センター試験ですね。
今日からセンター試験ですね。
大学入試でちょっとだけ良い話が有るので書かせて頂きます。
人間関係の話なので車の話以外に興味のない方はゴメンナサイです。
通じるものは有ると思うのですが...^^;
ある所に2浪の受験生が居ました。
高校の時の成績は上の下、中の上位といったところだったそうです。
どうしても自分の希望する大学に行きたいと努力はしていたようですが、
中々思うような結果に繋がらなかった様です。
彼のお父さんもお母さんも世間で言われているような 受験生に対して腫れ物に触る様な気の使い方はしていなかったと言います。
2浪している訳ですから、同級生達は20歳になりますね?
本人もそれなりにプレッシャーは感じていたことでしょう...
3度目のセンター試験の数日前にお父さんが彼に聞きました。
父)今回は、どうだい?自信は有るのかい?
息子)う~ん、やってみないと何とも言えない...
父)今度落ちたら次はどうする?
息子)う~ん...やっぱり受かりたい。
普通は受験生にたいしてこう言う会話はしないと思うのですが、ここからがこのお話の良いところなんですね!(^.^)
父)
お前がやりたいんだったら何回でも何回でもやったら良い。
お父さんもお母さんも頑張っているお前をいつもちゃんと見ていた。
若い時の2年や3年なんてどうって事はない!後で幾らでも取り返せる!
大切なのは本当にやる気が有るのか、どうかだ。
失敗したらどうしよう?なんて考える必要はないんだよ。
お父さんもお母さんも幾らでも何時までも応援する気持ちで居る。
お前の思ったとおりにやってみろ!
と言ったそうです。
お父さんの話が終わらぬうちにその息子の顔は会話が始まった頃とは別人の様に
安堵感に満ちた、穏やかな表情に変わって行ったそうです。(^^♪
その後、無事に自分の希望する大学に入れたそうです。
入学が決まって、お父さんが息子に聞きました。
父)
お前にとって、2年間の浪人生活は辛かったと思うが、
今振り返ってみて、あの2年間は良かったのか?悪かったのか?
息子)
確かに辛かったけれど、無駄では無かったと思う。
多分ストレートで受験に成功していたら、うぬぼれ てしまっていたかも?
父)
そうか?そんなふうに考えられるのだったらそれは良い時間を持ったと言う事だと思う。
これからの人生でも必ずそう言う場面に何度と無く出会う事が有るだろうけれど、
そう言う時には、今回の事を思い出して頑張ればきっと結果は付いて来る。
勿論、お父さんも、お母さんも何時でも応援している!安心して良いぞ!
息子)小さく頷き、黙ったまま聞いてる...
これは、大学受験の話ですが、受験に限った話ではないですよね。
幼稚園生でも小学生でも中学生でも勿論、大人でも親と子の間でも上司と部下の関係でも通じる話ではないでしょうか?
誰かが見てくれている、気に掛けてくれている。
そう言う想いが人間を育てるのではないでしょうかね?...
それでは、この辺で...