RB26燃焼室加工開始
garage nakamuraです。
先日ポート研磨がほぼ終わったRB26ヘッドの燃焼室の加工を始めて居ます。
ポートの加工をあれだけやって置いて、燃焼室はノーマルのままと言う訳には行きませんね?^_^;
ポートの形状についてもチューナーさんそれぞれに想いや考えが存在するように、
燃焼室についても又それぞれに色々な考えが有ると想います...
私の場合も自分なりにホントにも~嫌になる位考えました。
考えがまとまらずに何回朝を迎えた事か?...^_^;
はっきり言って、未だに これだ! と断言出来るほどノウハウは溜まっていないと感じています。
それは、これだ!と言う形が一概に一つとは限らないと感じているからですね。
エンジンのパーツにしても色々な物が出回っていますし、補記類に関してはそれこそ組み合わせ数は無限とは言いませんが、
可也のバリエーションが考えられる現状だと想います。
どんな使い方、乗り方をするのか?サーキットの周回なのか?ドラッグなのか?
ブーストはどれ位掛けるのか?等でも圧縮比をはじめ、燃焼室の形状なども違ってくるのは当然だと想うんですよ。
その辺の所を考えながら加工しなければと想いながらも、この暑さで頭が上手く回転しません?^_^;
私の場合は画像の様に使用するブロックにヘッドを仮組みしてクランク側からケガキを入れて、それを元に削り込んで行く様な段取りです。
ヘッドガスケットに合わせてケガイてしまうと?
ヘッドやブロックの僅かな個体差等も有りますから、ズレが出てしまう場合も有りますね?
この画像と
少しと言えば少しの違いなのですが、そんな気持ちで取り組んで居たら、まず良いエンジンは組めないんじゃないかな?と感じています。
エンジンの設計をするにあたり、一番の要(かなめ)の部分が燃焼室だと言われる人も居ます。
最終的にガソリンと空気を混ぜて(ポートの段階でも混ざっては居ますが、最終的にと言うことです)文字どうり燃やしてパワーを生み出すのが燃焼室ですね。
効率良く沢山のガス(空気とガソリン)を吸い込めて、なるべく短い時間に出来るだけ沢山のガソリンを残す事無く燃やして強い圧力でピストンを押し下げる!
燃やしてピストンを押し下げた後は、新気の進入を妨げる事無く、効率良く排気バルブからポートに抜けてetc.etc...
たった直径90mmにも満たない(RB26の場合です)この場所でとても大切な仕事をする訳ですから、
考えれ考えるほど難しい部分なんですね~(^.^)
ただ、画像でも ズレ が確認出来たと想うのですが、最近流行の機械加工の場合はどうしているのでしょうか?
ボアピッチや図面でセンターを出して、それに合わせて加工するんですかね?
ブロックのシリンダーは可也の確立で ズレ は有ると想うのですが?...
う~ん、やっぱり私は手加工で ガリガリ シコシコ やる事にします。笑)
それでは、この辺で...
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