RB28シム調整の前に...
garage nakamuraです。
RB28用のヘッドをブロックに組み付ける前にシム調整の準備を忘れて居ました。^^;
バルブとピストンヘッド間のクリアランスも計測済みですのでブロックにヘッドを組み付けようと想ったのですが、
何か忘れて要る様な気がして、よ~く考えてみたら?
クリアランスを取るために入れるシムの厚みを事前に調べて無かったんですね...
通常のオーバーホールや修正程度のバルブシートカットならば、下調べをせずにブロックとヘッドを組み終えてからバルブクリアランス調整をするのですが、
今回の場合はバルブもバルブリフタ-もノーマルですし、
それに対してカムシャフトはリフトがクリアランスを入れないで10.5ミリ程度有りますから、本来ならば上部の厚み(底上げ)の有るリフタ-を使用するのが本来でしょうね?
シート高さ等でその点はクリアしているのですが、バルブシートを沈めた分、クリアランス用のシムが薄い物になってしまうと?
手持ちのシムでは足らなくなってしまう可能性が出てきてしまいます。
ブロックに組みつける前にちょっと見て置こうとリフタ-の厚みから計測しているところです。
交換したリフタ-も含めて24個ほぼ同じ厚みでした。
バルブシートからカムシャフトのベースサークルまでの距離を測る術を知りませんから実測有るのみですね!笑)
画像真ん中のリテーナーが乗っているスプリングを使って数箇所計測してみました。
このスプリングはとても弱いスプリングですので、バルブスプリングコンプレッサー等を使わなくても 手で簡単にコッターが組めるし、
組んだ後もカムシャフトを手で簡単に回せますからとても便利です!
このスプリングはA型エンジンのロッカーアームに付いているスプリングです。
サイズが丁度良いんですよ!(^^)
計測結果は、やはりシムがちょっと薄いシムになってしまう結果でした。
数字的には0.1ミリ~0.2ミリ位の幅なのですが、ブロックに組み付ける前にやって置かないと、
後からでは出来ないので、邪道と言われるかも知れないのですが、
私の場合は、バルブステムの先端(シムが乗る部分です)を削ってもう少し厚いシムが乗る様に調整してしまいます。
ノーマルのRB26に一番多く使われているシム厚にして置けば、調整も楽ですし、きっちり想った通りのクリアランスに出来ますから!(^^)v
それから、良く見る光景なのですが、ヘッド単体でバルブクリアランス調整をしている方はブロックに組みつけてから又調整しているのでしょうか?
ヘッド単体で出たクリアランスとブロックに組み付けた状態のクリアランスって違いますよね?
私の組むエンジンだけなのかな?とず~っと不思議だったのですが...
それでは、この辺で...
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