メタル | garage-nakamuraのいやはや速い!

26万キロ走行のRB26のエンジン開けます  その3です。

garage nakamuraです。

26万キロ走行のRB26のエンジン開けます その3になります。

ここのところ、仕事に追われて追われてブログの更新もままなりません。(-_-;)

一人でやらせて頂いているので、あれもこれもと手を掛けるのが必要なのですが、

本来が不器用なので仕事の切り替え(頭の中も)が中々上手く出来なくて...笑)

 

出来れば 書きたい事が沢山有るのですが、うっかり書けないとか画像をアップする訳には行かない部分も多いのですよ!

ほんとはウズウズしてるんですけど!!笑)

 

さて、ブロックにクラックの入ったRB26なのですが、クラック以外にもメタル等の確認もしました。

26万キロで初めて開けるエンジンですから気になりますよね?(^^)

 

3万キロ手前の車を今のオーナーさんが購入して、それからず~っと乗られていますから、

どんなオイルでどれ位の頻度でオイル交換で、どんな乗り方をしていたかも大体把握しているので、

開ける前の想像と実際の状態を確認するのって、ある種楽しみでも有ります。

 

画像はオイル汚れを軽く洗い流しただけでメタルには一切手を触れていない状態です。

 

画像がしょぼいので申し訳ないのですが、特別な磨耗は有りませんでした。

クランクの回りも軽い状態でしたからそのままでも問題なく使えていたくらいの状態だと想います。

 

ただ、ラダー側の後部1枚だけ異物噛み込みの傷が入っていました。

これは最近入った傷ではなくてもっと前に入って痛んだと考えています。

 

意外とこのてのメタルの傷をエンジンが異物を吸い込んで出来たとブログ等に書いている人が居ますが、

それは違うでしょうね!

吸い込んだ異物が燃焼室を通り抜けてオイルパンに落ちて、それをオイルストレーナーからオイルポンプ、オイルフィルターを抜けてクランクに流れると考えるのはちょっと無理があるのでは?と...

 

そうそう、オイルフィルターが有るんだから、そこで止まるでしょ!と考える人もいらっしゃるでしょうが?

いつでも止まる訳では無いですよね?

色々と条件が有るでしょ?(^^)

 

確認したメタル達ですが、

もし私のエンジンならば、傷の入った1枚は交換としても他のメタルは再使用する位使える物でした。

当たりの悪い部分も有りますが、肝心の 張り はきっちり残って居ます。

勿論、そのまま使う訳ではないですが、まだ使えますね!

 

この辺の話は書き出すと終わらなくなってしまいますので、

機会が有りましたら又書かせて貰いますね。

 

肝心のブロックのクラックなのですが、

シリンダーもまだまだ使える状態なので、何とか修理出来ないかと加工屋さんに出してあります。

私の機械では小さくて加工出来ないので...

 

今までそう言う加工の注文は入った事が無いそうです...^^;

でも、上手く行けば、ブロックを捨てずに再使用出来ますから願ったり適ったりですよね?

 

それでは、この辺で...

質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。

自分の想いを伝えたいならば

正々堂々と真正面から向き合うことが大切な事なんだと感じています。

どうぞご理解のほど、宜しくお願いします。

 

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例えば 茨城県常総市の中村と申します。とかね...笑)

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RB28のメタルについて考える?

garage nakamuraです。

現在オーバーホール中のRB28クランクメタルについて考えが纏まったのでこのブログをアップしています。

 

今回修理しているRB28HKSのステップ3キットが組み込んで有りまして、

水漏れで点検修理の筈が色々と上手くない部分が有って、ボーリング以外は作り直しの状態になってしまって居たのですが、

フルカウンターのクランクに組まれて居たメタル純正品のメタルでした。

 

5番の子メタルが回る寸前でピンジャーナルにも少し傷が入ってしまったのですが、

根本的に純正の親メタルを使って居た事が間違いでしたね...

 

別に純正のメタルが駄目と言う事では無いので誤解しないで下さいね!

このクランクに使うのは駄目だと言う事です。

 

と言うのは、画像を見て貰うと判ると想うのですが、

メインジャーナルオイル穴が2つともベアリングキャップ側に出ていますよね?

ノーマルベアリングキャップ側(ラダーフレーム側)に組み付けるノーマルメタルにはオイル溝は有りませんね?

 

ノーマルのクランクのオイル穴はH型と言って、通常は1番のジャーナルから1番のピンジャーナルへ、

2番のジャーナルが2番のピンジャーナルへオイルが流れる様にオイル穴が通って居ます。

 

このクランクは、1番と2番のジャーナルから1番のピンジャーナルへ別々にオイル穴が作られて居ます。

X型と呼ばれるオイル通路の作りになって居ます。

 

 

これは、兎に角 コンロッドメタル へオイルが途切れないように供給する為にこの様な作りになっている訳ですが、

溝無しのメタル側ジャーナルが回って来て居る時には殆どオイルが流れて行かない事になってしまいますから、

両側からオイルを送る作りになっていても意味が無いものになってしまいますね?...

 

オイルポンプが純正よりも容量の大きな物が付いていたのが不幸中の幸い?と言う事で

ブロックに穴が開くのは免れましたがメタルは交換になりますからジャーナル等の計測をしながらちょっと考えてしまいました...

 

と言うのは、当初は最近流行り?のACLのメタルを使う予定で考えて居たんです。

実際 販売しているメーカーさんでもX型のオイル通路のクランクを販売していますし、問題無く使えているんでしょう。

オイル溝も全周の4分の3割まで溝が入っていますから大丈夫なんだろうな?とは想うんです。

 

想うのですが、まだ詳しい実績が私には入って来ていませんので、間違い無い!とは断言出来ないんですね。

私のエンジンならば平気で使って塩梅を見るのですが、お客さんのエンジンですからそうも行きません。

 

それに、よ~く考えてみると?

コンロッドメタルにはエンジンが回りだしたら、どんな時でも常にオイルは流れていないと少しずつでは有っても必ずダメージが出始めると想うんですね...

 

イベントやレースに使うショートライフな頻繁にエンジンを開ける条件ならそれでも良いと想うのですが、

あくまで基本的にストリートで使うエンジンですから長持ちさせて上げたいんですよ!

と言う考えの元に今回は親メタルはニスモで行く事にしました。

 

ちなみにノーマルクランクノーマルオイルポンプならば、純正のキャップ側に溝の無いメタルの方が良いと想いませんか?

高回転で回っているクランクのオイル穴にオイルを押し込む為には高い油圧と沢山のオイル量が必要になりますよね?

H型のオイル穴でメタル両側にオイル溝が有るクランクだとメインギャラリーから入ったオイルが遠心力で反対側の溝に出てしまう場合も考えられますよね?

 

ノーマルはノーマルで考えられている訳ですね?...

 

今回はちょっとマニアックな話になってしまって、興味の無い方には?ばかりになってしまったかも知れませんが、

メタルトラブルで悩んだ経験の有る方には、う~ん、そうか!と言う方もいらっしゃるのでは?笑)

 

それでは、この辺で...

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