RBヘッド スプリングシート等
garage nakamuraです。
RB26改RB28のヘッドに使うスプリングシートも削り出しが終わりました。
材料は確か45Cだったと想うのですが...^^;
これとノーマルのスプリングシートを組み合わせて使う予定で考えて居ます。
と、言いますか?決定です。
今回、ヘッドを新たに加工を始めるにあたって、
使えなくなったヘッドはリフタ-ホールの駄目加工を見てから、他の部分を計測したりと言う事は一切やっていませんでした。
それは、他の方の作った、加工した具合を見て 私自身の考えが揺らぐ?のが心配だったと言う感じです。
私の考えでサイズ出しをして加工して、良し!これで行ける!と言う状態になってから使わないヘッドの確認をしようと決めて居ました。
ポートも燃焼室も私の考えとはまったく違いますから、もしその方と話をしてもまったく噛み合わないでしょうね?
もしかしたら、取っ組み合いになるかも?<そんな事は無いでしょうが...(^^)
スプリングの設定が決まって、改めて今まで使っていたヘッドのバルブステムハイト(バルブシート高さ)を計測して見ました。
カムのリフトに対しての、バルブリフタ-の沈み具合は、オイルラインとギリギリかな?と言う設定でした。
ただ、スプリング荷重の設定の点から見ると?
とても弱い(低い)設定の様です。
実際慣らしを終えて、ブースト1.3キロで7000回転(たまにもうちょっと回して居たみたいですが...)ではサージングの症状は出て居ない様な雰囲気でしたが、
もし、ブースト1.5キロの8000回転とかに上げていたら、ミスファイヤやエンジンのバラつきが出ていたかも知れません。
水が噴出してくれた事が本当にラッキーだったと感じて居ます。(^^)v
ただ、スプリングの荷重設定がノーマル以下程度の設定では、セッティングが決まり出して、アクセル全開で踏んで行った場合に上の回転域でバルブジャンプが起きたら?
そうです!リフタ-ホールから大量のオイルリークが始まって、潤滑系統は多分...(ーー;)
先日 取ったカムプロフィールを見ながら、以前 別のエンジンで取ったデータと照らし合わせて、
まあ、何とか行けるかな?と言う感じの設定にしました。<と言いますか、それしか出来ないと言った方が正解かも?笑)
画像は、何をしている所かと言いますと、バルブのシート面からヘッド下面までの寸法を調べている所です。
実際には、この後、ヘッドガスケットを乗せて、仮組みしてからピストントップまでのクリアランスを計測し直します。
カムのプロフィールが判って居れば、バルタイを決める際に何度でセットした場合にピストントップとのクリアランスがどれ位有るか?
と言うのも判りますから、エンジンが組み上がって走り出した後のバルタイ変更時にも役に立ちますね!
誰かに聞いたデータでRBエンジンは、インテークの場合 上死点後 5度がバルブとピストンが一番近ずく等と書いてる方もいらっしゃる様ですし、
何かを使って、クリアランスを測るやり方も自信たっぷりで内緒に書いている人も居るようですが...
人は人、自分は自分何事も!と考える様にしています。(^^)v
バルブリフターの穴径も確認して置きます。
先日のブログで載せた磨いたリフタ-を使うのですが、この次エンジンを開けた時に、どんな当たりで出て来てくれるのか?
もう、心配で心配で、娘を嫁に出す様な心境の今日この頃です。(^^)
それでは、この辺で...
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