現在 約11000キロ乗りました。
もうすぐ車検です...
オイルや添加剤を色々と吟味して、一時はオイル消費も可也少なくなりまして、
こりゃ良いね~!となっては居たのですが、やっぱり乗っている距離が多いですし、長年の酷使が有りますから、
最近は、ちょっと回転を上げて乗っていると、ブロ-バイの匂いがきつくなって来ました。笑)
バルブガイドは作成失敗してからまだそのままです...
気持ちを切り替える為に、まずはブロックから!
と言う事で、前回ターボ用として組んだ腰下部分の見直しです。
いや~ 手抜きです!
これでは駄目でしょう!と言う事で気合を入れ直して再加工始めました。
これは、以前 ウェ-バーキャブで動かしていた頃の最後にバラしたままのコンロッドメタルです。
メタルはニスモのオプション品ですが、ちょっと変ですよね?
両端を削って銅が出てしまっています。(この後は使っていないです)
何故か?
それは銅の出ている両端部分がクランクのピンジャーナルと当たってしまって、つぶれ出してしまって居たんです。
8000回転後半までなら大丈夫だったと想ったのですが、9000回転を超えたら当たり出したんだったと記憶しています。
注)当たりが強くなってる部分を削って有ります。
クランクがたわんでしまうんでしょうね?
ただ、9000回転オーバーと言っても長い時間では無いです。
コンロッドはA14のノーマル品でボルト&ナットがやはりニスモのオプションに替えて有りますが、
まだ、メタルの合わせ面は当たって居ないですね?
と言うことは、コンロッドのクローズインは起きて居ないと考えられます。
勿論、まだまだ使えるメタルです。(^^)v
実際に運転中は、9300回転でバルブサージング的な状態で、ギャーンと言うか、ジャジャーンと言う様な音と共に
凄い振動が出て来て...(ーー;)
L型エンジンなら間違い無くクランクが曲がっちゃったな?と想える様な振動なのですが、
やはり4発クランクは短いのと、パワーも大して出ていないから少しのダメージで済んでしまうのかな?と当時は考えて居ました。
タフト処理もしてあるクランクなので、硬度が若干下がるのも、もしかしたら関係しているのかも知れませんね?
ノーマルの高周波焼き入れの上からタフト処理すると、高温焼き戻しと似た様な結果になるとか?
すると、硬度(剛性)は若干下がるけれども、靭性(粘り強さ)は上がるんだとか?
なんか、?ばかりになっちゃってますが^^;
↑のコンロッドを見ながら今回使うコンロッドを見ていると、(右側のコンロッドが今回使う物です)
この重さのコンロッドでクランク大丈夫かな~?とちょっと不安になっています。笑)
まあ、今回のエンジンはカムも大人しいですし、パワーも上がらないでしょうし、回転も余り回せないでしょうから...
そんな事言ってないで軽量化したらどうよ!?
と突っ込まれそうですが、今回はこのまま使って、コンロッドの重さがどれ位影響するのか実際に体で感じてみたいんです。
一度回して、出来れば壊れる前にエンジンを開けて、各部の当たりを見て、それからやってみようかと構想を練って居ます。
ブロックが以前使っていたブロックでは無いので、リヤ側のオイルラインもメクラを抜き取って、ネジ加工する所です。
メクラ栓を抜くと?
変な形になっていますよね?
これは、サイドのオイルラインをドリル加工した際に、メクラ栓が削れている部分までオイルラインに被っている証拠です。
約半分位オイルラインを塞ぐ様な感じでメクラ栓が出っ張っています。
これでは、いくら良いオイル、良いメタル、果ては良いクリアランスで組んでも?
サイドのオイルラインを広げる段階で通路は確保されますが、切粉が残っていると想われますからやはりネジ式に変更した方が良い部分でしょうね?
忙しいからと簡単に済ませて、早く乗りたいと考えて居たのですが、
ブログを通じて結果も載せる予定ですので手抜きエンジンは作る訳には行かなくなって来ます。笑)
でも、良く想いかえしてみれば?
自分のエンジンを気兼ね無く触って居られる魂胆で始めたんですよね...
初心忘れるべからず!<ちょっと違う様な気もするのですが!^^;
それでは、この辺で...
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