motec | garage-nakamuraのいやはや速い!

インタークーラー&パイピング

garega nakamuraです。


先日のFCのノッキングに対しての考察を書いてみたいと思います。

インタークーラーとパイピング関係が鍵を握って居るようです。


私なりの考えですのでそれがそのまま正解かどうかは私自身も確信が有る訳では無いので軽く流して下さい。笑

ただ、これを書くに当たっては、エンジンを組んで頂いた方にもアドバイスを貰っていますので、その方の経験されて来た事から考えてもこれで行けるかと?


10月5日に走った時には気温が高く、(約30度位有ったように記憶していますが)先日はとても低かったですね。

朝の8時からの走行時点で10度近辺だったのではないでしょうか?


エンジンはプラグを掃除したくらいで他には手を入れていませんから、最初はプラグが寿命なのかなと考えたのですが、ドライバーからのノックメーターの反応の具合を聞きますとどうも違うようです。

ガソリンは前回の時と同じスタンドと言う事でそれも問題は無いような感じです。


ガソリンは3ヶ月以上経っているものは要注意です。例えタンクの中に入っているとは言え、3ヶ月以上放置されているとオクタン価が下がって来ますからサーキット走行前などの負荷の大きく掛かる走行をする場合はなるべく新鮮なものを入れてあげましょう。


それからガソリンスタンドは、なるべくお客さんの回転の良い所で購入したいですね。

スタンドの地下タンクをガソリンタンクに置き換えて考えてもらえれば理由は簡単ですね。(^_^.)

おっと、話が横チンに行ってしまいました。笑


結果的には、この車は motec で制御しているのですが吸気温補正の量が足らなかったようです。

昨年の冬は吸気温補正は全く変更無しで、ブーストも同じで問題なく走れて居たのですが、タービンサイズも大きくなっていますし、何よりもインタークーラーが大きく効率の良い物になっている点が関係しているようです。

スロットルを含めて、パイピングも一回り太くなっていますから尚さら影響して来る部分だと思います。

積層タイプと呼ばれているコアーなのですが、私は好きなタイプです。ただラジエーターの前に付ける場合などは水温の上昇等が出る場合が有るので取り付けには弱冠注意が必要になって来ると思いますが...


この車に付いているのはHKSの物なのですが 「スピルコ」 と言うメーカーの物ならば水温上昇などの問題は無いようですし、性能も可也良いと感じています。


で、吸気温補正の量なのですが、私は余り入れずに済ませたいと考えていたのですが(詳しい話を書き出してしまうと長くなってしまいますので又の機会にでも)低気温のせいで足らなく成ったようです。


パソコンを取りにいってその部分を書き換えようとしたのですが、あいにくの雨でお流れになってしまいました。(上手い!>自画自賛^_^;)

エンジンは最高速(196キロ)からも判るとおり好調でしたからもし、ノックメーターが無かったらと考えるとちょっと背筋が寒くなりますね。

今まで何度も助けて貰っています。やっぱり私には 「必需品」 ですね!


最後にインジェクターの話なのですが、エンジンの出力に対してちょっと余裕のヨッチャンにしておいた方が良いですよ!笑

なぜかと言うと、今回のような場合に例えば吐出量ギリギリで使っていたと成ると(7000rpm以上でノックが多くなりました)そこから増やそうとしても無理ですよね?

理由はそれだけではないのですが、今回の場合はと言う事で...


motecを使っていると80%以上の吐出量(駆動率)に成って来るとワーニングランプが点くのですが(パソコン画面です)最初の頃は何でかな?まだ余裕が有るのにと思っていたんですね。

今回のような症状が出ると、なるほどな~!と感じさせられます。


motecを初めて購入する時に、はりーさんに

「motecを使われた方達は、今まで以上にエンジンのことが理解出来るようになったとおっしゃっていますね」と言われたことが忘れられないです。(^^)v

それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - インタークーラー&パイピング この記事をクリップ!Livedoorクリップ - インタークーラー&パイピング Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

つくば2000の走行会


garage nakamuraです。


10月5日は、つくば2000の走行会に行って来ました。


天気の方は、前日の雨が綺麗に上がって、ピーカンでちょっと暑い位でした。


これから少しずつ気温が下がってタイムアタックシーズンに入るわけですが、そのシーズンに向けてテスト的な意味合いも含めそれなりの車が来ていました?


うちのFCのお客さんも走りましたので、私はパソコンだけ持って行って来ました。(^^)v


画像がボケボケでスミマセン!^_^;


前にもブログで書いていますが、この車にはmotecが付いていまして、先日慣らし終了後セッティングは取って有るのですが、

その時は、ブーストコントローラーが不調で0,8キロまでしかセッティングが取れていませんでした。

その後、コントローラーをevc5に変えてブーストを1キロにするという事でパソコンだけは用意して見学に行って来ました。(^^)v


0,8キロまでしかセッティング取ってないのに1キロで本番走らせちゃって大丈夫なの?と思うでしょ?

ああ、そうか、空燃費の自動補正で走らせてるの?と言う方も居るでしょうか?


私は、自動補正は余り好きじゃないのでやりません...


結構聞きますよね?自動補正だから安心だとか空燃費が安定するとか...


確かに低回転、低負荷は都合が良いかも知れませんが、どうなんですかね~?

私には納得出来ない部分が有るのでmotecでもそれ以外でもやっていませんね。

(日産のRBやSRの純正ECUの場合もカットしています。)


で、何でやっているかと言いますと、ズバリ”感ピューター”で1キロ近辺のマップを作って有りました。笑


きちんとしたデータベースを基本にして、それに数十種類のパラメーターをその時の状況に合わせてプログラムして有りますから、

ドライバーの動きに敏感に、時にはそれから変化するで有ろう状況も瞬時に振り分けていつでもどこでも完璧です!

な~んて事は無いですよ!爆 (失礼致しました。^_^;)


そんなに自動でセッティングがきちんと取れるのならば、誰がやっても同じ性能になってしまいますね?

だったらノッキングで壊れるなんて無いはずでしょう?でも実際は結構出てるんじゃないですかね?


この車もノックメーターを付けてもらっていますから、コントローラーでブーストのセッティングが決まるまで良く確認しながら乗ってもらって、

大丈夫な様なら後は、水温&油温を確認しながら乗ってもらえればそれでOKです。


エンジンを組んで頂いた お友達 にも報告したかったですし、私自身どんな音がするのか聞いてみたかったのでダンロップ下からの高速コーナーのスタンドでストレートの音を注意深く聞いていました。


この車は、HKSのHパターンの6速を使っているのですが、この日は7500rpmのシフトでストレート終速が190km超えていました。


オーナーにも言ったのですが

”俺がセッティングさせて貰っておいて言うのはおかしいかも知れないけど、

今のセッテイング状態で(主に点火はマージンを多めに取っています)あの音ならば、良いんじゃないのかな?最高に良いと言うのではないけれど”と...


エンジンも”力”の出ている音を出してくれています。


こう言う時がこの仕事をさせて貰っていて嬉しい時なんですよね!(^^)v


この音って言葉や文字では表現出来ないんですよね...


クロスミッションだからじゃないの?と言われるかも知れませんが、違いますよ!


バイクのポップ吉村が”音”を聞き分けられる唯一の人だったと聞いていますが、一度でいいから話を聞いてみたかったですね。


この日は、ドライバーも暑さ以外は走りやすかった様で、私も見ていて色々と分析出来ましたから、後に続くデータが取れたと思っています。

見る方としては、余り寒くない時期の方が楽しいのですがね!(-_-;)

それでは、この辺で..

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - つくば2000の走行会 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - つくば2000の走行会 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

メタポンも駄目?

garage nakamuraです。

昨日FCの彼がタービン交換後に見せに来てくれました!
画像は取ってないので先日の使い回しです。^_^;


マフラーからの煙は可也少なくなったのですが、それでもまだちょっと多い様な感じです。

ちょっと出て、一旦止まったかな?と思ったら又ちょっと出て...

タービンは快調のようで4Eよりもブーストの掛かりが早いかも?と言っていました。
(まだ3000RPMまでですが、)

それよりも煙が気になりまして、色々と、あーでもない。こーでもない。
え!そんなとこも?そ、そ、そんな事を!?と言う感じで、←(どんなことだよ?笑)

見渡していたのですが、どうやらメタポンの吐出量が多い様な?
オーナーがプラグ点検した時も、ガソリンよりもオイルが多目についてるような気がしますと、言ってるし...

私は前々から、メタポン止めたほうが良いんじゃないかと思っているんですね!
排ガスの問題も確かに有るのですが、何よりも”燃え”が悪いんじゃないかと気になって、気になって...^_^;

以前のブログに書いた”ルブリガス”を適量入れておけば、メタポンは止めてしまってもエンジンには問題ありません。むしろ綺麗になってますよ!とお友達の
ロータリーマイスターさん にも聞いていましたから、ちょっとカプラーだけ外して様子を見てみました。

軽く空ぶかしをしてみると、明らかにエンジンが軽い!

え!こんなに変わるの?って位に変わるんですね!ちょっとびっくら?(^^)v

オーナーにちょっとその辺乗って来てみない?と言って走って来てもらったら
煙も殆ど気にならない程度と言うか、出ていない(メタポンのカプラーを抜いただけなのでパイプから少しはハウジングの方に流れてはいるようです)

”エンジンが又一段と軽くなりました!”とオーナーニコニコ(^^)v

メタポンなのか、ノズルなのか判らないけれど、メタポンだったら今はFCの新品は10万円位するそうですから、それだったらルブリガス入れてた方が安上がりでエンジンにも環境にも良いんじゃない?と言うことになりました。

レシプロエンジンでもそうですが、やっぱりエンジンオイルは燃やすための物では無くて、潤滑するための物ですから、出来れば燃やさずに使いたいですよね?

その辺は、マツダも苦しい選択なんだろうな~と前々から私個人としては感じていました。

何度もオーナーには提案して有ったのですが、入れ忘れたら怖いから と言う理由でなるべく止めずに使いたいと思っていたようです。

でも、今回こんなに変わったのを体験しては止めずに居られないでしょう?
私も正直びっくりする位感じました!(^^)v

あ!ここで、お断りしておかなくてはならないのですが、彼の車はMotecなので
他のECUで動かしている車はどれ位変化が有るのか判らないです。

何を言ってるんだか判らないでしょう?ちょっと説明させて頂きますね。

私も詳しいことは判らないんですが、Motecで制御していると、ちょっとしたパーツ交換等でも変化が凄く大きく出るんです!

不思議だな~とは思うのですが、実際にそう感じるのですからしょうがないです。
宣伝では無いですよ。

私にとってはホンとに頼れる相棒ですね!

アクセルを踏み込んだ時のあの感覚はホンとに車が好きな人には一度は味わってもらいたいな~!と思うんですね!

他所ではどんな扱いかは知りませんが...爆

まあ、値段が...と言うのが一番のネックなのでしょうが、きちんとセッティングの取れた状態で、しっかりメンテしてあげれば、(メンテと言っても特別なことではないです。)
元は取れて、直ぐにお釣りが来るくらいの物だと思うのですが...

Motec付けて調子悪い何て聞くと???しか出てこないです...

まあ、私ごときが何を言っても聞いてもらえるような実績は無い訳ですからこの辺で止めときます。^_^;

最近無性に自分の車を弄りたいんです。時間が残り少ないのかな?と...汗

それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - メタポンも駄目? この記事をクリップ!Livedoorクリップ - メタポンも駄目? Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

点火について...

こんばんわ!

garage nakamura です。

今日 この方 がブログで大変興味深い事を書かれていて、

私も前々から気に成っていたことなのでちょっとその辺のところを 書かせて貰います。 (はりーさんの考えと違ったらゴメンナサイ!)汗

実際自分で点火時期のセッティングをやられる方と言うのは限られていると思うのですが、皆さんは点火時に関してはどの様な意見をお持ちなのでしょうか?

同じエンジンならば、点火時期は高い(数字が大きい)方が良い(何となく偉い?笑)と思ってる方なども居るのでは無いでしょうか?

他の人のセッティングよりも自分のセットした点火時期の方が高いという意味です。


勿論高い点火時期で、調子良くて”壊れない”のであればそれはそれで良いと思うのですが、

この場合、制御しているECUが”銘柄”の違うものだと その点火時期(数字)そのものがまったく違ってくるというのはご存知でしょうか?



例えばRB26の純正ECUの点火時期とMotecの点火時期を比べるとブーストが同じでも入る数字は全然違って来ます。勿論空燃費は同じです。

(ノックメーターで確認してどちらもノックレベルは同じにして有ると仮定します)


私も最初の頃は戸惑ったのですが、Motecの方が随分と小さい数字になってしまうんですね!

昔からの認識で点火時期は高い方が偉い?的な考えが有ったので...

今から思うと恥ずかしい限りなのですが、そうじゃないんですね。


まったく同じ仕様のエンジンで、


高回転、高付加で、早い点火時期じゃないと綺麗に燃えてくれない、

思ったとおりのパワーなりトルクが得られないと言うのは処理速度や安定性 確実性という面から見ると、どうなのかな?

と考え始めてから自分なりに納得出来はじめたように思います。


例えば高回転、高付加の状態で30度という点火時期が有ったとします。

ピストンが一杯に上昇する30度手前でプラグに点火するという意味ですよね?


でも実際に燃焼が始まるのは(爆発ではなくて燃焼です)ピストンが下がり始めてからということに成っていますね?(細かい解説はあれで、あれです^_^;)


ここでは、判りやすくする為に上死点で燃え始めるとしますが、

30度手前でプラグに火を飛ばしてから、例えば6気筒の場合、1番から6番までまったく同じピストン位置で燃え出すのでしょうか?どう思います?

私の考えでは、結構ばらばらな位置で燃え出すのでは?と捉えています。

それって怖いですよね?知らなければ怖くないですが...

以前知り合いがRB26のフルチューンエンジンでで1000馬力近いエンジンを ダイノパックでセッティングした時に市販ハイオクで有るにも関わらず、

結構な数字が入ったよ!と教えてくれたんです。


勿論、燃焼室やカムシャフト&バルタイとかは煮詰めて製作したエンジンですからそれなりの条件が揃っていたとは思うのですが、

それでも私には納得できる数字では(点火時期)無かったんですね!


そのエンジンはそのセッティングは無事に終わって、その後の走行でブローしましたが...(ノッキングで壊れたのではなくて、振動が原因と思われるトラブルだったようです。)

何が言いたいんだい?という声がチラホラ...

数字が大きくても実際プラグに火を飛ばしてる、燃焼が始まってる時期がばらばらだったら(早く燃え出したり、遅く燃え出したり)出てくるのはパワーやトルクでは無くて振動じゃないのかな?と思うんです。

だから私はその知り合いの使ったECUは怖くて使う気に成りませんでした。

ただ、私自身どこまで理解しているのか自分でも良く判っていない部分が多々有ります。

いつかの日かはっきりしたことをここでお伝え出来れば良いかな~?と


それでは、この辺で...

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 点火について... この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 点火について... Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious このエントリをつぶやくこのWebページのtweets

garage-nakamuraのいやはや速い! TOP » motec

料理教室合コン