カムシャフト | garage-nakamuraのいやはや速い!

A型用カムシャフト比べて見ました。

garage nakamuraです。

サニトラに使う予定のカムと私の お宝カムシャフト を引っ張り出して比べて見ました。

(どちらも私の物ですが 笑)

 

左右のカム、どちらが お宝カム か判りますか?

 

私も今までしみじみ見比べた事が無かったので、今回改めて見比べて(外見だけですが)そんなに違わないかな?と...

ヒントはバルブリフトの高そうなカムが お宝カム です。(^^)

 

 

そうです!C6の刻印の有るカムが高回転までパワーの出るカムです。

A型マニア?の方ならご存知だと想うのですが、結構有名なカムですよね?

今はもっと新しいカムが出来て居るようですが、私は見た事が無いです...

 

 

このカムもノーマルカム加工して貰ったカムです。

私の使ったカムは総てノーマル加工品だった様な記憶なんです。^^;

何故か?

 

それは加工カムの方が小さくなりますから、回転半径も小さくなって高回転まで回りやすいですから!(^^)v

 

 

と言うのでは無くて、ただ単に素材加工のカムが買えなかっただけ と言う落ちです...^^;

 

まだ こうば を出していない時で、取引の仕方も注文の仕方も判らないまま、

担当の方に電話に出て頂いて、お願いして削って貰った覚えが有ります。

 

まず1本目(C6じゃないです)お願いします!だけでお任せです。

いやいや、余り回らない...

 

それでは!と言う事で2本目、もっと回るカムをお願いします!

と出来上がったのが今回使うカムだったと記憶しています。

 

実際に回してみて?

8000rpm位でパワーが落ち込んで来ます。

う~ん、A14のクランクだとこんなものなのか?

 

又、お金を貯めて 笑)

すみません、先日のカムを こう言うエンジンで、バルブ高さが、スプリングのセットが、圧縮が、etc ...

と、有る程度細かく、尚且つ丁寧に(生意気に聞こえない様に)説明して、

もっと回るカムを下さい!とお願いしたんです。

 

そしたら、そうですか、だったら もう最後のカムしかないですね!

もう期限も切れるから良いかな?

と言って削って貰えたんですね。

 

期限と言うのはマイナーツーリングで310サニーのレースが終わるからと言う事だったみたいです。<古い話です。笑)

有る程度話をすれば、程度もレベルも判る人には判るものなんですね!

 

どんなに知ったかぶりをした所で、出来ない人はいつかボロが出ますよね?

自分で気が付かないだけで、相手はちゃんと見抜いているものだと想います。

 

あれ、横道ですね。(__)

で、早速入れ替えて軽く慣らしをした後の全開!

カムってこんなにエンジンを別物にするの!?って位に変化が有りました!

 

今まで8000rpm位から落ち込んで行ったパワーが8500rpmを超えてもモリモリです!(^^)v

レースでサーキットに行っていた頃に(まだ何も判って居なかった頃)エンジンの話が出る度に、皆が皆 カムだよな~!

と話をしていたのが、その時初めて自分自身で身を持って経験出来たと想って居ます。

 

実際にはカムシャフトだけでは無く、そのカムを使いこなす為の色々な部分の設定が有るのですが、

その設定を身に付けてしまえば?

どんなカムでもそれなりに使いこなせる様に成る訳ですね。

 

沢山の試行錯誤の結果、身に付けたノウハウこそが 技術や腕 と呼ばれて居るものなんだと

↑のカムを見ていたら、先輩たちが話をしていた、遠い昔を思い出してしまいました。(^^)

 

それでは、この辺で...

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A型用カムシャフト齧り始めですね。

garage nakamuraです。

サニトラに載せるA型エンジン用のカムシャフト齧り始めの状態で、このまま使うかどうか考えて居ました...

 

このカムを今度のエンジンに使うのは決定なのですが(お宝カムはまだ出番では無いので!^^;)

よ~く 目を凝らして眺めていたら?

やっぱり 齧り出していた跡が見えるんですね。

 

A型エンジンの場合、私の場合はメタル関係よりもカムシャフト&リフタ-部分の方が潤滑が厳しい印象が有ります。

ただ、今回使うカムは随分昔に削って貰ったカムで 組んで回して、余り元気良く回ってくれなかったので直ぐに抜いてしまって置いたカムなんですね。

 

気持ち先走りで、自分の腕は棚に上げて?もっと回るはず!上まで行ける筈!とムリグリ回しちゃうから余計に色々な部分に負担が掛かります...(ーー;)

 

その当時は、オイルも安物のオイルをそのままですし、オイルポンプもノーマルのシム増し程度の油圧ですからしょうがないと言えばしょうがないのですが。笑)

だから、画像の様にカムのヒール部分から 齧り が始まってしまいます。

 

画像が悪くて良く見えないのが申し訳ないのですが、

カムがリフタ-を押し始めて最大リフトになってから、リフトが下がり始めて来るのですが(画像で右回りです)

開き側よりも閉じ側の方が8箇所同じ様に 荒れています。

 

 

何故か?

私の想像ですので軽く流して頂きたいのですが、

押し始めは、クリアランス分のオイルカムとリフタ-の間に有りますが、リフトが上がって行くにつれ、カムとリフタ-間のオイルは荷重&面圧によって潰されて油膜が薄くなって行きますね?

 

最大リフトが過ぎる頃が一番油膜が薄いと言いますか、潤滑が厳しい状態になるのではないかと?

どのカム山も同じ様な症状ですのでこの考えで良いかな?と私は捉えて居ます。(^^)v

 

で、今年の目標のF1フィニッシュ(笑)に向けて、ちょっと磨いてみたんですね!

磨くと言ってもサンドペーパーは1000番以上で軽くで、後はコンパウンドで簡単にです。

 

すると、見え出して来た傷が有るんです。

判りずらいですね?

 

赤丸の矢印(のつもりです。^^;)の部分に丸いつぶつぶ凹みが有りますよね?

これを無視してガンガン回していると、ここから齧りと言うより、破壊が始まります。

文字で伝えるのは難しいのですが、カム山が 崩れ出す と書けば良いんでしょうかね?

溶岩の表面の様な感じになると言えば判り易いですかね。

 

そうなると、リフタ-もカム当たり面はザクザクになってしまいますから、当然使えなくなってしまいます...

 

潤滑の問題だけでなく、バルブスプリング設定を間違えた場合も(通常は強すぎ)出ますが、

最悪はバルブスプリングのドン付き(全圧縮)ですね。

これは組む前の段階の話ですが、ギリギリで追っかけて行くと、(何も考えて居ないとも言います。笑)

エンジンを開けた時に 泣きそうになります。(ーー;)

 

今回のカムはそこまでは行かずに済んで居るのですが、

このエンジンにお宝の中空のバルブリフタ-を使うかどうしようか、

ノーマルリフタ-で様子を見て、一度バラシテ当たり具合を見てから投入しようかなと?

 

自分のエンジンを長い時間触っている時間が取れないので、そんな事を考えながら希望を膨らませて居ます。

そんな時間がたまらなく楽しかったりするんですよね!(^^)v

 

それでは、この辺で...

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隼 ハヤブサ エンジン カムシャフト

garage nakamuraです。

前回に続き 隼 ハヤブサ エンジンカムシャフト周りの話です。

 

NAエンジンですから、インテークとエキゾーストのカムは、ある程度違ったカム設定になっているんだろうな?

とは想って居たのですが、実際に現物を見比べてみると結構な違いにチョット驚きました。(それ程の事ではないですが、^^;)

 

リフトは勿論なのですが、ヒール部の形はまったく別物の様に見えます。

 

まあ、まだ先の話になるのですが、今作っているA型エンジンを味わったら、

この隼エンジンを載せて楽しむつもりで居ますので、その時の為にも、又 他のエンジンの為にもこのエンジンの秘密?を探っておきたいと考えて居るんですね!笑)

 

取り敢えず、カムのプロヒィ-ルは取って置こうと想ったのですが、

このエンジン、ヘッド単体プロヒィ-ルを取るのにそのままでは分度器をセットする部分が見当たら無いんですね...

 

あ~これはアダプターを作らないとセット出来ないな?

 

何時作るの?(どっかの予備校の先生風に(^^))

 

気が向いたらでしょ!?

 

 

じゃ無くて、やっぱ今でしょ!(^^)v

 

とばかりに旋盤で削り出しました。(^^)v

 

 

で、こんな感じでセットしまして、目を細めて?読み出して、書き込みました。

 

まだ、グラフに書き出しては居ないのですが、計測していると分度器とリフト具合で何となくどんなカムなのか?

過激なのか?おとなしめなのか?とか、ある程度は想像が付くのですが、

見た目よりも過激なカムではないのかな?と言う印象です。

まあ、ノーマルカムですし、どんな腕のライダーが乗るのか判らないで販売するのですから当然なのでしょうが...

 

どんなステップでこのエンジンを楽しんで行こうか?

まだまだ先の話なのですが、毎日 毎日 楽しく過ごさせて頂いて居ます!?^^;

 

それでは、この辺で...

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カムシャフトのプロフィールを計測しています。

garage nakamuraです。

RB26改RB28に使うカムシャフトのプロフィールを計測しています。

 

私のRBエンジンに対してのカムのプロフィール計測の場合は  の画像の様にヘッド単体の状態で取る様にしています。

ヘッドは何も組み込んでいない状態で、計測するバルブリフタ-ホールにリフタ-を入れます。

そして、カムシャフトをセットしてカムキャップを取り付けます。

これで、リフタ-は落ちませんね!笑)

 

その後、ヘッドを裏返しにしてバルブを燃焼室側からバルブガイドに差し込めばOKですね?

画像でもバルブが見えると想いますが、可也出っ張って見えますよね?

これは、ノーマルバルブではなくて、FJ20 のインテークバルブなんです。

 

何故かと言うと、RB26のバルブよりも全長が長いので計測するのにちょうど良いんですね!(^^)

カムシャフトの総ての動きを見たい訳ですから、バルブがバルブシートに当たってしまっては見えなくなってしまいますからこう言う状態で見たい訳です。

 

それに、有る程度の重さがバルブリフタ-に掛かっていないと、カムの動きがきちんとバルブに伝わりませんね?

 

で、ここまでセット出来たら、カムシャフトのセンターに合わせて分度器を取り付けます。

自分で見やすい位置に合いマークを持って来て、ダイヤルゲージをセットして計測開始と言った感じです。

 

この計測方法ですと、がまったく要りませんし、好きな所で止められますから、凄く楽だと想いますよ。

計測しながら、メモに取って置いて、後からグラフに書き直せばプロフィールグラフになる訳ですね!

 

 

その時に、そのままの角度数を書き込めばカム自体のグラフになりますし、

クランク角度に対するカムの動きを確認したいので有れば、リフトあたりの進む角度を2倍にしていけばクランクの動きに対してのバルブのリフト具合が書ける訳です。

 

興味の無い方には 犬が星を見ている状態 だと想うのですが...^^;

 

ヘッドもブロックに組み付けた状態でカムのプロフィールを見ようとすると?

RBエンジンの場合は、カムとリフタ-の隙間が狭いので計測がやりずらいですよね?

それに、バルブスプリング等も組み込んだ状態でクランクを回して見ていると、中々自分の想った所で(リフトした所で)止まってくれないでしょう?笑)

 

この方法だと、バルブとリフタ-1個ずつの重さしか掛かっていませんからどこででもカムが止まります。

この方法で、プロフィールを見ておけば、本組みした際にバルタイを決める時もトップセンターで決められますから、

その状態ならば、ダイヤルゲージの針をリフタ-にセットするのも簡単ですね!簡単でしょ!?(^^)v

 

RB等のツインカムヘッドならば上記の方法で見れますが、L型はちょっと無理ですね...

ちなみにA型エンジンの場合は、ブロックバルブリフタ-をセットしてカムシャフトを組んで、

カムのセンターに分度器をセットすれば計測出来ますね!

 

当然、プッシュロッド等をセットしてそこにダイヤルゲージをセットすれば?

カムリフト(プロフィール)が見れる訳です。

それをグラフ化したい場合には、ロッカーアーム比(ノーマルは1.44でしたっけ?笑)を掛けた数字を入れていけば(バルブリフト)良い訳です。

昔有った、オプションの1.5のレバー比のロッカーアームを使うと?

 

同じカムでもバルブのリフト量が違ってくる訳ですから、

それは、カムのプロフィールが違ってしまうと言う事になってしまいますよね?...

この辺が、直打式とロッカーアームとの違いなんでしょうけども、奥が深いと言われている部分でも有るんでしょうね!(^^)

 

それでは、この辺で...

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