カムシャフト プロフィール計測です。
garage nakamuraです。
カムシャフトのプロフィール計測中です。
(人によってはリフトカーブと言う言い方をする人も居ますが)
業者さんからの依頼で私は見た事がないエンジンのカムシャフトです。笑)
でも、私が見た事が無いだけで、特別なエンジンと言う訳ではないです。
以前にもカムシャフトのプロフィールの計測を書いた事が有りますが、その時はヘッドにカムシャフトを取り付けて採っていました。
今回は私の所にはヘッドも無いですし、ヘッドまで持って来てもらうのも面倒ですし、
4気筒のカムなので特別に冶具等も作らなくても私の旋盤に咥えられるので分度器を取り付ける簡単な冶具を作って計測しました。
暫くぶりの作業ですし、ヘッドに取り付けての分度器よりも目線が遠くなるので目がショボショボしてしまって...笑)
覚えたての頃に毎日毎日薄暗い車庫の中で分度器とダイヤルゲージの針を一心に見つめながら、
あ~でも無い、こ~でも無い、と頭がおかしくなるほど悩んで悩んで...
日に日に視力が悪くなって行くのがこの時期だったんだな?と後から気が付きました。^^;
でも、投げ出さずに自分なりに理解出来るようになるまでのめり込んだから今の自分が有るのかな?
と感じています。
最初の頃は計測した数字を診てもグラフに書き出しても
犬が星を見ている状態 でした...^^;
(自分で書き出してるのにね!)
カムシャフトを征する者はエンジンを征する と昔から言われていますが、
私などは まだまだそんなレヴェルではないですが、それでもカムシャフトの動きが判れば、
ポートは?燃焼室は?ピストンヘッドの形状は?バルブスプリングのセットは?
オーバーラップ時のガスの流れは?ピストンとバルブのクリアランスは?等など兎に角考えが浮かんで来て、
色々な事と結びつけて考えがられるようになる様な気がします。(あくまで気がするだけだったりしますが...)
何本も計測してみて使ってみて比較する様になってくると、
あっ、ここがこうだからこんな変化なんだな!?とかが自分なりに感じ取れてくると楽しくなるんですね!
カムシャフトを征する者はエンジンを征する とは言っても、
それは凄く高いレヴェルの話であって、その前にやらなければ 身に付けなければ ならない事が山ほど有な気がしますし、
だからエンジンって面白いんだな~!と感じています。
仕事や趣味と言う枠にとらわれずにエンジンに熱くなって居る人って、
自分にしか組めない 作れないエンジン を目指して居るのではないでしょうか?
私もそんな一人です!
それでは、この辺で...
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正々堂々と真正面から向き合うことが大切な事なんだと感じています。
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