バルブガイド | garage-nakamuraのいやはや速い!

A型ヘッド バルブガイド穴開け加工

garage nakamuraです。

長い間ほうって置いた A型ヘッド バルブガイド穴開け加工 をしました。

お盆休みの中に用事の合間をぬって、

フライス盤の置いてある激暑の作業場で溶ろけそうになりながら...笑)

以前に書きました様に ガイドを作った時にはバルブの通る穴は開けずにヘッドに入れて有りますので、

フライスに治具をセットして、そこにヘッドを固定してバルブの傾斜角を合わせて

それから、ガイドのセンターを出してバルブステムの穴を開けて行きます。

 

これ、とても面倒な作業ですし、おまけに滅多にやらない作業なので暑さも相まってヘロヘロです...(ーー;)

 

なんでそんな面倒な作業をするの?と言われそうですね。

バルブを入れて動かした時の 感じ が何とも言えない良い感じなんですよ!

 

それやるとパワーが上がるのかい!?

となりますよね?

 

う~ん、比べた事が無いので判りません...笑)

 

よく居ますよね?

こうやればパワーが上がるとか、このパーツが効果が大きいとか、こんなふうに作ると良いとか悪いとか...

まあ、ネットの世界ですし 自分の書きたい事を書いているのでしょうから それはそれでしょうがないと言えるでしょう?

間違いだと判っている事を書いている訳でもないでしょうしね。

 

ただ、自分でやってもいない、頭の中で考えただけや誰が言ったかも判らない

出所もはっきりしない様な事を さも判りきって居る様に書いたり流してしまってはどうかな?

と想う事が多々有ります。

まあ、書き方、表現の仕方次第と言う部分も有るのでしょうが...

 

ですから、このブログの私の書いた事に対しても私のやり方で経験した事ですし、

考えた事ですのでその辺の所を加味して読んで頂けると助かります。

ただ、わざと嘘を書いてまで 自分を大きく 見せようなんて魂胆はまったく無いですからね!(^^)

 

あれ、横道ですね!

 

バルブガイドに穴を開けている画像です。

まずドリルで下穴を開けて、そのままの位置でリーマに取り替えてクリアランス調整します。

このやり方ですと、ガイドの穴上から下まで一直線で同じ内径になりますから、

実際にバルブを入れて動かしてみると動きがスムーズな感じがします。

 

A型ですからバルブ数も8本で済みますが、それでも通常の入れ替えと比べたら面倒ですから、

高価な加工になっちゃいますね!

 

スムーズに動きますからクリアランスを通常よりも詰められる訳ですね!

今回は自分用なので、もし焼きついても構わないと言う事で、

テスト的に結構狭くセットしました。(大丈夫か?(ーー;))

 

ほんとはとっくに出来上がって、今頃は1度や2度はエンジンを開けて確認している筈なのですが、

自分用なので、結局は こんな感じです。

寒くなる前に載るのでしょうか?...

 

いや、何とか載せたい!(^^♪

 

それでは、この辺で...

質問や判らない事が有る方はお気軽にメールを送って下さい。

自分の想いを伝えたいならば

正々堂々と真正面から向き合うことが大切な事なんだと感じています。

どうぞご理解のほど、宜しくお願いします。

 

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(迷惑メールが多いのでご協力お願い致します)

 

メールを送って頂く際に、大まかな住所(市名や町名など)と、

お名前(苗字だけでも)くらいは教えて欲しいです。

例えば 茨城県常総市の中村と申します。とかね...笑)

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A型ヘッド バルブガイド セットしました。

garage nakamuraです。

サニトラに使う予定のA型ヘッドへ バルブガイドをセットしました。

 

RBエンジンも進めては居るんですよ!

居るのですが、全部が全部ブログで画像付きで公開出切る訳では無いのでゴメンナサイです。(__)

 

プロ、アマ問わずに感の良い方ならば画像を見れば、

何を考え加工しているのか、大体想像が付きますよね?

 

私はわざわざ うち に来てくれてるお客さんの為に 無い頭を絞って?少しでも うち でしかやれない様な車&エンジン作りをしたいと想って居ますので、

ぞうぞ、ご理解下さい。(^^)(とは言っても大した事は出来ないのですが...(ーー;))

 

どこでやっても同じなら、わざわざ うち に来る必要はなくなってしまいますから...^^;

 

という訳で(どんな訳?)先日 作って置いたサニトラ用のバルブガイドをヘッドにセットする為にコンロで暖気運転?している所です。

 

一通り仕事が終わってからの自分用の作業なので、時間的に遅い時間になってしまうので、

夜中に余り大きな音を出す訳には行かないのですが、

こう言う時にバルブ数が少ないと(IN&EXで8本ですから!笑)あっと言う間に終わりますからいいですね!(^^)v

 

ヘッドも小さいですし、形状も複雑では無いので、RBエンジン等の様にコンロが2個必要と言う事もないですしね。

温度が大体120度前後に成るのを待って、急いでセットしました。

セット中は忙しいので画像は撮れません...

 

つば付きのバルブガイドにした部分のアップです。

先日ブログアップした通り ガイドに穴は開けていません。

 

この後、フライスにセットしてそれからドリル加工、そしてリーマ加工でバルブステムとのクリアランスを出して行く予定です。

 

本とは予め穴を開けて置いて、セットしてから若干のクリアランス調整リーマ加工の方が簡単ですし、

時間も掛からないのですが、今回は自分のエンジンですし、失敗しても平気?ですから

バルブとのクリアランスもちょっと詰めて取ってみたいと考えて居ます。

 

この先の加工が精度が要求される作業になるので、余り気温が上がる前に済ませて置きたいのですが、

フライス盤の置いてある こうば が、隣の家との距離が近いので、これまた夜中には回せないので日程の段取りが...^^;

 

画像は悪いのですが、こう言うアングルで撮れている 雰囲気 が好きです。(^^)v

 

この後、リーマ加工まで終わらせてバルブガイドとバルブシートのセンターが大幅にズレていたら?(やってみないと判らないのですが)

バルブシートも入れ替えになっちゃうんですね...(ーー;)

 

それだと又時間が掛かってしまうのですが、

折角作り始めた久々の自分用のエンジンですから真面目に作ろうと考えて居ます。(^^)

 

それでは、この辺で...

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A型エンジン用バルブガイド製作

garage nakamuraです。

サニトラに載せる予定のA型エンジンバルブガイド製作しました。

10日位前になるのですが、凄く風の強い日がありましたよね?

 

余りの風の強さでエンジンの計測や仮組みも出来ないので、こうばのシャッターも締めっ切りでした...

とにかくほこりっぽくて仕事になりませんね!

 

折角だから旋盤の置いてあるワークス工場(私が勝手に名付けたこうばです。笑)A型エンジン用バルブガイドを作っちゃうか?と

その日のうちに終わらせるつもりで急いで作りました!(^_^)

 

元のガイド穴がちょっと荒れていたのと、折角だから綺麗な面にして新しいガイドを入れたいと想い

ガイド穴をリーマで0.3ミリオーバーサイズにして、スプリングシート面の部分を少し段差を付けてガイド本体にツバ付き仕様にしてガイドの突き出し寸法もピッタリに揃えようと考えていました。

 

ヘッドへの圧入部分は12.3ミリですが、オイルシールの付く部分は12ミリじゃないとまずいので最初に圧入分を仕上げてから

オイルシールの入る部分を削っているところです。

チャックの中の方が光っているのが見えますかね?

 

 

銜えなおして、センターがずれちゃうんじゃないの?

と思われるかも知れませんが、旋盤のセンターが想いのほか出ているので大丈夫みたいですよ!^^;

 

今回は、インテークとエキゾースト共に長さは殆ど同じで良いかな?と言う事でせっせと削って順調に進んで居ました。

バルブ数が8本ですから、こう言う場合は楽で良いですよね!笑)

自分用ですからそんなに時間を使っていると他の仕事に支障が出ますから...

 

取りあえず8本削り出して、その後インテークとエキゾーストに分けてポート内に出る部分のテーパー部を削って出来上がりました!

考えて居たよりも早く出来たし、まあまあの出来かな?

と喜んで居たんですよ、この時までは...

 

 

途中の時点でも削りながらマイクロメーターで計りながら作って居たんです。

ガイド穴をシリンダーゲージで測って圧入のクリアランスを足して...

出来上がって、改めて8本総て計測し直してみると?

 

あれ、ちょっと細いんじゃね?と...

シリンダーゲージの読み違いでした!

0.02ミリ細く作ってしまいました...(-_-;)

 

駄目です。

このヘッドには使えません(順調に進んだと想って喜んで居たのですが)

まあ、自分用だし、急ぎの依頼の仕事でも無かったのでと負け惜しみを言って置きます。^^;

 

やっぱり落ち着いてやらなきゃ駄目ですね!

これも勉強だと想って次に繋げる事にします。

心が折れたので、その後はまだ作って居ません...笑)

 

 

それでは、この辺で...

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サニトラA型ヘッドバルブガイド周り加工

garage nakamuraです。

先日、アップしたサニトラA型ヘッドバルブガイド周りの加工のお話です。

最初はそのまま使用するつもりで、洗浄や各部の計測の為にバルブ周りをばらし出してシミジミ眺めていたんです。

 

で、見つけてしまったんですね。

バルブスプリングシートの載る面なのですが、何か変ですよね?

4箇所の内で2箇所だけがちょっとカーボンが付いていますね。

もちろんまだ洗浄していません。

 

これは何でだと想います?

カーボンが付いているのはインテーク側だけです。

これは、燃焼ガスがバルブガイドを通り越えてここまで上がって来ているからですね!

 

ガイドの材質もノーマルのままなのですが、ポート研磨ガイド周辺の肉も綺麗に削って有る為にガイドの長さが短くなってしまっていますし、

レースのレギュレーションで材質変更は禁止ですからノーマルよりもクリアランスも詰められませんし、ポート壁に沿って削り取ってしまった方が削りやすいし、効率も上がるので...

 

まあ、当時は皆そんな感じで仕上げていたと想います。

別にココが原因で壊れるわけでもなかったですから...

 

ただ、今回私が使うに当たって、耐久性も勿論ですが、ビシっとバルブが動くようにしたいし、

何よりも燃焼ガス(爆発じゃ無いですよ、燃焼ですよ!)がココに上がって来たのでは面白く無いので交換しようと...(^^)v

 

そこでフライスにセットして、平行と角度(A型ですから、バルブ傾斜角は12度ですね)を出して、

ノーマルのガイド穴を少しオーバーサイズにする為にリーマを通す用意をしている時にスプリングの台座部分の高さを確認して見ました。

そしたら、1気筒ずつ微妙に高さ違いのズレが有るんです...(-_-;)

 

これでは、後からバルブシートカットでシート高さを合わせるも合わせ様が無い訳です。

仮に突き出しで合わせても、バルブスプリングのセットが変わってしまう事になってしまいますね?

 

 

ガイド穴よりも先にシート台座高さを合わせるためにエンドミルで削っているところです。

右側が終わって左側が未加工の台座です。

 

まあ、高さ違いと言っても何ミリも違っている訳では無いんですよ。

0.2ミリとか0.3ミリの違いです。

でも、この差をたった0.2ミリと捉えるのか、それとも0.2ミリも!と捉えるのかは個人の自由だと想います。(^^)

 

画像は前後してしまいますが、ガイド穴をリーマ拡大するにあたり、ノーマル穴のセンター出しをしているところです。

 

センター出しが済んだ後にフライスにリーマをセットして拡大している画像です。

 

今回は、0.3ミリオーバーサイズで仕上げました。

 

で、その際にガイドは部材からオリジナルで削るつもりなので、ノーマルのCリングストッパーでは無く、

以前RB26のバルブガイドでアップした段付きのガイドが入る様に、広げたガイド穴に追加工しておきました。

 

今は時間が無いので、まだガイドは作れて居ませんが、後日(いつになるやら、^^;)製作した穴なしガイドを圧入して、

それから、センター出し&リーマ掛けまでご紹介出来たらと考えています。

 

連絡事項なのですが、先日からお伝えしていますサーバー移転に伴って、

ドメインも移管手続きして居るのですが、まだ完了の連絡が届きません...

 

アドレスは、変えずにこのブログを続けるつもりなのですが、手続き完了まで数日間アクセスが出来なくなる可能性が出て来てしまいました。

でも、必ず復帰するつもりで進めて居ますので、もし見れない期間が有りましても数日後にアクセスしてみて下さい。

これからも、どうぞ宜しくお願い致します。m(__)m

 

それでは、この辺で...

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サニトラ用次期ヘッド加工始めました。

garage nakamuraです。

サニトラ用エンジンの次期ヘッドの加工始めました。

始めましたと言っても、先日までやっていたRB28のヘッド加工の合間にフライスへの取り付け等の具合を見る為に お試し と言う事で...^^;

 

このヘッドは、昔 友人が実際にレースで使用していた110サニーのGXのヘッドの加工品です。

あるレース屋さんで作って貰った、確か¥35万位のエンジンのヘッドです!

レースをやめるからと言う事で勿体無いけど上げるよ!と...ごっつぁんでした!(^^)

 

大昔?の話になってしまいますが、つくば200(1000がまだ無い頃)で T仕様と言うちょっと改造範囲の広い つくば専用のカテゴリー が有りまして、

それ様のエンジンです。

ポート研磨はOK。

カムはノーマルの加工に限りOKで素材カムは違反。

バルブも研磨はOKで社外品は違反。

ピストンはノーマルの1ミリオーバーサイズまでOK。

スプリングは強化品OK。

面研磨による圧縮比アップは自由。

キャブは純正の SUツインキャブ、ただし拡大研磨は違反。

大雑把に言って上記の様な使用のエンジンでした。

 

このレースが面白かったんですね~!

勿論、JAF公認のシリーズ戦ですよ。

レース結果はオートスポーツ誌にも掲載されました。

 

私のサニトラの次期エンジン用のヘッドがターボ用の為にどうにも圧縮が上がらなくて、どうしようか?と考えて居たら、

このヘッドを思い出しました。

バルブもA12のノーマルですからとても小さいのですが、圧縮は11:1位になりそうですし、

ポートも素人の研磨とは違うように削って有りますから好都合です。

 

ただ、今回使うに当たってバルブガイドのクリアランス&形状が気になったので後でビックバルブを入れたりする為にバルブの動きを ビシっとして置きたいと言う事で作戦決行しました。笑)

 

最初の考えでは、バルブガイドを交換してもバルブシートカットは無しで済ませようとしてガイドを削って居る所です。

通常はヘッドを暖めてからガイドを抜くのですが、ガイドの肉厚が薄くなれば暖めなくても簡単に抜けます。

で、バルブの当たりのセンターに新しいガイドを製作して圧入後、リーマでセンター仕上げまで持って行けば、

理屈的にはシートカット無しでガイド交換が出来る訳ですね。

 

ところが、計測していると、純正のバルブガイドがきちんとセンターが出ているわけでは無いんですね...

まあ、当時の製作加工技術ですからその辺の誤差はショウガナイト...(-_-;)

 

あら?長くなってしまいそうなので、今回はこの辺で、後に続くと言う事でお許し下さい。

まだ、サーバー移転の方法で毎日頭から汗をかいて居るんですよ...

なんとかアドレスも変えずに今までの記事も無くならない様に必死にパソコンに向かって居るのですが、

ちょっと疲れて来ました。(頭が!^^;)

 

それでは、この辺で...

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RB26バルブガイド入れ替え続編

garage nakamuraです。

前回のRB26ヘッドバルブガイド入れ替えの続編です。

ノーマルのバルブガイドを無事に抜いて、一晩そのままに冷まして置いて翌日ガイド穴等の点検を済ませて置きました。


今回入れる新しいガイドの用意をする為にバルブガイド用のガイド?を新たに製作しました。

新たに入れるガイドの高さを指定の寸法に合わせる為に画像に写っている穴の開いたスペーサー状のカラーの物です。

左側に移っているガイドは今まで私が使っていたオリジナルのバルブガイドです。


今まで私は材料を購入して削り出して居たので、カラーの出番はなかったんです。

つば が見えますよね?

その つば高さで止まりますので、止まった時点で高さは揃う計算です。

左側に写って居るのは、ノーマルのエキゾーストのガイドです。


インテークのバルブガイドが半加工品の為、ノーマルのガイド穴を点検してからガイドの外径を旋盤で削っているところです。


センター穴がずれない様に固定して外径を合わせて、それから内径をリーマ加工でノーマルのバルブステム外径ギリギリの寸法で仕上げて、

ヘッドに圧入後に再度バルブステムとのクリアランスを合わせるリーマ加工と言う段取りでした。


ところが、最初の内径のリーマ加工の段階でこのバルブガイドが 只者 では無い事が何となく感じました...

リーマの取りしろを100分の2ミリ程度にして旋盤で回して行くのですが、全然削れないんですね!

リーマは通るのですが、削れないのです...


どの道、ヘッドに入れてから広げなくちゃいけないから、まあ良いか?とそこそこでヘッドに圧入し、クリアランス調整をしようとフライスにセットしてセンター出しをしてリーマを下ろして行くのですが、旋盤の時と同じでまったく削れません!


いやー、困った!...

ヘッドに入れてしまってからではどうしようも有りませんから兎に角何度も何度もリーマを通して少しずつ広げて行って、

最後はちょっと特殊な方法で何とかクリアランスを出せました。(企業秘密なのでゴメンナサイm(__)m)


このヘッドはバルブガイドは交換しても、特別リフトの高いカムをセットする訳では無いそうなので、

これからシートカットをするのですが、余り大胆に?カットをする訳には行きません。

バルブの突き出しを多くし過ぎてしまうと?

クリアランスをとる為のシムがドンドン薄くなってしまいますから、なるべく削り代が少ない段階で45度の当たりを取らないといけないので慎重に進めました。


今は寒い時期なので、こうば で一人で黙々とやれて良いですが、これが夏場だと汗だくで...

でも、やっぱりこう言う仕事をやらせて貰って居る時って、時間を忘れて居られるので好きです!(^^)


それでは、この辺で...

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RB26バルブガイド入れ替え。

garage nakamuraです。

お友達の同業者の方からRB26ヘッドバルブガイド入れ替え等の仕事を頂きました。


有り難いお仕事なので気合を入れて作業させて頂いて居ます。(^^)


純正のバルブガイドを抜き取って新たにガイドを入れ直すのですが、

純正とは違う材質のガイドを一緒に預かって来ています。


純正のガイドは、俗に言う 鋳物製 の物ですが、アフターパーツとして販売されて居る物の殆どは ブロンズ関係 の材質の物が多いですね。

今回お預かりして来たガイドもブロンズ関係の様なをしています。

このガイドは国産品では無くて、外国製の様ですので、詳しい成分等は判りませんが、多分アルミ青銅系かな?と言った色合いです。


インテークとエキゾースト両方なのですが、エキゾーストは外径も内径仕上げられているのですが、

インテークは外形も内径も仕上げ前の半加工品でした。


まずは、ノーマルのガイドを抜き取る為にヘッドを暖めなければなりませんので、コンロに鉄板を乗せて温度を上げている所です。

当たり前ですが、冬場は工場の中が暖かくなって良いです。(^^)v

これが夏場だと、暖まるのは速くて良いのですが、体も温かいを通り越して汗びっしょりでちょっと辛いです...笑)


120度以上に暖めてから抜くのですが、冬場の場合は一度に24本全部は抜けないので(温度が下がって来てしまうので)

インテークが終わったら、もう一度暖め直して、次にエキゾーストと言う様に2回に分ける場合が多いです。


取りあえず、無事に抜き終わりました。


この後、温まっているうちに新しいガイドを入れてしまえば手間も省けるのですが、

抜いた後のガイド穴の点検や細かいバリ等の掃除も有りますから、一旦冷まして(翌日まで)それからガイド入れの作業になります。


で、この後ガイド穴の寸法を確認してインテークの半加工品のガイドを旋盤で寸法仕上げして入れるのですが、

いやー!久々にハマってしまいました...(^^ゞ


長くなりますので今日は、この辺で...m(__)m

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