32GTRガンダム号車検でした。
garage nakamuraです。
32GTRのガンダム号を車検でお預かりしていました。
2年前に車検を依頼されて、その後 45Sタービンのオーバーホールをさせて頂いたのですが、
Motecのリセッティングを終えて
やっぱりMotecは絶好調だね!と話をしてから、
あっ!と言う間に2年ですから時の経つのは早いものです...
あまり距離は走っていないんだろうな?
とは判っていたのですが、2年間で約2000キロしか走っていませんでした。
中々エンジンオイル交換の話が来なかったので、途中で何度か問いかけはしたのですが、
1年10ヶ月位の時点でオイル交換でした。
油圧メーター&油温計の照らし合わせでも殆ど変化は無いそうなのですが、
エンジンオイルは1年経過後辺りから湿気を吸ってしまう傾向が有りそうなので...
もう、今のエンジンを組んでから10年過ぎたんですかね?
オーナーさんは当時 独身でしたからが、今は子供さんが小学生になられて居るんですから長持ちしているほうでしょうね?
たまに乗り出した時には ある程度ブーストを上げてゲートの動きは確認しているそうですが、
無理をせずにほどほどに楽しんでいらっしゃるから壊れないんでしょうね!
年がら年中乗り出す度にフルブーストでガンガン踏んでいたら?
どんなに良いパーツを使って精密な加工で、神経をすり減らすような組付けをしたエンジンでも10年も走り続けるのは無理だと感じています。
ず~っと前から 常に頭から離れない事の一つに
とにかく壊れない、長い時間なり距離を 好調なまま使えるエンジンって、どうやれば組めるんだろ?
と、考えて居ました。
この辺の使い方と言う部分は、個人差が可也有りますので、
一般の方には理解出来ないと想うのですが...笑)
車を速く走らせるのは、付いている部品では無くて、ドライバーですよ!
と私は常々 お客さんには話しているのですが、エンジンを車を長持ちさせるのも結局はドライバ-なりオーナーさんの占める割合が大きいんでしょうね!?
最近になって私なりに答えが薄々ながら出来上がって来た様な気がします。
おっと、横道ですね!^^;
ガンダム号の車検で、ウエストゲートは一旦取り外してエキマニの部分に 蓋 を付けて行きました。
フロントパイプに戻すパイプが...
車検場の行きも帰りもウエストゲートは無い訳ですから、
エンジン回転を余り上げると?
ブーストは上がり放題になって、エンジンが壊れてしまいますから(一応ブーストカットは入って居ますが)
1速だけはたまに3000rpm位までは上がりますが、それ以外は殆ど2000rpm位での走行でした。
帰って着てからのプラグチェックの時のプラグです。
NGKの赤箱の8番プラグです。
燃調や点火も全然問題無いですね!
低回転の領域を濃くセッティングすると?
トルクが上がった様な雰囲気でついつい誤魔化されてしまうのですが、笑)
私はそれは良いセッティングとは想って居ません。
エコとか燃費とかよりも、薄くても綺麗に燃やしてやる(燃えるようにしてあげる)方が結局はエンジンも調子良く長持ちしてくれるんじゃないでしょうかね?
それでは、この辺で...
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