RB用バルブリフター1個だけ駄目でした。
garage nakamuraです。
現在進めているRB28に使うバルブリフタ-が1個だけ駄目でした。
ブロックの方は組み上がって、ヘッドを組込みに入っているのですが、
色々と点検項目が有って、下調べで時間がどんどん過ぎ去って行きます...
このエンジンヘッドの場合は、以前のショップさんで加工した際に、
リフタ-ホールのカムシャフト逃げ加工の削り代が大きすぎて、そこから油圧が逃げてしまって居たと以前書いたと想うのですが、
今回 そのヘッドは使えませんから、オーナーさんが以前ブローさせたノーマルのヘッドを加工して作業を進めて居ました。
で、バルブリフタ-はどちらのヘッドに付いてた物を使ったら良いかな?
と見比べたら、オーナーさんのヘッドに付いていたリフタ-の方が、カムの当たり面等も状態が良さそうでしたのでそちらを使う事にして磨いて居たんです。
それに、ノーマルのリフタ-にも若干のサイズ違いが有るんですね。
サイズ違いと言っても1個、1個がバラバラのサイズと言う事では無くて、
ロッドの違いと言いますか、生産ラインの違いと言えば良いのでしょうか?
駄目なヘッドとオーナーさんの手持ちのヘッドのリフタ-のサイズが違っていました。
まあ、どちらを使ってもクリアランスは規定値に入るので良いのですが...(^^)
ノーマル状態で入っている細かい線傷程度なのでそのままでも良いかな?とも想ったのですが、
今年の目標が(これから先もですが)ピカピカのF1フィニッシュですから...(^^)v
径が小さく成るほど磨く訳では無いのですよ!
あくまで線傷が消える程度ですが、全部磨き終わって一つずつ計測点検していると?
あれれ!?立派な傷が残って居るではあ~りませんか!
磨いて居る時にはコンパウンドやウエス跡と勘違いして気が付きませんでしたが、
爪でなぞると、引っかかりが出る状態です。
この傷が消えるまで削ったのでは径が小さくなりすぎてしまいます...
全週に渡って付いているのでは無くて、半分以下なのですが、
何の傷なんだろうと?
どっかで見た覚えが有る様な?無い様な?
そうです!
リフタ-ホールの横に通っているオイルホールの幅ですね!
縦の長さはノーマルカムのリフト量に相当します。
ヘッドのカムジャーナルの件でも触れましたが、オイルが少ない状態でエンジンを動かしていると、
各部が削れ出して来て、オイルラインに回り込んで来ますから、例えば6気筒目のリフタ-穴で行き止まりになったゴミ等がこう言う悪さをするんですね!
ただ、駄目なのが1個だけだったのが幸いでした。(^^)
もうちょっとでバルブスプリングの設定も終わるところです。
最初に考えて居たカムプロフィールではなかったので、
色々と想いを巡らせてどんな設定にするか?考えて居るところです。
PS、
H君、術後の経過はどうですか?
全然問題無いです!大丈夫ですから!とは聞いていても、心配しています。
℡やメールも容態に触るといけないと想い控えて居ます。
安定したら連絡下さいな!(^^)v
それでは、この辺で...
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