RB26ブロックのメクラ栓抜きです。
garage nakamuraです。
RB26のブロックに数箇所あるメクラ栓を抜きました。
加工に出していたブロックが帰って来ましたので、いよいよブロックの加工を始める事となりました。<大げさですが...^^;
実際にプロとして作業されている方から見たら、
そんな事当たり前だろ!
と言われそうですが、私のブログを読んで下さっている方と言うのは、そういう部分も含めて知らない方もいらっしゃる訳ですから、
その辺も含めて読んで頂けると幸いです。(^.^)<まあ、プロの方から見れば、私のブログなど興味無いかも知れませんが...
まずはオイルのメインギャラリーのメクラからですが、画像はメクラ栓の真ん中にポンチで凹みを作って在ります。<ノーマルは凹みは無いです。
で、ここに8ミリのピッチ1.25ミリのタップを立てるのですが、その為に6.8ミリのドリルで下穴を開けます。
無事に貫通穴が開いてハンドタップでネジを切っている所です。
あまり一度に力を入れ過ぎてタップを折ってしまうと?
後処理が大変なので、ゆっくりと曲がりに注意しながら気を抜かずに少しずつ切って行きます。<折った経験有りです。^^;
無事にタップ掛けが済んだら、適当な内径のパイプを用意して(画像は使い古しのピストンピンです)メクラ栓の上に被せて先ほど開けたネジ穴に8ミリのピッチ1.25ミリのボルトを締めこんで行きます。
画像はメクラ栓がちゃんと抜けて来ているか?確認している所ですね。
きちんと抜けている時の、ヌヌヌと言いますか、手に伝わって来る感触がちょっと気持ち良いです。笑)
はい、無事に抜けました!<当たり前か?^^;
このメクラ栓がRB26のブロックの場合はフロントとリヤに1個ずつ入っています。
2つとも同じ大きさ形の物です。
この先端の形を良く見て貰うと?
先端が細くなっていますね?
RB26ブローエンジンの恐怖?
と言う、お題で書いたゴミやメタルかす等がここの細くなっている部分に入り込んでしまうと例えば反対側から洗浄液やエアーを吹き付けても中々洗い流せないと書いた部分なのです。
メインのオイルギャラリーですから、オイルポンプからオイルと一緒に送られてしまったゴミはどうしても溜まり易いですよね?
ですから、エンジンを作り直す時はこう言う部分も気を付けて加工しなくちゃいけないんですね!
RB26のブロックにはヘッドが乗る部分にも小さなメクラ栓とヘッドへオイルを供給しているプラグが有るのですが、
そちらは次回のブログで書かせて頂きますね!
それでは、この辺で...
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