L型ヘッドの面研等です。
garage nakamuraです。
L型エンジンのヘッドの面研等の仕事を頂きました。
エンジンのオーバーホールの際に1mmの面研と
バルブシートを余り追い込まないでのシートカットです。
余り過激なエンジンにする予定では無いとの事で、バルブサイズもノーマルのままです。
走行距離もそんなに多くない様で、面の状態もバルブシートの状態もそんなに悪くは無いと想うのですが、
ウヲータージャケット(水穴)やその周りは結構腐食が目立ちますね...
先日のS20もそうなのですが、クーラントが入っていれば、冬場も冷却水が凍る事も無いし、
錆も出ないから安心と想われてる人が多いと想うのですが、
それは入れてるクーラントがちゃんと機能している条件での話しですし、
余り乗らないで(エンジンを始動しないで)止めっぱなしだとある程度錆も発生します。
2年に1度の交換でOKという感じで捉えている方が多いと想うのですが、
それは、オーバーヒート気味?になったりエンジンを高回転まで使ったりする事がまったく無いような車に対しての話だと想いますよ。
スポーツ走行的な走りをする車の場合は1年の内 例えば春と秋などに交換してあげると良いのではないでしょうか?
サーキット等で使っていると、へたったクーラントは水温の下がりが凄く悪くなってくるのが何よりの証拠かなと...
面研の方と言えば、やはり古いエンジンだけの精度のばらつきは有りますね!
フライスにセットして削りだす前にダイヤルゲージを走らせて、セット具合を確認してから削りだすのですが、
燃焼室の ザグリ深さ が微妙に違う気筒も出て来たりします...
バルブガイドのセンターとバルブシートのセンターが合っていないなんて言うのは当然ですね!笑)
この点についてはRB26なんかもL型程ではないにしろ出てしまうようですね。
メーカー側の型の問題なのでしょうか?それとも機械側の問題なのでしょうか?
それとも、作業している人間の問題なのでしょうか?...(全部かな?笑)
ヘッド面研が続いたついでにシートカットに使うカッターを載せる台も研磨し直しました!
材質は45Cなのですが、以前のバイトの切れが悪くて面の凸凹が気になって気になって...(自分でやっといてね!^^;)
少しでも綺麗な面になって、カッターの電磁石の吸い付きが良くなって綺麗に素早くカット出来ます様に願いを込めて!
それでは、この辺で...
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