ヘリサート加工 | garage-nakamuraのいやはや速い!

ヘリサート加工 (RB26オイルポンプ編)

garage nakamuraです。

RB26のオイルポンプのヘリサート加工をしました。

私の所に来た時にはエンジンが組み上がった状態だったので判らなかったのですが、

バラして行くと1箇所 ねじ山の半分位が崩れた状態でした。

物はトラストの強化ポンプなのですが、新品状態で崩れていたと言うのはちょっと考えられないので、

最初に組み付けた人が途中で気が付いて締めなおしたのかな?と想いますが...

 

ねじ山半分は生きているのですが、あまり気持ちの良い事ではないので今回ヘリサート加工です。

 

真っ直ぐなねじ山にしなくてはいけませんからフライス盤で垂直&水平を出して、

本来の穴を広げてヘリサート用のタップで切り込んで行きます。

タップが切り終わったら、ヘリコイル を専用のアタッチメントにセットしてタップ加工した ねじ穴にちょっと押し付ける様な感じでハンドルを回しながら入れて行きます。

ヘリコイルは使うボルトの長さに合わせて色々なサイズが有るのですが、ちょっと長すぎたりした場合は適当なところで切断して使って居ます。

ヘリサート加工は、細い目の加工はちょっと難しいかなと感じています。(私が不器用なだけかも知れませんが...^^;)

 

 

この度 九州地方は大変な災害に遭われていらっしゃいますね...

テレビ等で被害を目の当たりにしまして、とても言葉や文字では表せない様な気持ちです...

 

被害に遭われました皆様方には 心よりお見舞い申し上げます。

 

こういう時に色々な 人間が見えますね!?

テレビのワイドショウ等でも司会者を含め、ゲスなゲスト達が好き勝手な事を ほざいています!

ここがだめ!ここをもっと こうすれば!とかね...

 

報道の自由だとか意見は沢山有った方が良いんだ的な発想なんでしょうけれど、

実際に現場に行って状況を見たり、実際に被害に遭われた方に面と向かって話を聞いたりとか、

自分で汗を流して体験もせずに 自分たちはきれいな服を着て、ぬくぬくしたスタジオで好き勝手な事ばかり言ってる。

 

何も言うな!と言うのとは違うんですよ!

ただ見ていると、聞いていると 自分では何もしない 出来ないくせに 批判ばかり口に出して、

視聴者を何とはなしに誘導しているように感じて気分が悪いです。

 

テレビ局って政党と深い繋がりが有るようですよね?

各局によって応援している?党が有る様で褒めたり批判したり...

視聴者を知らず知らずに引きずり込むんじゃね~よ!!と言う感じがします。

(あくまで噂ですが)

 

別にテレビ等の話に限らずですが、何に対してでも 批判したり ケチを付けたりする割には、

自分は見たり聞いたりしただけで実際にはやっていない人って結構居ますよね?

全ての事でとは言いませんが、実際にやってみなければ、手を汚して作業してみなければ判らない事って沢山あると想うんですよね!?

 

私はそんな考えですので、実際にやりもしないで

能書きばかりタレテル人は信用しないし、好きでは有りません。

 

でも世の中と言うのは、そういう隙間をウマくかいくぐって生きてる人を ずるい とは言わない場合が多い様な気がします。

何だかな~!と想います...(-_-;)

 

それでは、この辺で...

質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。

自分の想いを伝えたいならば

正々堂々と真正面から向き合うことが大切な事なんだと感じています。

どうぞご理解のほど、宜しくお願いします。

 

管理人にメール の欄からアドレスを変更して頂ければ私に届きます。

(迷惑メールが多いのでご協力お願い致します)

 

メールを送って頂く際に、大まかな住所(市名や町名など)と、

お名前(苗字だけでも)くらいは教えて欲しいです。

例えば 茨城県常総市の中村と申します。とかね...笑)

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ねじ山修正ヘリサート加工

garage nakamuraです。


RB26のサージタンク上に有るアクセルワイヤーのブラケットのねじ山修正するためにヘリサート加工をしました。


このねじ穴はボルトの締め付けや緩める時に失敗したものでは無くて、

おそらく生産ライン上でミスが有ったものと考えられます。


下穴とタップの溝が微妙にずれて居たようです。

あまり経験数は無いですが、たま~に有るものです。


付いている時には判らないのですが、一度外してしまうとそれで終わり...

こう言うのって卑怯ですよね!(^.^)

外した人の責任になってしまうでしょう?www


今回は順番にヘリサートの加工を紹介させて貰いますね。

ねじの太さは6mmです。


まず、ヘリサート加工用のパーツですね。

画像左側がヘリサート用のタップです。

このタップは普通の6mm用のタップでは無くて、右側に見えるコイル状のヘリサートを入れるための下穴を掘る為の物で

通常の6mmのタップよりも太めに出来ています。<初めての人にも判る様に書いています。

そのヘリコイルが付いているハンドル状の物がヘリコイルをタップで開けた下穴にねじ込んでいく工具になります。

(このコイルは直径は勿論、長さも色々なサイズの物が用意されています。)


次にタップを立てる為の下穴をドリルで広げて行きます。

このドリルのサイズ(太さ)は6mmのヘリコイルの場合は、6.2mm~6.5mm位ですが、今回は6.2mmで広げました。

下穴に沿って真っ直ぐに入れないとその後のねじ穴が曲がってしまいますからなるべく真っ直ぐに入るように慎重にゆっくりと進めて行きます。

下穴が広がりましたら次に先程のヘリサート用のタップでねじ穴を切って行きます。

場所的な問題も有りますから、普通のタップハンドルだと入らない場合も有りますが私はラチェット式のタップハンドルで切っています。

材質がアルミなので大きな力は要りませんが、それでもドリルの時と同じように慎重に真っ直ぐ入って行く様に色々な角度から見て潤滑油を加えながらゆっくり切って行きます。


この時にハンドルを回す量は1回転以下にして切ったら戻す、切ったら戻すを繰り返しながら切り進めて下さい。

これはタップの刃に切粉が詰まってしまうのを防ぐためです。<通常のタップ作業でも同じですね。



無事にタップ作業が終わりましたら、タップで開けた下穴を、エアガン等で残っている切粉を綺麗に掃除して本題のヘリコイルを専用のハンドルでボルトを締める様にねじ込んで行きます。

ちょっと押し付ける様な力の入れ具合と言えば良いのでしょうか?

コイルの入り具合を確かめながら進めて行きます。


完成したヘリサート加工です。

このヘリコイルはステンレス製ですから出来上がったねじ穴はノーマル以上の強さですね。

まあ、ボルトが6mmですからそんなに強く締め付ける場所では無いのですが、アクセルワイヤーが固定されるところですからきっちり止まっていないと不安ですね。


私の使っているヘリサートは昔から有る工業用の物ですが、使い方、加工の仕方はある程度経験が必要になると感じています。

初めの頃は何度も失敗しましたね!(^^ゞ


今はもっと簡単に出来る物も有るようです。

自分でやってみようと言う人もいらっしゃるでしょうが、その場合はいきなり本番にするのでは無く、

何度か練習してみて、自信が持ててから実践することをお勧めします。

いきなり本番で失敗してしまうと、ボルトがどんどん太くなってしまいますから!^^;


それではこの辺で...

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