RBエンジン関係 | garage-nakamuraのいやはや速い!

昨日の つくば1000 

garage nakamuraです。


昨日18日は朝から夕方4時過ぎまで つくばサーキットに居ました。

つくば1000の方で33GTRのお客さんが走行会に参加で、2000の方で最近お見えになったFDのお客さんがファミリー走行で走られると言うのでお供&見学でした。


FDの方は一週間ほど前にアライメントを調整させて貰って居まして、走行を見るのは初めてです。

走るのが数日前に決まったようで33GTRの人の方が先に連絡を貰っていましたから、時間がかぶらなければと言うことで、

13時15分~の走行だけ見せて貰って、その他の時間は つくば1000 の方で33GTRの走りを見ていました。


走行は15分を4回走って最後の4回目でその日のベストタイム 42秒249でした。


あの暑さの中ですから、ドライバーも3回目の走行あたりは、バテ気味でした。^^;

4回目の走行の時は、走る前に私が一言。


これで今日は最後の走行ですから、コースインの時になるべく前の方に並んで走り出して下さい。

で、5週目までに今日のベストタイムを出すように集中して下さい。

その後はラインを変えてみたり試してみたいことをやって下さいと...


結果はその通りだったのですが、本とは朝一番目の走行でベストタイムが出るのが本となんですね。

コースにも車にも十分慣れて居ますから、今の時期の暑さを考えるとそれが当然なのですが、どうもスロースターターの癖は中々抜けませんね。


見ている方も日陰では走っている所が見えませんし、あまり場所を変えずに見たいので同じ所で見ていたのですが、

日焼けで腕も首筋もヒリヒリです...


15分の走行とはいえ、あの厚さですから水温も後半は90度オーバーです。

油温も上がり気味で110℃台ならばOKなのですが、120℃を超えて来ているようです。

先日9日に走った時も同じようだったのですが、昨日はちょっと試しに左前側のウィンカーを外して見ました。

この車はHKSのオイルクーラーが付いています。


3回目走行の時からです。<ドライバー1本で簡単に外せますからね。

本とはウヲータースプレーを付ける予定なのですが、中々時間が合わず加工出来ていません...


で、走ってみたら見事にそれまでよりも5℃以上下がります。

思っていた通りに風が抜ける様です。


この辺の加工も含めて冬場のタイムアタックに備えましょうか?と話がまとまりました。


それにしても真夏のサーキットは想像以上に体力が消耗します。

毎年行ってるのに のどもと過ぎれば暑さ忘れる なのでしょうね...www


それでは、この辺で...


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RB26のECUユニット交換

garage nakamuraです。


先日RB26のコントロールユニットが調子悪いと言う事で連絡を貰いまして点検後、ユニットとロム交換をしました。

32GTRには年式によって5種類のコントロールユニットが有ります。


発売時に付いていた物が

R128

R138

R280

R281

R282

とこんな感じだったと記憶しています。<もし間違っていたらすんません。^^;


上記の5種類はそれぞれ互換性が有って、どれをどれに付け替えても普通に動いたと思います。


今回依頼されたのは、最終型の R282 のタイプだったのですが、

普段はほとんど乗らないで車庫の肥やし?にされている車のようです。w


今まではコントロールユニットが壊れると言うのは32GTRの場合は、

純正のロムのハンダ付けの部分を外す時に失敗して基盤を痛めてしまったとか、

ソケットやスクランブル用の基盤をハンダ付けした際、上手く付いて居ない等の原因がほとんどだったのですが、

今回の場合は、当てはまらないようです。


始動時にチェックランプが点滅したりしなかったりで、時々プラグがかぶってしまったりしたようです。

あまり乗らないで居るのも湿気が溜まったりで電子関係の部品にとっても良い事では無いと感じています。


今ではほとんど以来は有りませんが、当時HKSのドラッグが龍ヶ崎で開催されていた頃は随分と触りました。

沢山売れたと言う事では無くて、セッティングで色々とデータを作ったと言う事です。

(有名じゃなかったので売れませんでした...^^;)


この32GTR用のロムで凄いのが有ったんですよ!

意味は若干違うのですが、ミスファイヤリングロムと言って、

停止状態でアクセルを開けていくとエンジン回転が上がって行きますが、

その時にブーストも上がって行ってフルブーストになるんです!


セラミックタービンは簡単に1,2キロまで上げられますし、

ノーマルエンジンに45Sのウエストゲートでも車が停止状態でもゲートが鳴きました!フルブーストです!(^^)v


スタートが  のドラッグレースですからこれは最高の武器でしたね!!


で、スタートすると当然スピードが上がって行きますが、この時2キロ単位で読んでいるマップを切り替えて行けるんです。

スピード信号は1ビット2キロとプログラムされていましたね。ノーマルもそのままです。


ですから、スタートしてからスピードが上がって来て各ギヤでの守備範囲に合わせて回転軸、付加軸も分けて別々にマップが持てるんです。


勿論、点火と燃調と別々にです。


ですから、ほんとに合わせ込もうとしたら、全部で燃料と点火のマップだけで20面以上作れるんですね。

もう頭の中がぐちゃぐちゃですよ...<パンクしそうになります。


乗って総てを判断するなんてとても出来ませんからデータロガーを取り付けて吸い出したデータとにらめっこです。

ご飯なんて食べてる暇が無かったですね。^^;



今となっては懐かしい思い出ですね。


この修理をしたコンピューターは普通の一面だけのロムでしたが、

やっていてふとそんな事を思い出しました。


それでは、この辺で...

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オーテックステージア燃料ポンプ交換

garage nakamuraです。

先日オーテックステージア燃料ポンプの交換をしました。

このオーテックステージアは中古で2万キロ後半走っているものを購入された車両なのですが、

走行距離が3万キロ位の時、12月の24日、そうクリスマスイブの日ですね!

その日の夕方突然エンジンが止まってしまいましたと連絡をもらいました。


原因は燃料ポンプが壊れてしまっていたので、その時点で純正のノーマルポンプと交換して有りました。

3万キロで壊れるのはちょっと早いなとは感じたのですが、こう言う当たり外れの部分はどうしようも無いですね...


この時点はブーストも含めて総てノーマルでしたが、その後間もなくエンジン本体はノーマルのままでフロントパイプだけちょっと太い物に交換して(マフラーはノーマルのままです)

motecのm4を付けてブーストを1キロにして乗っていました。

motecを付けた時点で燃料ポンプはノーマルの電圧変化のモジュールを通さずにバッテリー直で動かしていました。

以前、インテークマニのガスケット交換で登場してもらった あの車 です。(^.^)


現在走行距離が約18万キロですからmotecをつけてから、燃料ポンプをバッテリー直で動かし始めてから約15万キロ程走行した事に成ります。


いまだに燃料ポンプは壊れずに動いているのですが、そろそろ交換したいのですが...

と連絡を貰いまして、それでは先日外した33GTRの燃料ポンプが走行5万キロ位でしたからそれと交換しますか?

と言う事で今回交換する為に外して並べて有るのが↑の画像です。


黒いゴムカバーが付いている物が33GTRのポンプです。

オーテックステージアのポンプ取り付けは32GTRと同じ方法なのですが、33GTRは燃料タンクの形状の違いから取り付け方法も変わってそれに伴いゴムのカバーが付いています。


そのままですと取り付け出来ないのでゴムを切り離してついでにガソリンの吸い込みフィルター部分も付け替えて無事に交換が済みました。


カタログ値では若干33GTRのポンプの方が吐出量は多くなっているように記載されていますが、ゴムとフィルターを外してしまうと外見上はまったく同じですね。

取り付けもボルトオンで出来ます。


今まで使っていたポンプを外す前に燃料タンクからガソリンを抜く為にポリタンクにホースを差し替えて動かしてみて、

交換後も動かしてみて吐出量の違いを見てみたのですが、若干、交換後の方が勢いが良さそうでした。(^.^)V


壊れる物は3万キロも走らずに壊れてしまって、長持ちするものはバッテリー直で使って15万キロでも壊れずに使えている事を考えると...

たぶん交換した人の人柄が良かったのでしょうか?^^;


それでは、この辺で...

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RB26グループAピストン


garage nakamuraです。

画像はRB26のピストングループAの時に使われていた物と聞いています。

聞いていたというのは私が組み付けて使ったピストンでは無いのです。


ニスモフェステバルでお客さんが買ってきてくれた物で1個だけ持っています。^^;

確か当時は新品が買えたんですよね。

値段は1個16万円位だったと!

1セット6個使うとなると約100万円<ピストンだけで...

メーカーはイズミ製と記憶しています。

径は86mmですからノーマルと同じサイズです。


ノーマルの新品ブロックを購入してもシリンダーサイズが仕上げられて居ますから、

もしこのピストンを使うとなるとサイズが合わない場合等も有りますから難しいところですね。


ワークスの場合は仕上げ前のブロックをこのピストンに合わせて掘りますから問題無いですし、

ブロックその物が市販品とは違う材質を使って居ましたから綺麗に回る耐久性の有る腰下(ブロック部分)が実現出来たんですね。

俗に言う 試作ブロック ですね!


日産の場合はA型の頃にはこの 試作ブロック と呼ばれているブロックが存在していましたね。

裏側を見るとちょっと色が赤っぽいと言いますか、肌の細かさが違うブロックが有りまして外見上は見ても判りませんでした。


画像ではピストンリングがチタンコーティングされた物になっていますが、当たりはよく見えないですね...<すみません。^^;


使用していたピストンで使用時間は判らないのですが磨耗がほとんど無い状態で 線当たり と言われている様な綺麗な当たりになっています。


チタンコーティングは磨耗が少ないとは聞きますがこう言う当たりを見ると確かに頷けますね。




裏側の画像を見ても綺麗に丁寧にバリ取りされているのが判ります。

このピストンの形状は当時走らせていた日産CカーのV8のレーシングエンジンが有ったのですが、そのピストンととても似ています。

やはりレースで築き上げた実績と言うのは揺ぎ無いものが有るのでしょう。


最後の画像はピストンヘッドの画像です。

インテーク側だけにリセスが有ります。

グループA当初の頃はカムも作用角の大きいリフトの有る物を使って居たと聞きますが、終盤はそれほどでもない作用角もリフトも少なめのカムに落ち付いたと聞いています。


リセス部分を見ても余り感じられませんね...


とても頑丈そうなピストンで一度はこんなピストンでがんがんブーストを掛けて思いっきりエンジンを回して見たいなと妄想にふけっています。www


それでは、この辺で..

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燃料ポンプが壊れていました...

garage nakamuraです。

先日の33GTRのトラブルの件なのですが、燃料ポンプが壊れていました。


燃料フィルターを交換して念の為に燃料ラインもインジェクター部分のチューブ燃料レギュレーターを外してエアブローしたのですが

エンジンが始動せずだったので、

もう一度のタンクの蓋を外して満タンに近いガソリンをポリタンク2本に抜き出してポンプを取り出して発見しました。


燃料フィルターも確かに可也汚れてはいましたし、その部分との因果関係は後述しますがまずは画像を見て頂きたいと思います。

アップで写っている部分の真ん中に穴が有りますが穴の 所に黒いゴムが見えますよね?

これはこの丸い部分に入っているダイヤフラム<と言う名前で良いと思うのですが...

が、破けてしまっています。


ここの部分は、ポンプが電源ONで動き出してガソリンを送り出すのですが、ある程度の圧力以上に成るとこの穴からガソリンを逃がすようになっています。

インタンクのポンプですからここからガソリンがリリースされても問題ないわけですね。


このポンプは純正形状のノーマルからポン替えのポンプなのですが、燃料ラインやフィルターがもし詰まってしまった場合に圧力が上がりすぎてしまって、燃料ポンプや燃料ラインに過度な圧力が掛かるのを防ぐためにここから圧を逃がしているわけです。


確かこのポンプはリリーフ圧が5K/cm2 か5.5K/cm2だったと記憶しているのですが、何かの拍子にそれ以上に圧が上がってしまったのだと思われます。


そこで本来であれば、ここの穴からリリースしている訳ですから、それで済むはずなのですが、その圧を受け止めているダイヤフラムが破けてしまった為にガソリンがここからジャジャ漏れしてしまい、燃料ラインの圧力が上がらずにエンジンが始動しなく成っていたと思われます。


ノーマルよりも吐出量の多いポンプですからそう考えるのが一番妥当かな?と受け止めては居るのですが、

初めての経験です。


このポンプだけがたまたまハズレだったのか?

それともここのバルブが開いてしまうと総てのポンプが同じような症状になるのか?


ちょっと疑問です...


オーナーさんと連絡を取って説明はしたのですが、

ノーマル形状のポンプで容量アップ品はこれしかないのでもう一度同じ物を取り付けて様子を見ましょうと言うことになりました。


メーカーさんの方にもお伺いはしてあるのですが、まだ返事は来ていません。


今度は長く頑張ってくれると良いのですが...


それでは、この辺で...

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ガソリンフィルターがこんなに汚れているとは!

garage nakamuraです。

RB26のガソリンフィルターから吐き出された汚れですがこんなに汚れているとは思いもしませんでした!

サーキットを走っているたかっちさんの33GTRが先日29日、

台風が来ていた時にうちに向かいながら圏央道を走っていたら、突然エンジンが止まってしまってそのまま再始動しません...と電話が入りました。


雨でしたし、別段飛ばしていた訳でも無く突然ガス欠のようにす~っと止まったと聞いたので、

電気関係のトラブルかと思ってパワトラ、クラク角センサーを工具と共に車に積み込み向かいました。


約1時間ほど掛かって現場に着いてまずパワトラ交換、セルを回すと一瞬初爆は有るもののエンジンは始動しません。

それでは!と言うことで今度はクラセンを交換してみるもの状況は変わらず...


燃料ポンプはバッテリー直で駆動しているのですが、スイッチのON&OFFにちゃんと連動しています。

イグニッションコイルは持って行かなかったのですが、コイルが一度に6個総て壊れてしまうと言うのはまず有り得ないですし、

それだと止まる前にブスブスやガクガクと言った症状が出るはずですからそれはちょっと考え難いです。


ただ一つ気になったのがガソリンポンプの音がなんとなく軽い音になっているかも?<雨風の音と通り過ぎる車の音で良く聞こえませんが...

フューエルチューブ手前のホースをつまんで見ても余り硬く(燃圧がきっちり掛かっている)無いような?<微妙な硬さです。


とりあえず、出口料金所まで少しだったので牽引で行っちゃいました。^^;

駐車場に車を置いて貰う様に確認を取って、うちに工具と部品を取りに戻ったのですが、

台風の影響で雨&風がどんどん強く成って行きます。


あの駐車場でポンプ関係をばらして点検や交換ではちょっと厳しいかな?と言うことで、

知り合いの板金屋サンからローダーを貸して頂きUターンで取りに行き、ずぶ濡れになりながらやっとの思いでうちに持って来ました。


翌日は別件で車に触れずに31日に修理&原因究明です。

燃料ポンプは最近取り替えたばかりなのですが、まずはポンプから点検と言う事で、

トランクを開けて33GTRから採用になったあの補強プレートを外していきます。


ガソリンがほぼ満タン状態でしたのでポンプは外さずにホースを繋いでポリタンクに吐き出しさせてみるとちゃんと動いています?


ガソリンフィルターだったらエンジンがいきなりストンと止まる前にちょっとは前ふりが有る筈なんだよな~?

と考えながらもタンク側からエアーで吹いてみて、フューエルチューブ側にタオルを当てて置いてブシュブシュ吹いてみたら

なんとま~!今まで見た事も無いような真っ黒な汚れが付いているでは有りませんか!<中々出ませんでした。


やっぱり燃料ホースを指でつまんでみた時に何となく硬さが足りない(圧が掛かりきっていない)と感じたのは気のせいでは無かったようです。


長くなりましたのでこの続は又後日と言う事で...^^;

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33GTRーFRでサーキット走行その2

garage nakamuraです。

昨日の続きで33GTRをFRにしてサーキット走行第2弾です。(^.^)


1回目の走行は雨の量も多くドライバーもちょっと戸惑ってしまい思うようにアクセルも開けられず、

ストレスが溜まるような状態だったのですが、2回目の走行時間の時には雨も殆ど止んで路面も乾き出して来た為にちょっと期待が膨らんで来ました。笑


コースインして2.3ラップ目からはグリップも上がってきたらしく1回目の時よりもアクセルも踏み込めるようです。<タイヤはず~っとラジアルを使っています。

1回目の走行の時は雨も強かったせいも有りストレートでも直ぐにホイルスピンするので殆どアクセルを全開にしていない様で<ビビリスイッチON状態ですね。

走行後に私が ”無理することは無いけれど、ストレートは一瞬でも良いからアクセル全開にしてちょーだい” と伝えて有りました。


雨なんですから滑るのは当然なんです。

それはドライバーも勿論判っているんですね。

ターボエンジンですからたとえアクセル全開でなくてもブーストが上がって来ればグワッとトルクが出て来るのでホイルスピンは抑えるのは難しいです。

それはしょうがないです。


ただ、ホイルスピンを抑えるためにハーフスロットルで乗っているのと、リヤが滑るのが怖くなってしまってアクセルを開けられないのはまったく別物です!

乗らされているんじゃなくて、乗っているんだ!自分がコントロールしているんだ!と言う意識が無いと上達は望めないです。

この辺は、考え方は人それぞれですから反論のある方もいらっしゃるでしょうが、実際に上手い人を見て見れば判りますよね?


上手い人は速い<速い人が上手いのとはちょっと違います...

この辺の話をもう一度確認して有ったのでドライバーも踏んでいます。


おおー、良い感じで踏んでるね~!となり始めた頃、異変が出始めました。

この33GTRはVスペックなのですが、Vスペックはデフが油圧制御なんですね。

ロックトルクが全然出ていなくて立ち上がりでリヤの片綸からだけ白煙が上がります?

普通のオープンデフの様な感じです。<少しは効いているようですが...


今まで気が付かなかったんですが33GTRのアクティブデフってロック率が非常に弱いんですね。

見ている限りではトルク2キロとかでしょうか?


私の勉強不足でした...

機械式のデフならば簡単なのですがアクティブデフは触った事が無かったのでこんな状態だとは知りませんでした。


アクティブ用のECUが付いているのでそれが触れるものかちょっと調べなければ成りませんね。

何も得る物が無かったのかと言うとそうでもなくて、ドライバーはそれなりに勉強になったようでしたが、

私はスッキリしない感じのままで悶々としています。笑


又変化が有りましたら書かせて頂きます。

それでは、この辺で...

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エアフロメーターの話続きです。

garage nakamuraです。

先日のエアフローメーターの話の続編です。

エアフローメーターを空気が通過してその通過した空気の量を電圧に変換してコンピューターに信号として送るのですが、

その送る電圧が例えば同じブーストでも毎回同じ電圧には成らない場合が有ると言う話でしたね。

ですから実際に燃料マップ点火マップを作っていく際に同じ所を読ませるようにするにはある程度幅を持たせたマップなり負荷軸設定をしなければ成らなくなるので

ここしかない!というような決め方、作り方をするのはどうだろう?と考える様に成って来ました。


ただ、ここでお断りしておかなければならないのは、私はエアフロだとセッティングが取れないとかエンジンが壊れてしまうと言っている訳では無いので誤解の無いようにお願いしますね。(^.^)


実際に車メーカーでは多くの車種に採用しています。

日産はずっと以前からですし、トヨタは1Jや2Jが出始めの頃は圧力式のDジェトロでやっていましたが、

途中から1Jなどがホットワイヤーのエアフロに変更になって居ますね。


私が思うホットワイヤー式エアフロの利点はズバリ低回転低負荷粋の扱いやすさだと感じています。

特別なスポーツカーではない車ですから購入する人の層もバラバラですし、それに伴って運転技術やそれに付随する考え方も様々ですね?

慎重なアクセルワークを心がける人も居れば、ラフなアクセルワークで踏めば前に進むでしょ?的な人も居るわけです...笑


圧力式のDジェトロですと負圧になったり、正圧に成ったりラフなアクセルワークしか出来ない人ではいくら純正のコンピューターが優秀なセッティングをしてあっても

ある程度のギクシャク感が出てしまう、出やすくなってしまう部分でも有るのです。


それに引き換え、エアフローメーターの場合はあくまで空気の流れた量を計測するようになっていますから、ある程度ラフなアクセリングであっても追従性は良いし、楽になって来るんですね。(程度問題ですよ!笑)


アナログ式のブーストメーターを見て貰うと良く判ると思うのですが、普通に街乗りで運転している時って目まぐるしく動きますよね?

負圧になったり、正圧になったり...(あまり気を付けて見ている人は少ないと思いますが、(^^ゞ)


詳しい話は割愛しますが、エアフローメーター(この場合ホットワイヤーとしておきますね)に空気の吸い込み量を計測させておいた方が、ドライバーの技量に左右される部分が少なく燃料調整等もやり易いと言うのが実際のところだと思います。


ただ、最初の冒頭にも書きましたように、高回転、高負荷部分においてはDジェトロの方が安定性は有る様に感じています。

ターボカーが全盛だった頃のレースカーも殆どがDジェトロで走っていましたね。

グループAの頃のRB26はエアフロだった頃も有りますが、いつの頃かは定かでは有りませんが、精度のめちゃめちゃ良いエアフロを使っていたようですよ。

聞いたところによると、1個100万円とも150万円とも!!

多分、センサー部分が   特殊金属(レアメタル等)だったし、量産品では無い部分で高くついたのでしょう?


チューニングカーに使う場合にその大きさ等から置き場所の問題なども有りますね。

ただでさえ狭いエンジンルームですから、なるべく風の影響などの無いしっかりしたエアクリーナーが付かないとセンサー部分の汚れに繋がります。

センサー部分が汚れてしまうと、正確な空気の量を測れなくなって実際よりも薄い空燃費になってしまったり、高い点火時期を読んでしまったりと常日頃のメンテナンスや点検も必要になって来ます。


と、色々書いては来ましたが、きちんとした取り付けが出来て、メンテナンスも出来る人でしたら余り気を使わずに使えるという点では便利な計測機と言う所でしょうかね。


低回転、低付加がエアフローメーターで高回転高付加部分はDジェトロでと言うようなシステムが有れば良いのでしょうが、それだと作りがちょっと複雑になってしまいますし、そう言う部分を考えると車メーカーって、とても大変なんだなと感じてしまいますね。


なんだかまとまらない話になってしまいました。(^^ゞ

それでは、この辺で...

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エアフロメーターって万能ではないでしょう?

garage nakamuraです。

先日のブログでエアフロメーターの話が出たので今回は私のエアフロメーターについての考えを書かせて頂こうかと思います。

画像のエアフロは右から インフィニテーの90mm RB20DETの80mm RB26STDの70mmのエアフロです。

同じ80mmでもよりパワーを求める場合などはRB20DETの物では無くて、Z32のVG30DETのエアフロを使った仕様等も有りましたね。


今現在のようにフルコンサブコンが一般的でない時分には純正のロムの中身を書き換えて対応していましたが、

ここ最近ではエアフロを取り払ってしまって変わりに圧力センサーやアクセルスロットルを基にした制御が多くなっているように感じています。

勿論、今でも使われている方もいらっしゃるでしょうし、それはそれで結構なことだと思いますよ。


私もロムを触るにあたって避けては通れない部分ですから随分と悩んだ経験も有ります。(^^ゞ

RB26ニスモのエアフロを適合させる場合等、ロガーを取りながらVQマップ(エアフロマップ)を可也変更して合わせてそれから付加軸を変更、マップ変更とやっていました。<結構懐かしいですね。


色々な車で(主にRB26が多かったですが)ロガーを取って行くとエアフロを使っているエンジンの場合、同じブースト、同じ回転数でも出てくる電圧が毎回少しずつ違って出てくるんですね。

エアフロ制御のエンジンの場合はこのエアフロが発生する電圧によって吸い込んだ空気の量を計測するようになっていますからその電圧のズレと言うのはマップの読む場所を左右する訳ですね。<他にも読ませるファクターは有りますが、エアフロが大きなウエイトを占めていると言う事です。

勿論、多少のズレは想定しておいてそれでも同じ空燃費、点火時期になるようにマップの読む部分を合わせるのですが、ほんとに突き詰めたセッティングをしようと考えた場合にはここの部分がどうなんだろう?と考えるように成って来る訳ですね。

高回転高付加の部分でセッティングで読んだ部分と違うところを読みに行ってしまって<例えば設定してある空燃費よりも薄い部分、点火時期の高いノッキングの出やすい部分。


そう言う部分も含めてセッティングを取ると言う事は、なんとなく曖昧な感じがしてスッキリしないですよね。<個人差や考え方の違いは有るでしょうが。(^.^)


長くなりますので今日はこの辺で後日続きを書かせて頂きます。

それではこの辺で..

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上手く乗れると火が出ます?

garage nakamuraです。

今回の画像は33GTRの たかっちさん が上手く乗れてる時にマフラーから火が出ている画像です。笑


先日お気に入りの画像を頂いたので了解を取ってアップさせてもらいました。


この車はmotecm800が付いているのでこう言う事も簡単に出来るんですね。


あ!わざと火が出るようにやっているのでは無いのでその点は誤解しないで下さい。

この車のエンジンはガスケット関係がメタル製になっているだけでピストン等もノーマルですからブーストが低いと言っても(普段は1キロです)なるべく温度は上げたくないので、エンジンにある程度負荷が掛かった状態からアクセルをOFFった時(戻した時)に冷却も兼ねて後噴射でガスを噴かせて居ます。


ノーマルでもなっているだろうよ!と言う方もいらっしゃるでしょう?    そうですね、確かになっています。<後噴射しています。

ただ、この車の場合はノーマルコンピューターよりもちょっと多目に尚且つ条件を絞ってと言う事です。


この辺の考え方についてはセッティングする人によって考え方は色々だと思いますが...^^;


それで、毎回アクセルをOFFった時に火が出るのか?と言うとそうでは無くて、上手く乗れた時だけと言う条件が付きます。

コーナー手前の部分で上手くアクセルを踏めてマフラーがある程度温度を持っている時だけ↑の画像のように上手く踏めた 証拠 が出るんですね!(^^)v

上手くエンジンを使ってあげると言う事は外気温燃焼温度の  を大きくすると言う事も言えると感じています。


上手くコーナーが抜けられなくて本来アクセル全開にするべき所で踏み切れて居ない時などは出ない様になっています。

まあ、最初からそう言うセッティングにしたという訳では無くて火が出たのは副産物ですが...<冷却は最初から計算ずくですが。


コースインしている車が多いと  で 乗れ具合 を聞き分けるのも難しいですから目でも確認出来て私的には重宝しています。

こんな事を書くと、ガソリンもったいないだろうよ!とかの反論の方も居るでしょうが、高回転高負荷部分だけですよ。

まあ、サーキットを走るのに余り燃費を気にする人も居ないでしょうし、そんな人はサーキットを走らないでしょうがね?


火が出ない時はちょっと白っぽい煙のように見えるか、ちょっと黒っぽく黒煙を噴いている様に見えるのですがそれはしょうがないと感じています。

ですが、加速中に黒煙を出しながら走るのは私的にはちょっと我慢出来ない部分が有りますのでその辺は気にしながらセッティングさせて頂いて居ます。


毎周、毎周画像の様な火を噴きながら走れるようになって貰えるとセッティングしている身としては嬉しくなりますね!


それでは、この辺で...

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