2011年2月 | garage-nakamuraのいやはや速い!

k11マーチの燃費アップ後のプラグ

garage nakamuraです。

先日から燃費アップ計画始めた我が家のK11マーチのプラグを点検してみました。

前回点検したのはいつだったかすっかり忘れるほど見ていませんでした。

今回、eマネージアルティメイトを付ける前に見ておくべきだったのですが、時間も無いので、まあ、いいか?と言う事で後回しにしていました。^^;


今回プラグを見るにあたって、車を移動しなければならなかったのでエンジンがある程度冷えている時に動かしたのですが

条件的には若干悪いかもしれませんが、それでも まあまあの焼け になっているようです。

皆さんご存知だとは思いますが、エンジンが冷えている時、水温が低い時には水温補正(空冷の場合は油音補正等)が入るように

コンピューターが適正温度になるまでガソリンを増量するように設定されています。


レシプロの場合で大体60℃位、ロータリーはプラス10℃の70℃位でしょうかね。

車種やエンジンの違いによって少しの差は有るでしょうが、大体上記の様だと感じています。


ですから、冷間時にはA/Fは通常よりも濃い目になっていますから水温が上がりきる前に何度もエンジンを掛けて止めてとやっているとプラグがかぶりやすくなってしまいます。(皆さんご存知だとは思いますが、ねんのためと言う事で)

冷間時にエンジンを始動する際に何度もエンストしてしまってプラグがかぶって始動不能になってしまった、なんて経験の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ハイカムやサイドポート加工されているエンジンやインジェクターが大容量の物に交換されている車ですと尚更この症状が顕著に出ますね。

夏場と冬場ではこの始動時の温度差が30度以上になる場合も有りますからそれだけガスの増量に差が出てしまう事になってプラグもかぶりやすくなってしまう点も有りますから手を入れてあるエンジンの場合は(チューニングしてあるエンジンは)冷間時のエンジン始動には注意が必要ですね。


コンピューターのセッティングの際にも私の場合はなるべく増量しないでエンジン始動出来るように若干セルを回す時間が長くなってもかぶり難いようにセッティングしています。

この辺も実際にセッティングする人の個性が出る部分でも有ると感じています。(何も考えていない人も居るでしょうが...)


おっと、話がズレズレになってしまいました。笑

プラグの画像なのですが、番手は5番です。

エンジンも補記類もまったくノーマルで4000rpm位しか回しませんし、今現在ガソリンが中々買えませんから尚更ゆっくり乗るだけですからこれで良いとそのままです。

電極部分は良く焼けては居るのですが、もうちょっと白くても良いと感じていますが、その周りがちょっと不満ですね。www


ただ、この状態ならば例えば高速道路などで4000rpm位で巡航してくるとこの部分もあ程度カーボンが取れてしまうでしょう。(^^)v

何を根拠にそんなことを言えるの?と言う方もいらっしゃるでしょう。(^.^)


それはねじ部の右側の部分を見てもらうと判るのですが、カーボンが はがれ かかっていますね。

この状態ならば、もうちょっとエンジン回転が上がって燃焼室の中のガス流動が激しくなるとどんどん取れていってしまう前兆と見て取れます。


ガソリン関係の流通が良くなれば直ぐにでも出来るのですが今はちょっと我慢ですね。


この後、ブラシでカーボンを取って綺麗にして装着しましたが、綺麗に焼けているプラグは軽いブラッシングでカーボンも良く取れますよ!

プラグギャップの関係なども有るのですがその辺の話は又後で書かせてもらおうと思います。


それはそうと、お彼岸ですね。

私も女房の実家に19日に線香をあげに行って来ました。

本来ならば被災に合われた方々も親戚知人のためにお線香を手向ける連休だったのでしょうね...

それさえも出来ぬ状況で辛い避難所生活を余儀なくなれていらっしゃる方々のことを想うと心が痛みます。


中々ガソリンが買えない等と、被災地の方々のご苦労を考えると贅沢は言ってられないですね。

少しでも早く燃料関係も含めて物資の供給がスムーズに出来るようになることを祈って居ます。


それでは、この辺で...


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RB26インマニガスケット交換など

garage nakamuraです。

RB26インマニガスケット交換の依頼を受けました。

このエンジンはステージアのオーテックバージョンに搭載されているRB26なのですが、

少し前から2番のインジェクター付近からガソリン漏れした様な痕が有るのですがと、オーナーさんが心配していまして車を見せて貰ったらインジェクターの漏れとは違いますね。

という事で車を預かって現在修理中です。

オーナーさんはこの車で以前に6番のインジェクターからガソリン漏れを経験していたので今回も同様なトラブルかと考えていたようです。


このエンジン走行距離は17万キロを越えています!

3万キロ程の時に中古で購入されて(その当時生産廃止で新車は有りませんでした。)


4万キロの時点でmotecm4を取り付けてそれから約13万キロ走っています。

購入してからブーストは1キロでこれまで一度も変更していません。<純正のソレノイドをmotecで制御しています。

エンジンは勿論タービンもガスケット関係も総てノーマルです。<タイミングベルトは10万キロの時点でノーマル品に交換して有ります。

画像を見て頂くと判ると思うのですが、2番以外の所もガスケットがこんな感じで危なくなっています。<2番は当然切れていました。

今回はこのマニホールドのガスケットとスロットルの6枚のガスケットを社外品のメタル製の物に取り替える事にしました。


エンジンは17万キロ走ったにしてはとても調子良いですね、まだまだ  が有るように感じられます。

オーナーは殆ど毎日乗られていますから変わらないと感じていても多少気が付かない場合なども有るかと思ってたまには私も乗らせて貰うのですが、

なんで?と思うほど  が落ちていないです!<おとなしく乗ってるからだろ?と言う方もいらっしゃるでしょう...<これが違うんですね!(^^)v


マニホールドの画像を見て貰っても判りますよね?


取り外したままで全然掃除もしていないのですよ。

ブーストも掛けずにゆっくり乗っているだけだともうちょっとカーボンが付いていても不思議ではないと思いますし、普通はもうちょっと汚れていても良い筈です。

勿論、オーナーさんの乗り方やメンテナンスも良いのは当然なんですが、これがmotecの良い所なんですよ!

上手く写らないので画像は取ってないのですが、ヘッドのポートの方もカーボンは無いと言っても良いほど綺麗になっています!


ガソリンが燃調が濃いんだろ?と思うでしょ?>ごもっともです。

ですが、そんなに燃料が濃いまま乗っていたらいくらオイル交換を3000キロ程度でやっていても17万キロも乗れて居ないとは思いませんか?

きちんと制御出来ていると言う事はエンジンの振動が少ないという事に繋がると感じています。

振動が少ないという事はエンジンがスムーズに動きやすいのではないでしょうかね?

結果として燃費も良いですし、綺麗に燃えてくれますからカーボンの付着も少ないと良い方向に向いてくれるんではないかと...


オーナーさんは、30万キロ位は乗れますかね?と毎月3000キロ位のペースで乗られています。

ヘッドガスケットがノーマルのアスベスト製のままなのでその点は心配ですがそれ以外は大丈夫でしょう!と私自身も感じています。

本当に30万キロ走ったらエンジンの中身はどんなになっているか是非この目で確かめたいと今からとても楽しみです。(*^^)v


それにしてもRB26のインテーク周りは狭くて入り組んでいて作業がやり難いです...

それでは、この辺で...


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33GTRキャンバー調整

garage nakamuraです。

先日33GTRでサーキットを走っている たかっちさん のリヤのキャンバー調整をしました。

以前サーキット走行をしていない頃は兎に角タイヤの内減りを気にされる方で

車高も少しは下がっているのだから(車検には通ります)少しはしょうがないですよと説明はしていたのですが、

どうにも納得出来ないようでブッシュ関係の痛み具合も進んで来た頃に足回りのオーバーホールも兼ねてリヤのアッパーアームを調整式の物に交換してノーマルの範囲よりもキャンバー調整が大きく出来るようにして有りました。


サーキットを走り始めると今度はタイヤの外側が早く減り出しますからタイム云々では無くて、実際にタイヤの減り具合を見ながらキャンバー角を増やしていたのですが

最近はそれでも足らなく成って来たようでもう少しねかせますか?と言うことで又ちょっと増やしました。


セカンドカーを持っているので最近はこの車では待ち乗りは余りしないようですが、それでもサーキットまで片道80キロ位有りますし、勿論自走ですから3度以上付けてしまうとどうしても極端に片減りを誘発してしまいますから難しいところですね。


画像はキャンバー調整が済んでこれから各アーム類を本締めするところの画像です。

調整用のアッパーアームを動かしただけでも確かに変更は出来ますがそれだとブッシュ類のたわみが効いてしまってきちんとした数字が出ないですね。

ですから、リヤのアップライトに繋がっている各アーム類が動く程度に緩めて調整後に又締め直しと言う順番になります。


ですから、サーキットでこの作業をすると成ると時間も掛かりますから中々現場でチャッチャと済まそうと言う訳には行きませんからピロ足が有効になって来ますね。

ピロポールで組んだ足ならば止めてある所に関係なく動いてくれますからキャンバー調整などもそこだけ自由に動かせます。

やっぱりピロは良いよな~!等と話をしながら無事に作業を終えました。www


うちではコンピューターアライメント機器の様な高価な物は有りませんから簡易的な計測機で済ませて居ますが、それでも今まで不足無く出来ていると感じています。

誰でも知っているトーイン調整にしてもタイヤが片減りしてたら正確には出ないですよね?<コンピューターアライメントでも同じだと思うのですが...

出来れば新しいタイヤを入れて直ぐに調整した方が正確に出るので気になる方は一度やってみると良いかも知れませんね!

それでは、この辺で...

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ロータリーセッティング決まらず...

garage nakamuraです。

昨日はつくば2000でFCのmotecのセッティングをしました。

走行会の参加で走行時間もある程度走り放題と言うことで先日エンジンの慣らしも済んでいたので一気に畳み掛けるつもりで前日から私のセッティング用のmotecにデータを移す準備をして空燃費計も補正を済ませて準備万端のつもりだったのですが...


走行が始まり徐々に回転を上げて行って6000rpm位のシフトアップ直後にノックメーターが反応するとピットイン。

点火マップをドライバーの話を元に変更して行くのですが、中々思ったようにノックメーターの反応が変わりません。

兎に角ロータリーエンジンの場合のノックは軽く見ていると一瞬でブローですから空燃費計とノックメーターを見てもらいながら進めて居たのですがどうも何か変です。


ほんとは私の準備していたロガー付きのmotecで走ってもらってロガー画面を見ながらパソコンを2つ持って行っていたんですね。

ところが、そちらに付け替えると、どうもアイドリングから不調に成ってしまってそのまま走らせるには心配です...

その場でデータを作り変えてクランク角のセット合わせなんて事をやっていると今までの経験上まず良い方向には向かいませんからログデータは諦めてお客さんのmotecでセッティングを進めていました。


それでも何とかセッティングを進めて行くとどうもノックメーターが過剰反応している様だと感じて来ました。

今までよりも少しは出るけれど、回転を上げて行ってもそれ以上には出ないと?


あれ~!やられました!<私がやったんですが。^^;

この車、先日スポット増しをやらせてもらって、随分と雰囲気が変わったとオーナーが言っていたんですね。

慣らしの段階でミッションのフィーリングが良くなってカチカチ入ると言われた時に、可也やれて居たんだね!気が付いて居た筈なのに...


ボディーのゆがみやねじれが減った分ダイレクトに振動がノックセンサーに集まるようになっていたんです。

その分のノックメーターの反応だと気が付くのに時間を取られました...<駄目ですね、海よりも深く反省です。m(__)m


ノックメーターの件が取りあえず納得出来て次は空燃費のセットに入っていったのですが、今度は空燃費系の数字がちょっと薄めです...

セッティングの数字的には大き目の数字を入れているのですがそれでも足らないような雰囲気です?

ブーストは0.9キロ、インジェクターは1000cc4本ですから大丈夫なはずなのですが、インタークーラーが結構良い仕事をしていそうで以前から気にはなっていたのですが...

取りあえず燃料レギュレターで圧を上げて様子を見ると確かに濃い目に向くようで燃料ポンプはOKの様です。

少しずつ決まりかけては居たのですが、点火時期も下げ気味、燃料も濃い目、私的には全然納得が行かないセッティングのまま走行時間終了となってしまいました。


朝一からの私の段取りの悪さ、ノックメーターの異常反応への解析、そして燃料の入り具合の異常さ、などなど

反省するべき点が沢山出てしまって、自分の力の無さにがっかりです...


motecだから直ぐに決まる!そう過信していた自分にもっと早く気が付くべきでした。

以前、あるメーカーの方から「フルコンと名の付くものは総てセッティングする人の力次第です。」と言われた事を思い出しました。


うぬぼれているつもりは全然無いのですが、どこかでそう言う慢心が有ったのかも知れませんね。

気持ちを引き締めてこの次は it aims at the best setting を目指します!

それでは、この辺で...

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この音が中々出ないんですよ!

garage nakamuraです。


私は良くブログでエンジンの音について書いているのですが、皆さんはエンジンの音についてはどうでしょうか?

どうでしょうかと言うのはどんな音が好きですかと言う事なのですが、それはどの種類のエンジンの音が好きと言う事ではなくてです。


同じエンジンでも1台1台音が違いますよね?

まったくノーマル状態のエンジンならばそれほどの違いは出ないでしょうしここでは省きますね。


そもそもそのものが、付いているマフラーや補記類によっても変わって来ますから文字で表現するには難しい部分なのですが、

エンジン回転が上がって来て最大トルク最大パワー付近になっている時のエンジンの発している音が良い音のエンジンて中々無いんですよ。


これはV型とか直列とかロータリーとかの違いとも余り関係無いのでそこの所も加味して読んで頂けると有りがたいです。


きちんとしたノウハウの元に綺麗に丁寧に組み上げられたエンジンを、これまたきちんと制御できるコンピューターでばっちりセッティングされたエンジンの音って何とも良い音を奏でてくれるんですよ!


何を言ってるんだか訳ワカンネ~よ!何を言いたいんだい?と言われるのは承知の上で良い動画をYOUTUBEで見つけました。

よかったら こちらを 見ていただけるとロータリーサウンドが聞けます。(携帯でご覧の方、ゴメンナサイ!)

タイムが早いとかエンジンパワーが何馬力だとかと言う問題では無くての話です。


探せばまだまだ沢山有るのでしょうが、この動画が良く聞こえるんですね。

どうです?何か感じました?


私が注意して聞いているのは、又、はっきりと感じられるのは1速~2速にシフトアップした直後にエンジンが ウッウッウッ~♪ と言ってるでしょ?(^^)v

普通はウ~と言う感じの音で上がって行くんですね。


ドラッグですからダンパー類のセットもそれなりに柔らかいし、タイヤもたわむからと言われるかも知れませんが<確かに有るとは思いますが...

でも、あの音はエンジンが車を前に進めたがってる音だと感じています。

あの音が出ているということはセッティングが決まっているのは勿論の事で、その他にエンジン本体に力が無いといくら良い補記類を使っているからと言っても出ないんですね。

トルク特性をあのポイントに持って行っているからだろう?と言われるかも知れないのですが、それが技術=腕だと思うんですね。



これはレシプロでもロータリーでもターボでもNAでも関係無く決まっているエンジンは出ます!勿論パワーも出てます!

クラッチがスライダークラッチと呼ばれるすべらせて使用する物やミッションがATI等のコンバーターで回転やトルクを調整している物だと良く聞こえないのでそのクラスはパスですが...^^;


ほんとにほんの少しの部分なんです。

でも、そのほんとに少しの部分が非常に大切になって来る部分だと感じて見ているとそれに付随して色々な別の部分が見えて来るって事が有るんですね。<あくまでも私の場合なので総ての方に通用するとは思っていませんが...^^;


多分ほとんどの人は余り気にしない事なのでしょうが、私は兎に角このが気になるんですね。

ですから、↑の様な音のするエンジンを組める人には凄い尊敬の念を抱きます。


私の私だけが出せる音を目指して良い音の出るエンジンを組みたいな~と改めて思い返した動画でした。

それでは、この辺で...

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ドライサンプじゃなくちゃ無理ですね?

garage nakamuraです。

先日のブログでS20のドライサンプのエンジンの記事をアップしたのですが、

youtubeでポルシェエンジンのベンチテストの様子が載っていたので思わず見入ってしまいました。


最近のエンジンベンチはシュミレーションベンチとか言って実際にそのサーキットを走行している様な負荷を掛けてエンジンを回しています。

コースに合わせてシフトアップ&シフトダウン、アクセル全開やハーフアクセルそれにエンブレもプログラムを組めばそれに合わせてアクセルをモーター制御で自由自在なのでしょう!

勿論そのコースに合わせた負荷も掛かるようになっているわけですから直接現地に行かなくてもほとんどセッティングは取れてしまいますね。

どんな味付けも自由自在ですから実際にコース上に出た時にはほぼ仕上がった状態で走り出せるわけですから時間的な余裕も安心感も増しますね。


それで、今回のポルシェエンジンで掛けているベンチはそれの上を行く様なベンチです!

このサーキットはニュルブルクリンクになっているそうですが、コースの傾斜や車の動きに合わせてエンジンが傾いています。

エンジンは997のエンジンを専用の台に載せてのテストのようです。

これを見た私の感想は、こんなに動いてるの?と言うのが実感でした。

左下のメーターの左がコース図になっているのですが確かに切り返しの時などのエンジンの傾き具合が変化しているのが良く判ります。


面白くて何十回も見てしまいましたが、最初は「おっかね~!」と言う恐怖感のようなもを感じました。www

落ち着いて見ていると確かにこれではドライサンプでなくてはオイル給油は間に合わないでしょうね?

ポルシェは元々ドライサンプで作られていますが市販車の物をそのまま使っているのかどうかは判りません。


エンジン特性はやはりトルク型なのかな?と言う感じですが7000rpm位の音もメカノイズが乗って来て私の好きな音です。(^^)v

このベンチで再現しているようなドライビングやアクセリングは到底出来ないでしょうが、やっぱりドライサンプが良いですね~

youtubeのリンクを こちら に張っておきますので興味の有る方は見て下さい。

アダルトサイトや変なサイトには飛ばないから大丈夫ですよ!^^;

それではこの辺で...

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ハコスカGTRドライサンプ仕様!

garage nakamuraです。

ハコスカGTRドライサンプ仕様のエンジンルームの画像です。

エンジンはS20ですね。


なんでドライサンプのポンプの見える方から画像を取らないの?と成りますよね...

ところが、このS20に付いているドライサンプのポンプはエンジンの中に取り付けるタイプで外からは見えないようになっているのです。

通常はブロックの前方にブラケットを介して取り付けクランクプーリーからベルト駆動するのが一般的なのですが、S20の場合はノーマルのオイルポンプを取り外した所にこのドライサンプのポンプを取り付けてギヤ駆動で動かしています。

ブロックには元々ドライサンプオイル取り出し用のねじ穴が有ります。

設計段階でそういう使い方を想定した作りなんですね。

ワークスが威信を掛けてレースをしていた時代です。良い時代だったと思います。


日産がワークスで使用していた頃の物と限りなく近い状態に作ったものだそうです。

オイルの容量は約12L入るように作られています!

画像の右上の黒いタンクがオイルの入っている部分ですね。


オイルクーラーも付いては居ますが、夏場にサーキットを走っても兎に角油温が上がらなくなったそうです。

確かにオイルが12Lも入れば温度は抑えられるでしょうね。

1回のオイル交換の金額はちょっと大変でしょうが、ある程度長く乗れますし、安心してコーナーも踏めるでしょうし何よりもマニアックでマニアにはたまらないパーツの一つですね。

金額もここでは書きませんが 相当な金額 だったようです。(^^)v


S20エンジン自体が数が少なくなっていますからそれにまつわる話も色々と有るようです。

結構有名なお店で結構な金額でエンジンを組んでもヘッドやブロックが取り替えられていたとか、中のパーツが取替えられていたとか?

お店側としては在庫のヘッドなりブロックを加工しておいて依頼が有れば直ぐに交換して車を、エンジンを仕上げた方が効率も良いですしお客さんにも待ってもらう時間が少ないですからそれはそれで良いのでしょうが、

S20等の絶版車に関してはヘッドやブロック等も今現在新品で手に入る物では無いですから、なるべく自分の車に付いていた物を使って貰いたいと言うのが本音じゃないんですかね?

このS20のヘッドが何種類か存在するのですが、燃焼室に良くクラックが入るんですね。

プラグ~バルブシートリング間とかが結構入っている物を何度も見てきました。

軽いものならばそのまま使用していても大丈夫な物も有りますが、深いクラックですとウヲータージャケットと繋がってしまったら完全にアウトですね...


この車は先輩の所に車検で入庫されていたものなのですが、いつも必ずS20エンジンが入庫しています。

お邪魔するたびにこのエンジンを見ると早く私の車も仕上げたくてウズウズしてしまって精神衛生上宜しくないです。www

機会があればこのブログでもS20のエンジンの細部を紹介させて頂きたいと考えています。

それでは、この辺で...


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ベンツのオイルフィルターです。

garage nakamuraです。

先日ベンツのゲレンデのオイル&オイルエレメント交換をさせて貰いました。

新車で購入されてから3年間はオイル交換が無料になっているそうで、3年過ぎからうちでオイル交換をやらせて頂いているのですが

現在17万キロを超えています。


うちではベンツに関してのオイル交換は500Eとこのゲレンデ位しかないのでいつも何気なしにオイルエレメントも交換していたのですが、良く見ると随分と国産の物とは違いますね。

ちなみにこのオイルエレメントはあのマーレー社製と成っています。

画像が悪くて見えないのですが、中の左端の方に書いてあります。^^;


エレメント本体だけを交換するタイプでなるべくごみが出ないような気配りなのか、それとも他にも理由が有るのかは謎ですが、おそらく両方かなと感じています。

まず緩みが起きてオイル漏れ等という事も無いですし、油圧が高くても本体が膨らんでしまうような事も無いですから安心して踏めますね!^^;


国産エンジンだ大型トラック等がこう言う作りに成っているようですね。

乗用車ではハコスカGTRのS20エンジンがこの様なタイプで中身だけを交換出来るようになっています。


私はどちらかというと油圧は高い方が好きなのでこう言うタイプが好きですね。

一般的に言われている事ですし、最近は特にエコですから柔らか目のオイルが良いとされているのでしょうが、皆さんは如何ですか?

やはり柔らか目のオイルが好きな方が多いのでしょうか?


良くメーカーが指定しているのが柔らか目のオイルなんだからそれが良いに決まっているよ!

と、さも識者のように声高に言われている方もいらっしゃいますが、どうなんでしょう?

硬い柔らかいだけでオイルの性能が決まるわけでは勿論無いですが、メーカーが指定しているからといってそれが、その粘度がそのままチューニングカーに通用するという事では無いとは思いませんか?


街乗りの場合で普通の流れで走る分には全然問題無いでしょうが、サーキット等でガンガン走る場合等、油温も街乗りのレベルでは無いでしょうし、エンジンオイルに求められる性能も街乗りのレベルでは無いですよね?

ほとんどのメーカーでもサーキット走行のエンジントラブルは保障外になっていることからも容易に想像出来ますね。


メーカー指定のオイルも悪い物とは言っていませんから誤解の無いようにお願いしたいのですが、エンジンのパワーを上げて、なおかつサーキットの様な所を走行するというリスクをそれなりに理解するという事が大切になって来ますし、それが当然だと考えるのが当たり前なのでは無いでしょうか?


サーキットでは油温が上がるから硬めのオイルが良いと思って使っていたからエンジンが壊れた!

だから硬めのオイル、例えば15W-50なんてオイルは全然駄目だ!

なーんてオイルの事は何でも知っているかのように言ってる人が居ますが、そんな事を言う事事態オイルのことを知らないんだと感じています。(^.^)

それはその方が知らないだけで世の中には良い物も有るんですよ!

大体そんな事を声高に言っている人で良いエンジン組んでる人は居ますか?m(__)m


世間一般の常識や人の話だけを信用していたらいつまで経っても自分なりの基準は出来ないと思います。

エンジンオイルの本来の目的はエンジンを保護する為の物で、レスポンスを良くしたり、パワーを上げたり、スムーズな回転をさせるのはエンジン本体であってそれに付随する補記類やコンピューターで!と言う考えで取り組んで居ます。


それでは、この辺で...



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motec通信成功

garage nakamuraです。

昨日からのFCのmotecの話題なのですが、

長年使っていたmotecinterfaceが壊れてしまって通信出来なくなってしまってと書いたのですが、

よく考えてみたらFCに使っているmotecm4というタイプの物なのですが、比較的新しい物なので、motec専用のinterfaceが無くてもパソコンショップで売っている232cのストレートケーブルが有れば通信出来る事を思い出しました。


カプラーの部分に有る通信用のケーブルを8本タイプの物から3本タイプの物に差し替えれば通信出来るようになるんでした。(^^)v

確か5、6年前に一度繋いだ事が有ったんですが、その時には何故だか通信出来ませんでした...

まあ、後で原因を調べようとは思っていたのですが、interfaceも有った事ですし、忘れていましたが今回はそのinnterfaceが壊れているようですし、近いうちにサーキットも走る予定になっているし、

そして何よりもまだ点火時期のイニシャル値を合わせていませんから何としても通信成功させなければなりません!<ちょっと大げさですが...^^;


繋いで見ると無事に通信出来ました。

それが↑の画像です。

この画面が出てくるとなぜかホットします。(^^)v

今まではパソコンはIBMの560zを使っていたのですが、最近570を購入したのでそちらも試しに繋いでみましたがこちらも無事に通信出来ました。

これで、不意なトラブルにも慌てずに済みます。


オーナーさんが仕事が早目に終わったようで遊びに来てくれましたのでフロントのアンダーパネル等の取り付けやその他諸々の車の点検も含めて色々と気になる部分の洗い出しを?していました。

この車はフロントバンパーも含めてアンダーパネル等ももファイバー製の物に取替えられている部分が多いので取り付けは苦労していたようです。

ほとんどつくばサーキットだけと言ってもバックストレートで200キロ近く出ていますし、今回ボディー補強もしましたからこれが良い方向に向けば200キロオーバーも可能になって来ますからエアロ、空力関係のパーツはしっかり取り付けておかないと危険です。

自分だけでなく一緒に走行している人達にも迷惑が掛かってしまう場合もありますからね。

そういう部分は常に気を配ってサーキット走行を楽しんでもらいたいと思っています。

それでは、この辺で...

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エンジン始動!がmotec繋がらず...

garage nakamuraです。

FCのロータリーエンジンに火が入りました。

ホンとは昨日の予定だったのですが、サーモスタットのゴムのオーリングから水が漏れてしまって、

在庫が無かったのでディーラーに買いに行ったら以前有ったディーラーが閉店...

場所を変えて行ったらお休み...

ついてない時はこんなもんですね。

しょうがないのでそのまま こうば に帰ってシール剤で組み付けてみたら止まったようなのでとりあえず慣らしだけでもここまま行きましょうとオーナーさんと電話連絡しました。

走行会の予定が有る様でなるべく早く慣らしをしたいようです。


オイルは前日に入れて有ったので水を入れてプラグを外してクランキング!(組み付け後初めて火を入れるわけですからね。)

油圧が上がったのを確認してガスポンプ、motec、on!

リヤのハウジングを新品に換えただけでポートも同じように掘って貰って有りますから、

motecのデータも変えずにクランキングでエンジンに火が入りました。(^^)v


プラグはノーマルの9番4本で始動したのですが、余り程度の良い物ではなかったのですが、全然OKでした。

水温も上がって来たので、さあ、点火時期のイニシャルを合わせようとしたのですがmotecinterfaceのledが光りません...

光らないという事は通信が出来ていない。

約16年前に購入して今までトラブルフリーで使っていたのですが、とうとう来たか?という感じです。

m800用の通信ケーブルは別に有るのですが、それでは合わないし、時間も10時を過ぎてしまったので連絡は明日(今日ですね)にしようと別の作業に切り替えました。


エンジンは1時間程アイドリングさせていたのですが、調子良いです!

途中でスロットルをちょっと開けてみると(2500rpm位ですよ)以前のエンジンより力強いフィーリングなんですね。


点火時期もイニシャルはまだ通信が出来ないのでぴったりには合っていないのですが、そんなに狂いは無い筈です。


エンジンを組んでくれたお友達に無事に火が入った連絡を入れた際にその事を告げると、


そうなんですよ、たとえリヤだけでもハウジングを変えるとそう言う変化が出るんですよ。

でもね、その変化が判らない人が多いんですよ!と...


こんな事を書くと誤解されるかも知れないのですが、判ろうとしないで車に接している人はその手の感覚が全然理解出来ないようです。

その辺の感覚が判って来るとセッティングも楽しくなってくるし、又、それが理解出来ていないと計測器だけに頼ったセッティングになってしまうんですね。



今回の修理を依頼する時に、

例えばレシプロエンジンで言えば6気筒のうちの3気筒だけシリンダーを新品にしたような物なんですね!(普通はありえないですが!)

フロント側のハウジングもまだ使える物では有るんですが、本当ならば全部新品のハウジングにするのがバランス的には良いんですよ。

と言われては居たのですが、中々予算的な問題も有りますし、お客さんの意向も有りますからそういう部分が難しい所です。

もう少しで走り出せそうですから私も気を引き締めてもう一分張りです!


あ、そうそうこの車、先日スポット増しをしたのですが、リフトで上げてドアを開け閉めしただけで効果がテキメンデスネ!

以前は開ける時も閉める時も何となくガクンという感じだったのですが、今は軽い力でパン!という感じで良い音、良い響きです。

走ってどれ位変化しているか楽しみです。(*^^)v


それでは、この辺で...

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