クランクメタルwpc+モリショット加工
garage nakamuraです。
RB28に使うクランクメタルのwpc+モリショット加工が上がって来ました。
加工に出す前にメタル合わせを済ませた状態の仮組みでクランクの回りは
かる~く、ぬる~~!っとなって居ましたから別にWPC加工しなくても良いかな?
と想ったのですが、事前にオーナーさんと出す事で話が纏まって居ましたから、ピストンピン等と加工に出して有りました。(メタルは後から出しましたが)
WPC加工が一般化してから、もう10年以上になるんですね!?
私の所ではWPCが殆どで、メタルにモリショットと呼ばれているモリブデン加工をしたのは今回で2度目です。
最初の加工の時は、まだモリショットが試作段階?の時にテスト的に加工して貰ったのですが、
まだそのエンジンを開けていないので真価のほどは判りません...
ネット上ではWPCやモリショットの加工後の画像は頻繁に見かけるのですが、
組んでから実際に走って(エンジンを動かしてと言う意味です)その結果をアップされている方って居ないですよね?
なんででしょ?
見せたくないんでしょうかね?...
メタル関係の使用後の画像って、メタルブローした物ばかりが目に付いて、
綺麗に当たっている状態のメタルをブログ等にアップされているのって非常に少ない様な気がしています。
組み付ける前の段階でピカピカに磨いて(顔が映るほど)組むと良いんですよ!と言ってる人も居ますよね?
でも、実際にエンジンをバラしてメタルチェックをして、
綺麗に当たりが出ている部分て光っては居ないですよね?薄曇りの時の空みたいな感じじゃないですか?
クランクのジャーナルは光って居ますが...
私が今まで実際にバラシテ確認した中で一番綺麗だな!と感じたのは、
RB26のMotecで動かしていたエンジンでした。
オーバーレブでバルブガイドが割れてしまったエンジンだったのですが、特に子メタルの当たりは最高に綺麗でした!
セッティング等で私も良く乗らせて貰っていた車だったので、使い方や乗り方は把握していたと感じて居ます。
パワー的には650ps位のエンジンだったのですが、オーナーさんはオイル交換はこまめにやってましたね。
それと、油温は70℃までは余り回転を上げずに100℃を超えたらクーリングをきちんと実施していました。
決して大人しい乗り方の方ではなかったですが、ほんとに調子の良いエンジンでした!(^^)v
乗り手がエンジンを育てる!と言うのはこう言う事なのかな?とその時感じた想い出が有ります。
話が横道でした...
ちなみにこちらが加工に出す前のメタルです。
RB26のメタルを見慣れた人ならば、
あれ?あ!なんで?と想われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
黙ってて下さいね!笑)
それでは、この辺で...
質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。
管理人にメール の欄からアドレスを変更して頂ければ私に届きます。
(迷惑メールが多いのでご協力お願い致します)
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。