33GTRデフカバーアルゴン修理。
garage nakamuraです。
33GTRのリヤデフカバーのクラックをアルゴン溶接で修理しました。
度々登場して貰っている たかっちさん のトラブルだったのですが、
この方オイル交換(エンジン、ミッション、デフ)はご自分でやられています。
私の所からオイルを購入して頂いて、自宅のガレージで休日などを利用してメンテナンスしています。
エンジンオイルを購入して貰ってからのお付き合いなのですが、もう16年にもなります。(お互い年をとったな~と...^^;)
で、今回も近々サーキット走行が有ると言う事でデフのオイル交換をやっていたそうで、
入れ終わって、ドレンプラグにシールテープを巻いて締め込んで居たら、
最後の最後に パキッ と音がしてカバーにクラックが入ってしまったそうです...
先日、ハブベアリングの時が プスッ で今回が パキッ て?
電話で連絡を貰って話を聞きながら、
そんなに強く締めた訳では無いとの事でしたが、まあそれはそれで起きてしまった事なのでしょうがないですから、とりあえず液体ボンドを割れ口に塗りこんで自走して来店して貰いました。
車を確認するまでは、デフを降ろしてカバーを外して溶接かな?と考えていたのですが、
ハイキャス関係の部品を外せば何とか溶接トーチが届きそうな雰囲気です。
塗りこんだ液体ボンドのおかげでオイルも漏れ出しては居なかったので、そのまま作業開始しました。
時間も無かったので、作業前の画像は撮り忘れてしまったのですが、クラックにボンドが入り込んでいますから綺麗には取りきれないんですね。
少しのオイルや汚れが有っても溶接の部分が焦げて中々綺麗に付きません...
盛っては削り、盛っては掃除を数回繰り返して何とか修理完了となりました。
イメージ的には溶接ビートが綺麗にうろこ模様になるはずだったのですが、横向き溶接(垂直)だし、オイルの分子が鋳物の中にしみ込んでいますから綺麗な面にはなりませんでした...
Vスペックのアクティブデフから機械式のデフに換えて練習を積んでいる所ですから、そのうちオーバーホールもする事に成ると思います。
その時にはもう一度綺麗に溶接しようと考えています。笑)
それでは、この辺で...
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